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〜2005年12月トピックス〜
食中毒:A病院で14人が症状 /佐賀 (12/31)

みやき町の「A病院」が28日、入院患者が下痢や発熱などの症状を訴えている、と鳥栖保健所に連絡。調査の結果、10〜87歳の患者14人が発症、うち8人から、食中毒を引き起こす細菌「カンピロバクター」を検出した。いずれも軽症で、現在は全員ほぼ回復しているという。
 県生活衛生課によると、原因は重症心身障害者用の病院給食。他の病棟よりも調理工程が複雑で、今月22日前後に出した鶏肉加工品を取り扱う際、汚染した可能性があるとみて調べている。
(毎日新聞)

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ノロウイルスを検出 特養「A」での食中毒 (12/31)

甲賀市信楽町の特別養護老人ホーム「A」の入所者と職員が下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴えた問題で、滋賀県は31日、入所者と職員計3人からノロウイルスを検出したと発表した。水口保健所はノロウイルスによる感染性胃腸炎と断定した。
 県によると、28日から31日までに発症したのは70−102歳の入所者14人と、職員17人の計31人。うち4人が入院しているという。
(京都新聞)

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酒かすサプリメント:太冠酒造が発売 /山梨 (12/29)

甲府市若松町の酒造会社「太冠酒造」(大沢慶暢社長)が、酒かすをフリーズドライした粉末の健康補助食品「酒粕サプリメント」の製造、販売を始めた。
 同社は7月、仕込みに天然バナジウム(ミネラル)が多く含まれるという富士山の水を使った日本酒を発売。その日本酒に作る際に残った酒かすを活用した。
 商品は2種類あり、現代人に不足しがちな成分を補給するという目的で、健康、美容の二つの効果を狙った。「インサイダーダイエット」にはカルニチンなどを混ぜてダイエットが目的。若返り効果を狙った「インサイダーアンチエイジング」にはコラーゲンなどをプラスした。味は酒かすそのものだが、フリーズドライする段階でアルコール分を飛ばした。ジュースやかす汁に入れて飲んでも合うという。
 大沢社長は「これからは日本酒がおいしい季節。サプリメントを飲んで体の体調を整えて、日本酒を楽しんでほしい」と話している。【中村有花】
(毎日新聞)

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10大危機 河川の水質汚染トップ 食への信頼揺らぐ (12/29)

今年一年間で中国の市民生活を最も脅かした問題は、河川の水質汚染−。吉林省の石化工場爆発事故で有害物質が河川に流入したほか、広東省の河川も工場から流れ出したカドミウムで汚染されるなど、飲料水の水源汚染が相次いだ。また、鳥インフルエンザの流行とともに、ケンタッキーフライドチキンや国産ビールから発がん性物質が検出されるなど、食の安全にかかわる商道徳が厳しく問われた一年だった。(相馬勝)

 ≪「新週刊」報道≫

 中国の「今年の十大危機」として、中国の週刊誌「新週刊」が伝えた。市民が生活していくうえで最も困った問題を中心に選出したもので、食の安全にかかわる問題が上位に並んだ。

 一位の水質危機は、吉林省の工場爆発でベンゼンなどが大河の松花江に流れ込み、水質汚染が進み、下流のハルビン市などで水道の断水に追い込まれるなど市民生活に大きな影響を与えた。カドミウムが混入した広東省の北江流域では、現在も韶関市や英徳市で断水になっている。来月には省都・広州市に有害物質が到達する見込みで、今後も尾を引きそうだ。

 二位の食品危機は、中国全土での鳥インフルエンザの蔓延(まんえん)や四川省でのブタの奇病発生、広東省で汚染された魚が見つかるなど右往左往した。さらに、ケンタッキーフライドチキンに発がん性のある香辛料が使われていたことが発覚したほか、ビールにも発がん性物質が含まれていると報道された。

 乳児用の粉ミルクにも有害物質が混入されていたことが分かり、商品が撤収されるなど大きな混乱に見舞われた。今年は中国の食への信頼が揺らいだ年となった。

 四位は過労死の増加などによる生命の危機。今年は中国の著名な画家、陳逸飛や浙江大学の若手教授の何勇、雲南省のニュースキャスターの張小燕らが過労で突然死した。中国では急激な経済発展とともに過労死が増えているという。

 これと関連するのが、七位の精神の危機。中国の医療機関の調査によると、最近数年間で十五−三十四歳の推定自殺者数が年平均で約六万人に達している。この年齢層の死因は自殺がトップで、死亡件数の19%を占めており、精神の危機が声高に叫ばれている。

 五番目の危機は結婚。一九七七年からの一人っ子政策によって男女の均衡が崩れ、男性人口が増加。二〇二〇年には三千万−四千万人の男性が結婚できない計算になるという。

 また、経済発展が目覚ましいにもかかわらず、大学新卒者の就職難が続いているのも中国の実態だ。今年の新卒者の就職率は73%。大卒者は三百三十八万人で、昨年より五十八万人多かった。中国政府は大学生を増やす方針で、今後数年間は大卒者の増加が見込まれるため、今後も就職率が低下することが予想される。日本同様、中国でもニートやフリーターが増加し、社会問題化するのは時間の問題といえる状況だ。

 最後のサッカー危機は、中国プロサッカー界の八百長騒ぎや、ワールドカップやユニバーシアード大会での中国代表チームの予選敗退など、どん底状態にある中国サッカー界の現状を憂えたもの。サッカー試合の観客は最盛期の四分の一に落ち込むなど、中国民衆のサッカー離れも進んでおり、危機から立ち直るのは容易ではない。
(FujiSankei)

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お節料理:はじめてのお節作り 「5時間半で13品」に挑戦 楽勝…のはずだったのに (12/28)

◇菊花かぶ開かず/田作りはカチカチ

 お正月の楽しみは、お節食べてごろごろすること。でも一度でいいから「これ私の作ったお節よ」なんて言ってみたい。ん? 料理研究家・検見崎聡美さんの「12月31日から間に合うSPEEDおせち」(インデックス・コミュニケーションズ、680円)。なになに、午前9時から午後2時半までで、13品が完成!? ……というわけで主婦歴10年の同僚・浜田の助けを借りてチャレンジ。2人でやれば楽勝!のはずが……。【挑戦・有田浩子、介添え・浜田和子】

 買い物や、数の子の塩抜きなどの下ごしらえは、前日までに浜田が担当。道具がそろった浜田宅のキッチンで始まった。

 タイムテーブルでは、初めの30分間に四つのことをやらなければならない。黒豆を煮る鍋をコンロにかけ、田作りや炒り鶏など四つの料理に使うだし汁を作る。さらにニンジンやゴボウ、レンコン、タケノコなど炒り鶏の具を切ったり水にさらしたり。

 本には「ゴボウは皮をこそげて乱切り」とある。「え? 乱切りって?」。浜田に聞くと「回して回して」と切るまね。何それ。下ゆでを終えたら既に30分以上経過。もう一つやるはずの、昆布巻きの下ごしらえどころではない。浜田に託す。

 9時半から、たたきゴボウに取り掛かろうとして、ミスに気づいた。ゴボウをすべて炒り鶏に使ってしまい、残っていない。結局、浜田が買い出しに行く羽目に。このあたりからタイムテーブル通りの進行が怪しくなってきた。10時を過ぎると、エビ、ブリ、イカの下味つけが待っている。「エビは背わたを取る……」「背わたって??」「節の間からこうやってようじを刺して……」と浜田。

 一品ごとに味をしみこませるためにバットやボウルが必要だが、先に切った野菜などが入っており、器はいくつあっても足りない。下味つけは結局ビニール袋を使った。

 本では、正午までに錦卵や菊花かぶにも取り掛かっているはずだが、それよりおなかがすいてきた。8個分の卵の裏ごしは意外に力がいる。本には昼食の時間は書いてない。浜田がパパッと片づけ、焼き飯を作ってくれた。「料理は手際。片付けや洗い物を合間にしないと手間取る」という説諭にうなずきながらかき込んだ。

 それでも少しずつ料理が姿を現し始める、のだが……。

 私が作った紅白なますは、おしんこのような厚さ。「縦に1センチ幅に切り、薄い短冊切りに」したつもりだったが……。菊花かぶも花開かず、つぼみのまま。本で上級編に位置づけられている意味を痛感した。田作りはカチカチに。ごまめ同士が強力磁石のようにくっつき、包丁でないと分けられない。

 ◇決め手は一言「おいしいよ」

 「想定外」続きで、完成したのは5時半過ぎ。予定を3時間以上もオーバー。あ〜しんど。お重詰めは浜田に託し、帰社してから気付いた。味見をしていない。浜田宅に電話すると、帰っていた浜田夫から「おいしい! 1日で作れるなんてすごいよ」とおほめの言葉。

 結局、こう言ってくれる相手がいるかどうかで、料理の意欲は決まるんだろうなぁ。くすん。

 ◇下準備が成功のコツ−−検見崎さん

 スピードお節を成功させるコツは、(1)前日の下ごしらえ(きんとんのサツマイモの皮をむき輪切りにして水にさらすなど)(2)調味料を使いやすい位置に並べておく(3)料理の手順を頭に入れる(4)鍋やバットなどの調理道具や、おせちを入れる保存容器を準備しておく−−などの作業です。友人同士や親子、夫婦でやるのもいいかもしれませんね。
(毎日新聞)

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食中毒:料理食べた34人に症状−−平生町 /山口 (12/28)

県は26日、平生町大野南の和食仕出し料理店「A」の会席料理などを食べた男女34人が食中毒症状を訴えたと発表。入院患者はなく、ほぼ全員回復した。柳井環境保健所は同店の調理部門を3日間の営業停止にした。
 県生活衛生課によると、患者は個人宅や職場など4グループ。22日昼以降、おう吐や下痢、発熱の軽い症状を訴えた。いずれも21日に同店で出された刺し身や寄せ鍋、カキやカニの焼き物などを食べていた。原因を調べている。
(毎日新聞)

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寒波でも野菜の値段安定 「工場育ち」を本格販売 (12/28)

寒波の影響でレタスなどの野菜が値上がりする中、ベンチャー企業の「ラプランタ」(東京)が、天気に左右されない“工場育ち”の野菜の生産、販売を本格化させている。
 屋内で温度や光を管理して野菜を栽培するため、天候不順の時でも安定価格で商品を提供できるのが強み。今回の価格高騰が割安感をアピールできる「最大の商機」とみて、スーパーや外食産業に対する売り込みを強化している。
 同社は1995年に設立。今年4月から長野県岡谷市の工場で、土を使わない「水耕栽培」の量産を開始し、現在は1日に約3000のレタスやハーブを出荷する。 「ピュアベジ」のブランド名を付け、当初は通信販売で売り出した後、東京都、神奈川県、千葉県内の一部スーパーにも販路を展開。寒波の直撃で、東京都中央卸売市場でのレタスの卸売価格が平年の約5割高を記録した12月半ばにも、1個(約100グラム)200円程度の店頭販売価格は大きく変動しなかった。
(共同通信)

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食中毒:大学生ら26人に症状−−東山区のレストランで食事 /京都 (12/27)

京都市生活衛生課は26日、東山区川端通四条上ル川端町のレストラン「A」で今月17日、食事した大学生らのグループ41人中26人が下痢や発熱などの症状を訴え、うち10人と同店の調理担当者2人の便からノロウィルスを検出したと発表した。同市は同店の食事による食中毒と断定、同店に26日から3日間の営業停止を命じた。
 41人は左京区内の大学のゼミのOB総会の出席者で、26人はいずれも軽症。全員回復しているという。【太田裕之】
(毎日新聞)

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明治乳業:ガラス粉混入の疑いで牛乳回収 /岡山 (12/27)

明治乳業(東京都江東区)は26日、倉敷市の岡山工場で製造した「美星 星の香牛乳」(1リットル入り紙パック)の一部に微細なガラス粉が混入している可能性があり、計80本を回収すると発表した。製造工程の部品の一部が破損したためという。
 同市と広島県福山市などで販売。賞味期限は06年1月7日、パッケージ上部のアルファベット2文字のうち左側にG、H、Iが印字されている。問い合わせは同社お客様相談センター(0120・077・369)。
(毎日新聞)

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「氷もち」生産本格化 諏訪 厳しい寒さで仕込み順調 (12/26)

諏訪地方の冬の冷え込みと乾燥した空気を生かして作る特産品「氷もち」の生産が、諏訪市内で本格化している。同市豊田の生産業者「小泉定治郎商店」は、稲刈りを終えた水田をわらで囲って「干し場」を設置。25日も、天気を計算しながら仕込みをした。

 同社の4代目・小泉定治社長(55)によると、今年は2週間ほど前から仕込みを開始。この日は従業員が、水に浸したもち米をすりつぶし、蒸し煮して溶かした乳白色の材料を、屋外に並べた細長い容器「もろぶた」に流し込んだ。

 もろぶたで2、3晩かけて凍らせたもちは、細かく切り分けて紙に包み、わらで縛って干し場につるす。天日で20日ほど乾燥させると完成するという。

 近年は暖冬に悩まされることもあったが、「今年は冷え込みが厳しくてありがたい」と小泉社長。半面、これまでは晴天の日が少なめで、乾燥は進みにくいという。

 作業は2月上旬まで続き、和菓子の材料として全国へ出荷する。
(信濃毎日新聞)

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中国産サトイモ国産と偽る 千葉の野菜販売会社 (12/26)

千葉県は26日、中国産サトイモの原産地を「宮崎県産」などと表示して出荷したとして、千葉県八街市の野菜販売会社「A」に日本農林規格(JAS)法に基づき業務改善を指示した。
 県の調査に対し、丸博は「不正表示は1998年ごろから始めた」としているという。
 千葉県によると、Aは中国産のサトイモに国産品を少量混ぜ「千葉県産」や「宮崎県産」と表示して出荷。今年1月上旬から10月下旬までに、少なくとも約4800トンを首都圏や中部地方の卸売会社などに販売していた。
(共同通信)

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米産トウモロコシからカビ毒=厚労省が検査命令 (12/26)

米国産トウモロコシから発がん性のあるカビ毒「アフラトキシン」が検出されたとして、厚生労働省は26日、輸入業者に対し食品衛生法に基づく検査命令を出した。
(時事通信)

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ケーキから球菌 23日把握、公表に遅れ (12/26)

