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〜2005年06月トピックス〜
様似町の特養O157:感染18人に 原因特定できず、集団食中毒の可能性 /北海道 (6/30)

女性入所者3人が死亡した日高管内様似町の特別養護老人ホーム「A」で、病原性大腸菌O157の感染者は29日までに18人に上った。原因究明に不可欠な感染源は特定されておらず、高齢化が進む町で住民の不安が広がっている。発症者は22〜24日に集中しているため、汚染された共通の食べ物を摂取した食中毒の可能性が高い。
 同町の人口は5857人(5月末現在)。このうち65歳以上の高齢者が27%の1596人を占める。ソビラ荘は、町民の署名活動などを受け、90年4月に設立された町内唯一の特養ホームで、食中毒や感染症発生はこれまでなかった。住民の信頼は厚く、約50人の定員に対し現在25人が入所を待っている状態という。
 原因解明まで新規入所はできない。坂下一幸助役は「ショックを受けている。町民が安心して利用できるよう、保健所と連携して強く指導したい」と語った。また、27日に死亡した女性の遺族は「車椅子だったが、わがままをいうほど元気だった。なぜこんなことになったのか」と嘆息した。
 今回、O157が検出された18人のうち2人が調理従事者だった。しかし、「この2人が発症の端緒になったのか、他の入所者から感染したのかは分からない」(道疾病対策課)という。また、施設が提供した食事や調理場からもO157は検出されておらず、道は外部から持ち込まれた差し入れなども調査する。
 藤井暢弘・札幌医大教授(感染防御学)は「健康な人にも保菌者がいる。患者発生を完全に防ぐのは難しい。下痢をしている人が周囲にいれば、入念に手洗いを行うなど衛生意識を高めることが大切だ」と提言する。
 道のまとめでは、O157による感染者はこの3年間は年間50人以下だが、96年には過去最多の213人を記録した。99年と01年には100人を上回り、01年9月には釧路保健所管内で80代の女性が死亡している。【笈田直樹、田中泰義】
(毎日新聞)

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2頭目のBSE牛、米国生まれの12歳…農務省発表 (6/30)

【ワシントン=広瀬英治】米農務省は29日、米国で24日に確認された2頭目のBSE(牛海綿状脳症)感染牛が、米テキサス州の牧場で飼育された米国生まれの約12歳だったと発表した。
 2003年末に見つかった最初の感染牛はカナダ生まれで、米国産の牛でBSE感染が見つかったのは初めてとなる。
 感染牛は高齢で、日本が米国産牛肉の輸入再開対象とする「生後20か月以下」を大幅に超えている。しかし、米国にBSEの感染源があったと確認されたことは、今後の日米交渉にも影響を与えそうだ。
 農務省は、この牛は「米国でBSE対策の飼料規制が始まる97年以前に食べたえさで感染したと考えてほぼ間違いない」との見解を示し、現在は米国内でのBSE感染対策は万全だ、との立場を崩していない。
 しかし、感染が97年以前である証拠はない。このため、感染牛が見つかった牧場の牛の出荷を差し止め、感染牛と血のつながりがある牛や、牧場内に残る牛のうち感染牛と年齢が近いすべての牛をBSE検査に回す方針だ。
 農務省はこの牛のBSE感染を発表した際、生産地や年齢を「調査中」として明らかにせず、DNA鑑定による生産履歴の確認を急いでいた。
(読売新聞)

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環境こだわり農産物をアジアへ 滋賀県 輸出で市場開拓狙う (6/30)

