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〜2005年11月トピックス〜
横浜の老舗ホテルで食中毒 (11/30)

横浜市衛生局は30日、同市中区山下町の「ホテルA」1階のレストランでノロウイルスによる食中毒が発生したと発表した。

 同局によると、25日夕、貸し切りの宴会をした横浜市内の職場のグループ41人のうち23人が嘔吐(おうと)や下痢、発熱などの症状を訴えた。いずれも軽症で、患者と従業員の便からノロウイルスが検出された。

 店は29日から営業を自粛。市は30日、営業禁止処分とした。
(日刊スポーツ)

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柿酢作り:紀北農芸高生、学ぶ /和歌山 (11/30)

特産品の柿の食品加工に取り組んでいる紀北農芸高校(かつらぎ町妙寺)の生産流通科2年生33人が28日、課題研究で柿酢作りを学んだ。

 農産加工の綿田光康教諭の指導で柿の漬け込みを体験。熟した平核無(ひらたねなし)柿をつぶしてイースト菌を加え、4〜6カ月間寝かせて熟成させる。この間、空気中の酢酸菌と結合すると柿酢になる。

 同校では、柿の販路拡大に一役買おうと、「18%柿酢ジュース」「イチゴジャム入り柿酢ゼリー」などの製造に取り組んでおり、2年生で柿酢作りを学ぶ。柿酢は高血圧などの成人病などに効果があるとされ、生徒らは「漬けるのは簡単。家でも作って家族に飲ませようかな」と話していた。【上鶴弘志】
(毎日新聞)

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こだわりの食:挑む道内企業/48 サッポロ自然農園 /北海道 (11/30)

<食・農・健 北の大地で>

 ◇札幌産トマトを全国に−−加熱するとうまみとこく

 畑をはうように生え広がり、直径4、5センチの赤い実がなるクッキングトマト「なつのこま」。ピンク系の「桃太郎」に代表される生食用のトマトとは違い、赤系の加熱調理用品種として注目されている。

 「札幌市農政課の勧めもあり、これからの健康志向の食生活にもあったトマトだと思い、栽培を始めました」と、サッポロ自然農園社長の松浦強さん(34)は話す。クッキングトマトは加熱すると、うまみとこくが増すため、100〜120度で煮込み、無添加トマトジュースにする。生食用に比べ糖度は低いが、自然の甘みがありサラリとしたジュースと好評だ。

 旧東北農業試験場盛岡支場(現野菜・茶業試験場盛岡支場)が91年に品種登録した。農作業の省力化に重点を置き、支柱がいらず、しかも収穫時期が一時期に集中し、実がへたから外れやすい。最大の特徴は、抗酸化物質「リコピン」が生食用に比べ3、4倍多く含まれ、がんや生活習慣病の予防に効果がある点だ。

 品種開発に携わった同試験場の伊藤喜三男さんが現在、新規就農や農業応援団づくりを行う「さっぽろ農学校」講師を務めているのが縁で、札幌市が普及に力を入れている。

 同社は、造園会社「北海道総合メンテナンス」が事業の多角化の一つとして設立。苗木の栽培から農業に異業種参入し、現在、札幌市北区篠路で農地を借り、アスパラや枝豆のほか、02年からクッキングトマトの栽培にも手を広げた。6月に苗を植え、たい肥を入れた畑で無農薬栽培し、8月から9月に収穫期を迎える。今年は約1ヘクタールの畑で、約40トンを収穫した。

 松浦さんは東京でサラリーマン生活後、父親の造園会社を手伝うため、Uターンした。「クッキングトマトはまだ札幌でも知名度が低い。ジュース以外のレシピも紹介し、札幌産トマトの存在を全国に広めたい」と力を入れている。
(毎日新聞)

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煙じっくり、深まる味〜新庄・いぶし大根づくり (11/30)

最上地方の伝統的な冬の味覚・いぶし大根づくりが、新庄市内などで本格化してきた。

 1本ずつ丁寧に洗って乾燥させ、いぶし小屋で4日間ほど薫蒸した後、玄米やザラメ、塩で3週間ほど漬け込む−というのが一連の作業。出来上がるまで最短でも1カ月はかかる。

 シャキシャキした歯応えと、ほのかに残るいぶしの香ばしさが特徴。お茶請けなどとして地元で親しまれているほか、最上地方ならではの冬の食材として、首都圏などに贈る人も多いという。

 気温が低くなるほど大根のうま味が出てくるといい、各農家などでは、12月中旬ごろまで作業が続けられる。
(山形新聞)

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松阪牛肉食パン:県内産素材にこだわり 松阪の桑名さん開発−−あすから販売 /三重 (11/30)

◇ベルファームなどで限定販売
 松阪肉のミンチを練り込んだパン「松阪牛肉食パン」を松阪市中林町のパン屋「パンらんどくわな」(桑名信司店主)が開発し、12月1日から同市伊勢寺町の農業公園「ベルファーム」などで限定販売を始める。県内産の素材にこだわった食パンで、新たな特産品として人気を集めそうだ。
 松阪牛肉食パンは、松阪肉の他に、県内産の小麦粉「にしのかおり」や大内山のバター、宮川の水、二見の塩を使用。県内産の天然素材にこだわった。通常使用するバターを約半分にし、代わりに松阪肉のミンチを混ぜ込んだ。試行錯誤しながら完成した桑名さんの自信作で、トーストするとほのかな肉の香りとコクがあるのが特徴。1斤(約420グラム)600円(税込み)。
 ベルファームでは、これまでも松阪肉を使った商品の販売に力を入れてきた。出店者の協力で松阪肉のジェラートや巻きずし、まんじゅうなどを販売しており、新たな商品に期待を寄せている。
 桑名さんは「地元の特産品を使っておいしい物を作りたかった。シチューなどと合うのでは」と話している。問い合わせはベルファーム(0598・63・0050)【丸林康樹】 
(毎日新聞)

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15歳少女がキス後に急死=犯人はピーナツ−カナダ (11/30)

【ロサンゼルス29日時事】カナダのケベック州サゲネーの病院は29日までに、15歳の少女、クリスティーナ・デフォルジュさんが交際相手の少年とキス後、急死したことを明らかにした。一見不可解な死だったが、「犯人」として浮上したのは、ピーナツアレルギーのショック症状。
 16歳の少年は、デフォルジュさんが極度のピーナツアレルギーと知らず、キスする約9時間前にピーナツバターを塗ったトーストを食べていた。デフォルジュさんは病院で手当てを受けたが、数日後の今月23日に死亡した。 
(時事通信)

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県農試、イチゴ新品種に「ゆめのか」と命名 (11/30)

【愛知県】県農業総合試験場が2004年度に開発したイチゴの新品種(愛知6号)の品種名が「ゆめのか」と決まった。県は「ジューシーで、すっきりした甘さ」を前面に打ち出し、イチゴの主力品種となるよう生産拡大を図るとしている。

 「ゆめのか」は育苗しやすいほか、果実が傷みにくく流通に適しており、さわやかな食味が特長という。品種名には生産者から消費者まで、みんなの「夢のかなう」おいしいイチゴという意味を込めた。

 今季は東三河地方を中心に、県内約6ヘクタールで栽培されている。関係機関による普及促進会議は現在の主力品種「とちおとめ」「章姫(あきひめ)」などの一部と置き換える方針で、当面は県内のイチゴの作付面積の約1割に当たる30ヘクタールを目標とする。

 県内産地の栽培・出荷基盤の確立を優先的に進めるため、通常2−3年はかかる農水省の品種登録終了まで、県外での栽培は認めない。また、栽培の始まっている蒲郡市や豊川市、一宮町、小坂井町、御津町、愛西市、新城市などをモデル産地とし、栽培技術や販売の面で重点的に支援する。

 県内のイチゴ栽培は生産量、生産額ともに全国7位だが、主要品種は他県で開発されており産地間競争のうえからも県内の生産者から、愛知の新しいオリジナル品種開発の要望が強かった。県は1999年度から開発に取りかかり、今年3月、種苗法に基づく品種登録を出願した。(野崎 雅敏)
(中日新聞)

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野生の鳥を殺しても鳥インフルエンザの感染防止にならず=国連 (11/30)

[ローマ 29日 ロイター] 国連食糧農業機関(FAO)は29日、鳥インフルエンザの予防を目的に野生の鳥を殺すのをやめるよう、各国に通達した。感染防止には、家禽類の病気に対処すべきだとしている。 
 FAOの警告は、ベトナムのホーチミンで鳥インフルエンザ予防策として野生の鳥が殺されている、との報告を受けたもの。
 FAO感染病グループ上級主任のフアン・ルブロス氏は、「(野生の鳥を殺しても)人間の鳥インフルエンザ感染の予防には、ほとんど貢献はないと思われる。主な対策はこれまで通り、家禽類の病気への対処であるべきだ」と指摘した。
 2003年後半以来これまでに、アジアで133人が毒性の強いH5N1型鳥インフルエンザに感染し、うち68人が死亡したとされている。
 現時点で鳥インフルエンザは人間に感染しにくいとされているが、専門家は突然変異によって人間同士で容易に感染するようになる可能性があり、数百万人が死亡する世界的なまん延につながるのではないかと懸念している。
(ロイター)

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医薬品と偽り健康食品売る…販売会社社長ら逮捕へ (11/30)

札幌市の健康食品販売会社「A」が健康食品を医薬品と偽って販売していたとして、静岡県警は29日、同社社長(40)と専務2人の計3人を薬事法違反容疑で逮捕する方針を固めた。

 すでに逮捕状を取っており、30日にも逮捕する。県警は押収した販売マニュアルや社員の供述などから、会社ぐるみの組織的な販売だったとみて、全容解明を進める。

 調べによると、社長らは同社関東支社長(32)(薬事法違反の罪で起訴)と共謀し、2004年11月から同12月にかけ、同県伊東市の無職男性(75)ら4人に、「イチョウ葉エキスゴールド」計62本を約188万円で、大豆エキス「健長寿」計106本を約422万円で、「血管が丈夫になり、脳こうそくが改善される」などと医薬品の効能があるように説明して販売した疑い。

 同社はイチョウ葉エキスなどの効能を記したチラシや折り込み広告を客集めに使い、東日本を中心に違法な販売を繰り返していたとみられる。専務2人は、商品の発注や販売場所の選定などを担当していた。 
(読売新聞)

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【中国】緊急通知:環境汚染防止へ「責任感もて、油断するな」 (11/30)

国家環境保護総局は28日、環境破壊につながる事故を防ぐよう求める緊急通知を関係部門に送った。中国ではこのところ、生産の現場で大きな事故が相次ぎ、環境にも深刻な影響を及ぼしている。

 通知は、「生産現場における大規模な事故が相次ぎ、そのために発生した環境汚染が経済活動や日常生活に深刻な影響を与えている」とした上で、関係部門に対して有効な措置をとるように要求した。

 また、気を緩めることなく、万が一にも事故が発生しないよう努めることを求めた上で、まだ表面化していない汚染源や有害物質の排出を(発見するために)ただちに全面的に調査することを要求。

 特に、住宅密集地、河川流域、水源地などに汚染物質を排出している企業に対して、管理・監督を強化することが強調されている。

 さらに、緊急事態への対応計画を整備し、事故発生時には、計画に沿って行動し、環境汚染を最小限にとどめるよう警戒心と責任感を十分もって臨むよう要求している。(編集担当:菅原大輔・如月隼人) 
(サーチナ・中国情報局)

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飲めば無重力気分?=宇宙酒仕込み始まる−来年4月、世界同時解禁・高知 (11/29)

宇宙で育った酵母を使った日本酒「宇宙酒」の仕込みが29日、高知県いの町の高知酒造などで始まった。県内の酒米と合わせて吟醸酒に仕上げ、来年4月1日、全国各地と世界数カ所で同時に発売される。
 新しい土佐名物にしようと、同県酒造組合連合会などが企画。県工業技術センターで開発された酵母は10月1日、ロシアのバイコヌール宇宙基地から宇宙船ソユーズで打ち上げられ、国際宇宙ステーションに滞在。同11日に無事、地球に帰還した。
 酵母は同センターで培養され、県内18の酒造会社に配布。今年使用するのは乾燥状態で打ち上げられたもので、味に大きな変化は見込めないというが、酒造組合は「夢とロマンをもって飲めば、きっと宇宙の味がする」と期待を膨らませている。 
(時事通信)

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米国産牛の意見募集終了 食品委、輸入再開問題で (11/29)

内閣府食品安全委員会は29日、牛海綿状脳症(BSE)の発生で停止している米国産とカナダ産牛肉の輸入再開を容認する答申案に対し、一般からの意見募集を締め切った。
 全国7都市で開かれた同委員会主催の消費者らとの意見交換会では、米国産牛肉の安全性や輸入条件の順守に関する不安の声が相次いでおり、意見募集でもこうした意見が多数集まったもようだ。委員会は集まった意見の数や内容などは、精査中で公表できないとしている。
 答申案をまとめた同委員会プリオン専門調査会は、調査会の科学的判断に影響を与える意見・情報があれば、必要に応じて答申に反映させる。
(毎日新聞)

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食中毒:結婚披露宴で23人−−A本店調理部門を営業停止 /奈良 (11/29)

奈良市保健所は28日、同市脇戸町のA本店で23日開かれた結婚披露宴で、23人が食中毒を発症したと発表。28日から30日まで、同店調理部門を営業停止処分にした。
 同保健所によると、飲食した54人のうち28人を調査。25〜61歳の男女23人がおう吐や下痢、腹痛などの症状を訴え、11人が病院で受診した。いずれも快方に向かっているという。追跡調査ができていない人の中に発症者はいない模様だという。
 患者1人の便からは、ノロウイルスを検出。症状や潜伏期間から、同保健所はこのウイルスが原因の可能性が高いとみている。【最上聡】
(毎日新聞)

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治療食に“味わい革命” (11/29)

多田 鐸介(ただたくすけ)さん(37) レストラン「ユリス麻布十番」オーナーシェフ/「食事には、体も心も元気にする力がある。食を通して皆を若返らせたい」

フランス料理で老化防止に挑戦
 サーモンのピンク色とカレーソースの黄色の組み合わせが美しい一品を前に、「サーモンに含まれる赤い色素アスタキサンチンは、老化の原因といわれる活性酸素を分解する抗酸化能力が高い。疲れ目にもいいんですよ」。「パンはオリーブオイルに浸してどうぞ」とも。オイルに含まれる辛味成分が、認知症に効く可能性が出てきたためという。

東京・地下鉄「麻布十番」駅から数分。自らオーナーシェフを務めるレストランで出している「アンチエイジング(抗加齢)メニュー」の一例だ。

70歳でエベレスト登頂に成功したプロスキーヤー三浦雄一郎さん(73)一家の食の本が出版される際、撮影用の料理を作った。その縁から、三浦家の健康長寿の秘密を探っている東京都老人総合研究所老化ゲノムバイオマーカー研究チームリーダーの白沢卓二さんと共同でメニュー作りに取り組むように。オーナーシェフのほか、病院や介護施設のフードコンサルタントの顔も持つ。

 「研究で科学的に証明された効能を、料理の形にして分かりやすく伝えるのが僕の仕事」

 料理が大好きで、高校卒業後に渡仏。世界的なフランス料理学校「ル・コルドン・ブルー・パリ」で学び、ミシュランの星付きレストランで腕を磨いた。

 帰国後、「タイユバン・ロブション」などの一流店に勤めた後、26歳の時、厨房(ちゅうぼう)機器メーカーの調理顧問になった。ホテルやレストランだけでなく、病院や老人施設にも出向いて調理技術の指導をした。

 静岡県内の病院を訪れた時、ぜひにと請われて、ホスピスの患者に桃のデザートを作った。余命いくばくもないその患者が、「生きてて良かった」と喜ぶ姿に衝撃を受け、「治療食や介護食に本気で取り組もう」と思い立った。

 「意外なことに、フランス料理と治療・介護食には、共通点があるんですよ」

 フランス料理やフランス菓子で多用されるムースやゼラチンは、のど越しや舌溶けが身上。形あるものをすりつぶしたり裏ごししたりして別の料理に仕立てる技術は、日本で研究が始まったばかりの飲み下しやすくした食事「嚥下(えんげ)食」に応用できると確信した。

 栄養士らと勉強を重ね、「離乳食にも共通点があるのではないか」と、当時、離乳食を食べていた自分の子供も実験台にして、食べやすさや味を追求した。

 現在、病院や介護施設では食革命が起こりつつある。食べ物を細かく刻んだ刻み食や流動食、チューブを通してとる食事から、見た目や雰囲気も味わう食の大切さが見直されてきたからだ。うま味や風味を損なわず、一度に大量に作れる調理技術も進んできた。

 また、介護施設のお年寄りの3〜4割が低栄養とされる現状に、医師や看護師、栄養士、調理師などがチームとなって、高齢者一人一人に適した栄養管理を行うことが推奨されている。

 「お客様をいかに喜ばすかというサービス精神は、レストランの方が断然上。医療や介護の現場では、栄養は十分でも、料理としてのおいしさや、食欲をそそる盛り付けなどの工夫がまだまだ足りない」

 食を通じた介護予防やリハビリの可能性は大きいと見る。「単に『体にいいから食べなさい』と言っても、なかなか受け入れられない。どういう効能があるのかを知る喜び、自分で作る喜び、みんなで食べる喜びを、医療や介護現場でもっと取り入れていきたい」(猪熊律子)
(読売新聞)

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学校給食に特別栽培米 (11/29)

飯田市で県内初導入、農薬は半分以下
 飯田市は、上村、南信濃の両地区を除く市内二十五の小中学校の給食で出されるコメに、農薬や化学肥料を半分以下に抑えて市内で栽培された「特別栽培」の秋晴(あきばれ)を今月中旬から導入した。県内では初めて。 (西尾 玄司)

 「特別栽培」は、国のガイドラインに基づき、地域で通常使われている農薬や化学肥料の半分以下に抑えて栽培した農産物に限り表示できる。導入したコメの農薬は平均的農家で七剤使うところを三剤にし、化学肥料の有効チッソ量は、十アール当たり十一キロを五・二キロまで減らした。施肥量が減ることで、冷めてもおいしく、ご飯に粘りが増す効果が期待できるという。

 特別栽培米を作る市内の契約栽培農家数は六十一戸で、栽培面積は約千九百四十二アール。小中学校で年間必要な量百五トンの八割ほどは提供できるという。JAみなみ信州は今後、学校以外にも特別栽培米を普及させ、地産地消を進めていく。

 同市は昨年度から、市内産の減農薬による秋晴を学校給食に使い、安全、環境に配慮したコメを子どもたちに食べてもらっている。
(中日新聞)

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おいしいよ!香川県産の食材をPR  (11/28)

讃岐三畜や和三盆など香川県を代表する食材を生かした様々な料理や加工食品を紹介する催しがきょう高松市で開かれました。
「フードフェスタかがわ」と題したこのイベントは香川県内で生産されている食材のよさをあらためてアピールしようと県などが初めて開いたものです。
高松市内のホテルには讃岐三畜と呼ばれる牛、豚、鶏の肉をふんだんに使った加工食品や、県魚・ハマチをはさんだハンバーガー、それに豆腐を練りこんだ新感覚のうどんなど素材のよさを生かしたアイディアあふれる食品が並べられました。
会場には主婦や消費者団体、それに新たなビジネスチャンスを見い出そうという業者など様々な人たちが集まり、実際に試食をしたり担当者の説明を聞いたりして香川県産の食材のよさを再認識していました。
地元でとれた農作物を地元で消費するという「地産地消」の動きは高まっていますが、大幅な消費拡大にはいたっていないということで、県では食育や文化の継承といった観点からも県産品のPRを進める方針です。
(西日本放送)

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オーストラリアの研修旅行で食中毒 (11/28)

山形県は28日、オーストラリア研修旅行から帰国した同県米沢市の高校の男子生徒47人が下痢や腹痛などの症状を訴え、うち2人が入院したと発表した。

 検査した13人からカンピロバクター菌と腸管出血性大腸菌が検出されたことから、集団食中毒と断定した。生徒は全員快方に向かっているという。

 県食品安全対策課によると、研修旅行は高校1年の男子生徒94人と教諭4人が参加。今月11日にオーストラリアへ出発し、21日に帰国した。18日ごろから不調を訴える生徒が出たという。

 旅行中の食事が原因とみて、食事の内容などを調べている。
(日刊スポーツ)

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雑記帳:予備校で「健脳食」人気 (11/28)

◇北九州予備校が九州・山口6県で運営する18寮で、朝夕の食事に豆類や海草、魚をふんだんに使った「健脳食」が登場し、生徒の人気を集めている。

 ◇「受験を勝ち抜くには健康が第一」と、料理研究家に献立作成を依頼して夏から登場。「頭の良くなるメニュー」のタイトルで誘い、苦手なひじきや雑穀も食べてもらう。

 ◇28日は「母の味デー」で、魚の煮付け、おから、すいとんが並んだ。「食べただけで合格するなら苦労は……」の声もあるが、その冷静さは健脳食効果かも。【望月麻紀】
(毎日新聞)

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酒米:伏見の酒、伏見の米で 14代目蔵元と6代目農家が連携 /京都 (11/28)

創業300年を超える蔵元、増田徳兵衛商店(伏見区下鳥羽長田町)の14代目・増田泉彦さん(50)と、地元農家の6代目・山田豪男さん(41)が、伏見独自の酒造りと米作りにこだわり続けている。【山田奈緒】
 高度成長期の「大量生産でより安く」という風潮や、交通網の発達で「『地産地消』という考えが薄れていった」と増田さんは指摘する。約30年前には、伏見で酒米は生産されなくなった。
 しかし「無農薬の地元産米で酒を造りたい」という山田さんの思いを増田さんが受け止め、90年から伏見産の米を使った酒造りに取り組んだ。95年には、京都特産の酒米「祝(いわい)」の生産を再開。丈が約150センチにもなる「祝」は倒れやすく、1株あたりの収量も少ない。栽培の難しさから、74年には一般に生産されなくなった品種だ。
 山田さんは「名高い伏見の名水で育ち、同じ水で酒を造るのだから相性が良くて当然。これこそ伏見の味」と話す。手間のかかる無農薬栽培のため大量生産できず、値段も安くはない。加えて、夏暑い伏見の気候は「祝」栽培に適さないが、増田さんも山田さんも「難しいほどチャレンジしたくなる」と笑う。
 長い付き合いで、お互いを理解しあった間柄でもあり、「手を抜けばすぐばれるという緊張感もよりよい米作り、酒造りにつながっている」。生まれ育った伏見の伝統と文化を敬い、こだわり抜いた米と水を用いて、英知を結集して醸す酒。後世に誇れる伏見の味を造り出そうという強い意志で、2人は日々研鑽(けんさん)を積み続ける。
(毎日新聞)

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家の畑でダイコン掘り 福知山・下六人部小の児童 (11/28)

農業に関心を持とうと、京都府福知山市の下六人部小の児童が28日、学校給食に野菜を提供している農家の畑でダイコン掘りを体験した。
 市は本年度、地元産のジャガイモ、ナス、キュウリなど6品目を給食に取り入れている。同小は府の地産地消を進める事業のモデル校に選ばれており、この日、5年生が市内の2農家の畑で取り組んだ。
 同市牧の農業片岡美恵子さん(56)の畑では、25人が収穫に挑戦。アドバイスを受け、葉を真っすぐ上に持ち上げて長さ約50センチのダイコンを次々と引き抜いた。収穫数を競う子らもいた。2つの畑で収穫した計300キロのダイコンは、29日の給食の煮物に使われる。
(京都新聞)

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<アルツハイマー>根本治療に光 原因たんぱく質の生成抑止 (11/28)

アルツハイマー病の原因と考えられているたんぱく質が出来るのを止め、根本的な病気の治療に役立つ可能性のある化学物質を京都薬科大、東京大、理化学研究所の共同研究グループが作り出すことに成功した。マウスでの実験で有効性が確認され、治療薬への実用化が期待出来るという。28日から大阪市で始まる日本薬学会で発表する。
 ◇京都薬科大など化合物開発
 京都薬大の木曽良明教授(薬品化学)が中心になって開発した。同病の発症については、人体の細胞膜にあるアミロイド前駆体たんぱく(APP)という長い鎖状のたんぱく質を、2種類のたんぱく質分解酵素が切断、その結果、出来上がったアミロイドβペプチド(Aβペプチド)という短いたんぱく質が脳内に大量に蓄積して起きるとの説が有力。
 木曽教授らはこの説に基づき、分解酵素に入り込んでAPPを切れなくする化合物KMI―429を合成した。この化合物を、同病になりやすい遺伝子を発現させたマウスの脳の海馬に注射すると、Aβペプチドの産生量が約6割に減った。産生減少で既に蓄積しているAβペプチドの排出も進み、病気の進行抑止や治療にも有効という。
 この化合物は比較的小さな分子だが、人の血管への注射や内服薬として使うには、更に小型化するなど多くの改良と安全性の確認などが必要だ。しかし木曽教授は「現時点でもマウスの個体で治療効果が確認された低分子化合物はKMI―429が世界初。治療薬の完成を急ぎたい」と話している。【奥野敦史】
(毎日新聞)

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養殖カキからノロウイルス 石川県、出荷を一時停止 (11/28)

石川県は28日、同県七尾市の七尾西湾漁業協同組合が実施した養殖カキのノロウイルス検査で陽性反応が出たため、同漁協に生食用の出荷を一時停止するよう指導した。同日までに食中毒の報告はないという。
 県によると、同漁協はカキの出荷時期に合わせて毎年10月から半年間、月2回の定期検査を実施。21日に湾の7カ所から採取したカキのうち、2カ所からウイルスが検出されたという。
 出荷先について県は「生産者が個別に販路を持っているため把握できない」としている。出荷停止の指導は、ウイルスが検出されなくなるまで継続する。
(共同通信)

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県食品研究センターが水産加工で次々に特許 (11/28)

青森県ふるさと食品研究センター(八戸市)が開発した水産加工品製造技術が、続々と特許登録されている。昨年三月に「ホタテガイ貝柱肉を主原料とするハンペン製造方法」、今年六月に「納豆菌を用いた水産発酵食品および製造方法」が登録され、近く「イカ潰(つぶ)し肉ゲル化食品素材製造方法」も登録となる見通し。同センターでは「県に使用料を納めれば技術は利用可能。新たな加工品、特産品開発に活用してほしい」とPRしている。

   貝柱肉でのハンペン製造は、潰した貝柱と塩を混ぜ合わせ、所定の温度、時間でゲル化(半固形化)させハンペンを作る技術。独特のフワフワ感を出すために不可欠とされた副原料(卵白やナガイモなど)を一切使わないのが特徴だ。
 身崩れした貝柱を活用できないか―と民間業者の相談を受けて開発、二〇〇一年二月に特許出願した。
 また、納豆菌水産発酵食品製造技術は、青森県内に水産発酵食品を浸透させようと研究を進め、〇二年三月に特許出願した。サケやイカ、ホタテの加工品を試みたところ、新しい食感、香味の加工品に仕上がった。
 「イカ潰し肉ゲル化食品素材製造方法」は、姿のままでの流通が主流のイカを潰し、タンパク質の特性を生かした加熱処理によってゲル化させる技術で、イカは成型可能な新たな素材となる。従来は利用価値が低いとされた腕やひれなども無駄なく使えるという。
 同センターの山日達道水産化学部長は「納豆菌とイカの特許技術は、機能性加工食品を視野に入れており、魚介類の新たな需要が期待できる。貝柱のハンペンは県内業者が近く商品化する」と、技術の活用をPRしている。
(デーリー東北新聞社)

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特産野菜の食育成果着々/農家との交流で苦労学ぶ (11/28)

農と食の距離が開き、食生活の乱れが指摘されるなか、県は「農林水産食育推進プログラム」を今年スタート。プログラムを進める団体の一つに観音寺市立豊田小学校・PTAが選ばれた。特産野菜の収穫や生産者との交流を通じて食文化や栄養について学んでいる。(曽我部和也)

 「お日さんのよーく当たるレタスが、大きく育っとるやろ」。11月初めのよく晴れた日。レタス農家の豊田敏計さん(46)は、3年生児童32人とその母親を前に、畝の南側から子どもたちの頭ほどもあるレタスを取って見せた。

 学校近くにある豊田さんの畑で児童が苗の植え付けを体験したのは9月末。だが、気温が下がったため生育が予定より遅れ、この日収穫したのはそれより10日ほど前に植えられたもの。

 「苗は全部一度に植えるんだったかな?」と引率の先生が尋ねると、「ちょっとずつずらす」と大きな返事が返ってきた。

 数日前、豊田さんは害虫や雑草から野菜を守るための苦労などを講義。「安く、安定して食卓に届けたい」と、植え付けや消毒の時期に少しずつ差をつけて段階的に収穫する工夫を紹介していた。