高級フルーツパーラーで有名な東京・新宿の「A」が販売したクリスマス限定ケーキから食中毒の原因となる黄色ブドウ球菌が見つかっていたことが二十五日、明らかになった。ケーキは「B」のデザート事業部に製造委託した製品で、Aはこの事実を二十三日に把握し直ちに販売は中止したが、既に購入していた消費者へは特に対応はしなかった。健康被害はこれまで報告されていないが、かき入れ時のクリスマイブの日(二十四日)の公表を避けたとの見方もあり、「食の安全」に対する企業倫理の欠如ぶりと消費者無視の姿勢に批判の声が上がっている。
 両社によると、問題のケーキは二十一日に製造された手作り生ケーキ「マロン・ド・ノエル」(一個三千百五十円)四百三十本から、Bが行った抜き取り検査で二十三日に発覚。原材料のマロンクリームか、手洗い不足などで人の手を介して球菌がケーキに付いたのが原因とみられる。
 Bは二十三日正午すぎ、Aに「四十八時間の検体検査で球菌の数が基準値以上、見つかった」と連絡。Aは店頭に陳列していたケーキは回収したが、予約者ら既に購入した消費者には特に連絡するなどの対応はしなかったという。同社によると、販売されたケーキは最大で八十個ほどとみられる。
 A社がようやく販売されたケーキの回収を始めたのはクリスマスの二十五日午後。しかし、購入先が分かる予約者のみで、管轄する保健所への報告も同日午後だった。  Aの幹部らは「ケーキを食べてもすぐに球菌で食中毒になるレベルではなかった。正式にBから書面で球菌の見つかったいきさつなどを受け取り、具体的な検査結果を確認するのに時間がかかった」と釈明。その上で、「百二十年の会社の歴史で初めての事態。決してかき入れ時のクリスマスシーズンを避けて公表しようとしたわけではない」と隠蔽(いんぺい)の事実は全面的に否定した。
 しかし、一方で、「危機意識が甘いといわれても仕方ないが、公表すればBにとってもAにとっても信用問題でダメージになる。保健所に報告するためにも書式を整えるのに時間がかかる。うかつだった」と対応のまずさを認めている。
 A社は、三年ほど前から繁忙期のクリスマスシーズンはBに生産を依頼していた。  Bでは他のケーキも製造しているが、今回の「マロン・ド・ノエル」以外には問題はないとしている。
     ◇
≪「クリスマスには子供も食べるのに」/店頭に告知なく/「耐震偽装と同じ」≫
 東京・JR新宿駅東口を出てすぐ目の前にあるA新宿本店。地下二階にある「フーズギフトフロア」はクリスマスの二十五日、入り口前にも出店し、ふだん通りに買い物客でごったがえしていた。パンやケーキを販売する店内では、黄色ブドウ球菌が検出された問題の「マロン・ド・ノエル」はすでに店頭になかったが、今回の菌検出を告知する張り紙もまだなかった。
 「その商品は売っておりません」
 買い物客が、マロン・ド・ノエルを購入したいと尋ねると、サンタクロースの格好をした女性店員は一言。その後、ポケットからメモ帳を取り出して「この電話番号にかけてください」と事務的な対応だった。
 電話しても、女性の担当者は「なぜここにかけるんですか。売り場で売っていないのなら、(在庫が)ないということでしょう」とピシャリ。十分な説明はこちらでもなかったという。
 同店に買い物に来て、職場にケーキを配る予定という都内在住の清掃作業員(69)は、「言いたくないことをできるだけ隠すのは(マンションなどの)偽装問題と同じ。やることが汚い」と同社の対応を疑問視した。
 山梨県の主婦(51)は「そんな話を聞くと嫌な気分です。これから食べるのであまり気にしないようにします」とあきれた様子だった。
 危機管理コンサルタント会社「リスク・ヘッジ」の田中辰巳代表は「口に入るものを扱う食品会社は常に最悪のケースを予想し、“李下に冠を正さず”という姿勢が必要だ。クリスマスケーキは子供やお年寄りも口にするので、健康な大人なら平気な場合でも大変な健康被害をもたらすことにもなる」と指摘する。
 Aの対応についても「新聞などでの告知は被害拡大を防ぐために行うもの。クリスマスが終わった後に告知したとしても、まったく意味がない」と批判。「ブランドイメージをこれ以上傷つけないためにも、被害者が名乗り出たら、できる限り誠実に対応するとともに再発防止に全力を注ぐべきだ」と語った。
(産経新聞)

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ビール酵母が農薬に、病害予防効果…アサヒ発売へ (12/25)

アサヒビールは24日、人体や環境にやさしい農薬の製造・販売事業に参入する方針を明らかにした。

 ビール醸造後のビール酵母の成分に、農作物の病害を防いだり収穫量を増やす効果のあることが分かったため、商品化して来年1月から発売する。大手ビールメーカーが農薬事業に乗り出すのは初めてで、5年後には売り上げ20億円を目指す。

 商品名は「豊作物語」。健康食品などを販売する100%子会社アサヒフードアンドヘルスケア(アサヒF&H)が製造・販売する。ビール酵母から取り出した成分から作った液体で、トマトなどの根を植える前に浸したり、葉に散布するなどして使う。

 病原菌を殺すのではなく植物の免疫力を高めて病害を予防するのが特徴で、人体や農作物に害を及ぼす恐れのない「特定農薬」の申請も検討している。

 すでにレタスやイチゴの畑など20か所で効果を確認している。特に、トマトが感染しやすく、有効な対処法が見つかっていなかった伝染病「根腐萎凋(ねぐされいちょう)病」の防止効果がわかり、長野県内の農家などから早期の商品化を求める声が強まっていたという。

 アサヒF&Hは、ビール酵母を使った整腸剤や栄養補助食品などを販売しているが「農業関連商品を新たな収益源の一つに育てたい」(旭興一社長)考えだ。
(読売新聞)

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サンマさっぱり新味覚 『梅酢丸干し』を開発、販売 (12/25)

【三重県】「安全・安心、みんなどいらい元気!」を旗印に、一次産業の活性化に取り組む「熊野どいらいファーマーズ」が、熊野灘のサンマを梅酢などで味付けした「熊野灘さんまの梅酢丸干し」を開発。24日、熊野市有馬町で開かれた「くまの木て海て市場」で初売りした。(河北 直行)

 11月下旬に開いた「食真農(くまの)体感フェスティバル」の地物食材献立コンテストで、最優秀となった梅酢漬けサンマ焼きをヒントに「どいらい」会員の山本章彦さん(41)が、干物製造業の阪口商店と共同で作った。

 御浜町産の梅酢を使い、濃度を変えて試行錯誤し、紅ショウガの香りで臭みを取って商品化にこぎ着けた。酸っぱさはなく、梅干しの風味でさっぱりとした味わい。山本さんは「海の男のこだわりと農家の心意気を、干物作りの匠(たくみ)の技で仕上げた逸品」と自負している。

 市場では試食販売が行われ、買い物客が味見をしては新味覚を買い求めていた。当分4匹300円で販売し、包装を考案して、熊野の特産品に育てたい考え。
(中日新聞)

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ナタデココで高精度解析 DNA検査、短時間 (12/24)

ココナツミルクなどが発酵してできるナタデココに特有のごく細い繊維を使いDNAを高精度に解析できるプラスチック製装置(チップ)を、田渕真理徳島大特任講師(ナノテクノロジー)らが24日までに開発した。

 従来検査可能だったDNAの10分の1の長さでも判別でき、試料は6分の1あれば検査できるという。検査は短時間で済み費用は安いといい、食中毒の病原体検出や、がん遺伝子の検査などに応用できるとしている。
 DNAは、ゲルというゼリー状物資に入れて電圧をかけると少しずつ動く。長さや種類により移動速度が違い、これを利用して見分けることができる。
(共同通信)

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“大人の食育” 干物に挑戦 (12/24)

「食育」という言葉をご存じですか。健康な食生活を送るとともに、食文化を継承するため、食品を選ぶ力を身につけることです。今年7月には、国や自治体に具体策の実施を求める食育基本法も施行されました。背景には、高血圧性疾患などの生活習慣病が子どもにまで広がっている現実があり、学校での取り組みも本格化しています。

 そんな中、大人の食育を進めようという団体「日本食育者協会」が9月、大阪に誕生しました。孤食、コンビニ食が広がり、「家庭で身につくはずの食の基礎知識が伝わらない」と危機感を抱いた関西の消費者、生産者、流通業者らで発足。地域に根ざした食材や調理法を学ぶ場をつくるのに力を入れています。

 その協会から「干物作りに挑戦します」との案内を頂き、大阪市内で開かれた料理教室に参加してきました。

 講師は、兵庫県・淡路島の南あわじ市で魚の仲卸業を営む品川敬子さん。参加者約30人のうち、半数が魚を一から扱うのは初めてという20〜30歳代です。

 素材は前日の定置網で揚がったばかりの小アジ。小さい魚は流通経路に乗りにくく、捨ててしまうことが多いのだそうです。「おいしいのに、扱い方が分からず食べてもらえないのは、もったいない。うまく食べる技術を覚えて帰って下さい」。品川さんの言葉に熱がこもります。

 実習はウロコ取りから始まりました。尾から頭に向けて包丁でこすり上げると、ぽろぽろ取れます。次に頭を落として背中から開きます。品川さんが包丁を背ビレの上にすーっと走らせる“模範演技”をして見せますが、みな、なかなかうまく行きません。

 「身がボロボロ」。悲鳴に近い声が上がります。それでも2匹、3匹と続けるうちに、「できた」という報告が増えてきました。

 開いた小アジに塩を振って作業は終わり。持ち帰ってベランダに数日干せば、自家製干物ができあがります。刺し身にも挑みました。

 試食。品川さん手製の干物を焼いたものに奮闘して作った刺し身、魚のあらでだしをとったみそ汁と炊きたてご飯が並びました。「捨てるところがないのね」「どれもおいしい」。会話も弾みます。

 大学2年の参加者は赤身と白身の違い以外、魚の種類はほとんど分からなかったとか。「でも、これでアジはばっちり。もっといろんな魚を知りたい」。大阪市福島区の主婦は「切り身や刺し身ばかり買っていたけど、明日からは丸ごと調理に挑戦します」と話していました。

 「流通にかかわる人と消費者のこんなつながりが、食育の基本なのだと思います」と同協会専務理事の藤掛進さん。今後も生産・流通現場の知恵を学ぶ教室を企画するそうです。

 「泉」も今年最後の掲載になりました。年末年始は、和の伝統食を楽しめる機会でもあります。家族でゆっくり食卓を囲んで、良い年をお迎え下さい。
(読売新聞)

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<受験シーズン>「合格」からめ、げんかつぎ菓子や食品続々 (12/23)

「キットカット」で「きっと勝つ」、「カール」で試験に「受かーる」。年明け以降の受験シーズンにあわせて、食品や菓子メーカーが、「合格」にからめた語呂あわせの商品などを続々と発売する。「キットカット」などはもともと、受験生間の口コミで広がった「験担(げんかつ)ぎ商品」だが、「無視できない大きさの市場に成長している」として新規参入する企業も現れている。
 「験担ぎ商品」の筆頭は、ネスレ・ジャパンの「キットカット」。同社は99年、「きっと勝つとぉ」という福岡弁になぞらえて、キットカットが九州地方の受験生に人気が出ていることを知った。03年から、受験生応援の限定商品を発売しており、今年は、満開の桜でデザインしたパッケージの「さくら風味」と、応援メッセージが同封されている「キットカットミニ紅白パック」を1月10日から発売する。
 紀文は1月16日から、「合格」の文字をかまぼこに練り込んだ「受験生応援かまぼこ」を発売する。かまぼこ板には「合格祈願」の焼き印が押されている。同社は「カルシウムなどが豊富なかまぼこを食べて受験をがんばって」と語る。
 ロッテは「めざせ合格! コアラのマーチ」を1月3日から発売する。「コアラは寝ている間も木から落ちない」という験担ぎだが、今回から受験生応援用のパッケージを新たに用意した。スナック菓子の「カール」を合格祈願「ウカール」として販売してきた明治製菓も、今年末からキャンデーの「ハイレモン」を「ハイレルモン(入れるもん)」として期間限定で販売している。
 グリコは、チョコレート「GABA」に、大手予備校の人気講師による受験に役立つメッセージのシールをつけて1月10日から販売する。
 受験生応援のメッセージをメーカーがはっきり打ち出してきたのが今冬の特徴だ。コンビニ大手のローソンは1月8日から「験担ぎ商品」を集めた受験生応援コーナーを設置する。「2年ほど前から応援商品がよく売れるようになった。応援商品にすがりたい受験生の気持ちもわかるので、コーナーを設置した」と話している。【古田信二】
(毎日新聞)

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安全な野菜 給食で人気 相生のNPOが無・減農薬で栽培 (12/23)

特定非営利活動法人(NPO法人)ひょうご農業クラブ(相生市、増田大成理事長)が神戸市東灘区・六甲アイランドで始めた幼児向けの給食が好評だ。兵庫県内産の無農薬・減農薬野菜を使用。「本物」の味覚を身に付けてもらおうと、冷凍食品を使わずに新鮮な素材で手間をかけてつくる。都市部の幼稚園や保育園からは給食のモデルとして注目されそうだ。(辻本一好)

 夢の星幼稚園(東灘区向洋町中)には、同クラブの生産者が栽培した農産物を扱う「コミュニティングレストラン よりあい向洋」で調理した給食が六月から毎週水曜日に届けられている。一回で作れるのは百二十食。このため、三百人いる園児を三つのグループに分け、週ごとに供給するグループを決める方法を取っている。

 同園の給食は、週三回仕出し、週二回が家庭の弁当だったが、保護者の発案で同レストランに給食づくりを要請。レストラン側も「お年寄りと子どもにおいしいものを食べてもらうのが大きな目的」(平岡恭子店長)と快諾し、仕出し弁当と同じ一食三百二十円で供給することを決めた。

 みそ汁は、同クラブの手作りみそを使い、料理のソースも素材から作る。「既製品と違う手作りのソースの味に慣れていなかった子もいたが、今では野菜たっぷりの料理をたくさん食べてくれる」と高橋由美副園長。

 同レストランの給食を昨年四月から使っている六甲アイランドわんぱく保育園(東灘区向洋町中)では、軟らかいものを食べることが多い園児のあごの発達を考えて、メニューにめざしを入れたり、野菜を大き目に切って出すよう依頼している。「一般の店の野菜にはないおいしさがあり、ほとんどの子が残さない。給食を見て入園を決める保護者もいる」という。

 平岡店長は「季節の野菜をたくさん食べてもらえるメニューを毎日考えている。地域ごとにこういう仕組みを考えてみては」と話している。
(神戸新聞)

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こうじ菌のゲノムを解読 おいしいみそ造りに期待 (12/23)

日本酒やみそ、しょうゆなどの醸造に利用されるカビの一種「こうじ菌」のゲノム(全遺伝情報)を、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)や製品評価技術基盤機構(東京)などの研究チームが解読した。ゲノムは約3800万塩基対から成り、遺伝子の数も約1万2000と微生物の中で最大級という。22日付の英科学誌ネイチャーに発表した。
 こうじ菌が分泌する酵素はでんぷんを糖に分解したり、タンパク質を分解してアミノ酸を作ったりする働きを持ち、この特性を利用して日本酒やみそなどの醸造に使われる。
 同研究所生物機能工学研究部門の町田雅之グループ長は「この成果を基に、みそやしょうゆを発酵させる際に発酵効率を上げたり、味や香りを良くしたりする研究が進むだろう」と話している。
 研究チームは、こうじ菌のゲノムを短く断片化した上で、各断片の塩基配列を決定し、それをつなぎ合わせて全体の塩基配列を解読した。
(共同通信)

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マグロ不正表示1割 輸入なのに「清水港水揚げ」 農水省調査 (12/22)

農林水産省は二十一日、小売店などで販売されているマグロの表示を全国調査し、三百七十七店・事業者が原産地が異なるなどの不正表示をしていたことを明らかにした。
 調査は小売店三千二店、中間流通業者六百八十三業者を対象に実施。小売店は一割を占める二百七十九店、九十八事業者で不正表示が確認された。
 生鮮マグロの不正表示で最も多いのが原産地。百二十五店で台湾や韓国からの輸入品を「清水港水揚げ」などと事実と異なる表示をしたり、輸入品であることを記さず、漁獲した水域名しか表示していなかった。輸入品は原産国の表示が義務付けられ、水域名の表示では国産と誤認される。
 事業者でも同様のケースがあり、原産地を不正表示していた三十六事業者のうち、十八事業者が国産と誤認させる輸入品だった。
(産経新聞)

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食中毒:菊陽町の飲食店で食事の17人−−カンピロバクターで営業停止3日間 /熊本 (12/21)