滋賀県は、農薬や化学肥料の使用量を抑えるなどして栽培した「環境こだわり農産物」を、台北やバンコクなどアジアの主要都市に輸出する計画を進めている。国の施策の一環で、特に台湾では残留農薬の多い中国産農産物への不安から日本産への関心が高まっているといい、県は新たな市場開拓を狙う。
 アジア諸国では経済成長で高所得者層が増え、食品の安全性への関心が高まっている。農林水産省は、こうした状況を受け本年度、国産農産物の国際競争力を高める海外販路確立事業として、北京、上海、香港を含めた5都市の百貨店などで国産農産物の販売に乗り出す。具体的には、都道府県を通じて希望農家を募り、物流業者などを介して農産物を現地の百貨店やスーパーに推薦、販売してもらう。
 県はまず、台北での販売を希望する農家や農業法人を募集し、4件の応募があった。商談が成立すれば、食料品の売り上げ額が市内最大の百貨店「太平洋崇光(そごう)」が、9月1日から来年3月15日まで米や野菜、果物、加工品を他の都道府県産とともに販売する。県によると、台湾では日本の料理番組の視聴率が高く、現地で販売されている島根県産米は、台湾産米の約2倍の価格でも売れ行きは好調という。
 県農政課は「台北以外の4都市分も今後、随時募集する。売れ筋を把握するため、ぜひ活用してほしい」としている。
(京都新聞)

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遺伝子組み換え稲:2回目の田植え−−上越の実験場 /新潟 (6/30)

病気に強い遺伝子組み換え稲の栽培実験を進めている独立行政法人「中央農業総合研究センター北陸研究センター」(上越市)は29日、上越市稲田の実験場で2回目の田植えをした。
 前回と同じ実験用水田にカラシナの抗菌遺伝子を組み込んだ「どんとこい」を約600本植え、周囲にはモニター用のもち米の苗を植えた。今回は種もみを収穫するため、8月の出穂時期には袋をかぶせ、不織布で覆って花粉の飛散を防ぐ。
 一方、今回の田植えについて県総合生協および日本農民上越協議会のメンバーらが実験中止を求める仮処分を地裁高田支部に申請していたが、結論は7月まで持ち越された。【萩原滋樹】
(毎日新聞)

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蚊が媒介「デング熱」に注意 海外で感染し帰国する人増加 (6/30)

観光地化されていない「秘境」への旅行や海外でのボランティア活動が盛んになるなか、現地で「デング熱」に感染して帰国する日本人が増えている。マラリアと同じように蚊が媒介する病気で、人同士で感染することはないが、風邪と勘違いした患者が間違った薬を服用して症状を悪化させるケースもあり、医療関係者は注意を呼びかけている。
 デング熱はウイルスによって引き起こされる感染症で、アジアや太平洋諸島に広く分布する。ウイルスを保有するネッタイシマカやヒトスジシマカなどに刺されることで感染する。症状は発熱や発疹、頭痛、筋肉痛などで、医師の指示に従って治療すれば生命への危険性はないという。近年は中米のエルサルバドルなどで流行が報告されており、インドネシアでは死亡者も出ている。
 日本では1999年に9人だった感染報告数が2001年に急増し、04年には45人(概数)を数えた。デング熱に詳しい大阪府立公衆衛生研究所の奥野良信感染症部長は「毎年一定数の発症を聞く。インフルエンザと誤診されることもあるので、実数は報告数よりかなり多いのではないか」と話す。
 大津市の大津市民病院で昨年8月にデング熱と診断された男性(21)はタイへ個人旅行し、帰国した直後から発熱や関節痛の症状が出た。デング熱に感染すると血小板が減少するが、風邪と勘違いした男性は当初、その血小板の上昇を抑える作用のある解熱剤を服用した。受診が遅れていれば脳出血などを引き起こす可能性があったという。この事例は7月2日に大津市で開かれる滋賀国際医療研究会で担当医が発表する。
 京都府立医大(京都市上京区)でもボランティア活動で南太平洋の島に滞在中に高熱を出し、帰国して受診した女性をデング熱と診断したケースがあった。同行者5人も感染していたという。
 国内で感染報告が増えているなか、滋賀国際医療研究会での発表者のひとり西山利正関西医科大教授(公衆衛生学)は「日本人は蚊にかまれることに抵抗感がないようだが、これからの時期に東南アジアに行く人は特に気をつけてほしい」と呼びかけている。
(京都新聞)

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小学校で151人食中毒 O164検出、弁当が原因 (6/30)

東京都は30日、世田谷区喜多見の私立国本小学校(児童306人)で21日に仕出し弁当を食べた児童・教員計151人が下痢や腹痛を訴え、病原性大腸菌O164による食中毒と判明したと発表した。6年の男児(11)1人が4日間入院したが、全員が快方に向かっているという。
 都によると、O164が原因の食中毒は珍しいという。患者は1−6年の児童計138人と教員13人。同小では毎週火曜と木曜の昼食に仕出し弁当を出していた。
(共同通信)