 豊田さんは「『野菜はスーパーに行けばいつでも並んでいるもの』という考えじゃなく、農家が一生懸命育てたものだと意識してほしい」と、畑からお目当てのレタスを選ぶ児童を見つめた。

 翌日は調理実習。自分たちの手で収穫したレタスを給食センター栄養士の手ほどきでチャーハンやスープに調理、舌鼓を打った。

 農林水産食育推進プログラムは県が今春に募集。11団体から応募があり、7月に審査で豊田小・PTAのほか、男性の料理教室、地元の食品加工所見学などを開く琴平町の婦人会、幼児の保護者向けに県産の農産物を使った料理を紹介する栄養士のグループなど5団体を選んだ。県が各団体に委託し、それぞれ50万円以内で経費を補助している。

 豊田小では1、2年生がそれぞれイチゴ、サツマイモの収穫とおやつ作り。5、6年生は農作物に加えて、郷土料理のちらしずしやイリコ飯を味わうなど、食文化の継承も視野に入れ、何か月もかけて取り組む。

 生産、消費があれば、その間にある流通も大切なテーマ。最後の学習では、三豊統計・情報センターの大林久輝さんが「スーパーには色んな産地のレタスがあります。一年中食べられるのは、全国の農家がそれぞれの季節に栽培して送っているからです」と説明した。

 児童たちは「ここで作ったレタスが北海道でも売られていることを知りました」「農家は夜中の3時から仕事をしていることに驚きました」と感想文に記した。

 生産者との交流は、児童に地産地消の意識を植え付けるため。加えて、豊田小では収穫や調理、講義などプログラムの多くに保護者の参加を呼びかけた。

 大広早苗教頭は「食育の中心は家庭。朝ご飯を全児童が食べるようになれば大成功。時々でいいから、バランスのとれた食事について家族で話し合ってほしい」と期待を寄せる。
(読売新聞)

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食の環境づくり/的確な情報を届けよう (11/27)

食事の前に「いただきます」、食後は「ごちそうさま」と言うのは当然のことだったが、近ごろは事情が変わったようだ。レストランや食堂、ラーメン屋などの外食店で「いただきます」と言う人は、ほとんど見かけない。食に対する人々の基本的な姿勢が、おかしな方向に変化している。食は個人的な営みではあるが、文化的な要素を含め、的確に自分でコントロールできるようにする情報の提供は欠かせない。

   学校給食で子どもたちに「いただきます」を言うように指導したところ、保護者から「ちゃんと給食費を払っており、恵んでもらっているわけではない」と、苦情が寄せられたという。ほかにも「宗教色の強い言葉を、学校で指導するのはいかがなものか」という声もあったそうだ。いずれも誤解や無理解とともに、食と命にどう向き合うか、人としての生き方まで考えさせられる。

    今から20年ほど前、子どもたちが1人で食事をする「孤食」が問題になった。いくつかの調査結果が発表され、3割ほどの子どもたちが1人で食事をしている実態が明らかになった。子どもが1人で食べていれば「いただきます」などと言うこともない。孤食は何人もの人と一緒に食べる共食と比べて、栄養素が偏りやすく、健康に悪い影響が出ることが多いという調査結果も発表された。

    ところが、問題は家族や家庭のあり方という社会的に根が深いところから発生しており、その後も孤食は減らず、むしろ増える傾向さえ見られた。当時の子どもたちは、すでに親世代になりつつある。近ごろは「会食不能症」という、自分一人で食事することはできても、ほかの人と一緒に食事することができない神経症の人も現れてきた。他人と食事をしようとすると、食べる前に吐き気がする、食べると吐いてしまう、おなかの調子が悪くなる。人によって症状は違う。1人なら普通に食べられるので、拒食症ではない。

    子どものころから1人で食事をしてきて、時々、親と一緒に食べると、あれこれうるさく小言を言われ、「うっとうしい」と思い、「1人で食べたほうが気が楽」と感じている子どもは多い。こうした気持ちの延長線上にあるのが、会食不能症ではないか。食をめぐる社会病理的な側面が色濃く現れているといえよう。

    農水省と厚生省、文部省(当時)が協力して作った食生活指針、食事バランスガイドなど、食生活改善のための情報はかなり整えられつつある。しかし、こうした情報を本当に必要としている人たちは、食をめぐる研修会や講習会などに参加しない、あるいは参加できない人たちではないか。生活のあらゆる場面で、分かりやすく、手軽に接することのできる食の情報提供に、もっと工夫し知恵を絞るべきだ。
(日本農業新聞)

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病院食に刺し身/栄養面優れた『昆布締め』で (11/27)

筑波大付属病院(つくば市)は、入院患者用の食事としては衛生管理面から導入されにくかった刺し身を十二月から提供することを決めた。カジキマグロの刺し身を昆布で包んだ北陸地方の保存食「昆布締め」に目を付けた。産地の富山市の業者から仕入れ、来年三月まで月一回のペースで昼食に提供する予定だ。

 全国の国立大付属病院で病院食に刺し身を使っているのは新潟、富山、石川、福井各県などまだ数少ない。同病院病態栄養部の西村欣也副部長が、今年三月まで勤務していた富山医薬大付属病院で、昆布締めの刺し身を利用していたことから、筑波大付属病院でも導入を提案した。

 昆布のうま味成分が刺し身に染み込み、減塩が必要な患者の食事に有効で、栄養面でも優れているという。ただ、県内ではなじみが薄い上、うま味のもととなっている糸を引く粘りに患者の好みの差が出る可能性もあり、肉料理と選択できるようにする。

 刺し身は、ご飯や煮物も一緒に詰めた弁当の形で、富山市の業者から弁当ごと真空パックの状態で仕入れる。単価は病院食の予算で一日分の半分以上を占めるが、一カ月間全体の食事計画の中でやりくりする。

 病院食は入院患者の健康を取り戻す重要な役割があるものの、同病院の残食率は10−15%。患者が十分な栄養を取り医療効果を高める目的で、同病院は四月から「行楽弁当」「まつたけ飯」など食欲を誘うユニークな食事を実験的に提供した結果、残食率は目測で5−8%と改善した。

 西村さんは「将来は患者さんの出身地に合わせて、慣れ親しんだ郷土料理を病院食に取り入れることも考えたい」と話している。 
(東京新聞)

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給食で食中毒と断定/6日間の調理業務停止処分 (11/27)

白浜町湯崎の小学校で児童らが嘔吐(おうと)や下痢などを発症した問題で、県は25日、児童や教職員の便からノロウイルスを検出したと発表した。田辺保健所は給食による食中毒と断定し、6日間の調理業務停止処分にした。さらに原因食材を調査している。患者は快方に向かっているという。

 県環境生活部によると、早期に症状が出た3検体(児童2人、教職員1人)中すべてにノロウイルスが検出され、発症時期が同一であったことから、共通食材を食べる給食による食中毒と断定。発症者数の多さから、調理業務停止処分の期間を25日から30日まで6日間に判定したという。

 同小は25日夕方から、全児童の家庭訪問で健康状態を聞き取りしたところ、全児童93人中、79人が発症し、うち約70人が回復、体調が依然優れない児童も10人程度いるという。

 児童の回復状況と結果が明らかになったことから、週明けの28日から学校を再開し、2日間は昼までの予定。給食は停止処分が明ける12月1日に始める。

 同小の12月の給食は、1カ月分の献立が決まっていたが、生ものを避け、火を通した料理を中心に献立を作り直すという。校長は「処分を重く受け止めている。多大な迷惑と心配をかけ、申し訳ない。衛生管理を徹底していきたい」と話している。
(紀伊民報)

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新型インフルエンザ:ウイルス除去に有効な装置開発 /群馬 (11/26)

◇県衛生環境研と三洋電機が協力  県衛生環境研究所(前橋市上沖町)と三洋電機(本社・大阪府守口市)は、電解水と特殊フィルターを使った空中浮遊ウイルスを効率的に99%除去する装置を共同で開発した。「新型インフルエンザ対策にも有効」(同研究所)といい、早期の実用化を目指す。
 同研究所などによると、装置は蜂の巣構造のハニカムフィルターに電解水を垂らして循環させる構造。電解水は水道水をタンクで電気分解し、除菌効果の高い次亜塩素酸を生成したもので、インフルエンザウイルスなどの表面タンパクを分解し、細胞と結合できなくする。電解水に覆われたフィルターに空気を強制的に通過させることでウイルスを除去する。
 三洋電機は既に電解水をミスト(霧)状にして除菌する加湿器や洗濯機を商品化。今回はそれにハニカムフィルターを組み合わせ、空気との接触面積を大幅に増加させたことで高効率化した。ミストでは99%の除去効果を得るのに約1時間がかかったが、同装置ではフィルターを通り抜ける瞬間に99%の除去が可能になったという。
 また、ハニカムフィルターは従来のフィルターに比べ、目詰まりしにくく、電解水は装置の中で水道水から生成しながら使用を続けることができるため、長期間の継続使用に特に有用という。
 同研究所は「学校や病院、ビルなどの施設の空調設備にこの装置を付加することで、広い空間を衛生的に保つことができる」としている。世界的に懸念が高まる新型インフルエンザなど呼吸器感染症の予防のほか、有害微生物や花粉などのアレルギー対策にも活用できる可能性があり、実用化が期待される。【山田泰蔵】
(毎日新聞)

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食中毒:焼き鳥店で8人が症状−−西宮 /兵庫 (11/26)

西宮市は25日、同市下大市東町の焼き鳥店「A」で今月5日に食事をした大学生ら8人が下痢や発熱などの食中毒症状を訴えたと発表した。いずれも症状は軽く快方に向かっているという。患者の便から原因となる「カンピロバクター」が検出されたことなどから、市は同店の食事が原因の食中毒と断定。25日の1日間、営業停止処分にした。【井上大作】
(毎日新聞)

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食中毒:京都で県内旅行者含め44人に症状 /徳島 (11/25)

京都府保健福祉部は24日、京丹後市網野町の民宿を利用した県内からの旅行者ら72人中44人が下痢や吐き気などの食中毒症状を訴えたと発表した。5人の便からノロウイルスが検出され、府は同日から2日間、同民宿を営業停止処分にした。

 症状を訴えた旅行者は19日夕に民宿で会席料理を食べていた。このうち、県内からの旅行者は59人で、38人が発症した。いずれも軽症で、全員快方に向かっている。
(毎日新聞)

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コイヘルペス:乳酸菌で予防、感染試験で延命効果確認 筑波大・星野教授発見 /茨城 (11/25)

乳酸菌にコイヘルペスウイルス病(KHV)を予防する効果があることを、筑波大の星野貴行教授(応用微生物学)が突き止めた。KHVは霞ケ浦をはじめ全国各地の養殖場や河川でコイの大量死を引き起こしたが、有効な対処法がなく、実用化が期待されそうだ。
 星野教授はまず、コイの消化管内から採取した乳酸菌を調べ、一般的な魚病の病原菌に対する抗菌活性があるなどの8種10株を選んだ。これらの乳酸菌を餌に混ぜてコイに与えたところ、3株にコイの成長を促進し、免疫力を高める効果があることを確認。この3株を混ぜた餌を使いKHVの感染試験をした。
 6〜10匹のコイを入れた二つの水槽を用意し、2カ月間、一方に普通の餌を、もう一方には乳酸菌を混ぜた餌を与えた。その後、KHVで死んだコイを5日間水槽に入れたところ、普通の餌のコイ全部が45日目までに死んだのに対し、乳酸菌を投与したコイはすべて生き残った。
 コイの腹にKHV溶液を注射する強力な感染方法でも、水槽の水を交換した場合は乳酸菌投与のコイは死なず、水を替えない悪環境でも延命効果がみられた。生き残ったコイは、乳酸菌投与をやめた20日間後のPCR検査でKHV陰性だった。
 星野教授は「実験室レベルではKHVの予防効果を確認できた」として、9月から茨城県内水面水産試験場で、よりたくさんのコイを使った共同研究を始めている。【須田桃子】
(毎日新聞)

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<人工食道>ぜん動運動が可能 東北大グループ開発 (11/25)

食べ物を胃に送るぜん動運動が可能な人工食道の開発に、病態計測制御分野が専門の山家智之・東北大加齢医学研究所教授らの研究グループが成功した。内視鏡での手術が可能になるため患者への負担が軽く、食道がん患者への治療法として5年以内の実用化を目指す。同グループは24日、特許庁に特許申請した。
 山家教授らは、熱を加えると縮まる形状記憶合金の輪を利用。食道のぜん動運動の仕組みを参考に、この輪を1センチ間隔に配列し、規則的に縮めたり緩めたりすることで、食べ物が一定方向に進むようにした。
 輪を温めるための磁気コイル(長さ約5センチ)を胃の中に置き、外部から別の磁気コイルを当ててエネルギーを供給。輪は新たに開発したポリビニールアルコール(PVA)の管にくくりつけた。PVAの摩擦係数は通常の人工臓器用シリコンの1割で、食べ物をスムーズに送ることが可能だ。
 さらに、人工食道を設置するため食道を広げるステント(管)も、外から電磁気を当てると温まる素材を開発。温めることで、熱に弱いがん細胞を殺すことができ、治療につながるという。
 食道がんは国内で年間1万人がかかるとされている。胸や腹を開くなど大掛かりな手術が必要で、切除できない場合は食べ物を飲み込めるよう金属製ステントを設置する治療をしてきたが、不都合も少なくなかった。山家教授は「胆道や尿道、大動脈などの手術への応用も考えていきたい」と話している。【石川貴教】
(毎日新聞)

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サントリー:千歳工場・操業を来年3月末で休止 /北海道 (11/25)

サントリー(本社・大阪市)は24日、道内唯一の生産工場・千歳工場(千歳市)の操業を06年3月末で休止し、生産設備を「日本アスパラガス」(本社・後志管内岩内町)へ譲渡すると発表した。同社には清涼飲料の生産のみを委託する。
 同工場は67年、ウイスキーの瓶詰工場として操業を始め、04年度には清涼飲料としては過去最高の370万ケース(道内消費量の約3割)を生産した。サントリーは「生産効率が悪く高コストになる。ウイスキー市場も縮小しており、新たな設備投資はできない」としている。従業員は道外の工場へ配置転換する。【水戸健一】
(毎日新聞)

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大腸菌:かまぼこ会社に商品の回収命令−−札幌市の検査で発見 /北海道 (11/25)

札幌市は24日、札幌市西区のA社が製造販売したかまぼこから大腸菌が見つかったとして、食品衛生法に基づき、製品200個の回収を同社に命じた。
 製品は12日、同区二十四軒の同社製造所で製造された。同市保健所が一部を抜き取り検査した。製品は市内の実演販売業者1社がスーパーの店頭などで油で揚げて販売。ほとんどが売れたとみられる。消費者からの苦情は現時点ではない。
 同市は原因究明と衛生管理の徹底を指導し、12日以外に作られた製品の自主回収も求めた。同社の検査で大腸菌がないことが確認されるまで製造を止めさせた。【去石信一】
(毎日新聞)

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中国5県でフグ食中毒増加 (11/24)

▽広島県内は過去10年で最多の9件

 フグの食中毒が増えている。広島県内では今年、既に過去十年で最多の九件に上る。自分で釣って食べて当たるケースが目立ち、本格的な消費シーズンを前に行政は「これまで大丈夫だったからと言って食べるのは危険」と注意を呼びかける。

 中国五県の今年の食中毒発生件数は計十四件。うち十三件は広島、山口、岡山県の瀬戸内沿いだった。広島県の場合、昨年までの五年で年間の発生件数が平均三件程度だったのに、今年は十月までに六件、十一月に三件が続いた。

 五県の計十四件のうち八件は、一般の人が釣って調理したことが確認されている。免許を持った調理師が客に提供してあたった例はゼロだった。

 フグ毒のテトロドトキシンは猛毒でしびれや呼吸困難を引き起こす。加熱しても分解されず、毒性は季節や生息地域によって違う。「最近は種の交配が進み、一般に知られている部位や毒性の情報が当てはまらない場合もあるようだ」と岡山県保健福祉部。広島県食品衛生室も「死に至る危険もあるため、素人判断は絶対にやめてほしい」と警告している。(桜井邦彦)
(中国新聞)

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ヘルシーリポート:むし歯は感染症、親子でケアを 原因菌減らせ、卵黄抗体食品活用も (11/24)

子どもの歯はエナメル質が弱く、むし歯になりやすい。特に乳歯の手入れをおろそかにすると、その後の歯並びや、かみ合わせにも悪影響を及ぼす可能性がある。卵黄を活用した「バイオ抗体食品」がむし歯の原因となるミュータンス菌を減らすことが分かってきた。子どもの歯を守るには、子どもだけでなく、親の歯のケアも必要なことを知っておきたい。

 生まれたばかりの子どもの口には、むし歯の原因となるミュータンス菌はいない。1歳半から2歳半ごろにかけて、大人から感染して、乳幼児もミュータンス菌をもつようになる。

 母が赤ちゃんに口移しで食べ物を与えたり、同じスプーンを使って食べたりするうちに、唾液(だえき)を通じてミュータンス菌が子どもの口に移り、すみつくようになるといわれている。むし歯は感染症の一種なのである。

 「乳歯がむし歯になっても、どうせ生え変わるから大丈夫」と思っている親もいるようだが、「これは大きな間違いです」と、北海道医療大学歯学部(北海道当別町)口腔(こうくう)衛生学講座の千葉逸朗教授は話す。

 ◆親の意識が大切

 祖父母が乳幼児に甘いものを与え過ぎると、むし歯が多くなりがちだ。歯科健診でむし歯が多いと思ったら、虐待されていたというケースさえある。乳歯のむし歯で歯が健全に育たないと、その下から出てくる永久歯がきっちりと生えず、あごが丈夫に発達しなかったり、歯並びが悪くなったりする。千葉さんは「乳幼児の歯は、親がしっかりと守ってあげる意識が必要です」と強調する。

 ◆むし歯のでき方

 親としては、どうやってむし歯ができるかを知っておくことも必要だ。

 むし歯の原因となるミュータンス菌は、主に口の中の糖分を栄養源にして、ネバネバ成分(グルカンといい、不溶性の多糖体)や酸(主に乳酸)をつくる。このネバネバが歯に付着すると、やがて歯垢(しこう)と呼ばれるプラークができる。そのプラークの中でミュータンス菌は増え続け、歯を溶かしていく。

 ミュータンス菌が増えて酸がたまると、一見丈夫そうなエナメル質も、徐々に溶け始める。これがむし歯の始まりだ。千葉さんは「ミュータンス菌が増えるのを抑えたり、歯に付着するのを防げば、むし歯の予防になります」と話す。

 そこで、乳幼児期の歯を守るには(1)毎日、子どもが自分で歯磨きをする(2)子どもだけでは磨き不足が生じるため、親が仕上げ磨きをする(3)甘いおやつは時間を決めて与え、だらだらと与えない−−という三つの原則の実行が基本になる。

 ◇原因菌減らせ−−卵黄抗体食品活用も

 ◆ドロップ状に製品化

 そうはいっても、子どもの歯は弱い。ミュータンス菌を減らす卵黄抗体食品を補助的に活用するのも方法のひとつだ。

 種鶏業のゲン・コーポレーション(岐阜市)は鶏の免疫力を利用し、オーバルゲンDCという卵黄抗体を開発した。ミュータンス菌がもつ酵素を鶏に投与すると、この酵素に対する抗体が体内にできる。その抗体が卵黄に濃縮されることが分かり、この卵黄を乾燥、粉末化したものをドロップ状の食品に製品化した。オーバルゲンDCがミュータンス菌をつかまえネバネバのグルカンをつくりにくくするのだ。

 千葉さんらは人工的につくった歯の表面にオーバルゲンDCとミュータンス菌を同時に与えると、ミュータンス菌が歯に付着しないことを確かめた。

 さらにボランティアの成人99人の協力を得て、この卵黄抗体食品の効果を調査。1日5回・5日間、オーバルゲンDCを含むタブレットをなめてもらい、本物に似せたタブレット(プラセボ)をなめたグループと比べた。

 その結果、唾液に含まれるミュータンス菌の数は、オーバルゲンDCを摂取したグループで激減した。オーバルゲンDCの摂取で歯がつるつるした状態になり、歯を磨いた状態が持続していた。実験にかかわった同大口腔衛生学講座の磯貝恵美子さんは「個人差はあったが、もともとミュータンス菌の多かった人ほど大きく減りました」と効果に驚く。

 乳幼児でも、この抗体食品をなめれば、ミュータンス菌が減る。ただ、子どもの口の中のミュータンス菌が減っても、子育て中の親の口にミュータンス菌が多ければ、効果は半減してしまう。親もトローチをなめた方がより効果的といえる。

 千葉さんは「子どもが3歳になるまでは、親子でミュータンス菌を減らす生活習慣を身につけることが大切です」と乳歯の段階で歯を守ることの重要性を指摘する。

 健全な永久歯は健全な乳歯に宿る−−ということか。
(毎日新聞)

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廃食用油を重機燃料に 南砺市、小中・保育園から回収 (11/24)

南砺市は、市内の全小、中学校と保育園から使用済みの食用油をすべて回収し、重機などの燃料として再利用する「市天ぷら油再生事業」の実証実験に乗り出した。全国の自治体で同様の動きが広がり、富山市も調査を実施しているが、本格的な取り組みは県内で初めてとなる。南砺市と市内の業者二社は再生事業の締結協定に基づき、年間約八千リットルの廃食用油を処理する計画で、環境保護の推進を目指す。

 廃食用油の回収は南砺市の小学校十一カ所と中学校九カ所、休園の一カ所を除く保育園二十八カ所が対象となる。これまで市は給食の調理時などに使われた食用油を固化するか、業者に引き取りを依頼してきたが、各施設に専用の回収容器を設置し、連絡を受けた業者が回収する。

 既に南砺市は廃棄物処理業の松本建材(同市、松本敏博社長)など二社と協定を締結しており、二〇〇七(平成十九)年三月まで一年半の間、実験に当たる。回収量のうち、二割に当たる約千六百リットルの精製油を市が業者から受け取り、リサイクルセンターのフォークリフトなど重機の燃料用などとして活用する。

 天ぷら油再生事業の実施に合わせ、市は「天ぷら油再生燃料車(バイオディーゼル) 市&協力企業 共同実験中」と記したマグネットシートを作成するなど普及啓発に取り組んでいる。

 市は実証実験の結果に基づいて、事業の本格導入を視野に入れており、「油の量は少ないが、環境保護の意識向上につなげたい」(環境保全室)と期待している。
(富山新聞社)

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ヘルシーリポート:健康インフォメーション 栄養バランス取れたおせち (11/24)

お正月に向けて、おせち料理を準備する季節を迎えた。おせちは、食材のバランスがとれたヘルシー料理。親子で、そのいわれを知り、味わってみるのも楽しい。

 おせちは「御節」と書く。元々は正月だけでなく、端午や七夕など節句に食べる料理のことだった。正月は1年の無事を祈り、神様のお供えものを年始の客と一緒に食べるという意味がある。江戸時代に始まり、明治時代から煮物が加わり、重に詰めるようになった。

 食材のいわれが興味深い。かつお節やおせち料理などで知られる老舗「にんべん」(東京都中央区)によると、黒豆は「健康的に日焼けし、まめに働けるように」▽だて巻きは「書物の巻物にあやかり、学業が成就できるように」▽エビは「腰が曲がるまで長生きできるように」といった意味が込められているという。

 食材の魚、豆、海藻類、ニンジンやゴボウなどは健康に良い脂肪酸、ビタミン、ミネラルに富み、栄養バランスはとてもよい。お正月には豪華さよりもヘルシーさを味わってみたい。
(毎日新聞)

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チャングムを歩く:朝鮮王朝の世界/上 薬食同源 健康になる宮廷料理 (11/24)

キムチ、チジミ、ナムル……、日本の食卓にも当たり前のように並ぶ韓国料理。でも、NHKで放映中の人気ドラマ「宮廷女官 チャングムの誓い」を見ると、知っているメニューとちょっと違う。ドラマは16世紀の朝鮮最後の王朝・李氏朝鮮の宮廷を舞台に、「厨房(ちゅうぼう)」女官だったチャングムが王の主治医になるまでを描く波乱万丈のストーリー。毎回登場する豪華な宮廷料理の品々に目がいく。「百聞は一味にしかず?」とソウルに向かった。【川端智子】

 ◇「五味五色」野菜たっぷり

 韓国でも宮廷料理は最近まで、「文化財」といったイメージが強く、食べることができる店は少なかったという。だが、ドラマ放映と「より良く生きる」の意の「ウェル・ビン」(well−being)の健康ブームが重なり、「体にやさしい料理」として再認識。そして、店も増えた。

 訪れたのはドラマで料理監修を担当した料理研究家、ハン・ボクニョさんが10月末、ソウル市内にオープンした「宮宴」。

 宮廷料理ということで、韓国式家屋、スタッフも伝統衣装のチマチョゴリ姿を想像していたが、建物は現代的な造り。人気メニューは、ドラマに登場した料理を堪能できる「チャングムコース」。宮廷料理は本来、一度に全料理が配ぜんされるが、「温かい料理は温かいうちに」との配慮から、ここでは1品ごとに出される。もしかしたら、宮廷よりもぜいたくかもしれない。

 席に着くとワインがサーブされ驚いた。ハンさんは「大事なのは、食べる人に対する心配りと気配り。今、ソウルでは、ワインが大流行しています。若い人たちに気軽に宮廷料理を楽しんでもらいたくて、こういうスタイルにした」。

 全10品のコースはナッツ類や昆布、ビーフジャーキーなどの前菜で始まった。一品一品の味付けが「辛い」「しょっぱい」などさまざま。これが、宮廷料理の特色の「塩・甘・辛・酸・苦」と「赤・緑・黄・白・黒」の「五味五色」なのだろうか。

 前菜に続いて出てきたのは牛乳のお粥(かゆ)。米粒の残るお粥を想像していたが、こしてあり、ポタージュスープ状。味もあっさり、体に染みるようだ。牛乳の働きで、悪酔い防止の効用もあるという。韓国のマナーに従って、器を手に持たず、スプーンを使って味わった。

 宮廷料理は、食事を通じて王が民の暮らしを知るため、各地から献上された食材を使って調理された。「薬食同源」の考えから、野菜が豊富に使われているのも特徴だ。タケノコのあえ物もそんな料理の一つで、「五味五色」の要素がそろったメニュー。赤、緑、黄、白、黒すべての色が使われ、酢の物のような味わいの中に、完熟柿の甘さが広がる。

 メーンは豚肉の焼き物。「ようやく韓国らしい焼き肉が登場した」と思ったが、辛くはなく、味付けはしょうゆベース。白菜キムチも一緒に食べた。唐辛子を使っておらず白菜漬けそっくり。しっかりとした味だが、あっさりしており、はしが進む。唐辛子を使っていないのは、朝鮮半島に唐辛子が伝来する前の料理だからだそうだ。

 宮廷料理は、煮物などでも、素材ごとに下味をつけるなど、下ごしらえに手間と時間がかかっている。あっさりとした味わいも、手が込んでいる点でも、「懐石料理」に通じる。食べ進むうちに、体の中から健康になっていく感じがした。

  ■  ■  ■  

 「五味五色」を堪能し、すっかり宮廷気分。ソウル近郊にはドラマのオープンセットをそのまま使ったテーマパークもあるという。16世紀にタイムスリップしようと、足はテーマパークに向かった。

==============

 ◇ドラマの味、試すには

 「宮宴」(ソウル市鍾路区嘉会洞170の3)の「チャングムコース」は8万1000ウオン(日本円で約9000円)。「メイフィールド・ホテル」(ソウル市江西区外鉢山洞278の2)の「蓬莱亭」は伝統的な韓国式家屋のインテリアを再現し、見た目にもドラマそっくりな「チャングムコース」(9万ウオン、日本円で約1万円)を提供している。
(毎日新聞)

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中国で3人目の感染確認 安徽省の女性が死亡 (11/24)

【北京23日共同】中国衛生省は23日、安徽省で死亡した女性が高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)に感染していたことを確認した。中国では、同省と湖南省で計2人の感染が確認されており、今回で3人目。
 新たに感染確認されたのは安徽省休寧県の女性(35)で、11日に発病。発熱、肺炎などの症状を起こし、22日に死亡した。検査を実施したところ、女性の気管支から採取した分泌物からH5N1型ウイルスの陽性反応が確認された。女性は生前、鳥インフルエンザに感染した疑いのある家禽(かきん)に触れていたという。
 また、中国農業省は23日、新疆ウイグル自治区米泉市で、家禽への感染を確認した。
(共同通信)

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豆腐:業界に新風、奇抜なネーミングで注文が殺到−−古河の三和豆友食品 /茨城 (11/23)

◇「男前豆腐」「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」「喧嘩上等 湯豆腐野郎」…主婦らに大受け!!