◇県内で相次ぐ
 県は19日、菊陽町津久礼の飲食店「A」で飲食した17人が食中毒症状を訴え、うち4人の便からカンピロバクター菌を検出したと発表した。菊池保健所が同店を19〜21日の3日間、営業停止処分にした。17人の症状は軽く、回復しているという。
 県によると、17人は菊池郡内の会社の同僚で20〜34歳。今月10日、同店で忘年会を開き、11日以降に下痢などの症状を訴え、うち8人が医療機関を受診。19日、4人の便からカンピロバクター・ジェジュニ菌が検出された。同店のまな板や鶏肉からも同菌が検出され、県は同店による食中毒と断定した。
 カンピロバクターは鳥などの腸内にあり、発症までの潜伏期間は比較的長く2〜7日という。
(毎日新聞)

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米国産牛肉:輸入再開 安全性に疑問の声も−−福岡・中央区で政府説明会 /福岡 (12/21)

米国・カナダ産牛肉輸入再開を決めた政府の対応の説明会(農水省、厚労省など主催)が20日、中央区内で開かれ、参加者からは安全性について疑問の声も出た。
 説明会は両省などが全国9カ所で開いている。福岡の会場には食肉流通業者や加工業者、自治体関係者、消費者ら約200人が参加した。
 輸入再開は、食品安全委員会が今月8日、政府への答申で「(生後20カ月以下の牛から脳などの特定危険部位を取り除く)輸出条件が守られれば、国産牛肉とのリスクの差は非常に小さい」と判断したことが決め手となった。これについて政府側の担当者は会場で、両国が食肉加工施設に担当者を配置して監視を強化していること▽今後、日本政府が査察も実施して輸出条件を守らせること――などを説明した。
 会場からは「米国には全頭検査を拒否されている。経済論理で押し切ったのではないか」「原産国の確認のしようがない学校給食現場などでは両国産牛肉を使わないでほしい」などの意見が出された。【祝部幹雄】 
(毎日新聞)

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東洋インキ、卵一つ一つにコードを印字=生産履歴の追跡で (12/21)

東洋インキ製造は21日、口に入れても安全な「可食インキ」で卵の表面に識別コードを印字し、食品の生産履歴追跡(トレーサビリティー)を容易にするシステムを開発したと発表した。生活協同組合コープさっぽろ(札幌市)が卵に22日から導入する。パックに紙ラベルを入れる方式は京都で実用化されているが、個々の卵にコードが付くのは初めてという。 
(時事通信)

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酒:日本酒+県内産のユズや梅 海南の平和酒造が発売、新ブランドに人気 /和歌山 (12/21)

◇初出荷分予約完売  海南市溝ノ口の平和酒造は、県内産のユズや梅を使って日本酒で仕込んだ新ブランド「鶴梅」を発売した。果実の風味と日本酒のまろやかさがよく合い、初回出荷分は予約で完売するほど人気が集まっている。
 発売したのは甘くてフルーティーな口当たりの梅酒「鶴梅 完熟」▽通常の約3倍の梅で仕込んだ香りの良い梅酒「鶴梅 すっぱい」▽今年収穫されたユズをふんだんに使用した「鶴梅 柚子(ゆず)」の3種類。県工業技術センターの助言を受けるなどして、日本酒独特のうまみと果実の風味を生かした酒を完成させた。日本酒で仕込むことによって、まろやかな味になったという。
 ラベルは鶴紋を配したシンプルなデザインで、ホームページのアドレス(http://www.tsuru-ume.com)を記載。同社の山本典正・営業部課長は「和歌山の良さを全国に知ってもらうきっかけになれば」と話している。
(毎日新聞)

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大豆は大事 (12/21)

日本人は昔から大豆をよく食べてきた。何せ縄文時代の遺跡から大豆の炭化物が出土してくるのだから驚く。米とともに、日本人の食生活を支えてきた二本柱といってよい。

 古く「マメ」と言えば大豆を指し、豆はマメ(健康)に通じるため正月には歯固め(三が日に長生きを願って食べるもの)に大豆を食べ、茎や葉を焚(た)いて雑煮や湯をわかし、一年の無病息災を祈った。

 また、大晦日(おおみそか)や節分には、炒(い)り豆を撒(ま)いて鬼やらいする風習は、大豆の霊力によって邪気を除(よ)けるものである。日本人は大豆を味噌(みそ)、醤油(しょうゆ)、豆腐、納豆、湯葉など様々に加工をして食べてきたが、古くから肉を忌みてあまり食べなかった日本人にとって大豆はとても貴重なタンパク資源であった。

 実は大豆のタンパク質含有量は17%もあり、牛肉(18−19%)に近いものなのである。だから大豆は昔から「畑の肉」ともいわれ、日本人の活力源となってきたのである。

 味噌汁の味噌は大豆で作られる。大豆を肉と見なすと味噌汁は肉汁ということになり、さらにその味噌汁の具に豆腐を使うと肉汁に肉を加えたことになる。

 江戸時代には納豆をご飯にかけて食べる庶民はほとんどいなかった。今のようなご飯を当時はいつも食べることができなかったからである。

 しかし、納豆はよく作られていたし、納豆売りも人口密集地には多かった。では一体どのようにして食べたかというと、味噌汁の中に入れて「納豆汁」にしたのである。多くの場合、納豆は豆腐とともに味噌汁に入れられた。

 その納豆汁は「肉汁の中に肉を入れ、さらに肉を加えたもの」ということになる。これを仮に朝、昼、晩と一杯ずつ椀(わん)で飲むと現代日本人の肉から摂取するタンパク質量を超えるほどのものとなる。

 大豆加工食品の中に豆腐から作った凍(し)み豆腐(凍り豆腐または高野豆腐ともいう)がある。実はこの凍み豆腐の栄養は、タンパク質50%、脂質33%と高い。その上、整腸作用に優れた繊維質が多く、また、様々な代謝系を動かすのに不可欠なミネラルが極めて多く含まれている。

 この凍み豆腐をニンジン、ゴボウ、ジャガイモ、昆布などとともに煮しめにして食べてごらんなさい。そこには素朴にして豪華、彩りもよろしく栄養満点、その上とても美味(おい)しい日本料理の逸品が眩(まぶ)しく輝いているのですよ。

 最近、街では焼き鮭(ざけ)や鱈子(たらこ)、筋子などを中に入れて握った豪華版おむすびが人気である。だが、何も入れないおむすびに味噌を塗って食べると、素朴で自然体の美味しさに心洗われる思いがする。とにかく大豆は日本人を育ててきた基本食材なので、これを大切に伝えていかなくてはならない。
 (こいずみ・たけお=東京農業大学教授、発酵学)
(東京新聞)

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ごはん給食を半数以上の子供が希望 ごはん食調査/JA全中 (12/20)

JA全中は、17年度子供ごはん料理教室参加者を対象に「ごはん食」調査を行い結果を公表した。全中は本年8〜10月にかけて全国11地区で子供ごはん料理教室を開催した。その際、ごはんを中心とした食習慣の確立をめざし、今後の米消費拡大事業のデータとして活用するため、教室に参加した子供(小学1〜6年生)にアンケートを実施し、結果をまとめた。アンケートは1967名に実施し、1919名から回答を得た。回収率は97.3%。
 「(ファミリーレストランで食べたりコンビニで買って食べることを含め)あなたは先週何回家でごはんを食べましたか」という問いには、夕食で7回との回答が64.4%で一番多く、朝食、昼食でも7回との回答がともに30%を上回り、ごはん食は夕食で高い割合を示した。また、「学校給食でごはんが週何回あれば良いと思うか」との問には、5回との回答が29.1%でもっとも多く、4回の25.7%と合わせると54.8%と過半数を超えた。一方、「学校給食でごはん食は週何回か」との問いには、3回が43.4%で一番多く、3回以下の合計は68.6%となり、ごはん給食を望む子供が多いにもかかわらず、現実は要望に応え切れていないことが分かった。
 また、「お母さんに作ってもらいたいごはん料理は」という問いに、ベスト3はカレーライス、チャーハン、炊き込みご飯。総合1位のカレーライスは、全国11会場中8会場で1位となった人気のメニューで、親子で食べる定番料理だ。
 ごはん食と関連して、「普段、家事を手伝うか」との質問には、72.1%が「はい」と回答。「いいえ」と答えた子供たちに「これからは家に帰って家事の手伝いをしようと思いますか」と聞いたところ、79.2%が「はい」と答えた。今回実施した『子供ごはん料理教室』では、ごはんを食べることだけでなく、作ることも体験したので、今まで家事を手伝わなかった子供も、これから家事の手伝いをしようという回答が高い割合になったものと思われる。
(農業協同組合新聞)

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もろみ酢を粉末化 (12/20)

健康食品製造販売のクレイ沖縄(那覇市、渡嘉敷朝子社長)は、原液の約6倍に濃縮した「もろみ酢」の粉末化に国内で初めて成功、ウコンなど県産素材と組み合わせた付加価値の高いオリジナルの健康食8商品を開発した。粉末化で長期保存が可能になったほか、アミノ酸とクエン酸の両機能性成分をそのまま維持している。

 同社の渡嘉敷哲専務は19日、県庁で会見し「まずは沖縄の健康メーカーに売り込みたい」と、県内の健康、食品業界との提携に期待した。県外大手業者からの引き合いもあるという。

 粉末化の研究は横浜油脂工業(神奈川県、本多秀夫社長)と共同で行い、1年半の研究期間を経て、昨年8月に成功した。技術的に難しかったもろみ酢成分の粘着性や腐敗性などを克服したほか、栄養成分を保持したままで大量生産技術に成功。1日当たり1トンの生産が可能で、現在、製法特許を申請中。

 もろみ酢を粉末化することで、長期保存が可能な上にほかの素材と組み合わせができるため、市場の需要に合わせた製品開発ができるという。原料は菊の露酒造(宮古島市)から調達する。

 渡嘉敷専務は「県内の会社とタイアップすることが理想だ」とし、県内の健康メーカーに売り込みたい意向だ。

 もろみ酢を基に受託製品生産(PB、OEM)や粉末を利用した商品開発の業務提携、各泡盛メーカーとの原料提携などで粉末の販路拡大を目指す。
(沖縄タイムス)

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中小企業奮戦記 幼稚園給食、安全でおいしい食事を /千葉 (12/20)

◇園児に「昔の味」も伝え

 幼稚園給食(船橋市三咲5)の朝は早い。調理担当の従業員は午前5時には出社する。県内を中心に約290の幼稚園向けに1日平均で約3万5000食を作らなければならないからだ。

 おにぎりなどの主食とハンバーグやコロッケなどのおかず。出来上がった少し小さめの食材は、縦17・5センチ、横13・5センチの弁当箱に詰められ、午前9時ごろから続々と運び出される。調理から搬送まで担って単価は一つ300円弱。決して利幅は大きくない。「子供に安全な、おいしい食事を届ける」という使命感が仕事の大きな支えだ。

 社長の平田伸志さん(73)が創業したのは1973年。知り合いの幼稚園長らの話を聞いて給食事業を思いついた。調理の経験はなく、1年間弁当屋で「修業」してからの開業だった。

 当時は「弁当は家庭で作るもの」という考え方が主流。営業に行っても会ってくれるのは10軒に1軒がいいところだった。成約にこぎつけた10軒ほどを相手に、細々と事業をスタートさせた。

 「安全でいいものを作れば受け入れられる」

 時代を先取りした経営感覚は、幼稚園関係者の口コミで広がり、顧客は徐々に増えていった。少子化や働く母親が増えるなどの環境変化から、ここ10年は、営業に行かなくても声がかかるようになった。

 「安全でいいもの」を提供するため、さまざまに心を砕いている。

 食材のこだわりもその一つだ。食品添加物は使わない。パン、ハンバーグなどは、特注品を使っている。野菜もたい肥を使った低農薬のものを使用するように努めている。卵アレルギーの園児のために、卵を全く使わない献立も用意した。

 栄養バランスは言わずもがなだが、同社では「日本の食文化の継承」という点にもこだわっている。園児が弁当に慣れた2学期からは、人気の食べ物だけでなく、煮物など昔ながらの味を献立に入れる。

 最近は、俵形にしたご飯を弁当とは別に提供することを検討している。3〜6歳。食の太い、細いにばらつきがある。俵形は、それぞれにあった量を食べることができ、保温性のある容器で温かいごはんを提供できる利点があるからだという。

 そのための設備投資もした。収益が増えるわけではない。「園児にいいものを提供することが、事業を安定させる」という同社の経営哲学に沿った結果だ。この姿勢は創業以来、変わっていないし、これからも変わらない。

 取引先の幼稚園にも足を運ぶことの多い平田社長はこう話す。

 「園児がおいしそうに食べる姿を見ることや、保護者からお礼の手紙を頂くのが、一番うれしいことです」【神足俊輔】
(毎日新聞)

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カズノコ:正月控え、加工ピーク−−西宮・協同食品センター /兵庫 (12/20)

正月料理に欠かせないカズノコの加工生産がピークを迎え、コープこうべ(神戸市東灘区)の関連会社「協同食品センター」(西宮市鳴尾浜、牛島康治社長)では、社員らが、無漂白のカズノコのパック詰め作業に追われている。

 カズノコの大規模な加工工場は北海道に集中しており、西日本では同センターが唯一。カズノコは、今年3〜4月にカナダ近海で捕れたニシンから取り出された。塩じめをした後、中国の工場で黒皮や寄生虫などの除去を手作業で行い、同センターへ配送されてきた。

 同センターの従業員らは塩水で洗い、水切りされたカズノコをそろえ、手際よくパック詰めしていた。過酸化水素水での漂白をしない無漂白のカズノコはやや黒みが残るが、カズノコ本来のうまみと歯ごたえが良いのが特徴。コープこうべが今シーズン扱うカズノコは約58トンで、100グラム990〜792円で販売される。【若菜英晴】
(毎日新聞)

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給食:セルフおにぎり給食の日が開始−−小山の小中学校38校 /栃木 (12/20)

小山市の小中学校38校で今月から、「セルフおにぎり給食の日」が始まった。同市が定めた「地産地消の日」(毎月18日)を受けて、月1回実施する。地元産の米飯で自分でおにぎりを握り、米への親しみや生産者への感謝を高めるのが目的。

 豊田中(佐藤哲通校長、188人)では19日、山菜ご飯のおにぎり給食だった。ラップを使って握り、2枚のノリを巻いたセルフおにぎりを食べた。握り方もノリの巻き方もセルフでオリジナル。どんぶりのご飯をそのまま大きなおにぎりにして笑いがおこったり、「超かわいい」などの声もあって、にぎやかな給食になった。【佐野信夫】
(毎日新聞)

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ノロウイルス:仕出し料理食べ、24人が食中毒症状 横浜の業者を処分 /神奈川 (12/20)

◇ノロウイルス検出

 横浜市は19日、葬儀で出された仕出し料理を食べた男女24人が下痢やおう吐の食中毒症状を訴え、ノロウイルスが検出されたとして同市鶴見区生麦の仕出し業者「A」を同日から当面の間、営業禁止処分にしたと発表した。

 鶴見福祉保健センターによると、今月11〜13日に横浜市神奈川区と東京都大田区での葬儀に出席、同業者の仕出し料理を食べた21歳から93歳の男女24人が食中毒症状を訴えた。いずれも軽症で、いずれも快方に向かっているという。【池田知広】
(毎日新聞)

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食中毒:大村の飲食店、5日間営業停止−−8人が症状 /長崎 (12/20)

 県生活衛生課は19日、大村市杭出津1の飲食店「A」を同日から23日まで営業停止処分にした。12日に同店で忘年会を開いた自衛隊員8人が腹痛や吐き気などの食中毒症状を訴え、全員からノロウイルスを検出、食中毒の原因施設と断定した。
(毎日新聞)

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未加熱殺菌牛乳が原因、ワシントン州で食中毒=FDAが警告 (12/19)

米国北西端ワシントン州クラーク郡とカウリッツ郡で発生した食中毒事件について、米食品医薬品局(FDA)は12月16日、加熱殺菌していない牛乳を飲まないよう消費者に警告した。