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食中毒:調理実習の生徒23人、集団食中毒−−西区の専門学校 /広島 (6/30)

広島市保健所は29日、西区の専門学校で集団食中毒が起きたと発表した。調理実習をした生徒23人が今月24〜27日に腹痛や下痢などを訴えたが、いずれも軽症。便から食中毒菌のカンピロバクターが検出された。菌の性質や潜伏期間から、21〜23日に調理実習で使った肉が原因とみられる。
(毎日新聞)

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食中毒:県、腸炎ビブリオの警報発令−−猛威振るう、7〜8月前に /青森 (6/29)

県は腸炎ビブリオ食中毒警報を発令した。腸炎ビブリオによる食中毒が7〜8月に猛威を振るうため、注意を喚起する。
 腸炎ビブリオは海に生息し、水揚げされた生の魚介類に付着している。室温で長時間放置すると、他の菌の倍以上の速さで増殖するが冷蔵庫内の低温や水道水に弱い。
 このため▽魚介類は買い物の最後に買い、氷を入れてもらってすぐ帰宅する▽帰宅したらすぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れる▽調理する時は水道水の流水で十分洗う▽刺し身は冷蔵庫から出して2時間以内に食べる▽法事で出された刺し身は持ち帰らない−−などの対策を呼び掛けている。【長谷川典義】
(毎日新聞)

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豊中市:「食の循環」給食大作戦−−環境団体や農家とタイアップ /大阪 (6/29)

◇調理くず→土壌改良材→野菜栽培
 学校給食の調理くずから作った土壌改良材で野菜を育て、学校給食に還元する「食の循環」作戦が豊中市で進められている。市が環境団体や農家とタイアップして取り組んでいるもので、“生まれ変わった野菜”が今年初めて小学校の給食に登場。子どもたちが舌鼓を打っている。市公園みどり推進課は「おいしい野菜をたくさん食べて、ごみ資源は素晴らしいものに生まれ変わることを知ってほしい」と話している。【阿部浩之】
 土壌改良材は「豊肥(とよっぴー)」の愛称で呼ばれ、市内2カ所の給食センターや学校給食から出た調理くずなどに、街路樹のせんていで生まれた枝を加え、発酵させて作る。
 市は02年4月、同市原田中2にリサイクル啓発と豊肥生産をする「緑と食品のリサイクルプラザ」を建設費約5000万円で開設。調理くずやせんてい枝のほとんどをリサイクルしている。昨年度は豊肥約100トンを生産。家庭菜園用などに低額販売し、農業祭などに出荷する農家には無償提供している。
 市は、NPO法人「とよなか市民環境会議アジェンダ21・花と緑のネットワーク」や農家組織「市農業経営者協議会研究部会」と協力。同市浜の農業、光久隆晴さん(56)の畑に豊肥を入れて青ネギを栽培してもらった。豊肥で育った野菜は、有機肥料で育てるよりも色と味が濃く、長持ちするのが特徴。今月22日には市内半数の小学校でネギを使ったみそ汁を味わった。資源再利用で生まれた青ネギは7月8日、残り半数の小学校で出される豚汁で再登場する。
(毎日新聞)

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鳥インフルエンザ:業者ら、落胆と悲鳴 「もう限界、会社つぶれる」 /茨城 (6/29)

