大分市内の小学校で昨秋から今春にかけ、市内の食品製造会社が納入した給食用パンに虫などが3回混入し、市教委がこの会社に厳重注意していたことが11日分かった。
市教委などによると、昨年9、10月と今年4月、同じ小学校で児童が給食のパンを食べようとしたところ、パンの中から髪の毛、ビニールの切れ端、ゴキブリが見つかった。3回とも食べる前に別
のパンと取り替えた。
この会社は給食用食品を一括納入する大分県学校給食会と契約。市内の75小中学校のうち二十数校に週3回パン、週2回米飯を納入している。
市教委は異物が見つかるたびに口 頭で指導し、会社側は「衛生管理には注意していたが、従業員がうっかりしていた」と釈明したという。
市教委は「学校給食は安全が第一であり、厳しく指導した」と説明。実際に健康被害がなく、二十数校分を納入する代わりの会社を見つけるのが難しいことなどから契約解除は求めない考え。会社側は「代表者と連絡が取れずコメントできない」と話している。
【柳原美砂子】
[毎日新聞9月11日] ( 2000-09-11-22:55 )