 FDAの発表によると、食中毒の原因は、未加熱殺菌牛乳に含まれていた腸管出血性大腸菌O157。16日までに同州で、子供を含め8人が発症。2人の子供は依然入院している。
(日本消費者新聞)

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食中毒詐欺で男逮捕/「弁当で患者」と現金だまし取る (12/19)

八重山署は17日午後6時50分、住所不定無職のA容疑者(50)を詐欺の容疑で逮捕した。

調べによると、A容疑者は同日午後1時ごろ、石垣市内の自営業の女性(71)に対し「病院からですが、お宅の弁当を食べて食中毒になった患者がいる。保健所に連絡すれば話が難しくなる」などと言って、金を要求し、現金1万円をだまし取ったもの。

不審に思った被害関係者が病院に確認をとったところ、食中毒患者の事実がなかったため、同署に届け出た。その後、市内のスーパーでA容疑者を目撃した被害関係者が通報し、駆けつけた警察官がA容疑者から事情聴取を行ったところ、犯行を認めた。
(八重山毎日新聞)

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少量の酒は肥満防ぐ!?…米調査 (12/19)

少量の酒を規則的にたしなむ人の方が、飲酒しない人よりも太りにくいことを、米テキサス工科大などの研究グループが突き止めた。米医学誌の電子版に発表した。

 研究グループは、米国の健康栄養分析調査に参加した非喫煙者8236人を対象に、1日にどのくらい飲むかなど飲酒習慣に関するアンケートと肥満度測定を行い、関連を調べた。

 その結果、1日にウイスキーなど酒類を平均グラス1杯飲む人は、全く飲まない人に比べ、肥満になる割合が54%少なく、2杯飲む人は41%少なかった。飲酒量を1週間でグラス5杯以下に抑えた場合も、飲まない人に比べ肥満になる割合が38%低下した。一方、毎日グラスで4杯以上飲む大量飲酒者は、飲まない人に比べると、肥満になる割合は逆に46%も高まった。

 研究グループは「アルコールが肥満防止に有効な理由は分かっておらず、今回の結果は、お酒を飲まない人に肥満対策として飲酒を勧める根拠にはならない。ただ、規則的に飲酒する人に禁酒を勧めるべきかどうかには議論の余地がある」としている。
(読売新聞)

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<納豆>生活習慣病予防効果を調査へ 国立循環器病センター (12/19)

国立循環器病センター(大阪府吹田市)の倫理委員会は19日、納豆が生活習慣病予防に効果があるかどうかを調べる研究を承認した。佐賀県西有田町の住民80人に毎朝、納豆30グラムを食べてもらい、1カ月後にコレステロールや血圧の低下を調べる計画。同町との共同研究で、来年にも開始する。
 同センター臨床研究開発部の北風政史部長が申請していた。研究に参加してもらうのは、コレステロールや血圧が高めの20〜79歳の男女80人。納豆は栃木県内のメーカーが無料で提供。1カ月後に同町内の病院で採血し、コレステロールなどの数値が改善されたかを同センターで解析する。
 納豆に含まれるナットウキナーゼが、高血圧の改善に有効と示唆する報告などはあるが、大規模な調査で科学的に検証した例はないという。西日本では、東日本に比べ納豆の消費量が非常に少ないため、納豆の効果が表れやすいと見られる。【根本毅】
(毎日新聞)

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食品表示の責任者育成を / 新制度検討へ (12/19)

食の安全対策について都道府県が話し合う「全国食品安全自治ネットワーク」(事務局・群馬県)は19日までに、食品表示の正しい知識を持つ「食品表示責任者」を育成し、スーパーの販売現場などに置いてもらう新たな制度を検討することを決めた。

 消費者から「分かりにくい」との指摘がある食品表示の問い合わせに的確に対応し、消費者サービスの向上を図るのが狙い。

 自治体が表示講習会を開き、受講したスーパーの社員らを食品表示責任者に認定。スーパーの各店舗や食品メーカーの表示担当者に自主的に配置してもらう仕組みを想定している。今後都道府県の担当者らが具体的内容について話し合う。
(共同通信)

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みそ作り:質素な食事で健康に 園児と一緒に仕込み−−筑前町 /福岡 (12/19)

質素な食事を通じて子どもの健康づくりに取り組む甘木市の食育研究家、鬼塚ユキ子さん(51)が筑前町の「みなみ幼稚園」で園児とともに手作りみそを仕込んだ。今年で10回目。約3カ月間、熟成させて、3月の卒園前にみそ汁で味わう。
 鬼塚さんは県内に12の料理教室を持つ。乳幼児のアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状が増えている現状を嘆き、「10歳まではベジタリアンで育てた方がいい」と菜食生活を訴えている。同園でも以前、アレルギーの子どもが多かったが、母親を対象に、菜食中心の鬼塚さんの料理教室で指導。アレルギーを訴える子どもは大幅に減ったという。
 この日は、鬼塚さんが「みそ汁とごはんと漬物だけでも、素材が良ければおいしいからね」などと話しながら、年長組の園児55人や地元の人と一緒に、地元産の大豆と塩、麦こうじを手で約30分間、こね続けた。
 かつては、こどものために豪華な弁当を作りたいという母親の反発もあったが、「最近は母親が作る弁当も自然食が増えてきています」と、渡辺芳水園長は目を細めていた。【柳瀬成一郎】
(毎日新聞)

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イネ、葉が直立で収量30%増…東大助手ら成功 (12/19)

葉の角度を変え、直立させることで、イネの収量を増やすことに東京大学大学院農学生命科学研究科付属農場の坂本知昭助手らが成功した。

 このイネは株がコンパクトになるため密集して植えられるのに加え、上部の葉があまり太陽光を遮らないので、下部の葉も良く育ち、普通のイネより単位面積当たりの収量が30%増えるという。この成果は20日付の専門誌「ネイチャー・バイオテクノロジー」電子版に掲載される。

 坂本助手らは遺伝子の一部を壊し、葉が直立するようになった34系統の変異体を解析。茎葉の伸長などを制御する植物ホルモンを作る2種類の酵素の一つだけが壊れたイネでは、葉の角度が変化し、欠点もなく収量が増すことを確認した。

 葉を直立させると、収量が増すことは、理論的に予想されていたが、実際は、葉の直立と同時に、草丈が著しく低くなったり、実を付けなくなったりして、うまくいかなかった。

 坂本助手は「日本の稲作は多肥多収が主流だが、今回の技術を応用すれば、肥料に頼らず増収が図れる」としている。
(読売新聞)

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刺身の鮮度色で判別 東京海洋大が測定法開発 (12/19)

黄色なら刺し身でOK−。特殊な溶液の色の変化で、魚の鮮度が測定できる方法を東京海洋大の浜田奈保子助手(応用生物化学)らの研究チームが開発した。発色剤や酵素などを注入した小さなカプセルを、魚の横に置くだけで鮮度が判別できる。「温度状態によって酵素が化学反応を起こすのを利用」(浜田助手)したもので、発色剤の変色で調理方法の目安が分かる仕組みだ。刺し身で食べるなら黄色のときに。その後は品質が劣化するごとに薄紫色から紫色に変わり、加熱調理の必要性や廃棄処分した方がいいかどうかを教えてくれる。
 岩手県大船渡漁港で十一月に行われたサンマなどを使った実証試験では漁業者から高い評価を得た。実用化には簡単に扱える検査キットの量産が必要。浜田助手らは開発を急いでいる。 
(産経新聞)

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鳥インフル、ウイルスに変異か=人のみ発病の可能性も−中国専門家 (12/19)

【北京19日時事】18日付の中国広東省の夕刊紙・羊城晩報などによると、中華医学会の鐘南山会長は、中国で鳥インフルエンザの家禽(かきん)への感染が確認されていない地域で人への感染が起きたと指摘し、「ウイルスが変異し、渡り鳥や家禽が感染しても発病せず、人に感染すると発病するようになった可能性がある」と警告した。
 中国ではこれまで5省、自治区で6人の感染・発病者が確認されているが、広西チワン族自治区資源県など、家禽への感染が確認されていない地域で感染・発病者が出たことが報告されている。
 鐘会長は、この6人がいずれも家禽との接触歴があったことを明らかにし、「家禽と接触した人が原因不明の肺炎の症状を示したら、直ちに鳥インフルエンザのチェックを進めるべきだ」と述べた。 
(時事通信)

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甘さの秘密、ようやく科学的に解明…日本の研究チーム (12/19)

冷たいジュースやアイスクリームは、よほど甘くしておかないと「甘味」を感じにくい。

 このような温度による味覚の違いは、舌や口内の細胞=味(み)細胞=にある特定のたんぱく質によって起きることを、九州大大学院歯学研究院の二ノ宮裕三教授(生理学)らの研究チームが動物実験で突き止めた。

 だれもが実感していることだが、科学的には未解明だった。成果は英科学誌ネイチャー最新号で発表された。

 甘味を感じさせる物質が味細胞の表面にあるセンサーにくっつくと、その情報が伝わって電気的興奮が発生。これが神経を通じて味覚として脳に伝わる。

 二ノ宮教授らは、刺激の中継役となるたんぱく質の一つ、TRPM5に着目。これが体内で作れないマウスと、通常のマウスの計約20匹に、砂糖や果糖などの甘い物質7種類を、15、25、35度の3段階の温度でそれぞれ与え、神経の電気的な興奮度を測定した。

 通常のマウスでは、甘い物質の温度が高いほど、神経が興奮する傾向を示したが、TRPM5が作れないマウスでは、温度による変化があまりなく、TRPM5の働きで甘味の感じ方が左右されることがわかった。
(読売新聞)

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食中毒:福岡の51人、ウエルシュ菌原因と断定 /福岡 (12/19)

福岡市内で男女51人が下痢や腹痛を訴え、食中毒が疑われていた問題で同市は18日、ウエルシュ菌による食中毒と断定。中央区の「A」が原因と特定し、同店を18日から22日まで営業停止とする処分を決めた。患者は当初より増え、75人。
 市によると、75人は市内の病院職員や公務員らで、20〜63歳の男女。15日の昼食に同店の弁当を食べ、同日夜から翌16日にかけて食中毒の症状が現れた。
 便を調べたところ、一部からウエルシュ菌を検出。75人に共通した食事が弁当だけだったことから、弁当が原因の食中毒と断定した。同店は16日午後から自主休業をしている。
 ウエルシュ菌は、増殖する際に出る毒素が食中毒を起こす。調理後に長時間、室温で放置した食品で増殖することがある。加熱してもなかなか死なないため、市は加熱後の調理品はなるべく早く食べることや、調理済み食品を長時間、放置しないよう呼びかけている。
(毎日新聞)

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県職員の忘年会 24人が食中毒症状 徳島のホテル (12/19)

徳島市富田橋の「A」で14日夜に開かれた忘年会に出席した県職員52人のうち、24人が下痢や嘔吐(おうと)などの食中毒症状を訴えていたことがわかり、県は18日、同ホテルの調理場を6日間の営業停止処分にした。全員軽症で、快方に向かっているという。

 県生活衛生課によると、エビやタイの刺し身、豚肉の鍋物などを食べており、うち8人の便からノロウイルスが検出された。
(読売新聞)

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食育/すさぶ社会に重み増す (12/18)

食育基本法の施行を機に、各地で一段と「食育」が盛り上がっている。食の洋風化や簡便化が進み、食べ方を一つ間違うと生活習慣病が待ち受ける時代だ。国や各地方自治体、関係機関・団体が、基本法に定められた責務をきちんと遂行するのは当然だが、各家庭でも基本法が施行された背景を受け止め、実践することが重要だ。食育は「心身の成長、人格の形成にも影響を及ぼす」(基本法)だけに、その重要さはますます深まっている。

   食育は、教育機関はもちろん、消費者・生産者、その関係機関・団体だけでなく、医学界も連携して進めている。食と健康は密接に関係しており、健康づくりには幅広い団体・機関の結束が欠かせないからだ。医学界を含めた総ぐるみ体制になっているのは、国民医療費が膨れ上がっていることに生活習慣病の増大が大きくかかわっていることもある。先月は、立場を超えて食育を議論し、国民運動に盛り上げていこうと「食育国民運動・大勉強会」が東京で開かれた。学識経験者や企業経営者らで構成する食育国民運動支援機構の主催で、今後全国で開いていくという。

   地方自治体も、趣向を凝らした取り組みを進めている。昨年度、「朝ごはん条例」をつくった青森県鶴田町は、条例の基本方針である「ごはんを中心とした食生活の改善」「早寝・早起き運動の推進」の進み具合をまとめた。町全体では、朝食を毎日食べる子が、2001年の88.6%から91.6%に3ポイント増えた。肥満の子も減少傾向を示した。町は「子どもたちは全体的に早く起きて朝ごはんを食べるようになってきた」と総括した。条例推進の運動は、今後も続けるという。地域ぐるみは成果を挙げる。

   当然、各家庭での取り組みが欠かせない。基本法は、各家庭も「食育においては重要な役割を有している」と規定し、子どもの食の管理を徹底するよう父母や保護者に促している。かつてのように日本型食生活が当たり前の時代なら意識的に取り組まなくても済んだが、今日のように食情報があふれる「豊食」の時代では、情報を正しく判断する力が必要だ。バランスを欠いた食事による肥満などは、当面の改善課題だ。問題視される狂信的な健康食志向、いわゆる「フードファディズム」に陥らないよう賢い消費者に育てることが重要だ。

   食育は、体の健康だけでなく心の健康のためでもある。基本法は「子どもたちが豊かな人間性をはぐくみ、生きる力を身につけていくためには、何より食が重要」と規定する。今日のすさぶ社会を振り返ると、食育の重要さは増している。

   基本法の精神を日常の暮らしに定着させる必要がある。施行年の今年が、わが国の「食の改革元年」として歴史に残るぐらいに食育を国民運動に高めなければならない。
(日本農業新聞)

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糖尿病予防のみそ汁メニュー考案 野々市町食生活改善協が全17種類 (12/18)

野々市町食生活改善推進協議会が、和洋さまざまな野菜を組み合わせた糖尿病予防のみそ汁メニューを考案した。毎日の食事で飽きのこないよう、「パプリカと長芋」など意外な取り合わせも含め全十七種類を”開発”した。調理例を記したポスターを町保健センターに掲示し、「おふくろの味」で生活習慣病の防止を目指す。

 メニューづくりは同協議会の糖尿病予防実行委員会が行った。食物繊維に血糖値の上昇を抑制する効果があることなどから、委員会は野菜を食べやすくする工夫に主眼を置き活動を進めている。昨年は、サラダや煮物二十六種類のメニューを作成し、今年は調理が手軽で食卓に上る頻度も高い「みそ汁」をテーマにした。

 考案したみそ汁は食物繊維が豊富な野菜や海藻、キノコ類を多用し、主菜、副菜との兼ね合いから具材の量を五十グラム以上とした。エリンギやパプリカなど洋食に使われることの多い野菜を取り入れ、紫色が特徴的な金時草と、豆腐の組み合わせも提案した。

 今後、町内約七十人の食生活改善推進員を中心に、糖尿病だけでなく肥満など生活習慣病予防に広く効果のある献立として普及を進めていきたいとしている。

 メニューづくりに携わった町保健センターの栄養士西村多恵子さんは「汁物は満腹感を得られやすく、食べ過ぎに効果がある。新鮮な感覚で味わってほしい」としている。
(北國新聞)

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食中毒:かも鍋など食べ、男女16人に症状−−筑西の飲食店 /茨城 (12/18)

県は17日、筑西市外塚の飲食店「A」で食事をした33〜65歳の男女16人に吐き気や下痢などの食中毒症状が出たと発表した。筑西保健所は同店を18日から2日間の営業停止処分にした。16人は男女29人のグループで、13日午後6時半から、かも鍋や刺し身などを食べたという。全員快方に向かっている。【長野宏美】
(毎日新聞)