◇鳥インフルエンザ新たに
 「ようやく卵の出荷をできると思ったが、もう限界だ」−−。水海道市の養鶏場「アレバメントカントウ」で起きた鳥インフルエンザウイルス問題で県は28日、他の養鶏場からも抗体の陽性反応が出たと発表した。特例措置による卵の移動禁止解除を進めていた矢先の事態に、近隣の養鶏業者からは落胆の声が上がった。【高野聡、藤田裕伸、栗本優】
 発生場所近くのある養鶏場の女性従業員は、「出荷できない卵はどうしようもない。生もので何日ももたないので、早く検査を進めて解除してほしい」といい、産み落とされた卵を段ボールに詰める作業に追われた。
 また、近くで養鶏場を経営する50代の男性からは「うちは鶏が死んだりしていなかったから、安心し切っていた。県からまだ正式な報告が来ていないから心配だ」と不安を隠せない。
 坂東市内の60代の男性は「本当にもう限界だ。京都の件とは違い今は夏。満足な管理ができず、今日から卵の処理を始めた。会社がつぶれてしまう」と悲鳴を上げる。
 移動禁止区域外の養鶏場からも、不安の声が上がっている。坂東市の養鶏場を管理している男性(58)は「とにかく風評被害が心配だ。(養鶏場に)人が入れないようにしたり、出入りする自動車の消毒などを強化せざるを得ない」とため息をついた。
 ◇献立、従来通り−−水海道、坂東市の学校給食
 鳥インフルエンザの発生に伴い水海道市と坂東市の両教育委員会は、学校給食を従来通りのメニューで対応することを決め、学校長を通じて保護者らに連絡した。
 水海道市では給食センターを通じて9小学校と3中学校に給食を提供している。卵は地元産を使用しているが、半径5キロの移動禁止区域外の業者から納品されている。また、卵や鶏肉はこれまでも生ものを使っておらず、今後も加熱調理して提供していくという。
 隣市の坂東市では、二つの給食センターで10幼稚園、13小学校、4中学校に給食を提供しており、従来通り提供する。吉岡耿教育長は「食材の購入経路は把握しており、冷静に対処する」と話す。移動禁止区域にある小中学校についても校内で飼育している家きんの扱いなどを通知。【河部修志】
 ◇金融公庫も窓口−−農家、加工業者など対象
 水海道市の採卵養鶏場「アレバメントカントウ」で鳥インフルエンザウイルス感染が確認されたことを受け、農林漁業金融公庫は、被害を受けた農家や農産物の加工、流通業者を対象とした相談窓口を設置した。養鶏業を兼ねている農家や、鶏卵や鶏肉を使った加工品を生産する業者などに融資している資金の返済時期を変更したり、別途、災害資金を貸し出したりする。相談窓口は電話048・645・5496。【藤田裕伸】
 ◇鳥に異常、発見したら通報を−−県が小中高校などに通知
 県教育庁は28日、県内の小中学校、高校、特殊教育諸学校で飼っている鳥に異常があった場合には直ちに家畜保健衛生所に通報するよう、市町村教委や教育事務所を通じて全校に通知した。
 県教育庁が昨年1月に実施した調査では、県内の学校では計約5400羽の鳥が飼育されており、そのうち約4000羽が鶏だという。
 問題の養鶏場から半径5キロ以内には公立の幼稚園と小中学校、高校が計26校あり、そのうち3幼稚園と9小学校で計56羽の鳥を飼っている。水海道、坂東両市教委は万一の場合を考えて当面は児童の飼育当番を見合わせ、教職員が世話をするよう指示した。【中田純平】
(毎日新聞)

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暮らしWORLD:「酢ムリエ」が広げる、おいしく飲む酢の世界 (6/29)

