トイレの後の手、ちゃんと洗ってますか? 風邪の予防に気になる実態も判明
(12/15)
米国微生物学会(ASM: American Society for Microbiology)および米石鹸洗剤工業会(SDA: Soap and Detergent Association)は、手洗いに関する最新調査レポート「2005 Hand Hygiene Survey」の発表を行った。手洗いを徹底して、感染症の予防を呼びかける特別キャンペーンが展開されている。
同レポートは、米Harris Interactiveが今年8月に実施した調査に基づくとされる。第1次調査では、米国内の18歳以上の男女1,013名を対象にして、電話によるインタビュー調査を実施。その結果によると、公共施設などのトイレを使用した後に、毎回必ず手を洗っていると回答した男性は全体の88%、女性は全体の94%に上っているという。自宅でトイレに行ったら必ず手を洗うと答えたのは全回答者の83%、料理や食事の前には必ず手を洗うと答えたのは77%、子どものおむつを替えた後には必ず手を洗うと答えたのは73%に上ったとされている。一方、ペットに触れたら必ず手を洗うようにしているとの回答は42%、お金を触った後は必ず手を洗っているとの回答は21%に過ぎなかったようだ。
しかしながら、同時期に実施された第2次調査では、米国内各地の博物館、水族館、野球のスタジアム、ショッピングセンター、駅構内などの公衆トイレにおいて、6,336名の手洗いをモニター調査。調査担当者は、洗面所で髪を整えたり、化粧をしたりして、利用者が手洗いを監視されていると感じ取らないように振る舞って、今回の調査を実施したと説明されている。その結果によれば、公共施設のトイレで実際に手を洗っていた男性は74%、女性は83%にとどまり、第1次調査の回答結果とは開きが見られている。場所によって手洗いの実施には差があるようで、試合が行われている野球のスタジアムでは、4人に1人の男女がトイレで手を洗っていなかったという。
米国疾病予防管理センター(CDC: Centers for Disease Control and Prevention)は「感染症を防ぐ上で、手洗いは最も重要な対策になる」と呼びかけており、必ず石鹸を使って、少なくとも20秒間は流水で手を洗うように勧めている。PCのマウスやキーボードも、ぜひきれいな手で使うようにしたいところだ。
(MYCOM PC WEB)
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