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みんな夢中:食品製造実習の衛生マニュアルを作成、食品安全管理研究班 /三重 (12/18)

◇「食の安全守る人」目指し−−四日市農芸高内の食品製造実習の衛生マニュアルを作成、食品安全管理研究班

 食の安全が厳しく問われる中、県立四日市農芸高校の食品科学コースに今春、食品安全管理研究班ができ、3年生6人と2年生1人が学んでいる。生徒たちは専門学校や県の講座で食の安全衛生を学び、校内の食品製造実習の衛生マニュアルを作成し、「食の安全・安心」についての活動を続けてきた。卒業後、食品産業で活躍する生徒も多く、学校で学んだことを生かし、「食を守る人になりたい」と思っている。【中村宰和】

 同校では、ジャムやジュース、クッキー、みそなどの製造実習に取り組んでいる。ところが、実習室にはいろんな機械が混在し、整理、整頓が十分でなく、天井のパイプには製茶室として使っていた時から残る粉茶やほこりがかぶっていた。最初に、実習室の掃除と片付けに取り組んだ。整理、整頓、清掃、清潔、習慣という五つの言葉の頭文字をとって、「5S」を合言葉にしていた。

 続いて、手洗いの励行を徹底するため、仕切りを設置し、製造室に入る前に手洗い専用のスペースを確保した。同時に、清潔を保つためのマニュアルをイラスト入りで作った。手を水で10秒洗ってからせっけんを使い、よく乾かした後、アルコールで殺菌する▽つめの汚れを落とす▽ピアスをしない▽時計をしない▽帽子をきちんとかぶる▽部屋に入る時には服のほこりを落とす▽トイレに行く時は、専用の上着に着替える−−など、食のプロとして求められる21項目について、実習する生徒たちに徹底するように努めた。生徒たちは、手を洗わないと、どれだけばい菌がいるのかを再確認し、汚れに驚いたこともあった。イラストを書いた柴田奈津美さん(18)は「みんながマニュアルを守ってくれるように、わかりやすくかいた」と言い、原弘美さん(17)は「細かく時間をチェックするなど、大変なこともあった」と振り返る。

 こうして、みそ製造の施設が整い、取り組みが評価され、三重県版HACCPの認証を受けた。HACCPは、食の安全を衛生的に管理する手法として世界的に認められている。また、四日市保健福祉部から、みその製造許可を認められた。加田晴香さん(18)は「HACCPの勉強をできたことはすごい。ほかの高校ではできない。マニュアルも作り、本格的な気がする。当たり前かもしれないが、食品製造の前につめを切り、手洗いや殺菌をすることの大切さを痛感した」と話していた。

 牛乳メーカーによる食中毒事件やBSE(牛海綿状脳症)、食品の虚偽表示など、現代社会では食の安全を取り巻く問題が大きくクローズアップされるようになった。生徒たちは、進路を選ぶにあたって、学校での取り組みを生かそうと思っている。専門学校に進む笹部恵美さんは調理師を目指し、「食中毒を起こさないようにするのは基本。自然な材料を使い、健康にいいものを作ってみたい」と語り、子供好きの大井美樹さんは「保育士になって、子供たちに手を洗うことの大切さを伝えたい」と言う。短大に進む鈴木望友さんは「学校の栄養教諭になりたい。地産地消に取り組んでみたい」と意気込んでいる。

==============

 【メモ】HACCPは宇宙飛行士に対し、安全な食事を提供するため、米航空宇宙局(NASA)が考案した。ハサップやハセップと呼ばれることが多い。製造工程では記録をとることの重要性を指摘し、食品処理の温度や時間など細かい基準を作り、厳守を求めている。食品会社やレストランの衛生管理などに活用され、地方自治体の中にも独自の制度を導入する動きがある。ただ、制度を導入しても、現場の担当者に食品衛生の意識が十分でないと食中毒を発生させてしまう。意識を高め、工程を常にチェックすることが求められている。
(毎日新聞)

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食の安全フォーラム:食の安全考え、料理家が講演−−さいたま市が来月24日 /埼玉 (12/18)

食べることの大切さや食の安全性について考えてもらおうと、さいたま市は1月24日午後1時半、同市浦和区のコルソホールで「食の安全フォーラム」を開く。料理家のケンタロウさんが「料理で心にも栄養を!」と題して講演する。

 同フォーラムは、BSEや食品不正表示問題などを受け、市が「食の安全基本方針」を策定したのをきっかけに昨年度から開かれている。ケンタロウさんは、料理研究家・小林カツ代さんの長男で、若者の視点から、簡単で現実的な料理や食生活を提案している。

 特定保健用食品についての説明や、食肉流通のトレーサビリティ(生産履歴追跡)を疑似体験できるブースなども出展される予定。参加無料。参加希望者は、往復はがきに代表者の郵便番号・住所・氏名・電話番号・人数を書いて同市浦和区常盤6の4の4の市生活衛生課同フォーラム係まで。26日締め切り(消印有効)。電話048・829・1300同課。【高本耕太】
(毎日新聞)

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手作り地酒で村おこしだ! 京丹後・大宮で蔵出し、ラベル貼り (12/17)

京都府京丹後市大宮町周枳の村おこし実行委員会「周枳主基(すきすき)塾」が、昨春から独自に取り組んでいる手作り観光地酒「木積(きづみ)の雫(しずく)」の蔵出しが18日行われ、メンバーらは周枳北町公民館で酒瓶のラベル張り作業などに追われた。20日から発売する。
 周枳地区には、朝廷への献上米を栽培した「主基田」があったとされ、区内の大宮売(め)神社が神酒(みき)司の神を祭っていることから、歴史にちなんだ地酒造りで観光PRを、と始まった。名称は、地元の名峰・木積山(標高274メートル)から付けた。
 昨年、発売3日で完売した人気ぶりから、今年は、酒米作付面積を3倍(約100アール)に増やし、会員の酒造会社が醸造。出来上がった吟醸生原酒は、アルコール分が18・1度。やや辛口で、口当たりが良く、こくの深い味わいに仕上がった。
 この日、集まった会員らは、新酒を試飲して味を確認。ラベル張りや袋詰め、箱詰めなどに精を出し、安田塾長は「地域の思いがこもった味。ぜひ試してほしい」と胸を張る。
 価格は、千八百ミリリットル入り3000円(税込み)、七百二十ミリリットル入り1500円(同)。同町周枳の安達酒店Tel:0772(68)0370で販売する。
(京都新聞)

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骨粗しょう症予防物質か チーズ発酵過程で生成 (12/17)

チーズの発酵過程でできビフィズス菌を増殖させるDHNAという物質が骨粗しょう症を抑える効果があることを岡山大の菅原利夫教授(口腔=こうくう=外科)、福永城司助手らが17日までにマウス実験で確かめた。
 明治乳業との共同研究。今後、骨粗しょう症予防につながる食品を開発したいとしている。
 骨粗しょう症は、骨を壊す破骨細胞と骨を作る骨芽細胞のバランスが崩れて骨の量が減り、進行すると骨がスカスカとなる病気。
 福永助手らは、臓器移植後に免疫抑制剤を投与された患者が骨粗しょう症になりやすい傾向に着目。免疫抑制剤を投与したマウスは骨の量が14%減少したが、DHNAを投与すると減少量は4%にとどまった。
(共同通信)

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食中毒:同じ弁当食べ、51人に症状−−福岡 /福岡 (12/17)

中央区保健福祉センターに16日、同区内の病院から同じ弁当を食べた職員が食中毒のような症状を訴えていると連絡があり、その後、博多、城南、西各区の同センターにも同じ弁当を食べた市民から同様の通報が相次いだ。
 中央区保健福祉センターによると、23〜63歳の51人が下痢・腹痛などの症状を訴えており、いずれも15日に中央区の弁当店が製造・配達した弁当を食べていた。食中毒の疑いがあるが、いずれも快方に向かっている。
 メニューは、カレーやハンバーグ、エビフライ、サラダ、チーズケーキなど。同センターはこの弁当が原因とみて調査しており、店は16日午後から自主休業している。
(毎日新聞)

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ノロウイルス:78人が食中毒−−松山のホテル /愛媛 (12/17)

松山市は16日、同市道後湯之町のホテル「A」で、ノロウイルスによる食中毒が発生したと発表した。同市保健所は同日から5日間、夕食を調理した同ホテルの地下1階主厨房と1階レストランを営業停止処分にした。
 同市によると、今月10日に「A」で夕食を食べた宿泊客など313人中、男性33人、女性45人の計78人が11〜13日に下痢や腹痛などの食中毒症状を訴えた。いずれも症状は軽く、現在は快方に向かっているという。従業員12人に14日、検便を実施したところ、7人の便からノロウイルスが検出された。
 ノロウイルスはカキなどから検出され、潜伏期間は1〜2日。下痢、吐き気などが主な症状で、2日程度で回復するという。【藤田健志】
(毎日新聞)

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八事五寸ニンジン:自分たちで栽培、伝統野菜を収穫−−名古屋の相生小 /愛知 (12/17)

名古屋市天白区の市立相生小学校の4、5年生59人が16日、自分たちで育てた伝統野菜「八事五寸ニンジン」を、同校近くの学校農園で収穫した。

 同校は01年度から総合学習で農業体験を行っている。地元農家らの指導を受け、約500平方メートルの農園で16種類ほどの野菜を作る。八事五寸ニンジンは大正時代から地元で盛んに作られており、色が鮮やかで甘みが強いのが特徴だ。

 この日、児童たちは最初に生で試食をし「甘い!」「もっと食べたい!」とおいしさを実感したためか、作業はどんどんはかどった。「これ、でかいよ」「変な形してる」など互いに見せ合いながら、30分足らずで6畝に植わっていたニンジンをきれいに抜いた。

 計約240キロのニンジンは、調理実習でデザートにして食べるという。【清藤天】
(毎日新聞)

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中学校の弁当販売導入:「温かい」など好評−−名張市教委調査 /三重 (12/17)

名張市丸之内の市立名張中学校が6月下旬から給食の代わりに導入した弁当販売について、名張市教委が9月に全生徒と保護者ら計1396人にアンケートし、半数近くの生徒が弁当を利用したことがあるという結果が出た。「温かいお弁当を持ってきてくれるので冬はうれしい」といった感想があり、市教委学務管理室は「好評と受け止めている。弁当販売はこれからも続けたい」と話している。【熊谷豪】

 弁当販売は業者が希望者から当日の朝、注文を取る仕組み。弁当は保温箱に入れて、食べる直前に配送することになっている。名張中学校以外の市内4中学校では11月中旬から取り入れている。

 保護者(回答数331人)の回答は「時々利用したことがある」(43・8%)と「利用したことがない」(55・3%)が大多数で、「1週間に3回以上」はわずか0・9%だった。好評な意見がある一方で、「始業前だけでなく、授業の合間にも申し込めるようにしてほしい」と実施方法で改善を求める声もあった。

 アンケートとは別に調査した、同校での対象者数に占める販売実績(利用率)は、開始当初の6月は8・4%と高かったが、10月、11月には4%台になっている。また全5中学校で始まった11月中は、全校平均で7・1%だった。
(毎日新聞)

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給食に布切れ/和歌山県 (12/16)

「混入再三、業者変更を」
 A給食センターで調理された学校給食の中に、布切れが混入していたことが、15日の市議会総務文教委員会で明らかになった。調理委託している業者は以前も異物を混入させたことがあり、委員から「業者を変更すべき」との要望が出された。

 市教委によると、御坊小と湯川小で9日、野菜スープに布きれ(縦約3センチ、横約1センチ)が混入しているのを、食べようとした児童各1人が見つけた。調査したところ、業者が野菜を機械で裁断中、飛散防止用に取り付けた布を誤って切断、混入させたことが判明。業者は1日平均約3000食を調理するうち、両校分として計504食分を配膳(はいぜん)したが、ほかに混入の報告はなかったという。

 同センターは2003年度から稼働、調理については、1年更新で同一業者と委託契約を結んでいる。これまでに、乾燥剤の袋や調理器具の締め付け用ナット、ばんそうこうなどの混入があったという。
(読売新聞)

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給食に布切れ/和歌山県 (12/16)

「混入再三、業者変更を」
 A給食センターで調理された学校給食の中に、布切れが混入していたことが、15日の市議会総務文教委員会で明らかになった。調理委託している業者は以前も異物を混入させたことがあり、委員から「業者を変更すべき」との要望が出された。

 市教委によると、御坊小と湯川小で9日、野菜スープに布きれ(縦約3センチ、横約1センチ)が混入しているのを、食べようとした児童各1人が見つけた。調査したところ、業者が野菜を機械で裁断中、飛散防止用に取り付けた布を誤って切断、混入させたことが判明。業者は1日平均約3000食を調理するうち、両校分として計504食分を配膳(はいぜん)したが、ほかに混入の報告はなかったという。

 同センターは2003年度から稼働、調理については、1年更新で同一業者と委託契約を結んでいる。これまでに、乾燥剤の袋や調理器具の締め付け用ナット、ばんそうこうなどの混入があったという。
(読売新聞)

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ジゲのハマチやはり格別! 泊小の給食に登場 (12/15)

鳥取県漁協販売(池淵秋雄代表取締役)は、泊漁港に揚がった魚を地元の子どもたちに食べてもらおうと十四日、湯梨浜町泊の泊小学校の給食にハマチを提供した。給食への野菜の地産地消は浸透してきたものの、魚介類は初めて。子どもたちは地元に水揚げされた魚を喜んで食べていた。

 「ジゲに海があることを知り、地元の良さを知ってほしい」と、県漁協販売が今月、同町の小中学校の給食センターに泊漁港に水揚げされた魚を提供した。給食の魚はこれまで、外国産や県内では境港に揚がったものがほとんどだった。

 この日は、町内の小中学校統一の「湯梨浜メニュー」の日。ハマチの照り焼きのほかにも、羽合産サツマイモやダイコン、ネギなどを使ったさつま汁、東郷産のあたご梨などがテーブルに並び、児童は「おいしい」と話しながら食べていた。

 五年生の松本奈津美さん(11)は「夏にはおじいさんがアジやイカを取ってくる。地元の魚は新鮮だから地元のものを食べたい」と話した。

 町内の道の駅はわい「漁協のお店」の十九百(つづお)忠之店長は「地元の子どもたちに海があることを認識してもらい、交流などを通して食育につなげ、将来漁業に携わる子どもが出てくれればうれしい」と語っていた。
(日本海新聞)

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福地福田小が地元野菜給食で"地産地消"学ぶ (12/15)

三戸地方地元食材活用モデル地域推進協議会(会長・柿崎裕三戸地方農林水産事務所長)は十三日、福地村立福田小学校で六年生三十九人と村内の農業生産者との交流学習会を開いた。参加者は地元産の野菜などをふんだんに使った給食を食べながら、“地産地消”の大切さを学んだ。
 初めに、交流学習会に合わせた給食で使う野菜を提供した生産者団体「ふくちフレッシュ会」のメンバーが、それぞれの野菜の栽培方法やおいしさを紹介した。また、村学校給食共同調理場主任栄養士の上野留美子さんが、学校給食での地産地消推進に向けた取り組みを説明した。
 献立は、ご飯と牛乳、イカギョーザ、ゴボウとコンニャクのみそ煮、タラ汁、リンゴの六種類。合わせて十八品の食材のうち、七品が地元の福地産、六品が青森県産を使用した。
 おいしそうにほお張っていた川井健矢君は「いつもの給食もおいしいけど、今日のはそれよりもちょっとおいしい。もっと福地の野菜を使ってほしい」と話した。
 また、この日は「ふるさと産品給食の日」と銘打ち、同村内の三小学校、二中学校の児童・生徒約八百人にも同様のメニューが提供された。
(デーリー東北新聞)