酢の楽しみ方が広がっている。健康志向を背景に飲用が調理用を上回り、さまざまな旬の果実を使った酢も登場。ワインのソムリエになぞらえた「酢ムリエ」も登場した。最近の酢事情は−−。【本橋由紀】
 ●デザートビネガー
 東京・日本橋高島屋の地下1階。6個の小さなカシの木のたるが並ぶのが今月2日にオープンしたビネガー専門店「オークスハート」の売り場だ。岐阜県八百津(やおつ)町にある創業129年の酢の老舗メーカー「内堀醸造」が03年に名古屋タカシマヤでスタート。昨年から今年にかけて横浜、大阪、東京・玉川の高島屋と仙台のさくら野百貨店に相次いで店舗を開いた。
 メーンの商品はリンゴ、ラズベリー、ブルーベリーなどの果実から作った酢に果汁を加えて飲みやすくしたもの。水や炭酸で薄めて飲んだり、アイスクリームやヨーグルトにかけて使うことができ「デザートビネガー」と命名した。それぞれ「飲むブルーベリーの酢」などの商品名で主に250ミリリットルサイズのおしゃれなデザインの小瓶に詰めて販売している。
 旬の果実も積極的に取り入れ、バラエティーに富む。今の季節ならライチ、レモン&パッション、ライス&マンゴーなど14種類。ライチは夏か冬に、マンゴーは3月から6月、マスカットは夏の終わりなどに出回る。1本1050円から2100円と安くはないが、各店で毎日、デザートビネガーが500本、多い時で1000本が売れている。
 このほかたるに入ったオレンジ、ブルーベリー、ラズベリー、マンゴー、ニンジン、純ワインビネガーの酢原液の量り売りもある。これらは煮詰めてステーキのソースにしたり、サラダのドレッシングにもできる。
 ●甘酒酢も
 工場で製品を作るかたわら、オークスハート各店を回り酢の魅力を語るのが「酢ムリエ」の内堀光康常務(44)。昨年5月に「酢ムリエ」を商標登録した。
 酢は原料を発酵させアルコールにしたものをもう一度酢酸菌で発酵させて作る。酢は素材に糖分があれば醸造が可能で、同社は日本酒、ビール、焼酎、ワインのプラントを持ち、さまざまなフルーツや野菜から酢を作っている。
 しかし、当初は使い分け方や味の違いがうまく伝わらず、デザートビネガーは1日30本くらいしか売れなかった。内堀さんは熱心に客に語りかけた。「伝道師みたいにマリネにしたり、ヨーグルトにするなど取り入れ方を提案していたら、お客様から(ワインの)ソムリエみたいだねと言われまして。酢ムリエの1人目は私ですが、ナンバー2はご自分たちの楽しみ方を広めて下さるお客様自身です」と話す。
 酢ムリエのお勧めに従い「飲むブルーベリーの酢」を試飲してみた。まずたるから出した原液を口に含むと強烈な酸味にむせるが、果汁が加わるとまろやかなジュースになり、酢とはまるで別のものに感じる。水ではなく牛乳で割ると、とろりとしたブルーベリーヨーグルトのような舌触りのドリンクになる。
 「飲むライチの酢・夏」は口の中に華やかな香りが広がり、「飲むレモン&パッションの酢」はさわやかな飲み心地だ。「今年のレモン&パッションは最高の出来です」と内堀さん。飲んでおいしい季節があるだけでなく、ワインと同様にフルーツの生まれた年によって出来不出来が変わる。
 夏限定の甘酒酢もある。甘酒と聞くと桃の節句をイメージするが、「俳句では夏の季語です。ビタミンBが豊富で、夏に体調を整えるために飲まれていたんですよ」とうんちくをひとつ教えてくれた。ただし、マスクメロンで作ったら奈良漬のような味になってしまったという失敗談もあるらしい。
 ◇健康に良く、調理用抜く
 ●飲用は2倍に
 調理用酢のトップメーカー、ミツカン(本社・愛知県半田市)が、市場調査会社「インテージ」のデータをもとに推計したところ、昨年の食酢の売り上げは687億円。飲用酢が306億円で初めて調理用酢243億円を上回ったほか、もろみ酢が107億円、その他が31億円だった。調理用は01年から約250億円と大きな変動はないが、飲用は02年の157億円からはほぼ2倍に膨れている。
 「飲むお酢」ブームに火をつけたのは「黒酢」と言われる。玄米を原料にして味にコクもあるため健康飲料として定着した。しかし基準がなく、色が黒いだけの黒酢が現れたため昨年、農林水産省が食酢の品質表示基準を改定し、黒酢の基準を定めた。昨年の電通の調査では「話題・注目商品」の5位。ミツカンの「食酢・定期調査」(04年7月)でも「健康食品で最近興味を持っているもの」の3位だった。
 同社は食酢入り飲料「バーモント」シリーズに加え、昨年9月、リンゴ酢に柑橘(かんきつ)系の果汁を合わせた「ス・ノ・モ」を首都圏と北関東で売り出した。同社中央研究所の研究で、食酢15ミリリットル以上を毎日とると1、2カ月後に高血圧の人の血圧が低めになると確認されたことから今年4月、特定保健用食品「マインズ(毎飲酢)」も売り出した。
 さらに同研究所は今年5月、日本栄養・食糧学会で食酢の主成分の酢酸が血中コレステロール値を低下させると発表した。このほか酢の健康機能として▽糖分と一緒にとることで疲労回復を助ける▽素材のカルシウムを引き出しカルシウムの吸収を促進する▽唾液(だえき)の分泌を促し、食欲をアップするなどがある−−なども確認されている。
 酢もさまざま。おいしく続ける酢を始めてみませんか?
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 ◇酢を使ったデザート・ドリンク
 ★ミントサワースムージー(2人分)
 (1)ミントの葉12枚と果糖(なければ砂糖)大さじ6、水1/2カップをミキサーにかける。
 (2)(1)にリンゴ酢大さじ4と氷300グラムを加えてミキサーにかけるとできあがり。
 ★ブルーベリージャムのサワードリンク(10人分)
 (1)ブルーベリージャム200グラム、氷砂糖50グラム、リンゴ酢200ミリリットルを密封できる広口びんに入れ、冷暗所に置く。
 (2)1日1回軽く混ぜ、3日たって氷砂糖が溶けていたら、水か炭酸で4、5倍に薄めていただく。
 ★ゆずジャム黒酢ドリンク(10人分)
 (1)ゆずジャム(またはマーマレード)大さじ2と黒酢大さじ1を混ぜ、冷水3/4カップを注ぎ、よくかき混ぜるとできあがり。=レシピ監修:本多京子さん(医学博士・管理栄養士)
(毎日新聞)