 「男前豆腐」に「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」「喧嘩上等 湯豆腐野郎」−−。これらはすべて豆腐の商品名。古河市尾崎の三和豆友食品=伊藤信吾常務(37)=が考案した奇抜なネーミングの豆腐が会社員や主婦に受け、注文が殺到している。先月から今年8月に買収した京都府八木町の新工場が稼働。老舗の多い京都を拠点に、豆腐業界に新しい風を吹き込む。【栗本優】

 ◇「食べてもおいしい二重の感動を」

 伊藤さんは大学卒業後、父が起こした豆腐会社で営業として全国を駆け回った。だが、次々と全国の豆腐業者が倒産していく状況に直面。「安い豆腐や単純な加工食品を販売するだけでは、先細りするだけ」と考え、00年から自らが先頭に立って商品開発に乗り出した。

 上質な大豆を求めて、北海道まで足を運んだ。数十社を回って選んだ大豆を使い、調理も数時間じっくり煮込むことで豆腐特有の柔らかさを出すようにした。保存方法にも一工夫を加えた。豆腐を白い布で包んで出荷するアイデアで、余分な水分を切ることができるようになった。

 03年にようやく独自の味が完成。だが「味の追求だけでは、誰も手にとってくれないのではないか」との心配から、奇抜な商品名を考案した。「男前豆腐」は「水がしたたるほどいい豆腐になる」との理由からつけた。これが20〜30代の主婦に受け、04年には1日1万8000パックを生産するほどの大ヒット。また沖縄産のにがりと細長の容器を使った豆腐には「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」と名付けた。ユニークな豆腐は次々と当たり、1年間で20億円を売り上げるまでになった。

 販売地域は関東中心だったが、先月から京都を舞台に老舗の味に挑戦している。伊藤さんは「豆腐の安いイメージを払拭(ふっしょく)し、豆腐のパッケージで楽しみ、食べてもおいしかったという二重の感動を全国に広めたい」と意気込む。
(毎日新聞)

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企画展:江戸期の菓子を復元 限定100箱を販売−−東北大「江戸の食文化」 /宮城 (11/23)

東北大付属図書館が仙台市青葉区の白松ロフトホールで開催中の企画展「江戸の食文化」(27日まで)の会場で、江戸の復元菓子が販売されている。限定100箱500円。復元した和菓子職人の解説を聞きながら、“究極のスローフード”を試食した。【小平百恵】

 ◇「狩野文庫」のレシピ本から、地元職人が現代風にアレンジ

 ◇日本人のし好の変化、実感

 菓子は、同図書館が所蔵する国内有数の江戸コレクション「狩野文庫」の一冊で、最古の和菓子レシピ本「古今名物御前菓子秘伝抄」(1718年)の訳本をもとに復元した。本は、京都のお菓子屋が家庭で客人のもてなしにも出せるものをと、105種のレシピを紹介。料理はそれまでは「口伝」の世界だったが、江戸期の出版文化が庶民の料理の幅を広げた。

 復元されたのは「焼饅頭(まんじゅう)」「芋巻」「けさいな餅」「物相強飯(もっそうこわめし)」の4種類。

 「白松がモナカ本舗」の和菓子職人、庄子信行さん(45)が、まず訳本の通りに作ってみた。「和菓子の原型のようなもので、作り方を再現するのは、それほど難しくなかった」と話すが、苦労したのはその後。レシピ通りだと、とにかく固かった。「300年を経て、し好は変化している。これでは現代人の口に合わない」と思った。

 現代は和菓子でも添加物やバター、ショートニング、クリームなど洋菓子の原料や添加物が使われている。饅頭が白いのは、漂白剤を含む膨張剤を使っているから。柔らかくするため当時なかった素材を使うことはできず、製法に一手間加えた。

 焼饅頭は表面を焼いた後に再び蒸した。芋巻の外郎(ういろう)は、よもぎの絞り汁を加えた。湿り気が出てパサパサした感じが薄まり、色と風味が加わった。

 けさいな餅の皮は、今の焼饅頭。昔からある重曹でふんわり。かぼちゃ餡(あん)は現代では白餡や砂糖を加えてしっとりさせるが、多少パサついても素材100%の味を生かした。物相強飯は、赤飯にクリを入れておこわにした。生クリと甘みを加えて煮たクリの2種類を入れた。

 庄子さんは「甘みにも苦労した。今では材料の中で最も安い砂糖も、当時は貴重品。砂糖を抑えて、知恵を絞り手間をかけたので、勉強になりました」と話し、自分が作った応用版のレシピを繰った。

 職人の技に敬服しながら口にすると、どれも素朴な味。山芋の優しい食感など山里の恵みを存分に楽しめるだけでなく、日本人の好みの激変ぶりを実感するに違いない。

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 ▽焼饅頭=今の蒸し饅頭の表面を焼いたもの

 ▽芋巻=現代には伝わっていない幻の菓子。山芋を蒸したものにくるみと餡をのせ外郎で巻いたような感じ

 ▽けさいな餅=南蛮渡来の和風パンプキンパイ。「けさいな」はポルトガル語の焼き菓子が語源

 ▽物相強飯=型抜き赤飯のこと。復元菓子はクリ入りおこわ饅頭にアレンジ
(毎日新聞)

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河川敷の柳でヒラタケ栽培/三次 (11/23)

川の流れを遮り、ごみのたまり場となる河川敷の柳を江の川漁協(三次市)の組合員たちが、ヒラタケ栽培のほだ木として利用し始めた。初めての秋の実りに「思いのほか出来がいい」と喜んでいる。(衣川圭)

 三次市大田幸町の東原平八さん(66)は、広島県備北地域事務所が二月末に伐採した馬洗川河川敷の柳を譲り受け、長さ一メートルほどに切断。三月にヒラタケの菌を植え付け、木陰の少し湿った土の上に並べた。「伐採が春間近と遅く新芽も出ていたので、ほだ木に残った栄養分が少なくダメかと思った」と心配したが、十月末からヒラタケが生え始めた。十二月中は収穫できるという。

 河川敷の柳や竹は、増水時に流され橋脚などに引っかかって洪水などの原因にもなるという。県備北地域事務所は毎年一千万円前後をかけて伐採。再資源化業者がチップに加工し、堆肥(たいひ)などに使われることが多い。ほだ木用の柳利用はわずかだが、処分費削減にもつながるという。

 「四十年前は川の中に柳などなかった。川の栄養が多すぎるのでは」。川の変化に気をもむ東原さんは一方で、「今年はマツタケが不作だから、知り合いに配ると喜ばれる。来年はもっと栽培を増やしたい」と張り切っている。

 江の川漁協は「柳は富栄養化が進む河川の警鐘と受け止めている。一方で魚の隠れがや鳥のすみかにもなっている。資源として有効活用も考えていきたい」としている。
(中国新聞)

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<O157>児童福祉施設の3歳男児が死亡 大阪 (11/23)

大阪府の高槻市保健所は23日、同市奈佐原の児童福祉施設「A」に入所していた3歳の男児が病原性大腸菌O157のため同市内の病院で死亡したと発表した。
 同保健所によると、9日に同施設の2歳の女児が腹痛を訴え、19日にO157が検出された。女児と接触した可能性のある2〜7歳の子ども18人と職員18人の計36人を検査したところ、死亡した男児と5歳の女児からO157が検出された。
 O157に感染した3人は市内の病院に入院したが、男児は23日に容体が急変し、死亡したという。2人の女児は、意識はしっかりしているものの重症で、現在も入院している。この3人以外にも、10人の幼児や児童が、下痢や腹痛の症状を訴えたが、快方に向かっているという。
 この施設には、両親が長期入院したり、家庭の事情などで預けられた子どもらが生活している。施設によると、死亡した男児は病気がちだったという。
 子どもたちは、施設内の給食施設で調理した食事をとっており、食事のサンプルを同府立公衆衛生研究所が分析している。しかし、同保健所は感染ルートについて「外部からの二次感染の可能性が強い」としている。
 O157を巡っては、香川県内の老人福祉施設と特別養護老人ホームで今年10月に6人の死者が出ている。【堀川剛護、平川哲也】
(毎日新聞)

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フグ中毒:自分で調理、50代男性重体−−前原 /福岡 (11/22)

県生活衛生課は21日、前原市在住の50代の男性会社員が、フグを食べて意識不明の重体になったと発表した。今シーズンのフグ中毒は初めて。
 同課によると、男性は20日正午ごろ、友人が玄界灘で釣ったフグ1匹を自分で調理し、肝も含めて1人で食べた。約1時間後に手足のしびれなどを訴え、同市内の病院に運ばれたが、こん睡状態が続いている。
 食べたフグの種類は特定されていないが、約15センチの黒っぽいフグだったという。同課は「フグは種類や部位によって猛毒を持つ。免許を持ったふぐ処理師が調理したものを食べてほしい」と注意を呼びかけている。
(毎日新聞)

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食中毒:調理実習で25人に症状−−田原本町立北中2年生 /奈良 (11/22)

県は21日、田原本町立北中学校の2年生25人(男子13人、女子12人)が発熱や下痢など食中毒の症状を示し、男子(14)1人が入院したと発表した。今月9、11日にあった調理実習の食事が原因だが、全員快方に向かっているという。
 県によると、2年生の2クラス(計62人)が両日、家庭科の一環で調理実習を行った。10〜18日、発熱や下痢、腹痛の症状を訴える生徒が相次いだという。男子生徒を診察した同町の医師が16日、桜井保健所に食中毒の疑いと報告し、県が調査。発症者の便から、ニワトリやウシが持つ細菌の一つ、カンピロバクターが検出された。
 桜井保健所は食材に使われた鶏肉の加熱調理が不十分だった可能性もあるとみて、▽調理時間の延長▽監督者の増員▽消毒せっけんの設置などを同校に指導した。【青木絵美】
(毎日新聞)

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農産物のおいしさと安全性PR 八木町の氷室の郷で集い (11/22)

農産物のおいしさと安全性をPRする「南丹『食』と『農』の集い」(京都府南丹広域振興局など主催)が23日午前10時から、八木町の氷室の郷で開かれる。口丹波全域を対象とした初の加工食品コンクールや食の安心・安全をめぐるパネル討論が行われる。
 昨年の高病原性鳥インフルエンザ問題をきっかけに、地元の農畜産物について生産者や消費者がともに学ぼうと企画された。討論会では府指導農業士の松崎忠嗣さん、京都生協副理事長の渡辺明子さんら4人がパネリストとなり、「食と農が結ぶ健康・地域の元気」をテーマに意見交換する。
 加工食品コンクール(正午−午後1時)では、料理自慢の女性や農産加工グループが、黒豆きな粉のクッキー、壬生菜入りのパン、地場野菜の漬け物など約60点を出品する。地鶏スープなどの試食(午前11時から先着300人分)もできる。
 食品表示問題、食と健康をテーマにした講演・講習も予定されている。入場無料。問い合わせは府南丹広域振興局Tel:0771(22)0133。
(京都新聞)

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食物アレルギー:子ども、みんなと同じに 群馬の保育協議会がレシピ集出版 (11/21)

◇卵アレルギーの子どもも…みんなと同じに

 食物アレルギーの子どもが増える中、外見や栄養価を損なわず、原因食品を使わない献立の参考にしてもらうため、群馬県保育協議会(山田佳弘会長)は「理論と実践 食物アレルギー対応レシピ集 卵編」(宣協社)を出版した。献立に苦労している保育園だけでなく、家庭でも役立ちそうだ。【藤田祐子】

 ◇外見・栄養価変わらず

 給食などでは食物アレルギーの子どもには、献立を変えたり原因となる食材を除いて調理した「除去食」を出すことが多い。見た目が異なるため、「メニューが違う」と傷ついたり、「みんなと同じものを食べたい」と嫌がる幼児もおり、保育園などの色や形などを似せるための苦労も多い。

 同協議会は04年に群馬県で開かれた全国保育研究大会で、県内約400の保育園から募った献立を紹介。工夫された料理が多く、保育士らから「本にしてほしい」との声が相次いだ。

 「卵編」ではオムライス、スクランブルエッグなど18種類のレシピを掲載。「白身魚(タラ)とカボチャ」「豆腐とカレー粉」「焼き豆腐」などを代わりに使い、たんぱく質やカルシウムといった栄養素だけでなくカロリーや食感も卵料理と似せる工夫をしている。さらに、専門家の話も掲載し「アレルギーのことがよく分かるようにした」(山田会長)という。

 群馬県伊勢崎市にあるはちす保育園の島田明美保育主任は「似せるだけではカロリーが低くなってしまうのが悩みだった」と話す。つなぎに卵を使わないハンバーグを作ったり、ゆで卵をウインナに代えるなどしていたが、島田主任は「どうしても数人だけ、目立ってしまう」といい、紹介されている料理を「試作し、献立に取り入れたい」と言う。

 山田会長は「アレルギー対応食に特化した献立集の出版は全国初」と言い、今後、「牛乳」「穀物」「おやつ」などを取り上げた続編の出版も予定している。問い合わせは宣協社(電話03・3463・1931、ファクス03・3463・0608)。

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 ◇ジャガイモとカボチャで卵の黄身と白身に代えた「スコッチエッグ風」

 《主な材料》(1人分)

▽ジャガイモ(皮を除く)15グラム

▽カボチャ(同)     5グラム

▽タマネギ       10グラム

▽なたね油

▽豚ひき肉       40グラム

▽パン粉

▽塩、コショウ、ケチャップ、ソース

 《作り方》

<1>ジャガイモ、カボチャをゆでる。ジャガイモは卵白身の代替分2/3と衣の材料分1/3に取り分ける。

<2>カボチャを丸め黄身の代わりにし、その外側を白身の代わりのジャガイモで包み、うずらの卵のようにする。

<3>タマネギはみじん切りにし、なたね油小さじ1/2で炒める。

<4>豚ひき肉、衣用のジャガイモ、(3)をよく混ぜ、パン粉1.5グラム、塩、コショウを加えてよく練る。

<5>(2)を(4)で包み、パン粉8グラムをまぶして揚げる。

<6>ケチャップ小さじ1/2、ソース小さじ1を混ぜてかける。

 《218キロカロリー》
(毎日新聞)

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食材の原産地表示、農水省食堂が率先実施 (11/21)

農林水産省の一部の職員食堂で21日から、メニューで使う食材の原産地の表示が始まった。

 7月に策定した外食企業向け原産地表示のガイドライン(指針)に沿ったもので、監督官庁が率先実施することで、「実施例をほとんど聞かない」(食品産業振興課)ほど反応が鈍い関係業界に導入を促す狙いがある。

 省内にある七つの食堂や喫茶室のうち、5施設で使用した食材の原産地を「牛バラ オーストラリア産」などと一括表示している。残りの2施設も、年内には表示するという。

 JAS(日本農林規格)法は、生鮮食品に産地表示を義務づけているが、外食など業務用については表示を義務づける法律はない。業者には仕入れ先に産地を確認する手間やコストもかかることから、普及は進まず、一部の大手外食チェーンを除いて実施されていないのが実情だ。農水省もこれまで省内の食堂で実施しておらず、「自らの取り組みが甘い」と指摘されていた。
(読売新聞)

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秋田の食100選:きりたんぽやハタハタずし… 昔ながらの料理を紹介 /秋田 (11/21)

◇女性農家グループが「味の風土記」  県内の女性農家でつくる「県農山漁村生活研究グループ協議会」が、「あきた郷味風土記〜ふるさとあきたの食100選」を発行した=写真。きりたんぽやハタハタずしといった伝統料理から漬物まで、昔ながらの本県の料理104メニューが、食材や調理法などとともに全ページカラーで紹介されている。
 コメの消費拡大や地産地消の推進などに取り組んできた同協議会が、発足40周年を記念して作製した。料理は、豆・雑穀や山菜、芋など六つに分類して紹介しているほか、同会員による食をめぐるエッセーも掲載している。
 巻頭あいさつで相庭幸子会長は「地域の暮らしから生まれた食文化が、近年の生活の多様化で姿を消しつつある。県民が豊かな食生活を築くための参考にしてほしい」としている。
 A4判95ページ、送料別2000円。採れたて秋田地産地消ネットのホームページ(http://www2.e-komachi.jp/chisan/)でも公開している。問い合わせは電話018・888・3500秋田活版印刷。【小倉祥徳】
(毎日新聞)

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冷え込む関東、鍋がおいしい「鍋指数」急上昇 (11/21)

関東地方は21日朝、晴れた夜に地上の熱が上空に逃げる「放射冷却」のため、東京・大手町で5・8度を観測したのをはじめ、八王子市で1・5度、千葉市で4・8度、前橋市で0・5度など、各地で今冬最低、12月上旬並みの冷え込みとなった。

 22日は、二十四節気で雨も雪に変わるとされる「小雪(しょうせつ)」。日本気象協会が公表している「鍋物指数」も高い傾向が続き、本格的な冬はすぐそこだ。

 日本気象協会が提供する鍋物指数は、気温と風速から算出した「体感気温」に、湿度などの指標を組み合わせたもの。気温が低く、風が強くて空気が乾いているほど指数は高くなる。同協会によると、21、22日は両日とも指数が「70」にまで上がり、鍋物に適した気候という。

 民間の気象会社「ウェザーニューズ」は昨年から、2日後の予想最高・最低気温や降水確率などから計算した「仕入れ指数」を、小売店向けに提供している。同社によると、最高気温が15度を割り込むと、スーパーやコンビニでは鍋物の売れ行きが伸びる経験則があり、「今月中旬ごろから、鍋物用の野菜を仕入れるよう、契約先の店にアドバイスしている」という。

 関東地方の冬の気配は足早。気象庁によると、今後も湿度が低い乾燥した気候が続くといい、鍋物指数は高くなりそう。27日には「80」を予測している。
(読売新聞)

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4空港で靴底消毒、鳥インフルエンザ発生国から入国 (11/21)

鳥インフルエンザの感染が世界的に広がっていることから、農水省は22日から、国内へのウイルス侵入を防ぐため、H5N1型の高病原性鳥インフルエンザ発生国からの入国者に対し、空港で靴底の消毒をしてもらうよう要請する。

 実施するのは、入国者全体の約9割を占める成田、中部国際、関西国際、福岡の4空港。

 ウイルスが靴底に付着して国内に運び込まれるのを防ぐための措置で、空港の検疫所で、薬をつけたマット(長さ180センチ)の上を歩き、靴底を消毒してもらう。

 対象国は、今年になってH5N1型の鳥インフルエンザが発生した国で、以下の11か国。▽ロシア、中国、インドネシア、モンゴル、ベトナム、ラオス、カンボジア、タイ、カザフスタン、トルコ、ルーマニア
(読売新聞)

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43人が食中毒、1人入院 東近江の飲食店に6日間営業停止 (11/21)

滋賀県は21日、東近江市南清水町の飲食店「A」で17、18の両日に食事したり仕出し弁当を食べた同市や神戸市の10−70代の男女43人が、下痢や腹痛など食中毒の症状を訴え、うち1人が入院したと発表した。いずれも快方に向かっているという。
 県八日市保健所は、43人に共通するのは同店の料理だけだったことから、同店が原因の食中毒と断定し、同店を22日から6日間の営業停止処分とした。
(京都新聞)

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O157:3人が食中毒症状 横浜・神奈川区の飲食店、営業停止処分 /神奈川 (11/21)

横浜市神奈川区の福祉保健センターは20日、同区新町4の飲食店「A」で牛の肉や内臓などを食べ、腹痛や下痢など食中毒症状を訴えていた3人から腸管出血性大腸菌O157が検出されたとして、同店を同日から2日間の営業停止処分にしたと発表した。3人はいずれも回復に向かっている。
 同センターによると、10月22日に飲食した女児と小学校低学年の男子児童、11月3日に飲食した40代男性の3人に症状が出た。同店は11〜15日に営業を自粛し、設備の消毒などを行ったが、検査で検出された2件のO157の遺伝子パターンが一致したため、市が改めて営業停止処分とした。【稲田佳代】
(毎日新聞)

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日本脳炎患者激減の原因、ウイルスの増殖能力が低下 (11/21)

国内で患者が激減した日本脳炎のウイルスに増殖力の低いタイプが出現していることを、神戸大医学部保健学科などの研究グループが突き止めた。

 患者減は、予防接種の普及、ウイルスを増やすブタの飼育施設が人家から離れたことなどによるものと見られていたが、ウイルス自体の変化が影響した可能性がある。ただ、研究グループは「再び凶暴化する恐れはあり、予防接種は今後も必要」としている。横浜市で開かれている日本ウイルス学会で20日発表された。

 研究グループは、近年、日本脳炎ウイルスに自己複製にかかわる遺伝子に傷のあるタイプが各地で見つかっていることに注目。2000年に、石川県内のブタから見つかった、このタイプのウイルス(石川型)と、傷のない原型ウイルス(野生型)とを使って実験。ハムスター腎臓の培養細胞では、石川型の増殖力は野生型の1万分の1。蚊の培養細胞では全く増えなかった。マウスに感染させたところ、野生型では6日目までにすべて死亡したが、石川型では13匹のうち12匹が生き残った。

 広島など5県で見つかった、石川型と遺伝子の傷が違うタイプも、毒性は野生型とあまり変わらなかったが、増殖能力は100分の1だった。

 国内の日本脳炎の年間患者数は、1960年代前半まで数千人だったのが、予防接種が本格的に導入された67年以降激減し、92年からは10人未満。一方で、副作用の報告が相次いだことから、厚生労働省は今年5月、「日本脳炎の予防接種は積極的に勧めない」との緊急勧告を出した。
(読売新聞)

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風邪の季節に梅の効きめ (11/21)

風邪をひいたら、梅をお茶に入れて飲むといいよ−。梅産地で、農家からそんな話を聞いた。昔から、薬効がいわれるけれどホントなの? 風邪がはやり始めたこの時期、調べるとともに、自然食の料理教室を開く「あなたと健康社」(東京都世田谷区)に体にいい食し方を聞いた。 (岩岡 千景)

■梅醤番茶

 日本一の梅の産地、和歌山県みなべ町。秋晴れの日、梅農家の中本誠さん(45)を訪ねると、ビニールの屋根の下一面に、梅が干されていた。食欲をそそる梅干しの香りがほんのりと漂う。

 「化学肥料や農薬を使わずに栽培した梅です」と中本さん。梅干しにするにも自然塩を使い、「体にいい梅」づくりにこだわっているのだという。

 「梅醤(しょう)番茶って、知ってますか? 風邪のときに飲むと、体が温まるんです」。中本さんが作り方を教えてくれた。

 湯飲み茶わんに梅干し一個を入れ、おろしショウガか、ショウガ汁を少し加える。熱めの番茶を差し、しょうゆを一、二滴たらす。梅干しをほぐしてから、いただく。

 どんな薬効があるのか。「梅干しは、病気を引き起こす菌を抑えたり、回復期の食欲を増進したりします」。和歌山県立医科大講師で、「梅干でぐんぐん健康になる本」(BABジャパン)の著書がある宇都宮洋才(ひろとし)さんは話す。

 梅干しは「梅リグナン」と呼ばれる制菌成分を含み、梅リグナンは胃かいようや食中毒を引き起こす菌の活動を抑えることが実証されている。程度に差はあれ、幅広く、いろんな細菌を抑える。

 「弁当に梅干しを入れると食中毒を防ぐ」「風邪の回復を助ける」などといわれるのも、こうした成分ゆえだ。

 風邪気味でのどが痛いときに、梅醤番茶を飲んでみたら、香ばしさに心がほっと落ち着いた。すっと体にとけ込んでいく感じで、思いのほか飲みやすく、どこかなつかしい味がした。

 「そうしてリラックスすることがまた、病気のときには必要なんです」と宇都宮さん。中本さんは「毎日飲んでいると体の調子がいいですよ」と話した。

■梅干しの黒焼き

 小さい土鍋(直径15センチぐらい)に梅干し20個程度をすき間なく、1段に並べる。ふたをし、小麦粉を水で練って、土鍋の穴とふちに張りつめて密閉。2時間ぐらい弱火にかける。

 黒くなった梅干しを、種を取り除いてすり鉢で粉状にする。風邪や下痢のときに、小さじ3分の1から1杯ぐらいを、なめるといい。

 梅干しを加熱するとできる成分「ムメフラール」には、血流を促進する効果がある。ただし乳幼児は消化機能が未成熟なので与えない。

■くず梅酢湯

 くず粉大さじ1杯と水1カップを小鍋に入れ、よく混ぜてから火にかけ、透明になるまで弱火で煮る。小さじ2杯程度の梅酢を加え、混ぜていただく。飲みにくい場合は、はちみつや黒砂糖などで甘みを付けて。
(東京新聞)

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製品開発、”新たな食材”に期待 蒲江水産加工所が完成 (11/20)

魚の骨まで食べられます―。漁業の町・佐伯市蒲江西野浦に、若手漁業者グループの水産加工所が完成。十七日、落成式を催した。高熱・高圧処理の機械を導入し、魚を骨ごとすべて食べられるよう調理加工した製品を開発。家庭用や業務用の新たな食材として、販路の開拓が期待される。

 製品は「骨まで愛して」シリーズと名付け、ブリのあら煮や、タチウオ、カマス、アジ、サバの煮付け、タイ飯などを商品化。一食分をレトルトパックにして販売する。

 高熱・高圧で加工するため、魚の骨がもろい状態になり、身と同じように食べることができる。

 落成式にはグループのメンバーをはじめ、施工業者、県の水産担当者、漁協関係者など約三十人が出席した。試食をした参加者からは「本当に骨まで全部食べられる。おいしい」と驚きの声。「カルシウムたっぷりの健康食として売れるのでは」「給食に使えないか」などの声も上がった。

 グループは、地元の養殖業者など二十―四十歳代の十人でつくる「かまえ直送活き粋(いきいき)船団」(村松一也代表=顔写真)。

 魚価の低下が続く中、「これからの時代は、自分たちで付加価値を付けて消費者に届けないと生き残れない」と一念発起。メンバーで出資をし、県の合併地域活力創造特別対策事業の補助も得て加工所を建てた。

 加工所には急速冷凍機も備え、水揚げしたばかりの魚を調理し、新鮮なまま冷凍した製品も開発。イカの刺し身やヒラメのコンブ締め、ブリ熱(あつ)めしのもとなどの冷凍パックも併せて製造する。今後、包装のデザインなどを決定し、近日中に本格稼働する。
(大分合同新聞)

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食育弁当、どうぞ。 (11/20)

「食育」の概念を弁当に生かそうという「お弁当教室」が19日、福島市花園町の桜の聖母短大で開かれた。幼稚園児や小学生の保護者に、食育に関心を持ってもらうのが狙いで、毎日食べる弁当に目をつけ、短大の学生が同市内のイタリアンレストランのシェフとメニューを考案。県内の農家から譲ってもらった無農薬野菜や牛肉を使い、給食制度がない桜の聖母学院幼稚園や桜の聖母学院小学校の保護者と調理した。

  この企画は、福島市渡利のイタリアンレストラン「ディヴェルデ 福島渡利」の料理長福田潤さん(27)が、桜の聖母短大に呼びかけて実現した。福田さんは、料理教室などで野菜や魚の味や形を知らない子供が多いことに気づき、思い立ったという。

  同大で「栄養学実習」を担当する南江美子講師(32)が10月上旬、生活科学科食物栄養専攻の学生6人に、(1)手軽に作れる(2)色合いをよくする(3)栄養価を高くする(4)化学調味料を使わない(5)子供が食べやすい――などに留意してメニューを考えるよう課題を出した。

  南講師は「机上で学ぶ『食育』が家庭で通用するかを学べる場で、学生にとって非常に価値がある取り組みになる」。参加した安斎円(まどか)さん(19)も「食育の概念をどのように実践していいかわからずにいた。参考になった」と話す。

  福田さんは学生が考えたメニューを受け取り、カボチャ料理にレーズンを加えて甘くしたり、ホウレン草など子供が敬遠しがちな野菜をみじん切りにしたりする工夫を加えた。その上で、メニューから計11点の料理を選び、一つの弁当を完成させたという。食材は福田さんの知り合いの農家や農業法人に協力してもらった。

  メニューはいずれも15分以内に作ることができる手軽さで、野菜や果物を多用した。教室では食材を提供してくれた農家が、食材がとれた場所や時期、県内産を使うことの意義について保護者に詳しく説明した。