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大里村内にある保育園で給食を食べた園児14人が、ノロウィルスによる食中毒を発症 (12/15)

大里村内にある保育園で園児2歳から6歳までの14人が、嘔吐や腹痛、下痢などの食中毒の症状を訴え、欠席しているとの連絡が南部保健所にありました。南部保健所が調査した結果、保育園児4人からノロウィルスが検出されたことから、今月5日に保育園で提供された給食を原因とした食中毒と判断しました。南部保健所では保育園に対して施設内の清掃や調理器具の消毒をすることや、調理の担当者に手洗いを徹底するよう指導しています。
(沖縄テレビ放送)

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けいざい・しずおか:緑茶「べにふうき」使った製品相次ぐ 花粉症対策に期待 /静岡 (12/15)

◇新品種「べにふうき」、メチル化カテキン多く含み

新品種の緑茶「べにふうき」を使った新製品が相次いで発売される。べにふうきは主に県内や鹿児島県で栽培され、スギ花粉アレルギー症状を緩和する成分として期待される「メチル化カテキン」を多く含むことで注目されている。今後、早めの花粉症対策として人気を集めそうだ。【増田博樹】

 新製品はアサヒ飲料のペットボトル飲料「べにふうき緑茶」(350ミリリットル入り200円)と森永製菓の「べにふうき緑茶キャンディ」(20グラム、158円)。飲料は来年1月18日から通信販売限定で販売を開始する。県産茶葉を利用したキャンディは東京都と埼玉県の一部コンビニエンスストアで、来年1月23日から発売する。

 独立行政法人「農業・生物系特定産業技術研究機構 金谷茶業研究拠点」(島田市)を中心に、県立大や九州大などと関係企業が組んだコンソーシアムが、メチル化カテキンの基礎研究や茶の抗アレルギー作用を利用した食品開発を進めている。両製品は同コンソーシアムの研究開発から誕生した。

 また、静岡伊勢丹は今年も今月1日から、粉末状のスティックタイプとティーバッグのべにふうきを販売している。担当者によると、「茶の養分をすべて吸収できることや、花粉症対策として個人で飲む人が多く粉末状のスティックタイプに人気がある」という。
(毎日新聞)

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延岡から:給食メニュー、親子で料理 食の重要性を再認識 /宮崎 (12/15)

戦後、県内で最も早く学校の完全給食を始めた延岡市で11日、市学校給食展「築こう健康生活」があった。共働きや核家族化が進み、外食やコンビニ弁当などで簡単に食事を済ませようとする風潮が強まる中、20回目を数える今回は、食に関する指導に重点を置いた内容となり、給食を作る親子料理教室などに、親子ら約600人が参加し、給食や食事の重要性を再認識した。
 学校栄養職員12人と調理師の代表らによる実行委員会(澤里子委員長)の主催。サブテーマに「地域に根ざした学校給食」を掲げ、各催しのメニューには地元の特産物をふんだんに取り入れた。
 社会教育センターであった親子料理教室には、小学5、6年生の親子18組が参加。栄養職員らの指導で、給食献立の三色ごはん、みそけんちん汁、デザート「アセロラジュレフルーツ」を調理した。親子らは、手間をかけて料理し、一緒に食べる喜びや楽しみを実感していた。
 隣のカルチャープラザのべおかでは試食会。鯛名漁港の漁師らが延岡沖で取る深海魚のメヒカリを空揚げにした特産の「めひかりの蒲焼き」やタコやむきエビ、野菜など使った「揚げたこ焼き」など10品がズラリ。給食メニューでも人気の揚げたこ焼きは他品の倍の200食、蒲焼きも150食を用意したが、またたく間になくなった。
 小1の二男と一緒に試食した同市旭ケ丘のパート、甲斐恵美さんは「メヒカリはモチモチしておいしい。たこ焼きは野菜たっぷりでジューシー。家でも作ってみたい」と感心していた。【甲斐喜雄】
(毎日新聞)

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B級グルメ:全国から八戸に 市民団体主催、来年2月18・19日に祭典 /青森 (12/15)

食による地域活性化や観光振興を目指し、低価格でおいしい各地の“B級ご当地グルメ”を集めた祭典「B―1グランプリ」が来年2月18、19日、八戸市の八食センターで開かれる。
 市民団体「八戸せんべい汁研究所」(田村暢英所長)が主催。八戸市のせんべい汁をはじめ、▽北海道富良野市の「富良野カレー」▽青森市の「青森生姜味噌(しょうがみそ)おでん」▽静岡県富士宮市の「富士宮やきそば」▽北九州市の「小倉発祥焼きうどん」――など計10団体が1品ずつを出展する。
 入場者全員にはしを1ぜん配り、気に入った料理にはしで投票(1人2票分)。はしの総重量によって順位を決める。優勝団体には、賞状や金のはしトロフィー、次回開催権を贈呈する。今後も毎年、全国各地で開催していく予定という。
 入場は無料だが、料理は有料。八戸せんべい汁研究所は「ローカルグルメで地域興しをしようとしている人たちと、一緒に全国区を目指していきたい。それぞれ特色のある食べ物なので、大勢の人に目で見て、舌で味わってほしい」と話している。【田村彰子】
(毎日新聞)

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トイレの後の手、ちゃんと洗ってますか? 風邪の予防に気になる実態も判明 (12/15)

米国微生物学会(ASM: American Society for Microbiology)および米石鹸洗剤工業会(SDA: Soap and Detergent Association)は、手洗いに関する最新調査レポート「2005 Hand Hygiene Survey」の発表を行った。手洗いを徹底して、感染症の予防を呼びかける特別キャンペーンが展開されている。

同レポートは、米Harris Interactiveが今年8月に実施した調査に基づくとされる。第1次調査では、米国内の18歳以上の男女1,013名を対象にして、電話によるインタビュー調査を実施。その結果によると、公共施設などのトイレを使用した後に、毎回必ず手を洗っていると回答した男性は全体の88%、女性は全体の94%に上っているという。自宅でトイレに行ったら必ず手を洗うと答えたのは全回答者の83%、料理や食事の前には必ず手を洗うと答えたのは77%、子どものおむつを替えた後には必ず手を洗うと答えたのは73%に上ったとされている。一方、ペットに触れたら必ず手を洗うようにしているとの回答は42%、お金を触った後は必ず手を洗っているとの回答は21%に過ぎなかったようだ。

しかしながら、同時期に実施された第2次調査では、米国内各地の博物館、水族館、野球のスタジアム、ショッピングセンター、駅構内などの公衆トイレにおいて、6,336名の手洗いをモニター調査。調査担当者は、洗面所で髪を整えたり、化粧をしたりして、利用者が手洗いを監視されていると感じ取らないように振る舞って、今回の調査を実施したと説明されている。その結果によれば、公共施設のトイレで実際に手を洗っていた男性は74%、女性は83%にとどまり、第1次調査の回答結果とは開きが見られている。場所によって手洗いの実施には差があるようで、試合が行われている野球のスタジアムでは、4人に1人の男女がトイレで手を洗っていなかったという。

米国疾病予防管理センター(CDC: Centers for Disease Control and Prevention)は「感染症を防ぐ上で、手洗いは最も重要な対策になる」と呼びかけており、必ず石鹸を使って、少なくとも20秒間は流水で手を洗うように勧めている。PCのマウスやキーボードも、ぜひきれいな手で使うようにしたいところだ。
(MYCOM PC WEB)

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食と食育 脱偏食へ理想の献立 (12/15)

「食事バランスガイド」を掲示した総菜売り場。「献立作りのヒントに」と店側(川崎市内の食品スーパー「ライフ川崎宮内店」で) 厚生労働省と農林水産省は今年6月、1日に必要な食事の種類や量をイラスト化した「食事バランスガイド」を発表した。コマに見立てた三角形の図の中に、栄養素やカロリーではなく、米飯(主食)や煮物(副菜)といった具体的な料理を挙げ、必要な食事を例示した。現代人の食生活に対し、理想的な献立の選び方をトータルで示そうというものだ。

 食品スーパー「ライフ」では8月から、一部店舗の総菜や生鮮食品売り場に、この食事バランスガイドの掲示を始めた。掲示開始から約2か月後に利用者に行ったアンケートでは、ガイドの内容について「わかりやすい」との声が8割を占めたという。

 経営するライフコーポレーション(本社・大阪)販売促進部の宮川誠一さんは、バランスガイドの検討と制定に加わった一人。作り上げたガイドについて「こんな質素で簡単な食生活の実践でよいのかと驚くと同時に、その『簡単』ができていなかったのだと改めて感じた」と振り返る。

 今年、頻繁に耳にした言葉に「食育」がある。6月には食育基本法が成立。食育を「知育、徳育、体育の基礎となるべきもの」と位置づけ、その推進に向け、国、地方自治体と教育、農林漁業、食品など関係者の責務などを定めた法律だ。同法に基づき、食生活の充実や改善を目指した施策が次々に掲げられた。食品メーカーや外食産業も次々と食育に参入。小中学校などと連携し、調理実習などの授業に力を入れる企業も増えた。

 その一方で、健康効果や栄養素がメディアなどで注目されると、その食品だけが爆発的に売れるという現象は依然として続いている。情報も物資も豊かになり、お金があれば好きな物を好きなだけ食べて生活していくことは簡単だ。飽食がもたらした偏食の時代から抜け出すのは容易ではなさそうだ。

 自分の口に入るものが、どのように生産され、調理されたのか。どんな栄養が含まれ、健康を維持するにはどのような食事をとればいいのか。同法は教育の場だけでなく、成人に対しても「食」のあり方を学ぶ必要があるとした。冒頭の食事バランスガイドは、そんな大人への食育と言える。

 お茶の水女子大教授の畑江敬子さん(調理科学)は「栄養をとるということと、何かを食べるという行動とが、乖離(かいり)しているのでは」と分析する。子どものころから時間に追われ、家庭での調理風景を見てこなかった学生も多い。料理することそのものに身構えてしまう若者も珍しくないという。

 畑江さんは「簡単でいいので、みずから料理をしてほしい」と勧める。「作れば、自分が何をどのくらい食べているかわかる。小さな体験の積み重ねが健康な食生活につながります」と話している。
(読売新聞)

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合併祝い「うずめ飯」給食/浜田 (12/15)

浜田市と合併した旧弥栄村の伝統料理「うずめ飯」が十四日、旧浜田市内すべての小中学校十九校の給食約四千三百食に出された。新浜田市誕生を記念して市教委が企画、お代わりをする子どももいて好評だった。(部谷修)

 津和野藩の飛び地だった旧弥栄村で、農民にぜいたくが禁止された時代、旬の食材をたくさん入れた汁に白ご飯を載せて質素に見せたのが「うずめ飯」の始まり、と伝わる。給食センターの栄養士は同村や津和野町で料理を習って準備した。

 港町の原井小一年一組の児童二十人のうち「うずめ飯」を食べたことのあるのは六人だけ。里芋、ニンジン、シイタケ、ゴボウなどを煮た汁を入れたわんにご飯を載せると「お茶漬けみたい」と歓声が上がった。お代わりをした菅井ほのかちゃん(7)は「温かく食べやすい。家でも作ってもらいたい」。

 旧那賀郡四町村は調理体制が異なっているので同じ献立にならなかった。二〇〇六年一月にはすき焼きに似た漁村料理の「サバの煮食い」を予定している。
(中国新聞)

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いすみ鉄道:廃食油を再利用し運行 千葉の3セク実験開始 (12/15)

千葉県大多喜町などが出資する第三セクター「いすみ鉄道」が15日から、ディーゼル列車の燃料に廃食油を再利用したバイオディーゼル燃料(BDF)を使う実験を開始する。BDFはバスなどに使われるが、鉄道への利用は初めてという。07年度にもBDFによる営業運転を実現させたい考えだ。

 いすみ鉄道はJR外房線の大原駅を起点にする全長26.8キロのローカル線。BDFは植物や動物の油脂から作られ、エンジンを新調する必要もない。

 実験は終列車後の夜に行う。まず軽油にBDFを5%混ぜて加速時間を調べ、軽油だけの場合と比較しながらBDFの量を増やしていく。

 大多喜町は昨年、揚げ物などで残る廃食油を一般世帯や給食センターから回収する仕組みを作った。実験期間中は民間企業からBDFの無償提供を受けるが、運行にめどが立てば自前の製造プラントも用意するという。町は「資源循環型社会のモデルケースにしたい」と意気込んでいる。【寺田剛】
(毎日新聞)

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90%以上が地場農産物を学校給食に利用 (12/14)

(独)農畜産業振興機構はこのほど、「学校給食における地産地消に関するアンケート」の調査結果を公表した。このアンケートは、学校給食における地場農産物利用の現状および課題を明らかにすることを目的に、今年8月〜9月にかけて全国の学校栄養士(栄養教諭)988名に質問し、977名から回答を得た。
 調査対象者が担当している学校給食のうち、単独校方式は523ヵ所(53.5%)、給食センター方式は432ヵ所(44.2%)。単独校方式の91.8%、給食センター方式97.2%が地場農産物を利用している。一方、利用しない理由としては「必要な量が確保できない」、「多品目の品揃えができない」、「連携できる組織がない」などの回答があった。また、現在利用していないが、ほぼ回答者全員が今後は地場農産物を利用したいとの意向を持っている。そのためには、地場農産物利用を推進するための体制・組織が必要だとも考えている。
 学校給食に利用されている地場農産物のトップは野菜、以下米、果物、牛乳、加工食品・調味料等、肉、卵、魚、豆、麦類と続いている。地場農産物を使った経緯は、「行政の働きかけ」がもっとも多い。また、利用する理由は、「新鮮、旬の食材」がもっとも多く、「安全・安心な食材」、「食材の生産等教育効果が期待できる」、「地域で学校給食への理解が深まる」と続く。
 アンケートの最後に、学校給食での地場農産物利用を進めるためになにが必要かを聞いたところ、▽地域の実情に詳しい専門のコーディネーターの設置、▽生産者やJA、学校が話し合い、地場農産物利用の年間計画を作成し、計画的に実施する、▽関係者が連携して、地場農産物を利用した新たな学校給食向けの商品開発を行う、▽近隣市町村が連携して、地場農産物の広域供給体制を構築する、などの意見があった。
(農業協同組合新聞)

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橿原・鴨公小:食べることの意味を知ろう 5年生、包丁で魚調理 /奈良 (12/14)

橿原市縄手町、市立鴨公小学校で13日、5年生60人が魚の流通のしくみについて学んだ。そして包丁での調理方法を教わり、ホットプレートを使って焼き魚を作った。

 社会科で食肉産業について学んだのをきっかけに、「職人の技や命あるものを食べることの意味について発展的に学んでもらおう」と、総合的な学習の時間を使って実施。水産業に従事した経験のある保護者を招き、仕事の喜びや苦労話を聞いた。

 調理実習では、県魚食普及協議会がアジなどを提供。児童らが包丁でうろこを取ったり腹を開くなどして調理し、保護者が作ったハマチの刺し身と一緒に試食した。下谷遥さんは「食べず嫌いだった刺し身も、もったいないから食べた。でもおいしい」と話していた。【林由紀子】
(毎日新聞)

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県民健康栄養調査:カルシウムと鉄が不足 朝食抜きは全体の6% /富山 (12/14)

富山県は、昨年実施した県民健康栄養調査の結果を、このほど発表した。

 県内386世帯を対象に、▽栄養摂取や身体状況(満1歳以上、1333人)▽血液検査(満20歳以上、543人)▽生活習慣(満15歳以上、1131人)−−について調査した。