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いきいき生活:水ナスの季節、ジワジワと全国区に (6/29)

これから7月にかけ、出荷の最盛期を迎えるなにわの伝統野菜の代表格「水ナス」。大阪・泉州地域の特産物だが、傷がつきやすいため、長い間、地元だけで消費されていた。しかし、最近は水ナスの漬物が全国配送され、生産量も伸びている。まだの方は一度、お試しになってみては? 【山崎友記子】
 水ナスはずんぐりした卵形で、通常のナスに比べ、皮が薄くて軟らかく、手で握ると水が滴り落ちるほど水分を含む。地元では、戦後のモノ不足の時代にキュウリやトマトと同様に、生で丸かじりして食べられていた。
 JA大阪泉州によると、約20年前から、大阪北部や京都方面など地元外に出荷したが、知る人も少なく、地元の半値以下だったという。
 知名度アップのきっかけは水ナスの漬物。漬物製造業者らが、傷みやすい水ナス漬を工夫し、全国発送が可能になった。95年には、大阪府のEマーク食品(地域特産品)の1号になり、官民あげてのPRが始まった。
 漬物の販売量が伸びるとともに、水ナスの生産も増加。JA全農大阪が扱う水ナスの出荷量は95年の855トンから、昨年は2302トンと2・7倍にも増えた。
 泉佐野市内で水ナスをハウス栽培する日納明さん(59)を訪ねた。妻重子さん(57)、息子の正明さん(31)とともに約20アールの畑から、毎日約1000個の水ナスを収穫、出荷している。少し当たるだけで変色するので、一つずつ丁寧に扱う。
 ハウスものは5、6月が出荷の最盛期。気温が上昇するこの時期、ナスは急成長する。1日採るのが遅れると売り物にならなくなり、収穫は時間との戦いという。ハウスの中は40度近く。日納さん夫婦は「なんぼ暑くても休まれへん」と精を出す。6月後半に入り、ナスの出来は上々。成長のスピードが速いものほど、軟らかくおいしいという。
 JA大阪泉州では、水ナスの生果(20または24個入りで2000円)とぬか漬け(浅漬けで6個入り1400円)を宅配している。問い合わせは水茄子(なす)宅配課(電話0724・62・8181)。
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 ◆おいし〜いレシピ
 水ナスといえば浅漬けだが、焼いたり、ゆでて、ショウガじょうゆで食べてもおいしい。大阪府堺市在住の料理研究家、前田和子さんに水ナスを味わうレシピを聞いた。
 まずは生の食感を味わう「水ナスサラダ」。水ナスと豆腐の水気をよく絞るのがポイント。しょうゆベースのドレッシングであえ、チーズの代わりに削りカツオを使えば和風サラダにもなる。
 「水ナスマーボー」は、水ナスを大きめの角切りにして揚げ、肉だれを上からかけるだけにして、ナスの食感を生かしている。
 ◎水ナスサラダ◎ 
 《材料》(4人分)水ナス1個▽キュウリ1/2本▽もめん豆腐1/2丁▽トマト1/2個▽タマネギ小1/4個▽パルメザンチーズ、オリーブ油、バルサミコ酢、塩、コショウ
 《作り方》
<1>水ナスは縦に四つに切り、3ミリ幅の薄切りにする。濃いめの塩水に10分ほどつけアクを抜き、水気を切る。
<2>キュウリは板ずりし、少しおいてから細長い乱切りにする。
<3>豆腐はよく水切りし、1.5センチ角に切る。トマトも1.5センチの角切りにする。
<4>タマネギは薄く切って水にさらし、水気をよく切る<5>ボウルに(1)〜(4)を入れ、塩コショウする。食べる直前にオリーブ油大さじ2、バルサミコ酢大さじ1〜2(なければレモン汁を同量)をかけ、パルメザンチーズ適量をすりおろしてかける。
 ◎水ナスマーボー◎ 
 《材料》(4人分)水ナス2個▽豚ひき肉100グラム▽青ネギ1本▽ショウガ少々▽ガラスープ、テンメンジャン、トウバンジャン、粉サンショウ、かたくり粉、しょうゆ、油
 《作り方》
<1>水ナスは2センチ角に切り、水にくぐらせ、水分を切ってかたくり粉少々をまぶし、高温の油で色づく程度に揚げる。
<2>青ネギ、ショウガはみじん切りにする。
<3>鍋に油少々を熱し、ひき肉とショウガを炒め、テンメンジャン大さじ1、トウバンジャン小さじ1を加える。
<4>(3)にしょうゆ大さじ1とガラスープ200CCを加え、水溶きかたくり粉適量を入れてとろみをつける。青ネギを散らし火を止める。
<5>(1)の水ナスを皿に盛り(4)をかけ、粉サンショウを振りかける。