  保護者からは、「これなら朝早くでも作れる」「子供と一緒に作りたい」「ホウレン草だと気づかずに食べそう」といった声が上がった。

  福田さんは「教室で学んだことを参考に、子供たちと買い物をしたり食事を一緒に作ったりしてほしい。そこから食について関心を持つ心が生まれてくるはず」と話している。

  《ヘルシー豆腐ハンバーグ》(豆腐100グラム、とりひき肉100グラム、タマネギ90グラム、パン粉10グラム、卵少々、牛乳大さじ1/2、しょうが1グラム、ピザ用チーズ適量)(1)豆腐は水切りをしておく(2)タマネギはみじん切りにし少々のバターでいためておく(3)すべての材料を入れてよくこねる(4)形を整えてフライパンで焼く(5)チーズを乗せてフタをし、余熱でチーズを溶かす  このほか牛肉と大根、大根の葉などによる「酵母牛と大根のチンジャオロース風」、豚肉薄切りと青菜やにんじんなどを使った「野菜の豚肉ロール」、ジャガイモとホウレン草などを使った「野菜入りオムレツ」、「にんじんとミカンのサラダ」「パンプキンサラダ」「青魚とゴボウの揚げ物」など。
(毎日新聞)

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インスタントラーメン・レシピコンクール:小学生20人参加し競う /愛知 (11/20)

◇中部地区大会

 小学生が即席めんを使った創作料理の腕を競う「インスタントラーメン小学生レシピコンクール」中部地区大会(日本即席食品工業協会主催)が19日、名古屋市東区の名古屋文化短期大学で開かれた。最優秀賞1人と優秀賞2人の計3人が、12月17日に東京で開かれる全国大会に出場する。

 東海北陸7県の約600人から書類選考で選ばれた小学生20人が参加。ホットケーキやパイにめんを入れたり、サケや山芋など旬の食材を使った豪華メニューに、審査員たちもびっくり。

 味や栄養バランス、独創性などの観点から審査した結果、岐阜県各務原市の小6、大栗一輝君(12)のトマトをくり抜いて内部にめんを入れた「トマトラーメン」が選ばれた。大栗君は「トマトの味を生かそうと思いついたメニュー。受賞できてうれしい」と話していた。【桜井平】
(毎日新聞)

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ノロウイルス:集団感染対策で県が研修会 多発期控え、保健所職員ら対象に /秋田 (11/18)

昨冬に本県を含む全国の高齢者福祉施設などで多発したノロウイルスの集団感染が今冬も懸念されることから、県は17日、保健所職員らを対象に、施設内での同ウイルス集団感染対策に関する研修会を秋田市御所野の特別養護老人ホーム「やすらぎホームけやき」で開いた。東北大学医学部付属病院の医師2人が同ホーム内を巡回しながら、手洗いの徹底や排せつ物の適切な処理など、福祉施設などに周知すべき集団感染予防策をアドバイスした。今月に入り、県内でも小学校などで発症者が続出しているため、県は注意を呼び掛けている。
 県が同ウイルス感染予防の実地研修を福祉施設で行うのは初めて。県健康対策課によると、県内のノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生は04年度、24施設で起こり、発症者は計628人。03年度の5施設、228人から激増した。05年度は今月5日以降、これまでに保育所と小学校計5施設であり、計206人が発症している。  気温が低い冬季に増殖しやすい同ウイルスの感染は11月ごろから目立ち始め、1〜2月にピークを迎える。発症しても症状は比較的軽く、おう吐や下痢のほか、38度以下の発熱が1〜2日続く程度。ただ、重症になると脱水症状を起こすこともあり、昨冬は広島県などの高齢者福祉施設で死者も出ている。
 17日は、県内9保健所の感染症担当者ら約30人が参加した。医師2人は講演の後、同ホームの浴室や汚物室などを巡回しながら、消毒剤「次亜塩素酸」は冷蔵しないと一定期間で効能が低下する▽手が汚物で汚れた時は、アルコールより水で洗う方が消毒効果が高い――などと具体的に説明。参加者はメモを取るなどして、熱心に聴き入っていた。
 横手保健所の女性職員は「とても参考になった。今回得た知識を地元の施設に広めたい」と、感染予防に力を込めた。【福永方人】
(毎日新聞)

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鳥インフルエンザ 東南アジアの都市でも感染 アジア全域の様相 (11/18)

【バンコク=岩田智雄】中国本土で十六日に毒性の強い鳥インフルエンザウイルス、H5N1型の人への感染が初めて確認され、同ウイルスの感染はアジア全域に広がる兆しを強めてきた。感染多発地帯の東南アジアでは、鳥への接触機会が比較的少ないとみられる大都市での人への感染が最近、相次いで報告され、ウイルスが人に感染しやすいように変異している懸念すら出ている。
 このため、十八日から釜山で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議でも、予防対策が主要議題となる。
 東南アジアでの死者六十六人の三分の二が集中するベトナムでは十月二十九日、首都ハノイ在住の男性が同ウイルスに感染して死亡、二〇〇三年十二月の流行以来の死者が四十二人を数え、大都市初の感染例となった。
 ハノイと南部の商業都市ホーチミンの当局はこれを受け農家で飼育されるニワトリやアヒルなど全家禽(かきん)類を今週中に処分するよう命令を出した。
 ハノイの人民委員会はすでに生きた家禽類の販売も禁止しており、ホーチミンではペットとして鳥を飼育することも十一月末で禁止され、十二月以降、飼育が発覚した場合は没収、処分される。
 ファン・バン・カイ同国首相は十五日、九十八億円に上る鳥インフルエンザ対策費を計上する方針を発表、軍や警察を動員して同ウイルス対策に当たらせるとしている。
 二十一人が感染、十三人が死亡しているタイでも十一日、首都バンコクで初めて感染(一歳半の男児)が確認された。
 インドネシアでも十七日、首都ジャカルタ在住の女性二人が同ウイルスに感染して、死亡していたことが確認された。ユドヨノ同国大統領は感染した鳥を発見するため、部隊数千人を投入する方針を明らかにしている。
 一方、中国衛生省が感染を確認したのは、湖南省湘潭県で原因不明の重症肺炎と診断されていた少年(9つ)=回復=と安徽省安慶市の養鶏家の女性(24)=死亡=の二例。
 湖南省の少年の姉(12)も感染の疑いが持たれたまま、十月十七日に死亡している。しかし、遺体は火葬され、検査による確認はできなかった。
 世界保健機関(WHO)の北京事務所は十七日、感染は拡大する可能性がある、と警告した。
(産経新聞)

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クルミ 栄養豊富で調理法選ばず (11/18)

最近、クルミの栄養価が注目されている。必須脂肪酸が多く含まれ、カルシウムや食物繊維も豊富だ。お菓子の材料としてだけでなく、料理に使ってみるのはいかが。

 ◆マリネに ハーブ焼きに

 管理栄養士の竹内冨貴子さんは「クルミは栄養価に優れ、調理法を選ばない便利な食材ですよ」と話す。とりわけαリノレン酸と呼ばれる、からだに不可欠な必須脂肪酸が豊富に含まれている。ホームパーティーに適した3品を教えてもらった。

 使うのは生のクルミ。「お菓子の材料として、殻をむいたものが売られています」と竹内さん。むき身をそのまま使っても、から煎(い)りしても、どちらでも良い。から煎りは、170度のオーブンで10分加熱する程度がちょうどいいそうだ。

 「セミドライトマトとクルミのバジルマリネ」は、サラダ感覚で食べられる。

 〈プチトマトは縦半分に切って塩をふる。切り口を上にして天板にのせ110度のオーブンで1時間半加熱し、乾燥させる。タコはぶつ切りにする。クルミはから煎りしておく。ニンニクはみじん切り、バジルは千切りにし、オリーブ油、白ワイン、塩、コショウと合わせてマリネ液を作る。トマト、タコ、クルミ、オリーブをマリネ液に入れてあえ、なじませる〉

 マリネ液に癖がないため、クルミのほのかな甘みが引き立つ。クルミとタコ、それぞれの歯ごたえが楽しい。

 「鶏骨付き肉とクルミのハーブ焼き」は、ちょっとぜいたく感のある料理だ。下準備として、皮を取った鶏肉に塩、コショウをすり込み、調味液を入れたビニール袋に入れて一晩冷蔵庫でねかしておくと、肉に下味とハーブの香りがつく。「あとは焼くだけで出来上がります」と竹内さん。

 〈ジャガイモはくし切りにして水にさらしアクを抜く。ブロッコリーは小房に分け、赤パプリカは食べやすい大きさに切る。鶏肉を取り出した調味液に、塩、コショウをふった野菜類とクルミを入れてからめ、汁を切った鶏肉と一緒に天板に並べる。240度に熱したオーブンで火の通り加減を見ながら25〜30分焼く〉

 「クルミのスノーボウル」は、雪玉のような一口サイズの焼き菓子。

 〈から煎りしたクルミを、粉末状になるまで包丁で刻む。バターは角切りにして冷蔵庫で冷やしておく。ボウルに薄力粉、ブラウンシュガー、塩をふるい入れ、刻んだクルミと合わせる。バターを加え、手でつぶしながらパン粉のようになるまですり混ぜる。いったんひとまとめにし、10グラムずつ分けて手で丸め、冷凍庫で冷たくなるまで冷やす。170度のオーブンで20分焼き、粗熱が取れたらパウダーシュガーをまぶす〉

 口に入れるとすぐに崩れてしまうくらい、やさしい口当たりだ。

 クルミの存在感が生きた3品。「香ばしい風味を生かすのが、いちばんのポイント。色々な組み合わせを試してください」と竹内さんは話す。



 ■セミドライトマトとクルミのバジルマリネ 材料(4人分)

 クルミ30g/プチトマト1パック(20個程度)/塩小さじ1/4杯/オリーブ(黒・緑)各70g/ゆでタコ150g/マリネ液(バジル4枚、ニンニク1/3かけ、オリーブ油大さじ2杯、白ワイン大さじ1/2杯、塩小さじ1/2杯弱、コショウ少々)

 ■鶏骨付き肉とクルミのハーブ焼き 材料(同)

 クルミ30g/鶏骨付きぶつ切り肉600g/塩小さじ1杯/コショウ少々/調味液(ローズマリー2枝、セージ4本、ニンニクすりおろし1/2かけ分、オリーブ油大さじ2杯)/ジャガイモ2個/ブロッコリー1/2株/赤パプリカ1個/塩小さじ1/2杯/コショウ少々

 ■クルミのスノーボウル(22個分) 材料(同)

 クルミ40g/薄力粉100g/ブラウンシュガー20g/塩ひとつまみ/無塩バター60g/パウダーシュガー適量
(読売新聞)

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すくすくレシピ:第46回 栗のブラマンジェ (11/18)

アーモンドの香りが特徴のブラマンジェですが、今回は栗の甘露煮を使ってマロン風味にしてみました。普段は冷たく冷やして食べますが、風邪を引いた時などは、出来立てのホカホカのほうがお腹にも優しくておいしいです。

 「ブラマンジェ」というと、ちょっと家で作るのは難しそうな洋菓子……というイメージがあるかもしれませんが、作り方は超簡単! 牛乳にコーンスターチ(とうもろこしのでんぷん)を混ぜて、固まるまで加熱するだけ。コーンスターチを使わずに、ゼラチンで寄せる方法もありますが、こちらだと出来立てのホカホカを食べることはできませんし、また冷やして食べる場合にも、固まるまでの時間が長くかかります。特に今回のような粒入りの場合、ゼラチンで寄せるとどうしても粒が下に沈みがちになりますが、コーンスターチを使えば簡単で、粒を均等に固めることができます。すくすく世代のお子さん向けならば、コーンスターチなどのでんぷんを使ったほうが栄養的にも優れ、おすすめです。ただその分、カロリーは高くなりますので、お子さんの体の状態を見て作り分けができればいちばんいいかもしれません。

 私がアメリカの友人にはじめてブラマンジェの作り方を教わった時、「洋風わらびもち」という印象を持ちました。「わらびもち」はわらびの根っこから取るでんぷんに水と砂糖を加えて加熱し、プルプルにした和菓子で、これを葛のでんぷんに替えて作ればやはり日本を代表するお菓子「葛もち」になるわけです。それを、お国柄、牛乳ととうもろこしのでんぷんに置き換えたのがブラマンジェ。なんだか「わらびもち」や「葛もち」の兄弟のような気がして、急に親しみが湧いてきたのを覚えています。海を越えた遠い国で、でんぷんの同じ性質に着目してお菓子が作られていたということに感動した、ちょっとした思い出のお菓子です。

材料は、栗の甘露煮、栗の甘露煮のシロップ、牛乳、コーンスターチ(片栗粉でも可)「栗のブラマンジェ」

<材料 プリンカップ5個分> =1人分 約110kcal=

・栗の甘露煮            6粒

・栗の甘露煮のシロップ     大さじ1

・牛乳            400cc

・コーンスターチ(片栗粉でも可) 40g

<作り方>

1.栗をすり鉢に入れてよくすりつぶす(裏ごしすると舌触りはよくなるが、粒が残っていたほうが栗の味は楽しめる)。

2.つぶれたら、牛乳100ccを電子レンジで人肌に温め、すり鉢に入れて栗をよく溶かす。

3.それを鍋に移し、残りの牛乳ですり鉢を洗うようにしながら、栗を残さず鍋に移す。

4.鍋にコーンスターチを加え、木べらなどでよく溶かす。

5.ダマがすべて溶けたのを確認してから、弱火にかける。

6.へらで混ぜながら加熱し続け、とろみが出はじめたら焦げつかないように気をつけながら混ぜ続ける。

7.混ぜた後に鍋の底が見えるくらいまで硬くなったら、手早くカップに移し入れる。

8.表面が乾燥しやすいので、表面にサランラップをしっかりと張り付けて冷蔵庫で冷やす(寒い日や、風邪の時は、このままホカホカの状態で食べてもおいしい)。

9.冷えたら残りの栗を添えていただきましょう(好みではちみつやメープル・シロップをかけて食べてもおいしいです)。

*生のゆで栗を使う場合は、砂糖30gを別に加えてください。

*牛乳の一部(50cc程度)を生クリームに置き換えると、さらにコクが出ておいしくなります。
(毎日新聞)

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「幻の米」・雑穀給食「あま〜い」 (11/18)

宇治田原町郷之口の町立保育所で17日、幻の米といわれる「亀の尾」や雑穀を使った給食が出された。子どもたちはいつもと違う味を喜んでいた。
 手間ひまをかけることを大切にした地域づくりを目指し、宇治田原町も含めた全国35市町村が加盟している「スロータウン連盟」の事業。伝統的な食文化を大切にする「スローフード運動」の一環として、子どもたちに昔の人が親しんだ食材を食べてもらうことになった。
 「亀の尾」は明治時代に開発された米で、コシヒカリなどのルーツとされているが、病虫害に弱く、稲の丈が高く倒れやすいため廃れた品種。同町では町内の農家垣内弥寿孝さん(62)が、この「亀の尾」と、戦前の食糧不足の時代に多く食べられたアワ、キビを試験的に栽培してきた。
 この日の給食では「亀の尾」を炊いたご飯と、エビフライや鶏のから揚げの衣にアワやキビを混ぜたメニュー。子どもたちは「ご飯がいつもより甘くておいしい」と大満足の様子だった。
 子どもたちと一緒に食事をした垣内さんは「亀の尾は育てるのに手間がかかったけど、苦労して収穫したかいがありました」と喜んでいた。
(朝日新聞)

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飲食店配達の弁当で25人が発症−−下京区 /京都 (11/18)

京都市生活衛生課は17日、下京区高辻通大宮西入の飲食店「A」が14日配達した弁当を食べた市内の14事業所の従業員25人が、腹痛や発熱などの食中毒症状を発症したと発表した。
 入院中の2人からサルモネラ菌を検出したため、同課はこの弁当を原因とする食中毒と断定し同店に3日間の営業停止を命令した。弁当のメニューはカニ玉、白菜おひたし、エンドウ豆など。患者は26〜68歳の男女で、いずれも現在は回復に向かっているという。【中野彩子】
(毎日新聞)

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フグ出荷:今シーズン初、米国向けに天然と養殖300キロ−−下関 /山口 (11/18)

◇晩秋恒例

 下関ふく輸出組合(山田好章理事長)は17日、今シーズン初めて、アメリカ向けのフグを出荷した。

 輸出されたのは天然と養殖のトラフグ計300キロ。15日に水揚げしたものを、アメリカの衛生基準に合わせ、内臓などを除去する「みがき」処理をして冷凍、包装。発送などを担当する畑水産の職員が早朝からフグをこん包し、トラックで福岡空港に運び、成田空港経由でニューヨークへ空輸した。

 国内でアメリカへフグを輸出できるのは同組合だけで、来年2月までに約1トンを輸出する予定。ニューヨークやシアトルなどの日本料理店で食べられるという。【青柳聡史】
(毎日新聞)

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特産品「温海カブ」の漬け込み作業が本格化 (11/18)

鶴岡市温海地域の特産品「温海カブ」の漬け込み作業がピークを迎え、一霞温海かぶ生産組合(佐々木茂組合長)では連日、組合員が作業に追われている。

 温海カブは鮮やかな赤紫色が特徴。山の斜面を利用した伝統の焼き畑農業で栽培している。8月に畑を焼いて種をまき、10月から雪が降り始める12月ごろにかけて収穫期を迎える。

 一霞地区にある加工場では、カブを1300キロずつ、大きな容器で漬け込む作業が続いている。生産者が葉などを切り取って搬入したカブを水洗いし、塩に漬けてあくを抜く。その後、塩と酢、砂糖で漬け込む。重しを置いて、上下を入れ替えながら約2週間置くと、カブ漬けが完成する。袋詰めして、地元のほか、全国各地で販売している。

 佐々木組合長は「今年は例年に比べて小ぶりだが味は良い」と話す。同組合は今季、45トンほどの出荷を見込んでいる。漬け込み作業は12月中旬まで続く。
(山形新聞)

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タマげた!? 白い黄身 (11/17)

【宜野湾】卵を割ったら、出てきたのは“白い”黄身。  宜野湾市に住む主婦の當山清子さん(58)がこのほど、自宅で蒸しケーキを作ろうと卵を割ると、透明の白身に囲まれた中央部分は、黄色ではなく真っ白だった。
 普段から家族のためにお菓子をよく作るという當山さん。買ったのは普通の赤卵で「今まで見たことがないのでびっくりした。息子を呼んでデジカメで写真を撮った」と興奮気味に話した。
 割った卵はフライパンで目玉焼きにして食べたが、「味は普通の黄身と同じだった」とか。
 うるま市の鶏卵食鳥センターは「飼料や遺伝子に要因があると考えられる。突然変異の可能性が高いが、色素が少ないだけで、それ以外の面は安全。鶏ではめったにない」と話した。
(琉球新報)

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<鳥インフルエンザ>中国で初めて人に感染・死亡確認  (11/17)

【北京・飯田和郎】中国衛生省は16日、南部の湖南省と中部の安徽省で病原性の強いH5N1型の鳥インフルエンザウイルスに計2人が感染し、うち1人の死亡を確認したほか、湖南省でさらに1人の感染疑い例があると発表した。中国で人への感染・死亡が確認されたのは初めて。新華社通信が報じた。
 感染者は▽今月10日に死亡した安徽省安慶市の女性(24)▽10月10日に発病したが、現在は回復して退院した湖南省湘の男児(9)――の2人。疑い例は、湖南省の男児の姉(12)で、10月17日に死亡した。中国衛生省は、姉は感染による死亡の可能性が高いとみているが、世界保健機関(WHO)の基準では十分な根拠がなく、感染例と確認できなかった。3人はいずれも、鳥インフルエンザに感染して死んだニワトリなどと接触していた。
 衛生省は当初、湖南省の男児が入院し、姉が「原因不明の肺炎」で死亡した後も、鳥インフルエンザ感染を否定した。しかし、後に「感染の可能性を排除できない」と改め、WHOとともに症例の調査を進めていた。
 中国紙によると、鳥インフルエンザの感染が広がっている遼寧省でも養鶏業者の女性1人が肺炎で入院しており、医療関係者は感染の可能性を指摘したが、同省は16日に感染の疑いを否定した。
 中国では今年、5省3自治区で、飼育されている鳥が鳥インフルエンザに感染したことが確認されており、現在も感染地域は拡大している。
 中国政府は今月2日、対策本部を設け、20億元(約280億円)を投じると発表。16日には臨時条例の策定を決め、感染地域の養鶏業者や農民への補助金給付や税金免除などの措置を発表した。
(毎日新聞)

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『1日2食ごはんを食べよう』/木更津市農協 市などに条例制定を要望  (11/17)

ごはんを食べて地産地消を−。木更津市農協は十六日、市民の米食を推奨する「一日二食ごはんを食べよう条例」を制定するよう、市や市議会に要望した。食生活を改善して豊かな人間性をはぐくむ狙いもあり、農協関係者は「少年犯罪の抑止につながる」とアピールしている。

 木更津市は米の粗生産額が二十億円で県内トップクラス。市の七割が水田で、稲作が農業全体の三分の一を占めている。こうした中、食生活向上を図る食育基本法が六月に成立したのを受け、条例制定を求める動きが出てきた。

 同農協が示した条例案では▽朝ごはんを中心とする食生活の改善▽早寝早起き運動の推進▽安全安心な農作物の供給▽米文化の継承−などの六つの基本方針を柱とし、市長をトップとする推進本部を設置。市民に対しても、運動に協力する責務を盛り込んだ。

 この日、梅沢千加夫組合長らが市役所を訪問。水越勇雄市長や大野俊幸議長に条例案などを盛り込んだ要望書を渡した。梅沢組合長は「子どもが『キレる』のは食生活にも原因がある。食事を共にすれば家族のコミュニケーションも深まる」と強調。水越市長は「ユニークな提案。条例化が適当かは分からないが検討する」と話した。

 同様の取り組みとして、青森県鶴田町や石川県押水町(現宝達志水町)が「朝ごはん条例」を制定している。 (岡村 淳司)
(東京新聞)

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美唄の焼きとり やっぱりうまい 西美唄小で給食の献立に  (11/16)

【美唄】西美唄小五年生が、家庭科の授業の中で考案した給食献立が十四日、市内の小中学校十三校などの給食に登場した。

 目玉メニューは「美唄と室蘭のミニ焼きとり」で、鳥肉の美唄焼きとりと豚肉の室蘭焼きとりを、一くしずつ食べ比べする趣向。これに、サツマイモ、大根など五種類の野菜を使った「健康汁」、焼き豚ときくらげの中華あえ、巨峰シャーベット、ご飯と牛乳がついた。

 焼きとりは、美唄風は塩であっさり味。室蘭風はタレでこってり味。くしに刺す手間がかかるメニューとあって、給食センター側はこの日、調理員を増員し通常より一時間早く調理を始めた。

 西美唄小五年生の教室では、「おいしい」「うまい」と感想が飛び交い、斉藤瑞奈さん(11)は「友達が考えたと思うと、さらにおいしく感じます。焼きとりは、やっぱり美唄のほうが良い」と話し、給食の焼きとり対決は美唄に軍配が上がった。(渡辺佐保子)
(北海道新聞)

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低カロリー 独特の食感/湯葉風こんにゃく (11/16)

お歳暮の季節にこんにゃくはいかが――。岡山市桑野のこんにゃくメーカー「みゆきやフジモト」が、湯葉のようなつるりとした食感のこんにゃく「ゆばこん」を売り出し、静かな人気を呼んでいる。

 同社2代目の藤本博雄さん(46)が京都で湯葉を食べ、「こんな食感のこんにゃくがつくれないか」と考えたのがきっかけだが、製品化までは試行錯誤の連続だった。

 薄くすると製造過程でちぎれてしまい、厚くすると普通のこんにゃくのようになってしまい、とくに独特の食感はなかなか再現できなかった。加熱の温度や押し出す圧力を変えるなどした末、約4年前にようやく製品化にこぎつけた。だしやしょうゆによくなじみ、カロリーも低いことから旅館や飲食店を中心に注文が増え、現在は同社の売り上げの約2割を占めるまでになったという。

 全国こんにゃく協同組合連合会がまとめた「こんにゃく製品の消費状況」によると、03年度の家庭1世帯あたりの消費量は5634グラムと、5年間で約14%減っている。

 藤本さんは「今までと違った新しい食べ方を提案しないと生き残れない」と話し、味付けしやすい「ゆばこん」の特徴を生かした様々な調理方法を提案に力を入れる。問い合わせは同社(086・276・1176)まで。
(朝日新聞)

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祖父母と給食「楽しいね」/亀山・神辺小で試食会 (11/16)

亀山市太岡寺町の神辺小学校で十五日、地域のお年寄りと児童が交流を深める「祖父母給食試食会」があり、約百三十人が“同じ釜の飯”を味わった。同校には全児童が一度に利用できる広いランチルームがあり、学年・世代を超えた楽しい昼食会となった。 (谷村 卓哉)

 同校PTAや地域住民らでつくる「神辺の子どもを育てる会」の呼びかけで開かれた。校外学習中だった四年生を除く児童百八人と、お年寄り二十三人が参加。メニューは麦ご飯と揚げ出し豆腐、野菜のきんぴら、ブドウ豆の煮付け、牛乳だった。おいしい昼食に会話が弾んだ。

 三人の孫が同校に通う藪本ふみへさん(65)は「初めての経験。みんな、ちゃんと残さず食べていてえらい」と、モリモリ平らげる子どもたちを頼もしそうに見つめた。孫で二年生の藪本麻央ちゃんは「おばあちゃんと給食を食べるのは楽しい」と笑顔を見せた。

 日ごろは、声かけ運動や地域清掃活動などで子どもたちと交流している育てる会の小坂武彦顧問(69)は「児童一人一人の顔を見ながら交流を深められて良かった。来年も続けられれば」と話していた。
(中日新聞)

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ノロウイルス:集団感染の疑い−−横手の2保育園 /秋田 (11/16)

県健康対策課は15日、横手市内の2カ所の保育園で園児66人と職員7人の計73人が下痢や腹痛を訴え、ノロウイルスに集団感染した疑いが強いと発表した。うち園児2人が入院しているが、命に別状はなく快方に向かっているという。

 同課によると、両保育園で今月5〜14日に園児らが症状を訴え、一部が同市内の診療所で診察を受けた。両保育園の間に今月に入ってからは直接の交流はなく、感染源の特定を急いでいる。

 ノロウイルスは加熱が不十分な魚介類から感染することがあり、同課は食品を十分加熱するとともに、食事前後に手洗いをするよう呼びかけている。【津村豊和】
(毎日新聞)

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ブームで需要急増「角寒天」 諏訪地方 難しい増産 (11/16)

健康ブームで寒天の需要が急増している中で、厳しい冷え込みと空気の乾燥を利用して作る諏訪地方の特産「角寒天」の生産量は今冬、最大で前年比2割増にとどまる見通しだ。天然製法で、増産に対応する干し場や人員の確保が難しいためだ。今年は半年でほぼ品切れ状態となったが、来年も生産が消費に追いつかない状況が続きそうだ。

 諏訪地方の角寒天製造業者21社でつくる県寒天水産加工業協同組合(茅野市)によると、昨季の生産量は前季並みの2000万本(1本は3センチ×2センチ×30センチ)。1月上旬に出荷が始まってから、寒天の健康効果が相次いでテレビ番組などで取り上げられ、消費が急増した。6月末時点で和菓子店などの予約を残し、80%の出荷を完了、品切れ状態になった。

 ブームは現在も続いており、同組合の顧客には「来年はこれまでの3倍の量を欲しい」というスーパーもあるという。しかし、松木修治組合長は増産規模について「できれば倍増したいが、良くても15−20%」と見込む。

 増産が難しい理由の一つは、原料のテングサなどの紅藻類を煮詰めてろ過し、固めた生寒天を棒状に切って凍らせるための「干し場」が拡大できないためだ。稲刈りをした後の水田を干し場に使うが、農業の衰退と宅地化の進展で工場周辺の水田は減少している。さらに、寒い冬の屋外での仕事が敬遠され、作業員も増員が難しいという。

 このため、各業者はほぼ従来の生産態勢のまま、例年12月上旬の生産開始時期を3−5日前倒しして増産を図る方針だ。屋外に並べた生寒天を凍らせてゆっくり乾燥させる角寒天作りは天候に左右されるだけに、松木組合長は「少しでも長く作れるよう、冷え込みが続いてほしい」と願っている。
(信濃毎日新聞)

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食中毒:学生ら11人に症状 下京区の焼き鳥店、3日間営業停止 /京都 (11/16)