 栄養素などの摂取状況は、1日当たりの平均摂取量でカルシウムと鉄が所要量を下回った。第1回調査時(75年)との比較では▽エネルギー▽たんぱく質▽炭水化物▽カルシウム▽穀類エネルギー比−−が、それぞれ減少。一方、動物性たんぱく質比は増加した。食塩摂取量は1日平均10・7グラムで、前回調査(00年)から1・9グラム減。1日の野菜摂取量は男性270・2グラム、女性253・8グラムで、男女ともすべての世代で目標値の350グラム未満だった。

 食事状況では、朝食の欠食率が全体の6・0%に達し、男性は30代(16・9%)、女性は20代(25・0%)で最も高い比率に。身体状況では、男性の27・9%、女性の22・4%が肥満。低体重(やせ)の比率が最も多かったのは、30代女性の17・9%。また、30〜50歳代男性の3人に1人が、上半身肥満の疑いとなった。

 運動習慣のある人の割合は、男性は60代(26・9%)、女性は50代(23・6%)が最多。1日の平均歩行数は男性6651歩、女性5921歩で、男女ともすべての世代で前回調査から減少した。【柳沢和寿】
(毎日新聞)

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ノロウイルス:感染性胃腸炎の集団発生が続出−−県内小学校など /佐賀 (12/14)

今月に入り、県内の小学校などで感染性胃腸炎(ノロウイルス)の集団発生が続発している。県内の医療機関から報告される患者数は、4日までの1週間で507人と前週(305人)比で大幅に増加しており、県は注意を呼びかけている。

 集団発生したのは、杵藤保健所管内の2小学校(2日に最大欠席25人、9日に同17人)と保育所(5日に同17人)▽佐賀中部保健所管内の小学校(8日に同93人)▽唐津保健所管内の小学校(同15人)−−の計5施設。

 ノロウイルスは冬季(11月〜翌年3月)に流行し、おう吐や下痢、腹痛の症状が特徴。県は「抵抗力が弱い人は症状が重くなることもある」と指摘。「カキなどの二枚貝などの食品は中心部まで十分な加熱調理を心がけ、触った場合はよく手を洗う」などの予防を訴えている。【阿部義正】
(毎日新聞)

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新しい加工食品3県共同で/農産物ベース、来年度の予算化検討 (12/14)

県は14日、農産物が持つ健康機能に消費者の意識が高まっているとして、新潟、福島両県と共同で農産物を基にした新しい加工食品の開発に取り組む調整に入っていることを明らかにした。県議会予算特別委員会で報告した。

 県農政企画課によると、10月19日に開いた3県知事会議の際、新食品を共同研究する方針が確認された。それから3県の実務担当課で協議を始めており、各県が2006年度の予算化を検討している。3県で加工技術などの研究を分担することで、より早く商品化を進めるのが狙い。県内では県農業総合研究センター、県工業技術センターが開発の中心となる予定という。

 ただし、どの農産物を基に、どのような加工品を作るか、どのような形でビジネス化するかなど、具体的な計画は全くの白紙で、予算要求額も未定。枠組みだけが一人歩きしている格好だ。農政企画課は「3県で具体的な計画作りを急ぎたい」としている。
(読売新聞)

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暮らしWORLD:カニを味わう 珠玉の外子、内子とみそ…セイコ (12/14)

◇意外な安さに、じわり喜び

 冬の風物詩、ズワイガニの季節である。越前ガニや松葉ガニといった主役の陰で、あまり知られていない小さなカニがいる。ズワイのメス、セイコガニ。開高健さんがこよなく愛したというこのカニを、とびきりおいしく食べる方法を探った。【小国綾子】

 ■海の宝石箱

 ズワイガニは水揚げされる地域によって呼称が違う。北陸では「越前ガニ」、山陰では「松葉ガニ」と呼ぶ。これらはいずれもオス。一方、メスはオスよりはるかに小さく、甲羅の幅も10センチ足らず。福井県ではセイコガニやセコガニ、石川県ではコウバコガニなどと呼ばれる。「セイコ」は「背に子(卵)」から名付けられたといわれている。ズワイやタラバが足のカニ肉とカニみそを楽しむものなら、セイコで一番うまいのは卵(外子(そとこ))、オレンジ色の卵巣(内子(うちこ))、そしてカニみそだ。

 オスに比べて値段もずっと安い。福井県の大手卸売業者「福井中央魚市」の担当者によると、「オスは浜値で1キロものが1杯2万〜2万5000円。ところがメスは大きいものでも1500〜2000円。小さいのなら400円くらい」。これなら庶民の口にも入りそうだ。

 このカニを愛したのが開高健さん。サントリーの広報誌「サントリー・グルメ」第1号に「越前ガニ」のタイトルでこんな文章を残している。

 <雄のカニは足を食べるが、雌のほうは甲羅の中身を食べる。それはさながら海の宝石箱である。丹念にほぐしていくと、赤くてモチモチしたのや、白くてベロベロしたのや、暗赤色の卵や、緑いろの“味噌(みそ)”や、なおあれがあり、なおこれがある。これをどんぶり鉢でやってごらんなさい。モチモチやベロベロをひとくちやるたびに辛口をひとくちやるのである。脆美(ぜいび)、繊鋭、豊満、精微。この雌が雄にくらべるとバカみたいに値が安いのはどういうわけかと怪しみ、かつ、よろこびたくなる>

 開高さんが通い詰めた福井県越前町の老舗旅館「こばせ」の主人、長谷政志さんは懐かしそうに語る。「1965年でしたか。ベトナム戦争から命からがら帰国した開高先生がこちらに来られました。先生はセイコガニを『海の宝石箱』と呼んでおられましたので、私、『今夜は手元が狂って宝石箱をひっくり返してしまいました』と差し上げたのが今の『開高丼』です」

 炊きたての白いご飯にセイコガニのみそや卵をたっぷりのせて、しょうゆをかけて食べる。長谷さんが開高さんに差し出した丼には、なんと25杯分のカニを使ったという。今でもこの宿では約7杯のセイコガニで作った4〜5人用の「開高丼」(1万円)が人気だ。

 ■バブルの後遺症

 ズワイガニが水揚げされる地方以外で、セイコガニを味わうにはどうすればいいのか。東京の市場にはほとんど出回らない。そもそも最近は、福井の地元でも食べ方を知らない若い人が増えているという。「バブルの後遺症です。地元ではかつて子供がおやつ代わりに食べたものですが、バブルで値段が暴騰し、浜値で1杯4000円ぐらいまで跳ね上がった。オスの越前ガニが5万も10万もした時代です。あれ以降、家庭でセイコガニを食べる習慣が減ってしまった」(福井中央魚市)という。もったいない話だ。

 東京でこの「海の宝石箱」を食べるには主に二つの手がある。一つは越前料理を食べさせる店に行くこと。もう一つは、通信販売である。最近はインターネットを使って1杯1000〜2000円で取り寄せられるようになった。

 ■ネット注文も

 試しにネットで注文してみた。一部足が折れた格安のものが6杯6040円(送料込み)。数日後には氷詰めのゆでガニがクール宅配便で届いた。

 まずは、腹の部分を開く。赤黒い卵がたっぷり。これが外子だ。プチプチとした食感がたまらない。尻の付け根にあるオレンジ色の内子は味も最高なので食べ忘れないこと。次は甲羅を尻の方からはがす。甲羅の口の部分にあるくちばしを外側から押すように外す。くちばしについたカニみそを上手に吸い出す。

 甲羅の中身をきれいに食べたら、次はいよいよ本体部分。深緑色のカニみそと、オレンジ色の内子が混じり合う、セイコガニの真骨頂だ。カニの両足を左右の手に持ち、縦に半分に割って、中身にしゃぶりつく。足や足の付け根に入ったカニ肉はハサミや包丁などを使って食べる。冷凍ものとは違う、カニ肉の食感もうれしい。

 次は、炊きたてのご飯に内子やカニみそをのせてみた。小さい茶わんながら「開高丼」である。しょうゆをタラッとかけ、ガッガッとかき込む。濃厚な内子やみそが米の一粒一粒にまとわりつき、口の中にぱっと広がる。これは確かに、うまい。

 ■最後はスープまで

 食べ方を教えてくれた福井県に住む親類は「セイコガニで一番うまいのは内子とカニみそ。僕らの家族は細い足のカニ肉や外子は捨ててしまう」という。なんともったいない話。地元の人はそれでいいが、東京まで取り寄せた者としては、そうはいかない。食べ終わったカニの殻はオーブンでこげないよう軽く焼いて粗くつぶし、ショウガや青ネギを加えてスープを取る。カニのだしはみそ汁やおじやに最高。我が家では緑豆春雨をスープで炒め煮するのが人気だ。

 セイコガニは、オスの越前ガニより漁期が短い。オスもメスも11月6日解禁だが、オスは3月20日まで、メスは産卵保護のため1月10日まで。取り寄せるなら今のうちというわけ。

 年の暮れ、家族で「海の宝石箱」を味わってみては?
(毎日新聞)

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世界の子育て:イギリス〜学校給食を改善する動き 阿部菜穂子さん (12/14)

イギリスの学校で、ロンドンの著名な若手シェフ、ジェイミー・オリバー氏(30)が「給食革命」を起こしたことは、以前に書いた。オリバー氏の運動を受けて、給食改善の具体的な動きが次々に起きている。

 オリバー氏がキャンペーンをはじめたのは昨春。給食改善運動に賛同する27万人以上の親の署名を、同氏がブレア首相に届けたのは3月末だった。政府は即座に改善を約束し、440億円相当の予算をつけ、「学校給食検討委員会」を設置。10月3日には同委の答申が出た。これによって学校給食の厳しい栄養基準が設定され、合成肉や質の悪い食材の使用は禁止された。また、ポテトチップスやチョコレートなどスナック菓子の食堂での販売も禁止された。来年9月までには、全校で実施される。

 私の二男が通うロンドンの公立小学校でも、10月に「来月から給食内容が変わります」という通知が学校から出された。そして合成肉、魚や冷凍食品が一切、メニューから消えて、グレイビー・ソース付きのチキン・フィレやロースト・ラムなど手作りの料理が出るようになった。それにともなって給食費の親の負担額が一食につき40円相当値上がりしたが、こうした変化は家庭に歓迎されている。

「給食革命」の火付け役、ジェイミー・オリバー氏ー−オリバー氏は料理をしながらインタビューに応じた。イギリスでは日本と違って、政治家が公約すれば改善策は早く具体化するものだ、と感心している。

 この「給食革命」の火付け役、ジェイミー・オリバー氏に最近、インタビューする機会があった。オリバー氏は、イギリスでファストフードがここまで浸透してしまった背景について「世界に先駆けて産業革命が起きたイギリスでは、この100年間男女とも外で働くことが奨励され、家庭での食習慣がおろそかにされた傾向がある」といい、現代ではさらに女性の社会進出が進み、家庭での料理や食事習慣が失われて国民の食文化への関心も薄れてしまった、と指摘した。

 「子どもの食習慣を変えるには、学校給食を改善することがいちばん手っ取り早いと思った」とオリバー氏は語り、「今後も長い時間をかけて給食改善を実現し、料理実習をカリキュラムに復活させる運動もしていく」と意欲満々だった。

 ひとりの著名シェフが声を上げたことで学校給食改善が政治問題化し、短期間のうちに現場で具体化しはじめたことは、素晴らしいと思う。
(毎日新聞)

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自然薯:大きく育った実に歓声 津山市立高倉小児童が収穫 /岡山 (12/14)

津山市下高倉西の市立高倉小学校の3、4年生27人が13日、裏山の農園で同市特産の自然薯(じねんじょ)の収穫作業を体験した。
 総合的な学習の一環。津山自然薯生産組合(下山組合長)の指導を受けて5月に種イモ約120本を植え付け、草取りやツルの観察に取り組んできた。
 下山組合長が「寒いけど、みんなで頑張って収穫しよう」とあいさつした後、同組合の田部利夫さんが手順を説明。児童は掘り起こしたパイプを開いて中の土をふるい落とし、大きく育った自然薯を次々に取り出すと、「やったー、でかい!」と歓声を上げていた。収穫した自然薯は給食で「ふわふわ揚げ」にして味わう。【檜山佑二】
(毎日新聞)

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女性パワーで特産物作り 全国加工推奨品に21点が認定 (12/14)

全国生活研究グループ連絡協議会が地域の特性を生かした加工品に認定証を交付する「手づくり加工推奨品認定」がこのほど決まり、2005年度はミョウガずし(国頭村)やモズク豆腐(今帰仁村)、ニンジンのジャム(うるま市)など、県内から過去最多の21点が認定を受けた。同認定は3年ごとに更新される。沖縄は現在、全国トップの38点が推奨品認定を受けており、県内各地の女性を中心とした特産物作りが活発だ。

 本年度はこのほか、そら豆みそ(読谷村)や刺し身みそたれ(本部町)、ドラゴンフルーツかりんとう(宮古島市)など計11グループの商品が認定を受けた。これらの商品は各地の「道の駅」や空港、スーパーなどで販売。県民や観光客に土産品として喜ばれているほか、修学旅行の体験学習にも取り入れられているという。
 国吉秀治県農林水産部長は「地場の加工品を土産品として確立させ、産業振興や農山漁村の活発化、グリーンツーリズムにつなげてほしい」と激励した。
(琉球新報)

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かわにしワイン:川西町産デラウエアワイン、販売開始 /山形 (12/14)

川西町産のデラウエアを使った「かわにしワイン」の販売が同町の浴浴センター「まどか」で始まった。同センターを運営する第三セクター「ダリヤパークサービス」が昨年、地産地消のオリジナル商品を作ろうと開発。今年は「白」のほかに「ロゼ」も新たに加わり、9日の試飲会では「フルーティーな味わいだ」と好評だった。
 原料のデラウエアは、町内のブドウ農家で組織する「JA果樹振興会大塚支部」などの農家11軒が収穫した2トンを使用。米沢市内の醸造所に依頼した。昨年までは同センターの宿泊者のみに提供されていたが、今年は酒販免許を取得したので販売できるようになった。
 試飲会に出席した同町の生産農家、小倉豊助さんは「ロゼはまろやかな味で、白は昨年よりくどくない甘みに仕上がっている」と話していた。白とロゼとも各1000本醸造し、720ミリリットル入りで1050円(税込み)。【湯浅聖一】
(毎日新聞)

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学校給食:「地産地消」で意見交換 鳥栖の栄養士、生産者らが参加 /佐賀 (12/14)

鳥栖三養基地域の学校給食で、地元農産物の利用を拡大するための意見交換会が13日、鳥栖市本鳥栖町のサンメッセ鳥栖で開かれた。保育園や小学校の栄養士と農産物の生産者、納入業者ら約120人が参加した。
 初めに、同市の内科開業医、斎藤博之さんが講演。斎藤さんは「外食産業やコンビニの普及などで、健康によい日本の伝統的な食文化が破壊されている」と指摘。「子供のころの食生活は、生涯身につく。正しい食習慣を身につけるために、学校給食は大切な役割を果たす」と訴えた。
 意見交換会では、主催した鳥栖農林事務所が「給食への安定した食材の提供のために、JAや直売所で出荷を束ねる仕組みを作ってはどうか」と問題提起した。生産者は「同じ大きさの食材を、学校が求める数だけそろえるのは難しい」と現状を踏まえて答えた。これに対し、学校給食の栄養士が「必要な食材の量を早めに示せば、計画的な生産をお願いできるのではないか」と提案するなど、活発に意見を出し合った。【遠藤雅彦】
(毎日新聞)

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<インド輸入豆>基準上回る農薬検出 千葉県が回収命令 (12/14)

千葉県は14日、柏市の食品輸入会社がインドから輸入した豆「トゥールダール」から食品衛生法の基準を上回る農薬が検出されたとして回収を命令した。検出された農薬はシロアリ駆除薬としても使われる。輸入した2000キロのうち23キロが名古屋市と神戸市の食材店に販売された。
(毎日新聞)

