2.経営幹部による内部監査
年1回はHACCP全体の内部監査が必要である。下記に内部監査手順を述べる。
この内部監査用のフォーマートはHACCPの教育資料としても有効である。
- メニューを再検討する
監査人が調理人に調理プロセスに関して質問をする
監査報告書の事項にしたがって
- 危険性の高い食品の重要管理点とフローチャートを特に重点的に監査する
- 危険性の高い食品の下処理が始まる時点に合せて監査を開始することが望ましい。
- 危険性の高い食品に使用されている食材の現物確認をする
- 危険性の高い食品の残っている物を監査対象とする。冷蔵庫の中から調査をし始めることが有効である。必ず食品の温度を測定する。
HACCP検査
前記のステップの通り検査を行う。調理行程を観察し調査する。
- いろいろな段階での食品の温度を測定する。食品の保存中の温度を1―2時間おきに測定する
- 手から、生鮮食品、表面、やお手拭きなどからの2次汚染に注意する
- 調理プロセス、食品の移動、容器などを観察する
- ワークシートを使い食品の温度/時間を記録する
- 厨房のレイアウトを簡単にスケッチし、生鮮食品の動き、調理された食品の動き、汚れた物の動きを記録する
- 危害や重要管理点を記録したり必要であれば写真を撮る
- 特に管理限界から逸脱したポイントを記録する;例えば生のチキンから汁がたれているとか。
実際の調理行程をフローチャートに直す。収集したデータに基づき危害の可能性、重要管理点などを危険性の高い食品フローチャートに書き入れる。重要管理点とは危害を未然に予防できたり、コントロールできたり、モニタリング出きる点である。時間/温度グラフを時間/温度表より作成する。
HACCPシステムが採用されている施設内の監査を行う時下記の項目も再検査する必要がある
- HACCP計画書
- 重要管理点記録
- 基準からの偏差と修正措置
- 検査報告書
- 従業員教育記録
グループプレゼンテーション
記録したフローチャートをオーバーヘッドなどでグループのメンバーにも重要なポイントを共有することも重要である。
最終報告書
もし施設を教育の場として提供された場合最終報告書をまとめて感謝の文面と一緒に経営者に報告することが必要である。
最終報告書に含まれるべき物は;
- 危害と重要管理点が書き込まれているフローチャート
- 時間/温度ワークシートとグラフ
- 提案書
- その他の観察記録