京都市生活衛生課は15日、下京区の焼き鳥店「A」で4日夜に鳥の刺し身などを飲食した滋賀県内の私立大に通う22〜46歳の学生ら11人に、下痢や腹痛などの食中毒が発生したと発表した。うち6人が今も通院しているが症状は軽いという。同課は同店の食事が原因と断定し、15日から3日間の営業停止処分にした。同課によると、16人で来店し、6日午後1時から発病。8日以降に学生らが大阪市と滋賀県に症状を訴え、うち7人の便から「カンピロバクター」を検出した。【新宮達】
(毎日新聞)

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焼酎新規参入認める 需要増に対応、年明けにも 国税庁 (11/16)

国税庁は十五日、本格焼酎(乙類)の製造免許の規制を緩和し、コメ、麦、サツマイモ、そばの主力四品種を主原料とする焼酎製造について、年明けにも条件付きで新規参入を認めると発表した。焼酎ブームで需要が拡大し、参入要望も増えているための措置。国税庁は、一般からの意見を聞き、異論が出なければ新規参入の条件を定めた通達を改正する。焼酎産地の九州にとっては、手ごわいライバルも出てきそうだ。

 本格焼酎への新規参入が認められるのは、一九四〇年に酒税法が制定されて以来、初めて。

 新規参入の条件は(1)焼酎の製造場所がある市町村で生産されたコメなどを主原料とする(2)製造場所がある都道府県内で、既存のメーカーの出荷量が、消費量を下回っている(3)製造数量は当分の間、年間百キロリットルを限度とする―の三点。

 ただし、鹿児島、熊本、大分、宮崎、福岡、沖縄の六県は、焼酎の生産量が多いため、対象外になる。

 本格焼酎の製造元は約七百で、大半が九州の業者。国税庁は、これまで主力四品種を主原料とする本格焼酎については過当競争に陥るのを防ぐため、新規参入を認めてこなかった。しかし二〇〇四年度の出荷量が、前年度比13・5%増の約五十三万キロリットルになるなど、需要が急拡大しており、規制緩和に踏み切る。
(西日本新聞)

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食の安全考え30年 国分寺 (11/15)

生産者と消費者を結びつけようと始まった「三多摩たべもの研究会」(事務局・国分寺市)の活動が来月、30年目に入る。発足以来、無農薬や有機農業による「安全な食べ物」の共同購入を通して農業と食について考え続けてきた。最盛期より会員数は減ったが、牛海綿状脳症(BSE)などをきっかけに、若い人の入会が少しずつ増えているという。9月からは、新たな活動の道を探ろうと、会員外への販売も始めた。

   国分寺市の同会事務所で13日に開かれた生産者と消費者の交流会。「ブロッコリー、ゴボウ、ニンジン、次々に虫にやられました」。瑞穂町の清水永一さん(57)が写真を手に説明した。10人の会員が聴き入った。

   「もっとタマネギをたくさん作ってよ」という消費者に、「それなら援農に来て」と清水さん。一緒に畑にいるような雰囲気だ。

   同会は76年12月に発足。フリーカメラマンだった木村章二さん(58)ら3人がトラックやリヤカーで無農薬の野菜などを販売することからスタートした。なじみ客が増え、翌年に会員制となり、専従の職員も置いて共同購入活動を始めた。

   会員は各地の旬の品を注文できるほか、週に一度、野菜パックにして多摩地域の有機農家から野菜を発送してもらう。    発足10年後には、会員は約290世帯に達し、提携する生産者は全国に80軒を超えた。だが、会員は高齢化するなどして、現在は約200世帯に減った。

   その一方で、O157やBSE、鳥インフルエンザなど、食の安全を脅かす問題が相次ぎ、若い会員が増えつつある。

 活動の新たな展開をさぐり、今年9月、約30年ぶりに会員以外の一般向けの販売を始めた。「今、食の安全についてみんながどう考えているか」。国分寺の事務所前に設けた小さなスペース。各地から届く安全な農産物を並べている。
(朝日新聞)

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パソコン画面で給食のレシピ /生産履歴も一目で (11/15)

宇治田原町郷ノ口の町立保育所「あゆみのその」で、同町が給食の献立やレシピ、栄養価をパソコンの画面で見ることができるシステムを試験運用していたが、保護者に好評だったことから来年度以降、システムの本格導入を検討することになった。

 システムは、パソコンの画面上に表示されたカレンダーの日付に手を触れると、その日の給食やおやつに使われた食材、栄養価、分量が写真付きで表示される。青果物の生産履歴を検索できるインターネット上のデータベースにも連動しており、印刷したレシピにはバーコードや検索コードを表示。保護者は携帯電話などで、保育所に食材を納入している生産者の顔写真や農薬使用の有無なども知ることができる。

 同保育所はこれまで、「家では食べないのに保育所で食べるおかずもある。献立のレシピが欲しい」という保護者の要望に、栄養士の伴亜紀さん(37)らがレシピを手書きで渡したり、給食便りに掲載したりしてきた。

 今年6月、伴さんが給食栄養システム開発会社の担当者に「親が子どもを迎えにきたその日に、資料を印刷して手渡せるシステムがつくれないか」と相談。同社が開発に成功した10月中旬から約1カ月間、試験運用していた。

 保護者の中には、印刷したレシピをファイルにとじて、家庭での調理に利用している人もいるというほどで、システムの本格的な導入を望む声が強い、という。
(朝日新聞)

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食育サポート企業:県が募集 スローフードや地産地消の推進狙い /千葉 (11/15)

ファストフードの浸透など、悪化している若い世代の食習慣を改善するため、県は今月から、「食育サポート企業」の募集を始めた。「食育」は、子供のころから食品や農業に関する正しい知識や、健全な食習慣を身につけてもらう教育のこと。社員の食生活改善に取り組む企業を登録、県のホームページなどで紹介することで、若者にも学んでもらうのが目的だ。県食の安全推進室は「企業イメージの向上にもつながるので、ぜひ登録を」と呼び掛けている。
 今年7月には「食育基本法」が施行されており、県は、ファストフードからスローフードへの転換や、地元で取れた産物を地元で消費する「地産地消」の推進を目指している。社員に食生活のアドバイスをしている▽社員食堂に県産農産物を取り入れている▽県内の学校の食品工場見学受け入れなど、地域での食育推進に取り組んでいる――といった企業に登録してもらいたい考えだ。
 応募資格は県内に事業所がある企業や生協、農協などで、県が進める食育に賛同し、企業名の公開に同意すること。
 また、県は今月28日、千葉市市民会館(中央区)で、食育に関するパネルディスカッションを開く。明石要一・千葉大教育学部長をコーディネーターに、竹蓋幸子・県学校栄養士会会長や県内の小、中学生らが食について語り合う。
(毎日新聞)

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古代米の黒米使い給食 美馬市・脇町小など、農作業体験で収穫 (11/15)

徳島県美馬市の脇町小学校などで15日、古代米の黒米を使った給食が出された。美馬青年会議所が子供たちに農作業体験をしてもらっている「ふれあいわんぱく村」で収穫したもので、今後、美馬市とつるぎ町内の幼、小、中学校で順次出される予定。

 この日は、脇町共同調理場で給食を作っている脇町小、大谷小、脇町幼稚園で提供。通常の白米に5%の黒米を混ぜて炊き上げ、白米が紫色に着色したご飯が出来上がった。
(徳島新聞)

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手作り給食で食を考える交流会 (11/15)

手作り給食を試食し、子どもたちの食生活について考える交流会が12日、水俣市初野の初野保育園(田中健太郎園長)であった。

    同園は子どもたちに、きちんとした味覚や、食生活習慣作りのため、野菜や魚を主材にした和食中心の給食を出している。化学調味料は全く使わず、アレルギー源になる卵や牛乳などもなるだけ使わない。それを試食して、家庭での食事や給食作りの参考にしてもらおうと初めて開催した。

    この日のメニューは、手作り豆腐、イワシのかば焼き、ヒジキのいため煮など12品目。試食した市内の医療事務員の女性(38)は「工夫してあっておいしかった。ただ、仕事を終えてから、ここまで手の込んだものを作るのは難しいですね」と話していた。
(朝日新聞)

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敷島製パン、原料・製法・食感にこだわったベーカリー向け食パン用冷凍生地「低温熟成食パン」を発売 (11/15)

3つのこだわりから生まれたベーカリー向け食パン用冷凍生地/「低温熟成食パン」新発売

 敷島製パン(株)では、原料・製法・食感にこだわった、ベーカリー向けの食パン用冷凍生地「低温熟成食パン」を日本全国エリアで11月1日より発売しました。

 ベーカリー市場では、消費動向に変化の兆しが見られ、低価格化と高付加価値を求める二極化が進む中、こだわり商品、差別化商品の品揃えを強化する傾向が強まっています。
 今回発売した「低温熟成食パン」は、以下3つの「こだわり」を具現化した、高品質でリッチな食パン生地です。

[1]原料のこだわり
  香り豊かな発酵バターと、北海道十勝産の生クリームを使用しました。
[2]製法のこだわり
  氷温帯(−3℃)で24時間かけて発酵をコントロールしながら、徐々に熟成させる低温熟成法を採用しました。
[3]食感へのこだわり
  低温熟成法により、「うま味」の成分のもととなるアミノ酸が多く発生し、風味豊かでコクのあるふんわりやわらかな食感を実現しました。

 スクラッチベーカリー(*)においては、温度管理が難しく、時間もかかることから、低温熟成を行うことが困難でした。冷凍生地「低温熟成食パン」により、まろやかな口どけとソフトな食感の食パンを店頭で手軽に焼くことが可能になりました。焼きあがったパンは、そのまま食べると、発酵バターと生クリームの豊かな風味と、低温熟成で引き出されたコクのある旨みが楽しめます。また、トーストするとさっくり軽い食感に加え、小麦粉本来の甘みが口いっぱいに広がります。

*)スクラッチベーカリー:粉から生地を仕込み、成型して焼き上げるまでの全工程を、お店が一貫して行う製法。
(日経プレスリリース)

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最大2.6キロ 甲田で巨大ナシ収穫 (11/15)

安芸高田市甲田町の向田ナシ園が十四日、重さ一〜二キロの巨大ナシのもぎ取り作業を始めた。晩生ナシと呼ばれる種類で、収穫シーズンの最後を飾る。

 同園は「新雪」「愛宕」「晩三吉」の三品種約二十本を栽培。カボチャのように大きくなった約三千個が、枝から落ちそうなくらいに実っている。

 今年は過去最大の二・六キロの新雪を収穫。経営者の向田光明さん(64)は「どこまで大きくなるか。来年は三キロに挑戦したい」とほほ笑んでいた。

 主に贈答品としてキロ五百円で販売。一―二カ月は常温で保存できる。もぎたてよりもまろやかな味になるという。(中橋一誠)
(中国新聞)

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イチジクワイン開発 尾張旭観光協会が名称募集 (11/15)

【愛知県】尾張旭市観光協会は、特産のイチジクを使ったワインを開発。同市霞ケ丘町南の教育文化施設・どうだん亭の一般公開などで試飲してもらい、名称を募集する。

 1本(720ミリリットル)当たり完熟イチジクを約500グラム使い、甘い口当たり。アルコール度数も5%と、お酒に強くない人や女性でも楽しめるようにしたという。来年1月ごろから950円で限定500本を販売し、秋から本格生産する考え。協会の担当者は「食物繊維やビタミンがたっぷり。『健康のまち』の特産品としてPRしたい」と話す。

 試飲会は、どうだん亭公開日のうち今月19、20、23、26日の4日間と、27日にスカイワードあさひで開かれる市農業まつりで行う。 (鈴木 智重)
(中日新聞)

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ステーキ?実は成型肉/排除命令 (11/15)

内臓肉などをつなぎ合わせた「成型肉」を使っていることを表示せず「ステーキ」として販売したとして、公正取引委員会は15日、景品表示法違反(優良誤認)でステーキ店チェーン大手の「A」にこうした表示を改めるよう排除命令を出した。飲食業者への排除命令は初めて。
 公取委によると、Aは今年3月8日から9月6日までの間、全122店舗で販売した「ビーフステーキ焼肉ソースランチ」など5種類の商品に、内臓肉や脂身を加工して形を整えた成型肉を使っていたのにメニューやチラシで明示せず、一枚肉であるかのように表示していた。
 期間中に5商品計約44万食を販売し、約5億4000万円の売り上げがあったという。
(共同通信)

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インフォメーション:給食調査 (11/14)

文部科学省が行った学校給食実施状況調査(04年5月1日現在)で、全国の公立小、中学校のうち、給食の調理業務を外部委託した学校が17・6%に上り、前年から2・4ポイント増えて過去最高となったことが分かった。経費節減のため、都市部を中心に民間委託が進む現状を反映した形だ。このうち、単独調理場方式は前年から0・5ポイント増えて45・5%となり、共同調理場方式は54・5%となった。

 調査によると、国公私立学校で給食を食べる子どもは全体で約1033万人、実施率は93・4%で、前年に比べ0・2ポイントの増。このうち主食、おかず、牛乳を出す完全給食の実施率は、前年から0・5ポイント伸びて88・6%となった。学校種別の実施率は、小学校99・4%(完全給食98・7%)▽中学校82・4%(同70・0%)▽養護・盲・ろう学校90・4%(同89・0%)▽夜間定時制高校70・2%(同45・8%)。

 米飯給食を受けている子どもは約977万人。完全給食を受ける子どもの99・6%に上り、前年に比べ0・1ポイント増えた。
(毎日新聞)

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肥前よもやま話:地産地消の大切さ /佐賀 (11/14)

キムチを巡る韓中論争に、食の安全の重要性を再認識させられました。中国産キムチから寄生虫の卵が見つかったと、韓国から非難された中国が、韓国産も寄生虫に汚染されているはずだと反論。韓国の調べで、韓国産からも卵が見つかったのです。韓中両国のさや当てと思っていたら、この韓国メーカーからは日本にも輸出されていたことが分かり、一時は日本側も大あわてでした。
 先日発表された「05年毎日農業記録賞」で県内から優良賞を受賞した、一般部門の徳田裕子さん(56)と高校生部門の小原美樹さん(17)も、食の安全をキーワードに上げていました。
 七山村で農産物直売所を経営している徳田さんの合言葉は「食は命なり」。有機農産物コーナーを設けたりして、食の安全を保とうと努力しています。玉島川のせせらぎの音がにぎやかなロッジ風の直売所で、徳田さんはこう力説しました。
 「このあたりもすっかり環境が悪くなってしまい、川のアユも減りました。私たちの生活環境を守るのは農業。その農業を育てるのは消費者、ということを分かってほしい」
 伊万里農林2年の小原さんは入学後、農業実習の体験から食に占める農の大切さを痛感しました。学校の農園の土を起こし、石を拾い、うねを作り、肥料を施し、種をまいて、水をやる……。収穫したばかりのミニトマトのみずみずしさは、忘れられないそうです。
 将来は洋菓子職人になり、実家で収穫した果物を使ったケーキなどを作ってみんなを満足させたい、と語ってくれました。
 2人の共通点は、地元の農産物を地元で消費する「地産地消」の精神。ミカン農家育ちの私も昔、収穫を手伝いました。日の出とともに始めたミカンちぎりは日没まで続きました。一休みして食べたミカンのおいしかったこと。ちぎったばかりのミカンは、糖度がどうとか、酸味がどうとかいうレベルでは語れないおいしさでした。
 農産物のおいしさのポイントは新鮮さ。遠くまで運ぶ間においしさが損なわれるのは当然です。地産地消は食の安全を保つだけでなく、おいしさの追求にもつながります。  「国民自らが食について考え、判断する力が必要」とする内容の食育基本法が6月、国会で成立しました。県内には農産物が豊富なだけに、みんなで食育を考えたいものです。<佐賀支局長・関野弘>
(毎日新聞)

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<キムチ>韓国・中国産から寄生虫、確認できず 厚労省 (11/14)

韓国産と中国産のキムチから寄生虫の卵が検出された問題で、厚生労働省は14日、10月26日〜11月11日の間、輸入時や国内流通時に両国産のキムチ製品の検査を計80件実施したが、すべて陰性で寄生虫と卵は確認できなかったと発表した。厚労省は当分の間、検査を続ける。
(毎日新聞)

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健康食品に月4700円 60%利用、ブーム裏付け (11/14)

ほぼ60%の人が健康食品を日常的に利用し、1カ月間に約4700円使う−。民間調査会社「日本リサーチセンター」(東京)のアンケートで、こんな結果が出たことが14日、分かった。同社は「健康食品ブームを裏付けた」としている。
 調査は10月、無作為に選んだ全国の15−79歳の男女2200人を訪問、1165人から回答を得た。
 それによると、健康食品を「よく利用している」が13・1%、「たまに利用している」が46・3%で、合わせるとほぼ60%を占めた。1カ月間にかかる費用は平均4743円。「1000円程度」と答えた人が22・7%で最も多かったが、「1万円以上」の人も14・7%いた。
(共同通信)

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栄養サポート、食べて元気に (11/14)

医師や、看護師栄養士などによる栄養サポートチームの活動を紹介する催しが、盛岡の県立中央病院で開かれました。きょうは独自に開発した食事の試食会も行われました。
栄養サポートチームが開発した食事として用意されたメニューは、鳥団子のあんかけと、ほうれん草豆腐。そして、魚のすり身と、かぼちゃの4種類。病気などで噛む力や飲み込む力が弱くなった人のための食事で、舌で簡単に押しつぶすことができ、これまでの流動食に比べて食べ易く、おいしく工夫されている。県立中央病院の栄養サポートチームは今年4月から活動を始めていて、こうした食事を独自に開発し、入院患者の食事に導入している。栄養不良は治療や病後の経過に重大な影響を与えることから、最近ではチームによる栄養管理の重要性が指摘されている。また、きょうは病気と栄養についての講演や栄養サポートチームの活動報告も行なわれ、参加した入院患者や一般市民はあらためて食事や栄養の大切さについて、学んでいた。
(ニュースエコー 岩手放送)

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ロハス:定着する?ロハスな暮らし 有機野菜、自転車、古民家…心地よさが環境守る (11/14)

◇Lifestyles Of Health And Sustainability−−健康的で持続可能な生活

 LOHAS(ロハス)という言葉をよく見かけるようになった。「Lifestyles Of Health And Sustainability(健康的で持続可能な生活)」の略で、「健康的で充実した生活を送ることが、環境を守ることにもつながる」という考え方だ。例えば、健康のために自転車に乗り、食材に無農薬の有機栽培野菜を使う。それが、環境負担も減らす。90年代に米国で提唱された「ロハス」な暮らしは、日本に定着するだろうか。【永山悦子】

 ◇日本人の約3割、半数は50代以上

 ☆つらくては続かない

 「心地よい暮らしがしたい」。神奈川県葉山町在住のアロマセラピスト、木本利花さん(36)の生活信条だ。その具体的な形がロハスだった。

 出産を控え「健康な体になろう」と思った。玄米や有機無農薬野菜、肉などのバランスを考えた食事に切り替えた。

 「工夫するうちに楽しくなった。つらいことは続かないからだめ。自分に心地よいことが、結果として環境にいいことにつながると気付き、何てすてきなことだと感じた」と木本さんは言う。

 無農薬野菜を食べることは、農薬汚染を防ぎ、土を元気にすることにつながる。5歳と7歳の2人の子どものおもちゃは拾った木で作る。そうすることで、自然そのものにも触れられる。

 借家暮らしだったが、同町内の築50年の木造民家を手に入れた。年明けにも引っ越す。

 「使える家を壊してしまうのはもったいないし、昔ながらの家はシックハウス症候群の心配がなく、土地にあった建て方や建材を選んでいる。この辺りは湿気対策が欠かせないが、古民家はしっくいの壁が水分を吸うし、通気性も良い。長いひさしは夏の日差しを防ぐが、冬は部屋の奥まで日を届けてくれる」。木本さんはあくまで自然体だ。

 ☆もっと対応商品を

 環境コンサルタント会社「イースクエア」(東京都港区)が米の調査機関と今年2月に実施した調査では、日本人の29%がロハス層とされた。

 調査対象は20〜69歳の男女2115人。インターネットを通じて環境や健康、社会的課題などに関する質問をし、回答者を4群に分けたところ、「環境、健康、社会的課題に対する意識が高く、実際に行動に移す」ロハス層が最も多かった。

 残りは▽意識は高いが行動まではしない生活堅実層27%▽特別な意見を持たない中庸無難層28%▽健康や環境に関心がなく、利便性の高いものを好む個人利便層16%−−という結果だった。

 ロハス層の半数は50歳代以上で、社会的な調和を重んじる一方、環境配慮の動機は「自分や家族の健康のため」という答えが他群より多かった。

 コピーライターでNPO「サステナ」代表のマエキタミヤコさんは「ロハス的な生活は、時間のある特権階級の人のものという既成概念が強かったが、多くの人が健康と環境の結びつきに気付き始めた。それに対応する商品がもっと登場すべきだ」と話す。

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 ◇「社会への思い、忘れずに」−−国内に紹介のピーダーセンさん

 ロハスをテーマにしたシンポジウムを02年に開き、日本にロハスが広がるきっかけをつくったイースクエアのピーター・ピーダーセン社長に、日本のロハスの現状をどう見ているかを聞いた。【聞き手・永山悦子】

 私は日本のバブル経済崩壊後の10年は「失われた10年」ではなく、新しい生活価値探求の10年だったと考える。「ボランティア」や「グリーン購入」「スロー」などのキーワードから新しい価値観が生まれ、それを結ぶ形でロハスという大陸が形成された。「私が求めていたのはロハスだったと、やっと分かった」という人とよく出会う。

 従来の環境保護活動は「○○をしてはいけない」という制約的な側面があったが、ロハスは美や健康、家族の幸せなど利己的なところから始まる。しかし、ある人も言っていたが、社会を持続可能な方向に転換するには、1人のエコロジストを作るより100人のロハス層を作るほうが効果が大きいかもしれない。

 ロハスの重要なポイントは根底に「社会をよくしたい」という思いがあること。ロハスの最後の「S」は持続可能性のことで、持続可能でなければロハスではない。最近はロハスを冠した商品・サービスがあふれるようになったが、ロハスという包み紙で覆っただけで中身は今までと変わらないものもある。

 食べものや自然を大切にするなど日本にはロハスのカケラがいっぱいある。だから、その可能性を生かす社会システムづくりが求められる。
(毎日新聞)

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食物アレルギーの子を持つ親の会:設立20周年シンポ−−来月3・4日、都内で (11/14)

全国に約700人の会員がいる「食物アレルギーの子を持つ親の会」(武内澄子代表)は12月3日と4日、東京都千代田区永田町の全国町村会館などで設立20周年記念シンポジウムを開催する。

 3日は午後1時から、国立相模原病院臨床研究センターの海老澤元宏・アレルギー性疾患研究部長が食物アレルギー治療の現状と課題、国立福岡病院の柴田瑠美子医師が学校給食対応について講演。急性アレルギー症状を緩和する小児用自己注射薬の使い方の練習もある。4日にはアレルギーと付き合ってきた高校生らが体験談を語る。

 参加費は2日間で1000円。定員300人。問い合わせは武内さん(042・337・5936)。
(毎日新聞)

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米粉パン/学校給食で全国普及を (11/13)

米粉パンが学校給食に活用されだした。食料自給率向上という国に課せられた命題の達成や食育推進などの面から、自治体、農業・給食関係団体、製粉・製パン業界などが一体になって進めている。だが、都道府県によって取り組みにかなり差がある。その気になってやればできることだから、足並みそろえて全国的に取り組んでもらいたい。食料・農業・農村基本計画でも、米粉の普及推進をうたっており、各自治体にとっては積極的に取り組むべき課題でもある。

   全国米粉食品普及推進会議によると、学校給食に米粉パンを出した小・中学校が、2004年度で4067校に上った。前年度に比べ倍増した。実施回数はまだ少ないが、各地で取り組みだした。

   都道府県別に見て一番多いのは、米粉パンの普及では先進県である埼玉の1211校だ。ほぼ全校で行われた。次いで茨城の415校、栃木の399校、新潟の349校、富山の268校、大分の259校、京都の216校の順。

 一方、実施校ゼロが17県、ひとけた台が7県で、意欲的なところと、そうでないところの格差が大きい。「学校給食関係団体や自治体の意識の違い」とある農政局はみる。

 埼玉県は、学校給食会が食の安全、食育の視点から地産地消の精神を給食に取り入れた。麦の産地ということもあって、県産小麦のパンやうどんを作った。その延長線上で米粉パンも開発した。

 市町村段階でも、独自の行動を起こしているところがある。例えば兵庫県篠山市。市内産米の米飯給食が主だが、パンも原料を地元産にするためJAが製粉機を導入、市内の業者が焼いて月8回(1回5000食)は米粉パンを出している。このように、自治体や学校給食・農業関係団体が熱心なところは、内容も充実して増えている。

   課題は、輸入小麦に比べ材料費が高くなることや製パン技術の開発だろうが、次代を担う子どもたちの食の安全の確保や食育推進のためなのだから、関係機関・団体が連携して課題を乗り越えるべきだ。製粉・製パン技術は、かなり確立した。小麦粉パンに勝るとも劣らない。やればできることを先進事例は物語る。まさに意欲しだいだ。

   米粉パンの普及は、この春できた食料・農業・農村基本計画にも位置付けられた。「消費者の簡便化志向や健康志向に対応した新たな米加工品の開発や、米粉パン等の米の粉体利用を促進する」とある。米粉パンの普及は、行政当局にとって課題だ。

   幸いに全国米粉食品普及推進会議には、多くの関係機関・団体が入っている。ブロック、県ごとにも推進団体ができている。この機能を活性化して、学校給食への一層の推進、普及状況の都道府県間格差の解消に努めてもらいたい。米粉パンの社会的認知度を高めることも重要課題だ。
(日本農業新聞)

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スローフード協会:地域の食文化を守り育てよう 支部「若狭おばま」を設立 /福井 (11/13)

◇小浜商議所青年部が設立

 食を生かしたまちづくりを進める福井県小浜市で、小浜商工会議所青年部が12日、地元の伝統食を守り、食育運動を進めるスローフード協会(本部・イタリア)の支部「スローフード若狭おばま」を設立した。

 スローフード運動は、イタリア北部の小都市・ブラで、食のグローバル化と多様な食文化の衰退に危機感を持つ人たちが86年に協会を設立。伝統料理・食材を守る▽子どもを含めた消費者へ食育を実施▽良質な食材を作る小規模生産者の保護−−などを目的に活動している。

 同商議所青年部が今年20周年を迎えるのを機に、地域社会の財産の一つである食文化を守り育てようと支部設立にこぎつけた。

 この日は、同市の食文化館で設立総会を開催。会長に選ばれた杉谷光由・同商議所青年部会長は「福井県は共働き率が高く、家庭料理が衰退する恐れがある。家庭の味を守る講習会も開きたい」と意欲を語った。その後、郷土料理の振る舞いもあった。【川口裕之】
(毎日新聞)

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「野菜づくりと漬け物教室」 京丹波町で開く (11/13)

京丹波町直営の特産品加工施設「京都・丹波食彩の工房」(同町高岡)で13日、「おいしい野菜づくりと漬け物教室」があり、参加した約20人が、自分たちが育てた壬生菜やノザワナを使った漬物づくりを楽しんだ。
 府南丹広域振興局が企画し、船井・北桑田の各町や農業公社と協力して都市住民と農家が一緒に農業や食品加工を行う「食と農の架け橋事業」の一環。京都市や宇治市などからも参加があり、地元農家の指導で8月下旬から施設近くの畑で8種類の野菜を育ててきた。
 この日は、地元農産加工グループのメンバーを講師に、壬生菜の塩漬けとノザワナのぬか漬けに挑戦。収穫した野菜をたるにすき間無く並べ、塩や唐辛子、ぬかなどを加えた。初めて漬ける人もおり「並べるのが難しい。地元の人の手際の良さにはびっくり」と驚いていた。
 最後には、全員が畑で採れた野菜を使った豚汁を輪になって味わい、交流を深めた。
(京都新聞)

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仙台伝統野菜:「白菜」「雪菜」「芭蕉菜」復活 農家、小売店など協力 /宮城 (11/13)

◇「懐かしい」「新しい食材に」

 漬物やおひたしとして、かつては庶民の食卓の定番だった「仙台白菜」「仙台雪菜」「仙台芭蕉菜」の三種類の野菜が、「仙台伝統野菜」と銘打って復活した。栽培、流通の難しさから姿を消していたが、「地産地消」の考え方が見直される中、県や農家、小売店が協力し、栽培・流通にこぎつけた。関係者は「野菜本来の味を知ってほしい」と呼び掛けている。【伊藤絵理子】