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里芋混ぜおはぎ作り/氷見・西部中 里山の食材で料理 (12/14)

氷見市西部中学校で、二年生二十六人が「いものこおはぎ」作りに取り組んだ。

 地域の人との交流をテーマに取り組む総合的な学習の一環。里山の食材を生かした、昔ながらの料理作りを体験しようと実施した。土倉章子さん(75)ら地元の主婦五人が指導し、うるち米ともち米を混ぜて炊き、その中に里芋を入れてさらに交ぜ合わせた。

 卵ほどの大きさに丸めて、あんこ、きなこ、すりごまの三色おはぎが出来上がり。土倉さんからは「里山のくらしと知恵」と題した話も聞き、生徒たちはかつての里山の暮らしに思いをはせていた。 (本安幸則)
(中日新聞)

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アイデアに彩り添え/下伊那農高生がおせち料理検定に挑戦 (12/14)

 飯田市の下伊那農業高校の生徒たちが十三日、「おせち料理検定」に挑戦した。それぞれのアイデアを生かした料理を盛り込み、教室は一足早いお正月気分に満たされた。

 同校では四十年以上続く恒例の授業。アグリサービス科食農科学コースの二年生二十六人が取り組み、約三時間かけて自分のお重を完成させた。生徒たちが、下準備した食材などを持ち込んで作ったおせちは、見た目も味にもこだわったオリジナル。宮内絵里佳さん(17)はカズノコや黒豆などの定番のほかに、牛乳とぶどうジュースを寒天にして組み合わせた「紅白かん」で、彩りを添えた。

 完成したおせちは教師たちが、盛りつけや生徒たちが立案した際のリポートなどを参考に評価。宮内さんは「だて巻きなど火加減が難しかったが、思ったよりよくできた。お正月用に家でもおせちを作ってみたい」と笑顔で話した。 (中山 岳)
(中日新聞)

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風邪予防のレシピ:ビタミンA、亜鉛、鉄分を 前川メグさんに聞く (12/13)

何かと慌ただしい師走は風邪なんか引いていられない。健康の基本は食事から。人ごみに出る機会が増え、酒宴が続くこの時季にこそ食べたい、風邪予防レシピと食材を紹介しよう。【郷美津子】

 「風邪に打ち勝つ抵抗力をつけるため、特に意識して取りたい栄養素はビタミンA、亜鉛、鉄です」と言うのは料理研究家の前川メグさん。

 10代を過ごした米国では、食事内容に気をつけて病気にかからないようにする予防医学の考え方が一般家庭に浸透していたという。現在は管理栄養士らとチームを組み、体調維持に役立つレシピや、ストレスに負けないための栄養情報を雑誌などで紹介している。

 口や鼻の粘膜は、風邪のウイルスなどの侵入を防御している。粘膜を正常に保つのがビタミンAで、カボチャ、ニンジン、ウナギ、銀ダラ、モロヘイヤ、春菊に多く含まれる。

 亜鉛は「風邪への抵抗力をつける。米国では疲れた時にサプリメントで補う人が多い」と前川さん。カキ、カシューナッツ、ラム肉、するめ、そら豆、ホタテに多い。

 鉄は「集中力の低下や疲労感を防ぐ働きがあり、心身のベース作りに必要。体全体の機能を高めてくれる」そうだ。代表的な食材は大豆、アサリ、青のり、きな粉、納豆、豆腐、ほうれん草、レーズン。

 「これらの食材を組み合わせて積極的に取ることで、免疫力を高めることができる。外食でもカキ鍋や湯豆腐を食べるなど、ちょっとした心掛けが大事」という前川さんは数年間、風邪知らずだ。

 手軽にできる風邪予防メニューとして「ウナギと豆腐の重ね」を教わった。ウナギ(ビタミンA)と温めた豆腐(鉄)を重ね、カシューナッツ(亜鉛)を散らす。電子レンジがあれば火を使わずに調理が済む。カシューナッツをすりつぶして、めんつゆでのばしたペーストを、たれ代わりにかけてもおいしい。

 もう一品はホタテやアサリの入ったスープ。三つの栄養素が同時に取れ、タマネギに含まれるアリシンで体が温まる。

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 ■ウナギと豆腐の重ね■

 《主な材料》(4人分)

▽ウナギかば焼き 1枚

▽豆腐      1丁

▽カシューナッツ 20粒

▽万能ネギ適宜

 《作り方》

<1>豆腐はペーパータオルにくるみ電子レンジで2分ほど加熱する。

<2>(1)を横半分にスライスし5センチ幅に切る。

<3>ウナギかば焼きを一口大に切り、豆腐と交互に重ねる。

<4>ウナギのたれ、砕いたカシューナッツ、小口切りにした万能ネギをちらす。

 ■ニンジンとホタテ、アサリのスープ■

 《主な材料》(4人分)

▽ニンジン  1本

▽ホタテ貝柱 8個

▽アサリ   400グラム

▽タマネギ  1/2個

▽パセリ少量

▽オリーブ油 小さじ2

▽塩、しょうゆ、コショウ

 《作り方》

<1>ニンジン、タマネギは薄くスライス。ホタテは1/4に切り、アサリは塩水で砂を抜いておく。

<2>鍋に油を熱し、タマネギを炒め、ニンジンを加えてさらに炒める。

<3>水800ccを入れ、ひと煮立ちしたらアサリを加える。

<4>ホタテを入れて塩小さじ1と1/2、しょうゆ小さじ1、コショウ少々で味を調える。器によそってパセリをちらす。
(毎日新聞)

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食中毒カンピロバクター注意 (12/13)

新潟市保健所は年末年始の食中毒予防キャンペーンに合わせ、カンピロバクター食中毒への注意を訴えるチラシを作製した。同市では11月下旬に今年になって初めて同菌による食中毒が発生した。原因となりやすい加熱不足やレバ刺しなどに気を付けるよう呼び掛ける。
 県内では今年に入り食中毒が29件発生(11日現在)。このうちカンピロバクターが原因だったのは6件で、ノロウイルスの10件に次いで2番目に多い。生の鶏肉や牛肉が感染源となることが多く、発症まで1―7日の潜伏期間があり、発熱や下痢、頭痛などの症状が出る。
(新潟日報)

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集団感染か、32人症状 四日市の擁護学校 (12/13)

四日市市下海老町高松の県立養護学校は12日、児童、生徒や教職員がおう吐、下痢、発熱などを訴えて欠席、早退したため臨時休校とした。9日から12日までに、32人が症状を訴えた。四日市保健所などは給食による食中毒、ノロウイルスによる集団感染が考えられるため、検便などをして原因を調べている。

 中学部の生徒1人と教職員1人が下痢による脱水症状で入院しているが、2人以外は症状は軽く、快方に向かっている。同学園では9日夕から教室やトイレ、調理室、食堂などを消毒した。同学園は小、中学部、高等部があり、いなべ市から鈴鹿市までの肢体不自由児計106人が通学している。同学園では「感染が拡大する恐れはない」として、13日は通常通り授業を行うことにしている。
(読売新聞)

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カップ地酒に“希望の光” 清酒メーカーが新商品 (12/13)

カップ地酒の人気が高まっている。一升瓶入りより気軽に買え、おしゃれなデザインと相まって若者の心をとらえた。神戸では、カップ地酒を多数そろえた店舗や専門バーが登場。兵庫県内の清酒メーカーも新商品を発売し、需要低迷に苦しむ各社にとって“希望の光”となっている。

 カップ地酒は昨年ごろからブームとなり、「焼酎人気の次の目玉に」と、神戸市中央区の東急ハンズ三宮店は十一月、カップ地酒の専用コーナーを設けた。百一種類をそろえ、一日に約五百本売れる人気商品となった。三宮で八月にオープンした専門バー「あっしゅ」は約七十種類を品ぞろえ。「開封直後の新鮮な状態でお客さんに出せる」と店主の岡田聡さんはカップ地酒の長所を語る。

 人気に目を付けた清酒メーカーは相次いで新商品を発売。沢の鶴(神戸市)は九月、高級感のあるガラスカップの「吟醸ひとはなぐらす」を、下村酒造店(宍粟郡安富町)も七月、カップ地酒の販売を始めた。各メーカーはデザインにも力を入れ、神戸酒心館(神戸市)が昨年、「神戸カップ」のラベルを神戸港の風景に変更すると、売り上げは二倍に。千代むすび酒造(鳥取県)は「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターを採用した。

 「ワンカップ」を年間一億本生産する大関(西宮市)は「カップ酒におしゃれなイメージが広がれば、売り上げ増に結びつくのでは」と期待する。(長尾亮太)
(神戸新聞)

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給食に熱々「ほのぼの鍋」 栗東の8小学校 地元産野菜たっぷり (12/13)

滋賀県栗東市内の小学校で、冬季の給食のメニューに「ほのぼの鍋」と名付けられた鍋料理が登場している。保護者が考えた野菜のたっぷり入った洋風鍋で、16年目を迎えた今年も、対象となる各校5年生の児童たちが、鍋を囲み、熱々の「伝統の味」を楽しんでいる。
 鍋料理の導入は1988年、当時の栗東町が、県の学校給食に関する学校、家庭、地域連携推進事業の指定を受けたのがきっかけ。翌年、治田西小で新しい給食メニューのコンクールを実施し、保護者から寄せられたメニューの中から、治田西学区の校長や地域の人たちでつくる推進委員が、「白菜とベーコンの洋風鍋」を選んだ。
 児童たちが「ほのぼの鍋」と名付け、90年以降、毎年12月から1月にかけ、市内8小学校の5年生の給食に、1日限定で鍋料理を出している。
 鍋は、コンソメベースで、地元産のハクサイやブロッコリーなど多くの野菜が入っており、味も食材も当時のままという。
 大宝小では、今年も2日間に分け、5年生146人に鍋料理が出された。5、6人ずつが一つの鍋を囲んで、熱々の料理を味わった。川西拓哉君(11)は「嫌いな野菜も鍋にするとおいしい」と話していた。
(京都新聞)

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イネ産地識別:短時間で特定可能 東北大大学院農学研究科・西尾教授らが開発 /宮城 (12/13)

◇DNAの突然変異を利用
 DNAの突然変異を利用して、短時間でイネの「産地識別」が可能となる技術の開発に、東北大大学院農学研究科の西尾剛教授(植物遺伝育種学)の研究グループが成功した。イネの「品種識別」は既に実用化されているが、産地を特定する手法はまだない。西尾教授は「産地偽装をほぼ見破れる」としている。【赤間清広】
 グループはコシヒカリのDNA解析を重ねた結果、外見や味などの特性は一般のコシヒカリと変わらないのに、DNAの塩基配列の一部だけが異なる「サイレント突然変異体」と呼ばれるイネを計4種類発見した。
 「仙台ではサイレント突然変異体A」「古川は同B」というように、地域ごとに栽培するいねを固定すれば、塩基配列を分析するだけで産地特定が可能になる。
 識別法はこの仕組みを利用。グループは、同じ塩基配列のDNAにだけ反応し、黒い丸印が浮かび上がる「識別シート」(縦8センチ・横12センチ)を開発した。専門知識がなくても判定可能で、低コスト化を実現した。
 サイレント突然変異体と識別シートを組み合わせた産地識別法は、麦や野菜など他の農産物にも応用できる。西尾教授は「早急に栽培試験に着手し、実用化の可能性を探りたい」と話している。
(毎日新聞)

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「公立中で完全給食を」〜佐世保の団体陳情 (12/13)

佐世保市の市民グループ「中学校給食を実現する会」は12日、光武顕市長らに市内の公立中学校での完全給食の実施を求める陳情書を、約1万5000人分の署名簿を添えて提出した。

 同会は1999年に保護者などで組織。現在、会員は約30人。署名は同年から集めた。

 全国の8割近い公立中学校で、主食とおかず、ミルクのそろった完全給食が実施されているのに対し、同市では全24校のうち黒島、浅子、吉井、世知原の4校でしか実施されていない。陳情書では、「21世紀を担う子どもたちにとって、小、中学校を通して完全給食を実現することは、健全な食生活の実現と健やかな心身の成長に結びつく」とし、▽中学校に市直営、自校方式の完全給食の早急な実施▽完全給食実施に関する検討委員会の設置――などを求めた。

 光武市長は「市議会でも『市長が実施しないのは意固地になっているのでは』との質問もあったが、そうではない。中学での給食は本当に実施しなければならない深刻なものなのかと思う」などと語り、実施については明言を避けた。

 また、来年度から、「食育を考える市民会議」(仮称)を設置して、多くの市民に食育について考えてもらう取り組みを進める考えを示した。

 同会メンバーらは「今年7月には食育基本法が施行された。給食を食べながら食育について考えてもらうこともできる。行政が子どもたちに食育を行うことも重要だ」と話していた。
(読売新聞)

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サプリで摂取は30mg目安 大豆イソフラボン (12/12)

骨粗しょう症やがんなどの予防効果があるとして人気のある「大豆イソフラボン」について、食事以外のサプリメントなどで摂取する場合の安全基準を検討していた食品安全委員会の専門調査会は12日、1日の摂取量の目安を30ミリグラムとすることで大筋合意した。
 30ミリグラムは、ほぼ豆腐半丁分(約150グラム)に含まれる量に相当する。
 イソフラボンは、化学構造が女性ホルモンのエストロゲンと似ているため、加齢によるエストロゲンの分泌量減少で進む骨粗しょう症などの予防に効果があるとされる一方、過剰摂取すると逆に発がんの危険性を高めるとの研究結果もある。
(共同通信)

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食材に京野菜「おせち」づくり/中京、主婦らチャレンジ (12/12)

京野菜を使ったおせち料理をつくる教室が12日、京都市中京区の専門学校ラ・キャリエールで開かれた。参加した主婦らが、現代風にアレンジした調理法などを楽しんだ。

 京都の食文化を支える京野菜を多くの人に知ってもらうため、京都野菜卸売協同組合(下京区)が開いている「京野菜料理教室」の一環。

 メニューは、同校の講師板倉悦子さんが考えたえびいもを使った空揚げ、堀川ごぼうや金時にんじんのよせ煮などで、いずれも食材に京野菜を使っている。

 参加者は、板倉さんから説明を受けた後、京野菜を包丁で切り、鍋で煮るなどして、約1時間かけて料理を作り上げた。

 北区の会社員の女性は「京野菜を使う機会があまりないので参加しました。一工夫することで、料理の幅が広がることが分かりました」と話していた。
(京都新聞)

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米国ワイナリーでリサイクルディーゼルを採用 (12/12)

原油高と環境重視の流れを受けて、リサイクルした調理油を畑仕事のトラクターなどに使用するワイナリーが米国で増えている。

 「ビオディーゼル」と呼ばれるこのオイルは大豆を原料とした植物性油などから造られ、ディーゼル・エンジンにそのまま使える。「ビオディーゼル」の価格は1ガロン(約3・8リットル)当たり3ドル以上するが、通常のディーゼルオイルとの価格差も小さくなっている。また、環境を重視する近年の傾向もあって、使用するワイナリーが増えている。

 オレゴン州のウィラメット・ヴァレー・ヴィンヤードやカリフォルニア・ソノマ郡のベンジガー、ナパヴァレーのロング・メドウ・ランチなどが、耕作用のトラクター、物資運搬のトラックなどに、このオイルを使用している。
(読売新聞)

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ヤマノイモの出荷最盛期/広島県三次市 (12/12)

三次市吉舎町の特産ヤマノイモの出荷が最盛期を迎えている。お歳暮用などに今月末まで出荷を続ける。

 三次農協吉舎支店のライスセンターでは、農家が収穫したヤマノイモをパート従業員が大きさや形ごとに