 三つの野菜は、昭和初期までは仙台の野菜農家では主流の品種で、特に仙台白菜は、質・量共に全国的に有名だった。ところが、形が不ぞろいで出荷できない規格外品も多く、病気や害虫に弱いため農家の手間がかかる。戦後は生産しやすい新品種に取って代わられ、近年は味の良さを知る一部農家が、自家栽培するにとどまっていた。

 こうした中、県仙台農業改良普及センターが02年から「仙台の誇れる伝統を見直そう」と農家に呼びかけ、種の準備や栽培方法の説明、流通経路の確保に尽力してきた。今年7月、市内の農家20戸による「仙台伝統野菜生産振興会」(萱場哲男会長)が発足し、栽培を始めた。

 「仙台伝統野菜」のロゴマークを作成。価格も普通の野菜並みに抑え、10月からJR仙台駅前の「仙台朝市」内の「今庄(いましょう)青果」で販売している。同青果の庄子泰浩専務は「仙台伝統野菜は元々は庶民の食べ物。気軽に食べてほしい」と話す。

 これからの時期、気温低下にともなって味が締まり甘みが増すため、一段とおいしくなる。年配者からは「懐かしい」、飲食店からは「新しい食材として使ってみたい」と評判は上々だ。

 同センター先進技術班の蘇武真技術主幹は「じわじわと浸透し、冬に仙台だけで食べられる野菜として、全国から食べに来てもらえればうれしい」と話している。

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 ◇仙台白菜

 通常の白菜に比べて、繊維が細かく柔らかい。漬物にすると、白菜本来の甘みがじんわりと口に広がる。

 ◇仙台雪菜

 一般に「雪菜」として流通する「ちぢみ雪菜」よりも食感がしっかりしている。小松菜に似ているが、ほんのりと広がる苦みが特徴。

 ◇仙台芭蕉菜

 江戸時代から漬物用として親しまれており、シャキシャキとした食感が特徴。野沢菜や高菜のようにピリッとした辛みがある。
(毎日新聞)

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宮古でサケ給食 小中学生が舌鼓 (11/12)

11月11日は「鮭(さけ)の日」。宮古市は地元でとれたおいしいサケを子どもたちに味わってもらおうと、11日、市内17の小中学校でサケを献立にした給食を出した。

 市立藤原小では、1年生と6年生が一緒に食べる「仲良し給食」に、宮古産のサケやチーズ、シソを春巻き風に調理した「サケの包み揚げ」が並んだ。

 児童は県や市、漁協の関係者と一緒にサケの話をしながら、秋の味覚に舌鼓を打った。6年の三河尭史君(11)は「家では塩焼きが好き。今日はみんなで食べたからいつもよりおいしく感じます」と喜んでいた。
(読売新聞)

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東京方面に旅行の大学生、グループ13人中5人が症状−−先月 /山形 (11/12)

県食品安全対策課に11日入った連絡によると、10月に東京、名古屋方面に旅行した山形市内の大学生5人が、下痢や発熱などの食中毒症状を訴え、うち3人の患者から食中毒菌のカンピロバクターが検出された。

 同課によると症状を訴えたのは10月27日から29日にかけて東京、名古屋方面に旅行した山形市内の大学生グループ13人のうち5人。このうち1人が今月6日から、同市の病院に入院しているが、全員快方に向かっているという。5人に共通する食事は旅先の複数の場所にわたるため、関係する自治体から事情を聴くなどして原因を調べている。【釣田祐喜】
(毎日新聞)

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<おせち料理>働く女性増え市場拡大、3万円の商品も登場 (11/11)

お正月に欠かせないおせち料理。除夜の鐘を聞きながら家族でおせちを作る光景が当たり前だったが、働く女性が増えたこともあり、手間ひまかけて料理を作る余裕もなくなってきた。おせち市場は年々大きくなり、今年は百貨店だけでなく外食産業の参入も増えている。
 居酒屋「和民」などを展開するワタミグループは今年から石川県の老舗旅館、加賀屋の監修で、化学調味料を使用せず有機野菜たっぷりのおせち料理(1万8900円)を販売する。ズワイガニのテリーヌなど独自の料理を盛り込み、「この価格でこれだけのおせちができるという商品」と自信をのぞかせる。
 居酒屋「甘太郎」などを展開するコロワイドグループも4年前から中華おせちや北海道おせち(各1万円)などを販売し、売れ行きは好調だという。
 高島屋と伊勢丹は、北京ダックの老舗専門店、全聚徳(ぜんしゅとく)のおせちを発売する。本場の料理人が、都内の支店の専用かまどで料理する。徐耀華(じょようか)・全聚徳ジャパン社長は「冷めてもおいしい本物の北京ダックの味を知ってほしい。おせちなら需要もある」といい、高島屋(2万9400円)と伊勢丹(3万1500円)のどちらも新宿店のみでの数量限定販売だ。
 正月料理に今年初めて参入するのは日本ケンタッキー・フライド・チキン。国内産ハーブ鶏を1羽丸ごと使った「ケンタッキープレミアムポトフ」(3700円)を年末年始向けに発売する。「自宅では作れない本格的な味。おせちとは違う料理をお正月の家族のだんらんの場に提供したい」と話す。
 高島屋によるとおせち市場は年々拡大し、東京店だけで04年は2億円を売り上げた。「大みそかにはカウントダウンパーティーで洋風おせちを、元日には和風おせちと2個買う人もいる」(広報)と話している。【小原綾子】
(毎日新聞)

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豊かな食育の実現へ 東北推進協・基本方針を作成 (11/11)

日本の食料基地・東北の特性を生かし、豊かな食生活の実現を目指そうと、東北地域食育推進協議会(会長・徳川直人東北大大学院助教授)は10日までに、東北地域の食育の指標となる「東北地域食育推進基本方針」を作成した。食育の対象を年齢層ごとに胎児期から65歳以上の「高年期」まで7段階に分け、それぞれ取り組むべき方向性を示したのが特徴だ。

 協議会は東北の位置付けを、地域の食材を生かした郷土料理や食文化が形成された季節感豊かな食材の宝庫であり、日本の食料基地としての役割を果たしている―とし、食育の推進に当たっては「東北らしさ」の追及が必要だと強調した。

 方針の中では、食育の内容を、(1)食の効果・効能(適切な栄養のバランス、生活習慣病の予防、規則的な食事など7項目)(2)食の安全・安心(農薬や食品添加物、地産・地消など8項目)(3)食の由来・文化(農林漁業・農産漁村、食料自給率、行事食・伝統食など8項目)(4)その他の食(事)を通じた教育(食事の礼儀作法、調理法、味覚教育など6項目)―に分類。計29項目を取り組みとして例示した。

 そのうえで、年齢層を(1)胎児期(母体の心身の栄養)(2)乳児期―幼年期(0―5歳)(3)義務教育期(6―15歳)(4)青年期(16―24歳)(5)壮年期(25―44歳)(6)中年期(45―64歳)(7)高年期(65歳以上)―と区分し、年齢層ごとに必要な項目を示している。

 協議会は従来、対象を小中学生としてきたため、乳幼児期や高年期など、その他の年齢層ごとに適切な対応ができなかった点を指摘。「食は個人の問題」「食育は家庭で行うもの」という社会意識が根強く、行政や関係機関、家庭、学校、地域など社会の役割が不明確だった点なども克服するべき課題とした。

 食育の効果を上げるため、学生、主婦、サラリーマン、妊産婦などターゲットを絞り込む必要性にも言及している。

 今後、食育に関係する組織、団体、個人のネットワーク構築や国と地方が一体となって食育を推進する組織「東北地域食育応援団」の結成などを通じ、食育への理解と啓発を図る。
(河北新報)

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伝統植物で病気を予防 県や近大メーカー 健康食品開発へ/奈良 (11/11)

吉野葛―骨粗しょう症 大和マナ―リュウマチ 有効成分いろいろ  吉野葛(くず)や大和マナなど県内の伝統野菜や植物を使い、県は近畿大や食品メーカーなどと共同で、新しい健康食品などの開発に着手する。これまでの研究で、吉野葛には骨粗しょう症に、大和マナにはリュウマチに効果がある成分が含まれていることが判明。今後、体内での働きを遺伝子レベルで解明する研究などに取り組み、5年後をめどに製品化を目指すとしている。

 近畿大農学部の河村幸雄教授は、吉野葛に含まれるイソフラボンに着目し、動物実験で骨の代謝を改善することを実証。骨粗しょう症の予防に効果があると考えられている。

 大和マナについても、リュウマチに効き目がある抗炎症機能のあることが分かった。梅乃宿酒造やアサヒビールなどの食品メーカーが、製品化に向けた研究開発を進めるという。

 さらに、漢方薬として古来から知られる大和トウキや大和シャクヤクについては、奈良先端科学技術大学院大を中心とする研究グループが、有効成分の増殖技術の開発に取り組む。

 大和茶も、大阪大や県農業技術センターなどが、最適な栽培方法や品質向上を目指す。

 総事業費は約24億円で、独立行政法人「科学技術振興機構」から2分の1の補助を受ける。県産業振興室は「基盤技術を確立して地域産業の活性化を図りたい」と話している。
(読売新聞)

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「しょうゆの実」づくり始まる 安曇野の人気郷土食 (11/11)

【長野県】松本市梓川地区の主婦らでつくる加工食品の製造・販売グループ「加工組合さくら」は10日、郷土食「しょうゆの実」の製造を始めた。黒豆と麦を使った安曇野に伝わる冬の保存食。醸造が終わった12日ごろから、同組合が運営するあずさ夢工房(同市梓川倭)で販売する。

 この日は、同組合の4人が梓川地区の加工施設「味来センター」で製造に取り組んだ。3対2の割合で混ぜた地場産の黒豆と麦を約2時間蒸した後、こうじを混ぜて発酵機にかけた。発酵すると白いゼリー状となり、しょうゆやみりんで各家庭独自の味付けをして、おかずとして楽しむ。

 黒豆をふんだんに使っていることから、冬場の貴重なタンパク源として好まれてきた。最近は、温度管理が面倒なことから実際に作る家庭が減少しており、同組合の商品が、昔の味を求めるお年寄りらを中心に人気を呼んでいる。

 保健所から総菜づくりの許可が下りたため、今年から、味付け済みの「しょうゆの実」も販売する。 
(中日新聞)

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能登白ねぎ食材料理講習会開く (11/11)

七尾市と中能登町で生産が盛んな「能登白ねぎ」の消費拡大を進めようと、同市本府中町の七尾サンライフプラザで10日、能登白ねぎを使った料理講習会が開かれた。生産農家や地元の主婦ら約40人が参加。豚肉で巻いた揚げ物や魚とあわせた蒸し物など、白ねぎの甘みや歯ごたえを生かした料理づくりに取り組んだ。

 能登白ねぎは七尾鹿島地区で生産される白ねぎで、10年前に生産部会が発足。現在は約20ヘクタールで年間約300トンが生産され、県内や大阪方面へ出荷されているが、生産者の高齢化による作地面積の伸び悩みや知名度の低さが課題という。

 料理講習を企画した中能登農林総合事務所の担当者は「まずは地元の人たちに能登白ねぎの存在や料理法を知ってもらい、消費拡大につなげたい」と話している。
(朝日新聞)

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食欲抑制のホルモン発見 空腹ホルモンと遺伝子共通 (11/11)

【ワシントン10日共同】食欲を抑制する作用がある新たなホルモンを米スタンフォード大のチームがラットの胃で発見、「オブスタチン」と名付け、11日付の米科学誌サイエンスに発表した。
 オブスタチンは、日本で発見された食欲促進ホルモン「グレリン」ともとになる遺伝子が共通なのに、機能はほぼ正反対。こうした例は非常に珍しい。
 2つのホルモンの役割を解明することで、先進各国で深刻な問題になっている肥満の治療薬開発につながる可能性がある。
 チームはグレリンの遺伝子や、グレリンのもとになる前駆体のアミノ酸配列を、人間やマウスなど約10の哺乳類について調べ、同じ遺伝子からグレリンとは別のタンパク質がつくられている可能性が高いと予測。そしてラットの胃から予測通りにオブスタチンを発見した。
(共同通信)

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高齢者のソフト食のレシピ (11/10)

かんだり、のみ込んだりする力が衰えがちな高齢者のために柔らかい「ソフト食」を広めようと、県老人福祉施設協議会(畑山潤治会長)はこのほど、レシピ集「おいしいにいがたの高齢者ソフト食」を発行した。
 掲載したのは笹団子やハンバーグなど21種類。すり身にしたイカに、木綿豆腐や泡立てた卵白などを混ぜてふんわりと揚げた「イカのしょうが揚げ」など、もともとの料理と見た目や味は変えずに、飲み込みやすくなる調理法を紹介している。カロリーや塩分なども示した。A4判、全カラー48ページで1000円。申し込みは同事務局025(281)5534。
(新潟日報)

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食中毒:ホテル内飲食店で女性11人が発症−−浦安・舞浜 /千葉 (11/10)

県健康福祉部は9日、浦安市舞浜の「Aホテル」内の飲食店で1日昼食をとった5〜44歳の女性11人が食中毒を起こしたと発表した。患者はいずれも快方に向かっているという。市川保健所は同店を営業する「B」を9日から3日間の営業停止処分にした。

 同部によると、同日のメニューの一つである若鶏のローストから食中毒の原因となる黄色ブドウ球菌を検出したという。【山本太一】
(毎日新聞)

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ワイン:酸化防止剤無添加の新商品、あすから発売−−上越の「岩の原葡萄園」 /新潟 (11/10)

◇「やや甘口」と「辛口」の2種類−−県内や首都圏で発売
 上越市のワイナリー「岩の原葡萄(ぶどう)園」は、酸化防止剤を加えない新ワイン「酸化防止剤 無添加 マスカットベーリーA 2005 赤」を11日から発売する。同社は9月から05年産ブドウを使ったワインの秋季限定商品を続けて発表しており、今回は第3弾。県内だけでなく、首都圏や近畿でも発売される。
 新ワインは、05年産の醸造用ぶどう「マスカットベーリーA」を使用。食品の安全性を求める消費者のニーズに応え、酸化防止剤を添加していない。たる貯蔵時には窒素を充てん。びん詰めにはコルクではなくスクリューキャップを採用して密閉性を高めた。
 香りの高い「やや甘口」と濃厚な味わいの「辛口」の2種類を用意。いずれも720ミリリットル入り1271円で、「やや甘口」は1万2000本、「辛口」は7200本を発売する。同社の萩原健一社長は「賞味期限は無開封で来年夏まで。開封した場合は3日で空けてほしい」と話す。
 同社は季節・数量限定商品として、9月中旬に「酸化防止剤 無添加 デラウェア 2005 白」(720ミリリットル、1271円)を、10月末には清澄処理をせずに果実の繊維質を残して果汁感を高めた「にごり造り 2005 白・ロゼ」(720ミリリットル、1586円)を発表した。【萩原滋樹】
(毎日新聞)

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ノロウイルス遺伝子 10分で検出 島津製が新技術開発 (11/10)

島津製作所は9日、食中毒の原因となっているノロウイルスのRNA(リボ核酸)遺伝子を事前に精製せずに直接増幅できる検査技術を開発したと発表した。検体のふん便の検査作業が簡素化でき、時間と経費が現在のほぼ半分で済むといい、今後C型肝炎やエイズのウイルス検査にも応用する方針。
 カキなどの海産物に多く寄生するノロウイルスは培養ができないため、検査には遺伝子増幅法を使う必要がある。しかしふん便にはRNA増幅を阻害する物質が多いため、ふん便とノロウイルスの分離やRNAの抽出・精製に手間がかかる。
 開発した技術はDNA精製などの前処理をせずに遺伝子増幅ができる同社の独自技術「アンプダイレクト」を活用した。RNA増幅への応用例は初めてになる。
 検査はRNA分解酵素を不活性化してノロウイルスのRNAを取り出す自社開発の処理液をふん便に入れ、熱処理してからアンプダイレクト反応液を混ぜる。一連の作業時間は10分程度という。ノロウイルスの検査キットは保健所や病院向けに一式1000円程度で来春にも発売する。
(京都新聞)

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根菜を味わう なじみの大根、珍種のニンジン… (11/09)

◇土が育てたうまさの結晶

 おでんの大根、シチューや豚汁にたっぷり入ったニンジンやジャガイモなどが恋しい季節になってきた。土の中で育つ根菜類は、大地の恵みらしい独特の味わいと存在感がある。おなじみの種類のほかに、最近は珍しい品種もいろいろ出回っているようだ。【本橋由紀】

 ●野菜のソムリエ

 根菜の代表格ともいえるニンジンといえば濃いオレンジ色を連想するが、スーパーの店頭には赤い金時ニンジンや黄色いニンジンも並んでいる。日本ベジタブル&フルーツマイスター協会のジュニアマイスターの資格を持つ「野菜のソムリエ」、米村佳奈子さん(23)に聞くと、「ニンジンはアフガニスタン原産。ヨーロッパに広まった太くて短いニンジンと、アジアに広まった細長いニンジンがあります」と教えてくれた。「体内でビタミンAに変わるカロチンが豊富なのはヨーロッパ型。金時ニンジンはアジア型で、赤い色はカロチンではなくトマトと同じ抗酸化物質のリコピンが多いため。皮に近い部分に栄養が多いので皮ごと調理してください」

 黄色いニンジンはヨーロッパ型のものもあるが、沖縄の「島ニンジン」も知られてきた。沖縄県農業協同組合中部地区営農センターの職員、大城孝嗣さん(32)は「県中央部で作られ、2月まで出荷します。生産量が少なく値段も高いですが、ほとんどは県内消費。みそ汁に入れたり炒め物にして食べます」と話す。

 ヨーロッパで食べられているパースニップという白いニンジンもある。

 こうした珍しい根菜でも、最近はスーパーやデパートに並んだり、インターネット販売で手に入るものが増えている。「面白いのは奈良県で作られてきた野川芋(のがわいも)。水気がなくなるまで炊き込んだものは固くなって中に空洞ができ、食べるとパチッと音がするのでパチ芋と呼ばれます。イタリア野菜の黒丸大根は表皮が黒い大根で、ビタミンCや鉄分が豊富。セロリの仲間で、かぶのような形の根を食べるセルリアックという洋野菜も人気があります」と米村さん。

 根菜はビタミンやミネラル、食物繊維が豊富。血行を良くして体を温め、新陳代謝を促す薬効がある。寒くなるこれからの季節の健康を支えてくれるわけだ。漢方の生薬にも根菜を乾燥させたものが多い。

 ●加賀の味

 東京都中央卸売市場の大田市場にある青果卸の最大手「東京青果」にも聞いてみた。台風の大きな被害を受けた昨年と違い、今年は今のところ野菜全般の入荷状況は順調で、価格も平年並みという。

 個性園芸事業部の営業担当、村松寿夫さんは、このところ人気を集めている加賀野菜を勧める。かつては京都や大阪で流通していたが、最近は関東周辺などにも出回っているという。「源助大根はずんぐりした円筒形で、長さは普通の大根の半分くらい。煮くずれしにくく、煮るととろみがあってやわらかい。加賀レンコンは肉厚で、煮物にするとお芋みたいにねっとりしてこれも格別。これからが最盛期です。五郎島金時というサツマ芋は焼き芋やふかし芋に最高。独特の食感があります」

 ●土づくり

 根菜づくりの秘けつは何だろう。「日本一日照時間の長い町」といわれる山梨県北杜(ほくと)市明野(あけの)町に「根菜名人」がいると聞いて出かけた。

 「名人かどうかは知らんけど、葉物や果樹は性に合わないんですよ。見える部分が多いとついちょっかいを出して、余計な液肥を与えたりしちゃってね」と笑う篠原大(はじめ)さん(49)。得意とするのは大根、ジャガイモ、タマネギ……である。

 篠原さんが最も重視するのは土づくり。それは区画ごとにさまざまな表情を見せる畑に表れている。青々とした葉の茂る大根畑、ジャガ芋を収穫した後、成長の早いライ麦をまいたばかりという畑、ライ麦が少し育って3センチほどに伸びている畑もある。「こっちの畑は極早生のジャガ芋を収穫せずにそのままにしてある。霜に当たるとたい肥になるんです。ここにもみ殻をまぜてライ麦をまき、緑肥としてすき込みます」

 篠原さんによると、明野町の土質は火山灰土からなる重粘土質で、肥料の成分が動きにくい。この土を何度もすき込むことで土の間に空間を作り、肥料の成分を動きやすくすれば野菜の甘みを引き出せるという。

 最盛期の大根は「有名な三浦大根よりもおいしいものを」を念頭に育てている。つやと甘みを出すために、牛ふんや鶏ふんなどの有機物をバランスよく使い、緑肥をすき込んだ土を使う。土にチッソ成分が多いと大根に苦みやえぐみが出るので抑える。また、同じ畑で同じ野菜ばかり作ると、大根に黒い巣が出る「連作障害」を起こすため、畑は順番に使い回すという。

 土づくりに手間ひまをかけることで農薬や化学肥料の量を通常の3割減に抑え、近く県の野菜ブランド「甲斐のこだわり」の認証を受ける予定の篠原さんの大根。

 では、名人のお勧めの大根のメニューは?

 「刻んだ大根の葉っぱと千切り大根、シーチキンをまぜてしょうゆをたらしたり、輪切りにして七輪の炭火で焼いた大根にだし汁でといたみそをぬって田楽風に食べるとおいしいもんだよ」

 さっそくお試しあれ。
(毎日新聞)

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稲架、赤いカーテンに 彦根市、カブの天日干し作業ピーク (11/09)

滋賀県彦根市の琵琶湖岸で9日、初冬の風物詩・赤カブの天日干し作業がピークを迎えた。市内の漬物会社が湖東地域の農家に委託栽培してもらった赤カブ(計三十数トン)を12月上旬までを干す。
 漬ける前に天日と冷たい風にさらすことで、水分を飛ばして甘みを凝縮させる。湖岸には今月上旬に稲架(はさ)と呼ばれる高さ5メートル、長さ130メートルの竹製の台が組まれた。
 この朝、赤カブを満載したトラックの荷台から、漬物会社の従業員が稲架に登った別の1人に次々と投げ渡していった。作業が進むに連れ、稲架はカーテンのように赤カブで彩られ、風に揺れた。従業員によると、今年は秋の天候が安定していたため作柄は良好で、「葉も十分に伸びて干しやすい。よいぬか漬けができそうだ」と話していた。
(京都新聞)

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街道焼きおむすび:刺し身しょうゆを使用、出雲の店が販売 /島根 (11/09)

江戸時代に雲州木綿で栄えた出雲市平田町の木綿街道にあるしょうゆ店、持田・油(しょうゆ)店が、とろみのある刺し身しょうゆを使った焼きおむすび「街道焼きおむすび」を考案し、店頭で販売している。
 平田産のコシヒカリを使用。しょうゆを両面に付けてこんがりと焼き、竹の皮で包んである。
 10月に木綿街道に交流館がオープンしたのを機に、訪れる人に地元のしょうゆに親しんでもらおうと同店が考案。同店創業当時の看板商品でとろみがあるまろやかな味が特徴の「羽衣さしみしょうゆ」を使い、市内の仕出し屋で調理している。
 同店では6月に同じ刺し身しょうゆで作る「しょうゆソフトクリーム」を発売している。同店の持田厚子さん(45)は「地元産の原料にこだわっており、平田の良さを食からも感じてほしい。木綿街道の新たな名物になれば」と話している。
(毎日新聞)

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日本消費者協会が「食育の急所―家庭と学校で何を教えるか」を出版 (11/09)

日本消費者協会は、小冊子「食育の急所―家庭と学校で何を教えるか」を出版した。学校や地域での食育実践例のほか、様々なデータや図表を交えて、具体的な方法論を紹介している。

 著者は、同協会発行の「月刊消費者」で執筆している食・農ジャーナリストの宮崎隆典さん。週末農業を楽しむ団体の代表も務めている。

 食育とは何かという基礎から、その必要性、何をどのように教えるかまでを、全5章で構成した。

 例えば、「食の何を教えるか?」では、保育園の栄養士が勧めている2〜3歳から始められる料理の手伝いのさせ方や包丁の使わせ方などを紹介。「食を何によって教えるか」では、表示やインターネットなど、身近にある“教材”の活用術をまとめた。

 また、最終章には、「朝ご飯を食べたか」「家族で会話しながら楽しく食べたか」「配ぜんや後片づけをしたか」など、15項目の質問からなる宮崎さん独自の「食生活チェックカード」の例を掲載。◎(できた)や△(できなかった)などの印をつけながら、毎日の食生活を振り返ることもできる。

 A4判40ページ。税込み500円。書店での販売はしておらず、価格分の郵便小為替か郵便切手を同封し、日本消費者協会普及室に申し込む。送料は不要。問い合わせは、同室(03・5282・5311)へ。
(読売新聞)

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出前すし食べ、28人が症状−−横浜 /神奈川 (11/09)

横浜市は8日、同市泉区和泉町のすし店「A」から出前を取り、すしを食べた同区内の高齢者施設の入居者ら28人が食中毒になったと発表した。市は栄寿司を同日付で営業禁止処分にした。発症者の症状はいずれも軽く快方に向かっている。市食品衛生課によると、5〜6日にかけて「A」の出前のすしを食べた同区内の高齢者施設や民家などの58人中28人が、6日午後9時ごろから次々とおう吐や下痢などの症状を訴えた。二枚貝などに含まれることもあるノロウイルスが患者の便から検出されたため、食中毒と断定した。【堀智行】
(毎日新聞)

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宇城の店で食事の11人 /熊本 (11/09)

県食品衛生課は8日、宇城市の飲食店で食事をした11人が食中毒にかかったと発表した。県は同店を8日から3日間の営業停止処分にした。
 飲食店は宇城市松橋町の「A」。11人は6日昼に法事でほかの9人と会食し、刺身や寿司を食べた。下痢などの症状が出て、うち2人が入院したが現在は回復しているという。
 同課は今年は立冬を迎えても暖かい日が続いていることから「季節に惑わされず、清潔、迅速、加熱または冷却の食中毒予防3原則を守ってほしい」と呼びかけている。
(毎日新聞)

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サトイモ産地偽装→わざと泥、卸売業者に改善命令 (11/09)

中国産サトイモを「千葉県産」などと不正表示して販売したとして、農水省は9日、青果卸売会社「A」に対し、日本農林規格(JAS)法違反で改善命令を出した。

 販売量は今年1〜10月だけで約3100トンに及び、関東、東海、北陸、近畿地方の13都府県の卸売業者21社に出荷されていた。

 同社は3年前、同じ不正表示で千葉県に改善を指示されたが従わず、国産品に似せるためにサトイモにわざと泥を付けていた。サトイモの不正表示による改善命令は初めて。
(読売新聞)

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原料高に原油高追い打ち 「限界…」食品業界が悲鳴 価格転嫁できず内容量減少 (11/09)

原料高騰に加え、原油価格の上昇が食品業界を直撃している。とくに練り製品業界やチーズ業界の影響は深刻だ。しかし、デフレ経済から抜け出せない中で最終価格の引き上げは難しく、各社とも内容量を減らして価格を据え置く実質値上げに踏み切るなど、苦しい対応を迫られている。今後も原料価格の値上げが続けば、各社の収益悪化につながりそうだ。(深沢真貴)
 「コスト削減も限界。値上げしたいのはやまやまだが、一部商品の規格変更(価格を据え置き内容量を減らす)で対応している」。マルハの前田茂食品第二部長は苦しい台所事情をこう打ち明ける。
 同社は今年九月、練り製品で主力の「ちくわ」(五本入り)について、価格を変えずに内容量を従来の百五十グラムから百四十グラムに減らす実質的な値上げに踏み切った。練り製品最大手の紀文や日本水産も同様の対応を講じている。
 この背景にあるのが、欧州や米国での需要増によるスケソウダラ価格の上昇だ。欧米では健康意識の高まりに加え、BSE(牛海綿状脳症)や鳥インフルエンザ発生による畜肉に対する不信が高まっており、フライ用の切り身やサラダ用のカニかまぼこの消費量が増加。一方で水産資源保護のため、日本や米国はスケソウダラの漁獲量を制限しており、供給量がタイトになっているのが現状だ。
 かまぼこなど練り製品の主原料となる米国産スケソウダラすり身の輸入平均価格をみると、昨年春までは一キロあたり百七十円程度だったが、今年九月には約一・五倍の同二百六十六円にまで上昇している。
 また、世界的な原油価格の高騰に伴い、漁船燃料も大幅に上昇しており、「すり身価格上昇がボディーブローのように効いていたところに、燃料費の値上げが追い打ちをかけている」(大手メーカー)という。
 一方、輸入ナチュラルチーズを加工してプロセスチーズを製造・販売するチーズ業界も、原材料の値上がりに頭を抱えている。
 チーズ普及協議会によると、「急激な経済発展で洋食化が進む中国をはじめ、ロシアや東南アジアなどで消費量が増加傾向にある」(伊藤晋治専務理事)という。特に中国ではハンバーガーやピザチェーン店が相次いでオープンしており、業務用で高い伸びが続いている。
 また、二〇〇二年から〇三年にかけて豪州を襲った干魃(かんばつ)の後遺症も大きい。チーズ生産量が減少したのに伴って価格はここ数年で約四割上昇。豪州産は日本の輸入ナチュラルチーズの45%を占めており、雪印乳業や明治乳業では一部商品の内容量を減らすなどの対応を講じている。
 こうした業界では、原料価格は今後も高水準で推移すると予測している。製品への価格転嫁を検討するメーカーも出ているが、消費減退への懸念もあり、消費者が価格に納得するような製品開発が求められそうだ。
(産経新聞)

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ウチムラサキ貝放流/東播磨協議会と県 兵庫のり色落ち防止 (11/09)

栄養不足からノリが黒くならない「色落ち」の影響で、生産量全国一の座を佐賀県に譲った県産養殖ノリ「兵庫のり」の復活を目指し、明石市や加古川市など播磨灘の13漁協でつくる「東播磨漁業協議会」と県は8日から、明石市の林崎漁協沖など2か所で二枚貝のウチムラサキの放流を始めた。色落ちの原因とされる植物プランクトンを食べるウチムラサキに、被害軽減の切り札として活躍してもらう計画。今月末までに計1万個を放流し、効果を調べる。

 県東播磨県民局によると、色落ちは、ノリの成長に必要な窒素とリンを、冬場に増殖する植物プランクトンがノリより先に食べてしまうのが原因という。

 播磨灘など瀬戸内海で近年被害が目立っており、色が黄色っぽくなり味も落ちるため商品価値が低下。2002年度は17億3400万枚で全国トップだった兵庫のりの生産量が03年度は35%減の11億5000万枚となり、2位に後退した。04年度は15億6400万枚で、やや回復したものの2位のままだ。

 ウチムラサキは1965年ごろには播磨灘に大量に生息し、ピーク時は年間約800トンを漁獲。取りすぎなどが原因で近年は激減し88年以降はほぼゼロとなったが、植物プランクトンを食べるだけでなく、海水の汚濁物を取り込むため水質浄化にもつながることに協議会が目をつけた。

 ウチムラサキは岡山県の漁協などから購入。8日は協議会に入っている漁協の組合員ら約10人が漁船で沖合に出て、約2300個を海に沈めた。協議会会長で、明石市の東二見漁協の大西二三夫組合長は「ウチムラサキは食べてもおいしく、播磨灘の名物でもあった。ノリへの効果を期待するとともに、ウチムラサキの復活にもつなげていきたい」と話している。
(読売新聞)

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生食用カキ:基準超える細菌数検出、回収命令 釧路保健所 (11/09)

北海道保健福祉部は8日、札幌市の中央卸売市場の生食用カキから国の基準を超える細菌数が検出されたと発表した。釧路保健所は、出荷した釧路管内釧路町の昆布森漁協に対し、同じ日に処理したカキの回収命令を出した。

 同部によると、このカキは6日に生産者が同漁協の処理場で処理し、釧路に約17キロ、札幌に約12キロ出荷したという。札幌市保健所が7日に卸売市場でカキを検査したところ、8日になって国の基準(1グラム当たり5万個)を上回る17万個の細菌が検出された。

 細菌数の検査は衛生状況を確認する目的で行っており、細菌の種類までは特定していない。一般的に細菌が食品1グラム当たり1000万個以上存在すると腐敗が始まるという。【丸山博】
(毎日新聞)

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ブビジネスオンリーワンに石川酒造場 (11/08)

独創的な商品開発や人材育成に貢献のあった企業を表彰する「沖縄ビジネス大賞」のビジネスオンリーワン部門に県内で初めてもろみ酢を開発した泡盛製造の石川酒造場(西原町、石川信夫社長、従業員29人)が、人材育成部門には県産健康食品の通信販売を行う沖縄教育出版(那覇市、川畑保夫社長、従業員151人)が選ばれた。県外から立地して県の産業振興に寄与した企業に贈られる特別賞は沖縄日立ネットワークシステムズ(那覇市、川崎明彦社長、従業員185人)に決まった。7日、県産業振興公社が発表した。

 石川酒造場は1949年に創業。泡盛を造る際に出る搾りかすを有効活用しようと73年に日本で初めてもろみ酢を商品開発。改良を重ねて沖縄発の商品を全国に出荷し、全国規模でもろみ酢市場をつくったことが評価された。
 ウコンなどの健康食品や化粧品などを通信販売する沖縄教育出版は、企業理念を社員全員に浸透させ、能力を引き出すための「日本一長く楽しい朝礼」など独自の人材育成システムを構築。社員自ら学び育つ風土を確立した。
 沖縄日立は情報産業ハイウエーを利用し本土と沖縄の共同作業でソフト開発などを行い、那覇、嘉手納、名護の三拠点で多くの高度技術者を雇用。若い技術者を育てている。
 同大賞にはビジネスオンリーワン部門に9社、人材育成部門に2社が応募。審査委員会(委員長・大城常夫琉大教授)で選定された。特別賞は県の推薦で決められた。授章式は21日午後3時から沖縄ハーバービューホテルで開かれる。
(琉球新報)

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ブドウソース:岡崎市果樹振興会が作り、限定販売 /愛知 (11/08)

岡崎市のブドウ生産者でつくる市果樹振興会(中根賢会長)が、新しくブドウソースを作り、限定販売を始めた。これまで販売していたブドウジャムも味を一新。同市駒立町や東阿知和町などのブドウ狩り農場など8カ所の直売所に置き、来年から本格的な生産を始めることにしている。市や同振興会は「新しい岡崎の特産品にしたい」と意気込んでいる。
 同市は、毎年秋が近づくと県内から家族連れなどがブドウ狩りに訪れる大規模産地。農家67軒の計44ヘクタールで年間472トンが生産されている。同振興会はこれまでもブドウジャムを販売していたが、「市のブドウをさらに大きく売り出そう」と、長野県の加工業者に委託して新しくブドウソースを作った。
 今回、販売用に製造されたブドウソースは瓶入り200本。ブドウソースは甘くて柔らかいのが特徴で、アイスクリームやヨーグルトに混ぜるほか、ケーキや肉料理にも使えるという。ジャムはこれまで、ブドウ1キロから8瓶程度が作られていたが、新しいジャムは1キロ当たり2〜3瓶で、風味は増したという。
(毎日新聞)

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見直される『食』の基礎教育 (11/08)

■食に対する関心は高いものの基本知識は低いアンバランスな状態

健康に対する一般消費者の関心は高い。テレビや雑誌では様々な情報があふれ、「体によい」と言われたものには、多くの人が飛びつき、ブームを巻き起こす。ダイエットへの関心も同様で、低カロリーでヘルシーな食品、「無理なくやせられる」といったうたい文句のダイエット食品などが、飛ぶように売れている。

それらの一方で、健康を保つために必要な1日の所要カロリー量をはじめとした、栄養に関する基本的な知識を把握している人はあまりいない。BSE(牛海綿状脳症)や食肉偽装表示などの問題が相次いだこともあり、消費者の食の安全性に対する関心は高まっているが、系統付けられた“食に関する知識”がない、というのが実情だ。

農林水産省消費・安全局の消費者情報官補佐で食育推進班を担当している勝野美江氏は、生活習慣や食生活の変化によって顕在化している問題を指摘する。

「現在、20歳代の4人に1人が朝食を摂っていないというデータがあります。そのように育った人たちが親になると、子どもにも朝食を摂る習慣が根付かなくなります。また、昼食や夕食にかたよって大量に食べてしまうので、肥満や生活習慣病の原因にもなってしまいます。また、女性のダイエット志向の強さも問題です。最近は、中学生からダイエットに走るなど、非常に若年齢化しています。成長期にバランスのよい食生活を送っていないと生まれてくる子どもにも影響します。最近、低体重児が増えている大きな要因の一つだといえるでしょう」(勝野氏)。

■安全・安心な食べ物を自ら判断するため食育基本法が施行される

こうした様々な問題は、食に対する全般的かつ体系的な知識の不足に起因していると考えられる。そこで食育を総合的・計画的に推進することを目的として、2003年10月に自民党が衆院選のマニフェスト(政権公約)の一つとして掲げられたのが「食育基本法案」である。この法案は、2005年6月10日に成立、7月15日から施行されている。

当初、農林水産省と文部科学省、厚生労働省の3省が中心となって推進してきたが、同法の施行後は、より緊密な体系を確立すべく内閣府に「食育推進会議」が設置され、4府省による推進体制がスタートした。この10月から月1回のペースで食育推進会議を開催しながら、国民からの意見も取り入れ、2006年3月末をめどに食育推進基本計画を作成するスケジュールとなっている。

「いわゆる食生活の乱れに伴って、生活習慣病や肥満など様々な問題がクローズアップされています。また、それらに関する様々な情報をどう選択し、どう活用すればいいか分からない人が多いのも現状です。食育基本法は、“正しい知識を持ち、自分で正しい判断力を身に付けられるよう、人を育んでいく”ことが目的です」と勝野氏は語る。
(nikkeibp.jp )

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キムチ寄生虫卵検出:販売店、風評被害を懸念 /広島 (11/08)

韓国産や中国産のキムチの一部から寄生虫の卵が検出された問題で、県内では7日までに寄生虫卵が検出されたとの報告はない。しかし、県内でキムチを販売する商店などでは風評被害を懸念する声も出ている。

 県食品衛生室によると、同日までに中国と韓国で寄生虫の卵が検出された計28社のキムチなどが県内で流通しているとの情報はないという。広島検疫所(南区宇品海岸3)でもキムチの検疫を強化しているが、少なくとも今月2日以降、計28社のキムチが輸入されたことはなく、他社のキムチから寄生虫の卵が検出されたこともないという。ただ、旅行などで個人が持ち帰るキムチの検査は義務付けられておらず、旅行者などに注意を呼びかけている。

 韓国・釜山などからキムチを輸入、販売している南区宇品海岸1の韓国物産店「楽韓市場」の上田隆広店長は、「輸入しているキムチは問題となっている会社のものではなく、検疫も行っている。風評被害が心配」と話した。【吉川雄策】
(毎日新聞)

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郷土料理に学ぶ会:篠島小の6年生21人、フグ料理を学ぶ−−南知多町 /愛知 (11/08)

南知多町篠島の町立篠島小(内田正則校長)で7日、6年生21人が「郷土料理に学ぶ会」を開催、地元特産のフグについて学んだ。

 同小では郷土料理を通して郷土を誇りに思ってもらおうと、家庭科を学ぶ5年生が春にタイを、秋に6年生がフグについて勉強している。

 この日は、篠島漁協が1匹約1・5キロの、天然トラフグ14匹を提供した。港近くのマリンパークでフグの種類や生態、フグ漁の道具などについて学んだ後、家庭科室で調理実習。篠島観光協会青年部(辻隆司部長)の調理師10人の指導でフグ料理を学んだ。

 児童らはフグの刺身引きに挑戦。何とか薄く切ろうと、恐る恐る包丁を扱う児童も。同小6年、板谷魁人君(11)も「初めてフグを切ったが、難しかった。でもおもしろかった」と話した。

 この後、刺身やシャブシャブ、から揚げ、雑炊などにして試食。皮の煮こごりには「微妙な味」、雑炊には「これが一番おいしい」と満足顔だった。【林幹洋】
(毎日新聞)

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地域農業振興塾:郷土の食文化学ぶ−−公開講演会 /山形 (11/08)

県置賜総合支庁が県立置賜農業高校の生徒らを対象に開校した「地域農業振興塾」の公開講演会が7日、川西町の山形おきたま農協大ホールで開かれた。同校生徒ら約150人が参加し、置賜地方の食文化について学んだ。

 同塾は就農を志す人材を発掘するために04年度に開設。今年度は置賜農業高の3年生10人がキュウリとトマトの栽培に取り組み、実践的な農業技術の習得に励んでいる。

 この日は県立米沢女子短大健康栄養学科の松本時子教授が講演した。松本教授は庄内・置賜両地方の食文化の違いや、置賜特有の食材・調理法を紹介。「各家庭で郷土料理が受け継がれなくなった。食物にもっと関心を持ってほしい」と訴えた。【湯浅聖一】
(毎日新聞)

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<最新チョコ事情>ちょい苦、ほろ苦系男性向け商品相次ぐ (11/08)

少子化の影響でチョコレート市場が伸び悩んでいる中、菓子メーカーやコンビニが働く男性をターゲットにしたチョコレート製品を相次いで発売している。カカオ分が多く、甘さが少ない「ちょい苦(にが)」「ほろ苦」系のチョコで、“大人の味”がどこまでチョコ市場を活性化できるか注目されている。
 ローソンは11月から、グリコや不二家などと共同開発したオリジナルチョコレート5種類の販売を始めた。「30〜40代の男性が仕事中に食べる場面を想定した」商品で、甘さを抑えたのが特徴だ。中でも「カカオの恵み カカオ85」(ロッテ)は、カカオの比率が85%。通常のチョコレートはカカオ分が50%以下で、かなり苦い商品だが「5商品の中で一番人気」という。ローソンでは、30〜40代のチョコ購入者の4人に3人は男性で、今回発売した商品も「メンズチョコレートシリーズ」と名付けた。
 セブン―イレブン・ジャパンも今秋から、カカオ分の高いオリジナルチョコレートを販売している。世界最大のチョコレート原料メーカー、バリー・カレボー社(スイス)と共同で、一口サイズの「極上のひとくち」シリーズを開発。1枚(6.5グラム)40円で、カカオ分が62%のビターチョコと同68%のエクストラビターチョコがある。ファミリーマートもロッテなどと共同でボトル入りチョコを販売している。
 チョコレート市場は90年代初めに3000億円を突破したが、93年以降は2000億円台後半で横ばいで、ここ数年は減少傾向だ。ただ、子ども向けのチョコ菓子は減っているが、板チョコなどチョコレート生地100%の商品の売り上げは伸びている。日本チョコレート・ココア協会は「これまで食べることが少なかった成人男性の購入が増えているようで、各メーカーともカカオ成分が多いチョコレートの開発に力を入れている」と話している。【古田信二】
(毎日新聞)

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4割強が「購入しない」 米国産牛肉でネット調査 (11/08)

牛海綿状脳症(BSE)の問題で輸入停止が続く米国産牛肉について、4割強の41・5%の人が輸入再開後も「購入しない」と考えていることが8日、ネット調査会社インターワイヤード(東京)によるアンケートで分かった。  内閣府食品安全委員会のプリオン専門調査会は、輸入再開を容認する内容の答申案をまとめたばかりだが、米国産牛肉の安全性に対する消費者の不安は、依然として根強いようだ。
 輸入再開に対する印象は「非常に不安」との回答が28・1%。「やや不安」と合計すると、何らかの不安を感じている人が6割を超えた。米国産牛肉を「購入する」との回答は22・5%。購入するかどうか「分からない」とした人は36・0%で、判断に迷う消費者の心理を浮き彫りにした。
(共同通信)

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益田の食中毒は黄色ブドウ球菌が原因 /島根 (11/08)

県は7日、益田市で3日に発生した食中毒の原因物質を黄色ブドウ球菌と断定した。複数の患者からの検体や、患者全員が食べた弁当から菌が検出された。患者は2人増えて12人になったが、ほぼ全員が回復。県は弁当を製造した江津市内の食堂を3日から5日間の営業停止にしている。
(毎日新聞)

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<スギヒラタケ>今年産も一部に毒性 (11/08)

食用キノコのスギヒラタケを食べた腎不全の患者に昨秋、急性脳症が多発した問題で、高崎健康福祉大の江口文陽教授(栄養学)の研究グループは7日、今年のスギヒラタケの一部にも毒性があることを確認した。毒性の有無と、地域や採取時期、キノコの大きさなどに明確な関連はみられなかった。
 この結果は12日に同大と日本菌学会が共同で開催する講演会で公表する。
 江口教授は、東北―九州地方の25都府県で今年8〜11月上旬にスギヒラタケ71検体を採取。このうち、これまでに約40検体をマウスに投与したところ、約半数の検体でマウスが死に、毒性を確認した。
 さらに毒性のあるスギヒラタケについて、通常食べる量の約10倍を濃縮してラットに経口投与した結果、健康なラットは5匹中一匹も死ななかったが、腎機能を人工的に失わせたラットは5匹のうち4匹が死んだ。
 毒性物質が具体的に何かは特定できていない。
 スギヒラタケをめぐっては昨秋、新潟や山形、秋田各県など日本海側を中心に被害が続出。厚生労働省によると、このキノコを食べた腎障害の患者など計59人が急性脳症を発症し、19人が死亡した。今年は被害の報告はないが、同省は腎不全の患者以外もすべての人に食用を控えるよう呼び掛けている。江口教授によると、名前が似ているヒラタケは問題ない。
 江口教授によると、ほかのキノコと同じ場所で同時に生えた場合に毒性のある傾向があり、「解明の糸口になるかもしれない」と話している。【江口一】
(毎日新聞)

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災害時 透析患者の食を安全に (11/08)

たんぱく質の摂取制限が必要な人のために開発された低たんぱく米を、災害時に備えて備蓄する計画が動き出した。地震や集中豪雨など、自然災害が相次いだ新潟県の特定非営利活動法人(NPO法人)が提案した。腎臓病の患者団体らと共に備蓄場所の提供などを呼びかけている。

 中心となっているのは同県長岡市のNPO法人「米ニケーションセンター」。米の生産者ら約40軒が集まり、今年2月に発足した。低たんぱく米の備蓄構想のきっかけとなったのは昨年起きた集中豪雨や新潟中越地震。避難所生活を経験したメンバーらが、食事制限の必要な人のための食事が自治体では全く備蓄されていないことを知り、支援に乗り出すことを決めた。

低たんぱく米「春陽」を真空パックした商品。湯で温めればすぐに食べられる 「避難所で出されるのは、たんぱく質の多い菓子パンや塩分の高いおにぎりが中心。食事が治療の一環となっている患者にとっては生命の危険につながりかねない。新潟では比較的早く物流が動き出し、大きな問題にならなかったが、備えはあった方がいい」と同センターの豊永有さん(41)は話す。

 特に人工透析患者の場合、たんぱく質を取り過ぎると、尿毒症になる可能性があるほか、1日に摂取できる水分も厳しく制限されている。

 そこで同センターでは、低たんぱく米「春陽」を生産・販売する「エコ・ライス新潟」(同市)、「東京都腎臓病患者連絡協議会」(会員約7000人)と災害協定の締結を決めた。春陽は腎臓病患者らのために開発された新種の米で、普通米に比べ、人が消化可能なたんぱく質が2分の1程度と低いのが特徴だ。

 災害時には同センターが、春陽を乾燥化した商品をエコ・ライス新潟から調達、同協議会に輸送する計画だ。

 10年間、人工透析を続けている同協議会会長の榊原靖夫さん(63)は「災害時の食事についてこれまでほとんど議論されてこなかった。相次ぐ自然災害を教訓に、まずは患者自身が自宅に備蓄食を置くことから始めたい」と話す。

 同センターでは、各地域にある宅配業者の倉庫や新聞販売所、病院などに低たんぱく米を備蓄したい考えで、備蓄場所の提供を呼びかけていく予定だ。
(読売新聞)

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一番ノリ収穫始まる 有明海 (11/08)

養殖ノリの生産日本一を誇る有明海で七日、今季一番ノリの摘み取り作業が本格的に始まった。十月の少雨による栄養塩不足で生育悪化が心配されていたが、先週末の降雨や筑後川上流ダムからの緊急放流効果もあり、海況は好転。福岡県柳川市沖では、漁業者が「このまま順調に育ってほしい」と豊作を願い、作業を続けていた。

 同県水産海洋技術センター有明海研究所によると、現時点では栄養塩は平年以上で「漁場の大半で色づきが回復している」という。ただ、沖端漁協(柳川市)の近藤柳太朗さん(49)は「雨の恵みはあったが、逆に一部に赤腐れ病が出ている」と話し、不安は尽きない様子だった。

 有明海のノリの漁期は来春まで。一番ノリは柔らかく高級品とされ、高値で取引される。
(西日本新聞)

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地元産の食材を学ぶ 真庭・月田小児童らクイズ、調理楽しむ (11/08)

地元産の米や食材の大切さを知ってもらおうと県米消費拡大推進協議会は3日、真庭市月田の月田公民館で「小学生キッチンスクール」を開き、月田小児童と、その保護者35人がクイズや調理実習を楽しんだ。

 真庭市勝山支局健康福祉課の門野陽子栄養士が「ジュースや缶コーヒーには思ったより多くの砂糖が含まれている。飲み過ぎには注意しましょう」と日ごろの食生活について呼び掛けた後、調理実習。豚汁、ハンバーグ、蒸し鶏のごまソースなど5品を作った。
(山陽新聞)

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栄養療法おいしい効果 (11/07)

 投薬や手術などの治療に比べて軽視されがちだった入院患者の栄養管理に積極的に取り組む病院が県内でも増えている。医師や薬剤師らでつくる専門の「栄養療法チーム」(NST)を設けた病院は20カ所を超える。点滴だけでなく流動食も採り入れることで患者の栄養状態がよくなり、入院日数が減ったり合併症が起こりにくくなったりする効果が出ているという。

 先駆例の一つ、利根中央病院(沼田市東原新町、都築靖院長)では、03年12月にNST活動を始めた。現在は看護師、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師ら9人が中心になり、週1回、特に支援が必要な患者5人程度の栄養状態を見て回る。病状などに応じてパソコンで必要な栄養量を計算し、食事内容を主治医に助言している。

 NST設立の中心メンバーで外科の郡隆之医師(36)によると、手術後などで口から食事ができない患者の場合、静脈に点滴をしてきたが、一般的なものでは栄養価が低く、高カロリーのものも通す管からは細菌が入り込んで合併症を引き起こすおそれがあった。

 NSTは、腹に開けた穴や鼻から胃や腸に通したチューブで、流動食をとることを早い時期から勧めるため、活動開始から1年で合併症の発生率は半減。入院日数も平均で約1週間短くなったという。郡医師は「元気に帰る患者さんが増えている」と話す。

 県内で初めて03年4月にNSTを始めた前橋赤十字病院(前橋市朝日町3丁目、宮崎瑞穂院長)でも、患者の栄養状態が改善して入院費用が下がったり、床ずれを起こしにくくなったりする効果が出ているという。

 NST活動に診療報酬が認められる可能性もにらみ、県内でもここ1、2年で採り入れる病院が急増しているという。郡医師らは2年前に研究会を設立。NST活動をする病院の一覧を公開するなどして、さらに広めたい考えだ。

★★★メモ★★★
 NST 
 70年代に米国で始まり、日本では90年代後半から広まった。院内感染防止や病院の経費削減への効果も指摘される。日本静脈経腸栄養学会が講師を派遣するなどして設立を支援しており、すでに全国約270カ所を稼働施設に認定している。
(朝日新聞)

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「親が正しい食習慣を」子どもの健康づくりで講話/照間小・中学校 (11/07)

【波照間】波照間小学校・波照間中学校と両校保健安全委員会による「食について」の講話が、このほど波照間中学校図書館で行われた。

両校では毎朝、子ども自身が生活点検を行っているが、今回は日ごろの食生活の大切さを保護者と共に考える機会を持つために、川平小中学校の学校栄養士、嘉良亜美さんを講師に招き「朝食の大切さについて」をテーマに講演を開いた。

講演には小・中学校の父母や学校給食関係者など大勢が訪れ、関心の高さを見せた。

嘉良さんは健康の三本柱は「栄養・運動・休養」と話し、その中でも成長期に必要な栄養の取り方と家庭での正しい食生活の習慣づくりなど中心に、朝食の必要性や取り方など助言。また「子どもたちに規則正しい生活リズムを作るためには、親が正しい習慣を持つ事が大切」とし、子どもの正しい食習慣づくりには親の協力が不可欠と話した。

また、嘉良さん自身も波照間での赴任経験があり、離島での食材調達の不便さなどにもふれ「船が欠航した時などには冷凍食材を使う事もひとつの手。冷凍しても栄養素はほとんど変わらない」とアドバイスした。

嘉良さんは中学を卒業したら島を離れる子どもたちについて「親の目の届かないところに行くと何を食べているかわからなくなってしまう。出来合いのお弁当を食べるにしても、子ども自身が肉・野菜などバランス良く入っている物を選ぶようになってもらいたいし、そうするようにするのが親の役目」と提言した。
(八重山毎日新聞)

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<兵庫>小学校の給食にカニが登場 (11/07)

兵庫県豊岡市の小学校では、給食に、うらやましいメニューが登場しました。

兵庫県豊岡市の津居山港近くの港東小学校では、ゆでたセコガニが給食に出されました。これは、地元の底曳船組合が、「ふるさとの味を覚えてもらおう」と数年前から行なっているもので、この地区の小学校に400匹がプレゼントされました。地元では、身がおいしく、卵があることなどから松葉ガニよりも重宝されるというセコガニ。贅沢な給食に、みんなニコニコ顔です。子どもたちは「おいしい」「毎日出てほしい」と本当に嬉しそう。あっという間に平らげていました。
(ABC Web )

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料理教室:おじさん活性化 受講熟年230人から調査、大変さ知り「妻に感謝」 (11/07)

◇通う前…「家事しない」37%/通う後…「よくする」40%

 「料理教室に通うと、熟年男性は他の家事もよくするようになる」。ベターホーム協会が料理教室に通う中高年男性を対象に、その暮らしぶりを調査したところ、家庭でも料理をよくするようになっただけでなく、食品の買い物など料理以外の家事もするようになっていることが分かった。【石塚淳子】

 アンケートは今年7月、全国各地にある同協会の料理教室に1年以上通った55歳以上の男性400人を対象に実施し、230人から回答を得た。

 料理をする頻度は、教室に通う前、75%の男性が「ほとんどしていなかった」が、通い始めてからは「ほとんどしない」は16%に激減し、「ほぼ毎日」も6%から11%に増えた。「月に2、3回」という男性は14%から47%、「週に1〜2回」が3%から17%、「週に3〜4回」が2%から9%に増えた。

 料理だけでなく、食事の準備や後片付けを、「よくする」が19%から57%に増加した。また、食品の買い物も「よくする」が12%から33%、「時々する」が36%から52%に増えた。

 ◇大変さ知り「妻に感謝」

 料理以外の家事も、通う前は「ほとんどしなかった」は37%を占めたが、通い始めてからは12%に減り、「よくする」は18%から40%と倍増した。また、「テレビの料理番組や料理の本をよく見る」も8%から25%に増えた。

 料理教室に通ってよかったこと(複数回答)は、「いざという時に料理ができるという自信がついた」(60%)が最も多く、「料理の楽しさを知った」(51%)、「家族に喜ばれた」(48%)、「料理の大変さが分かり、妻に感謝の気持ちを持つようになった」(47%)などだった。

 調査では、男性の妻にも感想を聞いており、「顔が生き生きしてきた。料理の味もよくなり、これで安心して仕事ができる」「何もしなかった夫が自主的に家事をするようになり、うれしい」などと記していた。

 同協会広報課では「日常的に料理をしているとまではいかないが、中高年男性が料理教室をきっかけに生活者として自立の道を着実に歩んでいるようだ」と評価する。
(毎日新聞)

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給食でも地産地消 食器に伝統工芸品、特区活用…徐々に拡大 (11/07)

地元産の農産物などを地元で消費する「地産地消」の取り組みが給食でも少しずつ広がりを見せ始めている。食材だけでなく伝統的工芸品を食器として活用したり、特区を活用して保育所でも学校給食センターの利用を可能にしたりと工夫を凝らす自治体が相次いでいる。ふるさとの味を大切にする「食育」の一環でもあるが、給食の食品数における地産地消の率はまだ2割にとどまっており、今後は学校側と生産者側との一層の連携がカギを握りそうだ。(小田博士)
   山口県萩市の椿東小学校。給食の食器として伝統的工芸品「萩焼」を採用している。三年生以上の児童を対象に、食育専用の「ランチルーム」と呼ばれる教室で萩焼の皿とはし置きを使用している。
 軟らかく壊れやすい陶器のため、いたずらっ子が多い小学生の食器には向かないとみられがちだが、発案した同校の栄養職員、野村京子さんは「食器を大切に扱うマナーも教えています。子供たちも理解してくれ、まだ一枚も割れていません」とニンマリだ。児童らは「萩焼は茶碗(ちゃわん)だけではないんだね」などと喜んでおり、郷土への理解が深まっているようだ。
                  ◆◇◆
 北海道の清里町では四月から、区域内で規制を緩和する「特区」を利用して学校給食センターが町内の二つの保育所へ配膳(はいぜん)を始めた。
 両保育所ではこれまで、保育所外部の給食調理を認めない厚生労働省の基準もあって、職員が地元産品にこだわらず食材を購入してきた。しかし、地元農協を通して地元の野菜などを一括して割安に仕入れている学校給食センターの利用が可能になった。ジャガイモなどの地元名産品が保育園児たちのテーブルに並ぶようになり、同町保健福祉課では「父親の農作業に関心を持つ子供が増えてきた」と話している。
                  ◆◇◆
 農林水産省の昨年度の調査によると、学校給食で地場農産物の取り扱いが「三年前よりも増えた」と回答した小中学校や給食センターは全国平均で56・0%。「今後三年間で増やしたい」との回答も76・4%に達した。だが、文部科学省の調査(十五年五月)によると、給食の食品数のうち地場産物を活用した割合は21%にとどまっている。学校側の意欲は強いものの、まだ発展途上にあるといえそうだ。
 現場の栄養職員からは「地元産だけでは品ぞろえができない」「価格が高い」などと品ぞろえの難しさを指摘する声が出る一方、「生産者や団体が協力的でない」などと生産者側の対応に対する不満もあがっているという。
 このような状況を踏まえ、文科省では今年度中に、地産地消のお手本となる活用事例集を作成し、自治体や各学校に配布する予定。また、来年度からは、農協をはじめとした生産者側と学校側との連携がスムーズに進むよう全都道府県に連絡協議会を設置する方針だ。
     ◇
 地産地消 地産地消は「地元生産・地元消費」の略語。(1)食糧自給率が向上する(2)生産者の顔が見えやすく信頼できる食品を得られる(3)地場産業が活性化する−などのメリットがある。
(産経新聞)

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掃除ブラシ、汚れ下水並み=O157の恐れも−トイレ環境調査・北里科学センター (11/05)

水洗タイプの登場で衛生状態が改善されたトイレだが、掃除ブラシには予想以上に多くの細菌やカビが付着、繁殖し、病原性大腸菌O(オー)157などの病原菌の感染源になる恐れがあることが5日、北里環境科学センター(神奈川県相模原市)の調査で分かった。津市で開かれた日本防菌防黴学会で報告された。
 調査を行ったのは、同センター微生物部の研究グループ。10世帯からブラシ11本と収納箱8個を提供してもらい、専用の液体で細菌とカビを分離し、培養して数を調べた。
 その結果、細菌数はブラシで10万〜1億個、収納箱で100万〜1億個と、「汚い川か下水道並みの汚染レベル」(奥田舜治同部長)であることが判明した。ブラシ1本からは大腸菌を検出。大腸菌は腸内で繁殖して排せつ物に含まれることから、掃除後のブラシに排せつ物が付着し続けることが分かった。 
(時事通信)

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レジオネラ菌検出−−感染者の報告なし /秋田 (11/05)

秋田市商業観光課は4日、秋田市神ケ村舟卸の温泉宿泊施設の温泉水からレジオネラ菌を検出したと発表した。感染者は報告されていない。温泉を営業する同市の第三セクターは5日から安全が確認されるまで温泉を自主休業する。宿泊、レストランは通常通り営業を続ける。
 同公社によると、菌が検出されたのは男子風呂など2カ所。10月25日、秋田市保健所が立ち入り検査を実施し、菌が確認された。同保健所によると、免疫力が低下した人が同菌を吸い込むと高熱や下痢などの症状が出ることがあるという。【津村豊和】
(毎日新聞)

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エチゼンクラゲをカレーに/越前町で四ケ浦小生が料理教室 (11/05)

四ケ浦小学校で越前町四ケ浦小学校で四日、地元産の魚介類を使った「子ども魚料理教室」があった。五年生三十人がカレイの干物づくり、海の厄介者エチゼンクラゲを活用したシーフードカレーづくりに挑戦した。

 地場の食材を生かして食育の推進を図ろうと、町漁協女性部連絡協議会と四ケ浦小が連携し、家庭科の調理実習の一環として催した。

 町漁協女性部の会員六人が講師を務めた。干物にするアカガレイはエラと内臓を取り出してきれいに洗い、塩水に漬けた後、調理室のバルコニーに干した。エチゼンクラゲはミョウバンと塩に漬けて約三週間寝かせたものを使用。シーフードカレーの“隠し味”としてタコ、エビ、バイガイに混ぜた。

 調理が終わると、子どもたちは給食代わりに、できたてのシーフードカレーを試食。子どもたちは最初、エチゼンクラゲを食材に使うと聞いて、「えぇー」と驚いていたが、実際に食べてみると「シコシコして歯触りが良い」「クラゲと聞いて心配したけどおいしかった」と好感触だった。 (田中 宏幸)
(東京新聞)

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事件・事故:ツキヨタケで4人食中毒 /兵庫 (11/05)

豊岡、京丹後両市の男女4人が、採取したキノコで食中毒症状を訴え、病院で手当てを受けていたことが4日、分かった。4人は48〜58歳で、快方に向かっている。4人のうち豊岡市内の男性(58)が3日、京丹後市久美浜町の神社周辺でキノコを採取。同日夜、豊岡市下陰の飲食店「A」に持ち込み、4人で食べたところ、おう吐や下痢などの食中毒症状を起こした、という。豊岡健康福祉事務所が、残っていたキノコを調べたところ、有毒の「ツキヨタケ」だった。同事務所は、同店に4、5の両日、営業停止を命じた。
(毎日新聞)

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米州サミット警備員70人、「ラザーニャ」で食中毒 (11/03)

ブエノスアイレス──ブッシュ米大統領などが参加する米州サミットを控えたアルゼンチンで、北中南米の首脳が一堂に会する予定のホテルを警備するために配置された警官ら約70人が、11月1日の食事に出された「ラザーニャ」で食中毒になる騒ぎがあった。警察当局が明らかにした。

問題となった「ラザーニャ」は、サミットが開催されるホテル近くで、警備員約700人の食事場所として指定されたホテルだった。

しかし、食事後に少なくとも70人が吐き気や下痢を訴え、治療を受けた。「ラザーニャ」を出したホテルは、保健当局から営業停止処分を受けた。

警察当局によると「ラザーニャ」にあたった警備員は快方に向かっており、サミット当日の警備に問題はないという。

米州サミットは、首都ブエノスアイレスの南約400キロにある海岸都市マール・デル・プラタで、4─5日に開かれる。ブッシュ大統領やベネズエラのチャベス大統領など北中米34カ国の首脳が出席するため、警官や兵士など7000人が配備されている。

各国首脳のほか、サッカーの元アルゼンチン代表選手ディエゴ・マラドーナさん、イラクで死亡した米国兵士の家族などが集まる見込みで、マラドーナさんは反米デモの先頭に立つと宣言している。  
(CNN)

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韓国「自国産キムチからも寄生虫の卵」、日本にも輸出 (11/03)

【ソウル=中村勇一郎】韓国の食品医薬品安全庁は3日、韓国メーカー16社が生産した韓国産キムチから寄生虫の卵を検出したと発表した。

 このうちの「ネゴヒャン食品」(本社・光州)は、日本にキムチを輸出しており、同庁は日本政府に検査結果を通知した。

 同庁は記者会見で「国民に不安を与え、申し訳ない」と謝罪した。

 韓国政府は先月、中国産キムチから寄生虫の卵が検出されたと発表。これに対し中国側が、韓国産キムチからも寄生虫の卵が検出されたと応酬したが、その時点で同庁は、「韓国産からは検出されなかった」と安全性を強調していた。

 同庁は今回、韓国のキムチメーカー502社の製品を検査した。16社の中には、韓国内の大手百貨店や観光地などに製品を卸し、韓国のインターネットショッピングで人気1位を獲得した大手メーカーも含まれていた。また、韓国産の白菜165個を無作為抽出して検査したところ、8個から回虫など寄生虫の卵が見つかった。

 「ネゴヒャン食品」は昨年、日本に43トン(約1000万円相当)のキムチを輸出していたという。同庁は同社の在庫キムチを回収するとともに、今後は輸出前に寄生虫検査を徹底する方針を明らかにした。同庁は「感染した場合でも駆虫薬で治療可能」と説明している。

 韓国は昨年、約3万4800トンのキムチを輸出しているが、約93%の3万2400トンが日本向けだった。

 ◆厚労省が追跡調査◆

 厚生労働省輸入食品安全対策室によると、過去に海外から輸入された野菜や野菜の加工食品から寄生虫卵が検出されたケースはほとんどない。このため韓国製のキムチについて、これまで寄生虫卵の有無の検査をしてこなかった。しかし今回の問題を受け、10月下旬からキムチに対する輸入時の検査を強化しているという。

 同省は現在、韓国から日本に輸入されたキムチの追跡調査をしている。寄生虫卵が検出された「ネゴヒャン食品」製のキムチも見つかり次第、検査を行う方針だ。 
(読売新聞)

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カシスが緑内障に効果 (11/03)

青森市が国内有数の生産量を誇るカシス(黒房すぐり)に含まれる成分「カシスアントシアニン」に、緑内障の原因とされる視神経の血流低下を回復させる効果があることを、弘前大学医学部眼科学教室の大黒浩・助教授らのグループが突き止めた。カシスアントシアニンを摂取することで、緑内障の症状の進行を食い止めることが期待されている。

 明治製菓(東京都)の食料健康総合研究所との共同研究で、大黒助教授らのグループはこれまで、研究成果を日本臨床眼科学会や日本緑内障学会で発表した。

 大黒助教授によると、緑内障は七十歳以上で約八人に一人、四十歳以上では約十七人に一人がかかる目の病気。血流量の低下により、光を感じる網膜で細胞死が起こり、徐々に視野が狭くなる。背景に自己免疫疾患や、血液因子の異常が考えられているが、詳しい発症メカニズムは、まだ解明されていない。

 実験では患者三十人(五十一歳から八十歳)が六カ月間、一日一回、カシスから抽出したカシスアントシアニン五〇ミリグラムの錠剤を摂取したところ視神経の血流量が平均して、二割ほど上昇した。

 アントシアニンを含む果物はブルーベリーが知られるが、大黒助教授は「アントシアニンの種類が異なり、改善効果はカシスのほうが大きい」と説明する。  
(東奥日報)

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人工林でスギヒラタケ/田辺市内/和歌山県「食べるの控えて」 (11/03)

田辺市内の人工林にある切り株などで、スギヒラタケ(キシメジ科)が真っ白い扇状の傘を広げている。県は、昨シーズン、東北地方などでスギヒラタケを食べて死者が出ていることから、安全が確認されるまで食べないように呼び掛けている。

 厚生労働省の集計によると、昨年、秋田や山形、新潟など9県で59人がスギヒラタケを食べて急性脳症を発症し、うち19人が死亡した。51人に腎機能障害があった。スギヒラタケのどの毒性が影響したのか分かっておらず、同省などで研究を進めている。

 県内ではスギヒラタケを食べる習慣はないというが、最近はアウトドアブームなどから山のキノコを食べる人も増えている。県は「健康な人も念のためスギヒラタケを食べないように」と話している。

 スギヒラタケは、スギやヒノキの古い切り株や倒木などに生えるキノコ。東北や北陸地方ではみそ汁の具などとして好む人が多い。 
(紀伊民報)

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総菜からO157検出=集団感染の老人施設−業者が製造・香川 (11/03)

香川県香川町の公営老人福祉施設「A」と同県丸亀市の民間特別養護老人ホーム「B」の病原性大腸菌O(オー)157集団感染で、県は3日、Aの給食で出された総菜からO157を検出したと発表した。
 総菜は10月8日に県内の業者が製造。この業者が製造した別の総菜はBの給食でも出されていた。BでO157が検出された給食のメニューにも、この業者が同じ日に製造した別の総菜が含まれていた。 
(時事通信)

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妊婦は魚介類食べ過ぎ注意 メチル水銀、胎児に悪影響 (11/02)

魚介類に微量に含まれるメチル水銀が胎児に悪影響を与える恐れがあるとして、薬事・食品衛生審議会の専門部会(部会長・熊谷進東京大教授)は2日、妊娠中の女性はマグロなどを極端に食べ過ぎないようにとする注意事項を正式に決めた。
 15種類を対象に食べる目安を示しており、厚生労働省は自治体や団体に通知、妊婦向けのパンフレットで周知を図る。
 食べてもよい量の目安は、1回約80グラム(刺し身一人前または切り身一切れ)として、キンメダイやメバチマグロは週1回まで、ミナミマグロは週2回までなど。ツナ缶やキハダマグロなどは、通常の摂食で差し支えないとしている。
 8月の部会では16種類を対象にしていたが、クロムツはメチル水銀含有量が低いとして除外した。
(共同通信)

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鳥インフルエンザ大流行兆し 中国危機感、監視を強化  (11/02)

SARS隠蔽 国際社会に不信感も
 【北京=福島香織】中国では、鳥インフルエンザが大流行する兆しに緊張感が高まっている。十月に一自治区二省で毒性の強いH5N1型の発症が相次ぎ、人への感染が疑われたケースも発生した。このケースは原因不明の肺炎と診断されたものの、家禽(かきん)の管理が甘く人と家禽が生活に身近な中国ではいつ人への感染が発生しても不思議はない。過去に新型肺炎(SARS)流行などで隠蔽(いんぺい)行為があっただけに国際社会の目も厳しく、防疫だけでなく情報公開のあり方も問われている。
 先月二十八日に記者会見した中国農業省、衛生省の専門家らによると、鳥インフルエンザの感染が確認されれば二十四時間以内に関係部局に相互に通報する態勢をすでに確立。国内で開発した家禽用のH5N1やH5系ワクチンの接種を接種率100%を目指して進めており、感染があった地域をはじめ、周辺地域や家禽養殖家密集地域での監視を強化しているという。
 また、人間への感染を想定したシナリオも準備し、世界保健機関(WHO)の指導があれば、国境封鎖に応じる姿勢も示した。
 都市レベルでの防疫対策も強化され、上海市は感染地域からの家禽類および加工製品の搬入を禁止。北京市では十一月を「鳥インフルエンザ制圧月間」として、教育宣伝活動を展開するとともに人への感染が発生した場合に備え、すでに支援病院などを指定している。
 ただ、農業省当局者は「渡り鳥が移動する主要な八経路のうち三経路が、世界の20%あまりの家禽を養う中国の上を通っている。その60%が放し飼いであり、防疫難度は高い」としており、感染を完全に防ぐのは極めて難しい。
 さらに、もっとも恐れられているのは、感染発生の隠蔽による対策の遅れだ。中国当局は「二〇〇三年のSARS防疫経験から通報制度の透明度は改善された」として、かつてのような隠蔽はないと強調する。
 ただ、湖南省の感染地域で病死した鶏を食べた少女(12)が発症後三日で死亡したケースのように、結果的に鳥インフルエンザと診断されなかったものの、疑わしい例として報告されるべき病例の報告が遅れたこともあり、中国の対応への不信感は払拭(ふっしょく)されていない。
(産経新聞)

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食中毒:銚子市内の食堂で28人が症状 /千葉  (11/01)

県健康福祉部衛生指導課は31日、銚子市内の食堂「A」で28日に和定食を食べた大学生ら28人が、吐き気など食中毒の症状を訴えたと発表した。いずれも快方に向かっている。同課は31日から3日間の営業停止にした。

 同課によると、県衛生研究所の調査で「サンマのハンバーグ」から食中毒を起こす物質「ヒスタミン」が検出され、患者にもこの物質が原因とみられる症状が出ていた。原料のサンマの保存状態が悪かったのが原因とみている。【神足俊輔】
(毎日新聞)

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おいしい透析食、料理人招き開発 成分制限、工夫で克服 札幌の病院   (11/01)

ホテルの元シェフをスタッフに招き、食事療法が治療の柱となる腎臓(じんぞう)病の患者に「おいしい透析食」の提供を目指す病院が札幌市内にあり、患者らの関心を集めている。道栄養士会病院栄養士協議会によると、とかく「味はいまひとつ」と言われることが多い透析食について、料理の専門家を招いて質の向上を図っている病院は道内でも珍しいという。

 札幌市内外に三つの病院を持つ「H・N・メディック」(橋本史生院長、本部厚別区)。

 透析治療が必要な腎臓病患者にとって食事療法は極めて重要だが、リンやカリウム、塩分・水分の制限など規制が多く一般の食事に比べ味が劣ると言われる。橋本院長(55)は食事療法の手本となる病院食を作ろうと、二年前からホテルの料理人らを厨房(ちゅうぼう)に招き透析食の見直しを始めた。

 伊藤享一さん(39)は、札幌グランドホテルで十七年間腕をふるった後、同病院に迎えられ、他のスタッフらとともに病院食の改良に取り組んできた。

 塩分の代わりに酢や香辛料を上手に使い、味付けを工夫。試行錯誤の末、リンを多く含むうなぎや卵なども加え、透析食とは思えないようなメニューを作りあげた。

 患者らの反応は上々。通院する厚別区の主婦(53)は「なかなか外食に行けないから、見た目がきれいでおいしい食事はうれしい」。恵庭市の自営業の男性(70)も「病院の食事の味を舌で覚え、今では自宅で食事療法を実践している」と話す。

 六日には、患者と家族を対象にした料理教室を同病院で開き、エビを使った中華いためなどの作り方を紹介する。橋本院長は「成分制限をしてもおいしい食事は作れるということを知ってほしい」と話している。(松岡瑠美子)
(北海道新聞)

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都内の学校で鯨肉給食/県学校給食会が窓口/11月から6校で導入 (11/01)

東京都で11月から、学校給食に鯨肉が登場する。和歌山の伝統的な食文化を子どもたちに伝えようと県教委や県学校給食会などが、今年5月に東京で開いた試食会がきっかけ。同会は「他府県へのPR効果にもなる」と今後の広がりに期待を寄せている。

 県学校給食会は小関洋治県教育長が会長を務める財団法人。学校給食の素材を供給するほか、太地町で加工される給食用鯨肉の販売窓口にもなっている。

 同会によると、給食に鯨肉を出すのは江東区立八名川小学校や板橋区立北前野小学校、大田区立出雲中学校など6校。28日までに、都学校給食会を通じ、カット肉など計77キロの注文が県学校給食会にあった。

 同会や県教委などは今年5月下旬、東京都で首都圏の学校給食関係者を招き鯨肉給食の試食会を開いた。その後、東京都の中学校から同会に鯨肉の注文があり、7月、同会と都学校給食会は売買契約を結んだ。

 都学校給食会は本格的に鯨肉を扱うことを決め、10月上旬に現地確認のため太地町などを訪問。同月中旬、鯨肉の取り扱いを始めたという案内を、都内で学校給食をしている約2000校に配った。同会は「懐かしい食文化を子どもたちに伝えることができればと考えた。鯨肉を扱う学校は今後徐々に増えていくのではないか」と話す。

 県学校給食会は「東京都で鯨肉を扱ってくれたことで他府県へのPR効果もある。これからどんどん鯨肉給食を扱う学校が増えることを期待している」と話している。

 県学校給食会によると、県内の鯨肉給食は10月26日現在、国公立の小中学校など339校のうち、8割近い270校が行った。
(紀伊民報)

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町おこし:農産物生産者ら、高畠町の“名物鍋”づくりに挑戦 /山形 (11/01)

◇天童での鍋合戦へ、アイデア競い合う−−優勝すれば商品化も

 高畠町の農産物生産者の有志が町名物の鍋づくりに挑戦している。町おこしと「地産地消」による地元農産物の消費拡大が狙い。メンバーらは、国内外の名物鍋が味一番を決める例年1月の「天童冬の陣・平成鍋合戦」(天童商工会議所主催)への参加に向け、グループに分かれてアイデアを競い合っている。

 鍋づくりに挑戦しているのは、置賜地方の農産物生産者団体「いちの会」(片平潤一会長)。同町は「有機農業の町」として豊富な食材で知られるが、特色のある料理がないことから、地元食材を生かした「地産地消」と健康志向を基本的な考え方に鍋づくりを企画した。町も趣旨に賛同して補助事業に採択。同会をバックアップしている。

 メンバーらは1チーム12人の5チームに分かれて鍋を開発。それぞれ試食会などを繰り返し、10月23日には同町の「よねおりかんこうセンター」で審査会を開催。豆乳ベースで、ふかしたジャガイモにシイタケやニラを混ぜた団子などが入る「腸美人鍋」など、工夫を凝らした鍋が勢ぞろいした。

 この日は上位3チームが選ばれ、11月に町民を交えた最終審査会で鍋合戦に出場する1チームを決める。同会は鍋合戦で優勝すれば商品化も考えているという。片平会長は「目標は鍋合戦でトップを取ること。『高畠においしい鍋がある』と言ってもらえるように頑張りたい」と意気込んでいる。【湯浅聖一】
(毎日新聞)

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中韓キムチ摩擦が激化 寄生虫卵で「報復措置」 (11/01)

【ソウル1日共同】韓国で中国産のキムチから寄生虫の卵が検出され消費者の批判が高まる中、今度は中国政府が、韓国産キムチから卵が検出されたと発表。韓国側は中国の「報復措置」だと反発し、両国の摩擦が激化している。
 中国の検疫当局は10月31日、韓国産のキムチや焼き肉のたれなど計10種類から寄生虫の卵が検出されたと発表、関連食品の輸入禁止措置を取った。
 だが、製品から卵が検出されたとされた韓国の大手食品企業は「中国へ輸出した実績もないのになぜこうした発表があるのか理解できない。中国産から卵が検出されたことへの報復措置だ」と批判。韓国マスコミは1日「韓中『キムチ戦争』の兆し」(文化日報)とトップニュースで報じた。
(共同通信)

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O157集団感染:調査を2施設から拡大 症例掘り起こしへ−−調査委初会合 /香川 (11/01)

県内2カ所の老人福祉施設で、入所者計6人が病原性大腸菌O157に感染して死亡した問題で、県は31日、国立感染症研究所(東京)の疫学調査チームを招き、O157集団感染事例原因究明調査委員会の初会合を高松市亀岡町の県薬学会館で開いた。O157に感染しながら報告されていない事例が県内で他にないかなど、原因究明のために、調査対象を両施設に絞らずに広げる方針などを確認した。【田畑知之】
 同チームの専門家4人と県側の12人が参加。委員長の西原修造・県健康福祉総務課主幹が「原因を一日も早く究明し、県民の不安をぬぐい去りたい」とあいさつ。同チームの専門家が今年のO157の全国的発生状況などを報告した。
 新たな感染例探しは、これまでの県の調査が両施設周辺が中心だったことから、「今回の事例の全体像を正しく把握するため」(坪井俊樹・県薬務感染症対策課長)。県医師会を通じ、一般家庭に潜む保菌者、患者の掘り起こしに取り組む。また、隣県の発生状況も調べる。
 さらに、両施設の入所者で一致したO157の遺伝子(DNA)の型の全国的な解析を同研究所に依頼。この型が全国的に少ない例であれば、両施設に特有の関連性が強まり、多発している場合は、全国的な発生の流れの一つとして関連性は弱まると言える。  また、同チームの専門家は今後、県職員と両施設の立ち入り調査などを予定している。
    ◇
 県は31日、施設内でO157の集団感染が発生したA(香川町)とB(丸亀市)のうち、Bの有症者が1人増加したと発表した。この女性の症状は既に回復している。
 県によると、両施設では死者を含む49人が症状を訴え、11人が入院している。
(毎日新聞)

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ブロッコリーの新芽で胃がん予防の可能性…筑波大 (11/01)

ブロッコリーの新芽に、胃がんの原因と注目されるヘリコバクター・ピロリ菌を殺傷し、胃炎を抑える効果があることを、筑波大の研究グループが突き止めた。米国で開催中の米がん学会主催の国際会議で2日発表する。

 同大の谷中昭典講師(消化器内科)らは、ピロリ菌に感染している50人を二つのグループに分け、一方にはブロッコリーの新芽を、残り一方には、アルファルファのもやしを、それぞれ毎日約70グラムずつ、2か月間、食べ続けてもらった。成分で見ると新芽、もやしは、ほぼ同じだが、ブロッコリーの新芽には、スルフォラファンという成分(抗酸化物質)が多く含まれる。

 実験前後で、ピロリ菌の活性の強さを比較したところ、新芽を食べたグループは、活性が約30%〜60%減少。さらに、胃炎も抑えられた。もやしを食べたグループは、こうした変化は見られなかった。マウスでは確認されていたが、人間で確認されたのは初めて。

 谷中講師は「スルフォラファンは、特にブロッコリーの新芽に大量に含まれる。ピロリ菌を除菌しなくても、胃炎を抑え、胃がんを予防できる可能性がある」と話している。
(読売新聞)

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味な集客 昼食バイキング 博多区美野島商店街で実験 継続には採算性が課題 (11/01)

【福岡】 道端でくつろぐオープンカフェや商店街で好きなおかずを選べる「ランチバイキング」など、道路空間を活用したまちづくりの社会実験「お外に出ようプロジェクトin美野島」が福岡市博多区美野島地区で開かれている。古い商店街の回遊性を高め、地域を再生させようという初めての試みを、のぞいてみた。

 「おばちゃん、この煮物ください」「全部うちの手作り。おいしかよ」。つくだ煮・総菜店「わたなべ」店主の渡辺幸子さん(67)が、笑顔で客の皿に盛り付けた。

 ランチバイキングは一日五十食限定。受付の米穀店で一人五百円を払い、紙皿と八枚つづりの食券を受け取る。ここで新米コシヒカリの炊きたてを皿に盛り、商店十一軒で好みの料理を選ぶ仕組みだ。

 総菜店の煮物や豆腐店のおでんなら食券一枚。精肉店の牛肉コロッケは二枚、ウナギのかば焼きでも四枚という安さ。近所のパート徳重京子さん(46)の皿は肉だんごなど七品であふれそう。「店の人とのおしゃべりが楽しい」と話す。

 美野島地区の商店街は約百店舗。戦前付近にあったゴムや博多織の工場従業員らを客に店舗が並び、戦後商店街となった。高度成長期の一九六〇年代から八〇年代の最盛期には、百五十店舗に拡大。しかし、近隣のスーパー進出や九六年のキャナルシティ博多開業で次第に客足が遠のいた。

 商店街は二〇〇二年、留学生や子どもたちがシャッターに絵を描いた「夕焼け美術館」を完成。さらに近くの麻生情報ビジネス専門学校が商店街の張り紙広告のデザインを授業の一環で担当し、学生も出入りするようになった。

 今回の社会実験は、昭和の面影が残る商店街を舞台にした国土交通省の補助事業。住民組織やまちづくり団体の実行委が新たな地域活性化策を模索しようと企画した。ランチバイキングで買い物客を呼び込み、カフェでくつろいでもらうのが狙いだ。

 ランチバイキングは予想通りのにぎわいだが、赤字覚悟のサービス価格。人手もかかるので、補助金なしの継続は難しい。みのしま連合商店街振興組合理事長の鶴崎孝一さん(49)は「今後も評判のよかった企画は残したいが、長く取り組むには商店街で知恵を絞って、工夫していかなければならない」と話している。 (地域報道センター・野中貴子)

    ◇    ◇

 オープンカフェは十一月十三日まで。ランチバイキングは十二日までの午前十一時半―午後一時半(三日と六日は休み)。五日午後六時からは、住民手作りの灯明五千個が通りを飾る「灯明祭」がある。
(西日本新聞)

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くしゃみ3分の1に=花粉症緩和米、マウスで効果 (11/01)

スギ花粉の小型たんぱく質が作られるよう遺伝子組み換え操作を行った米をマウスに1カ月食べさせたところ、くしゃみの回数が約3分の1に減るなど、花粉症のアレルギー症状が緩和されたと、農業生物資源研究所と東大、島根大の共同研究チームが1日、米科学アカデミー紀要の電子版に発表した。 
(時事通信)

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食肉用アイガモから鳥インフルエンザ陽性反応…大阪 (11/01)

大阪府と兵庫県は31日、高病原性鳥インフルエンザウイルスの簡易検査で、同府松原市のアヒル飼育場で、食肉用アイガモから感染の疑いを示す陽性反応が出た、と発表した。

 アイガモは、有機農法をアイガモを使って行う兵庫県内の農家に今春売却され、食肉用に処理されるため24日、飼育場に持ち込まれた。府は、検体を動物衛生研究所に送って高病原性かどうか確認を進める一方、半径10キロ以内の8戸に鶏や卵の出荷・移動の自粛を要請した。
(読売新聞)

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