(毎日新聞)

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まひ性貝毒:小松島・和田島沿岸のカキから検出、県が出荷自主規制を依頼 /徳島 (6/29)

県は28日、小松島市和田島沿岸で取れた天然のカキから、出荷自主規制値を超える「まひ性貝毒」を検出したと発表した。県は関係漁協に出荷を自主規制するよう依頼するとともに、潮干狩りなどでカキやアサリなどの二枚貝を採取しないよう、県民に呼びかけている。
 県水産課によると、沿岸で県が定期的に行っている検査で今月15日、貝毒の原因となるプランクトン「アレキサンドリウム・カテネラ」を1ミリリットル中586個体検出するなどしたため、カキを15、22の両日に採取して検査した。その結果、22日採取分から自主規制値(1グラムにつき4マウスユニット)を超える4・2マウスユニットの毒性を検出した。
 その後のプランクトン調査では、検出数は激減しており、県は「カキの毒性もいずれ消える」と予想している。【植松晃一】
(毎日新聞)

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暮らしWORLD:この夏、梅酒が人気 さわやか系からこってり系まで… (6/28)

暑い季節こそ「まずビール」と言いたくなるものだが、この夏は若い女性を中心に梅酒がそれに取って代わりそうだ。さわやか系からこってり系まで今、梅酒が人気だ。その魅力のいろいろを訪ねた。【三角真理】
 ◇中元用セットも初登場
 ●梅酒40年
 ずらりと棚に並んだ梅酒、梅干し入りの瓶。梅を漬け続けること40年余りという料理研究家、藤巻あつこさん(84)の川崎市多摩区の自宅には約20平方メートルの梅蔵がある。梅酒の瓶のラベルを見ると古いものは1983年製から、またウイスキーで仕込んだり、小梅や黒糖を使ったものなどそれぞれ個性豊かに約200本もある。「今年はどんな梅酒にしようか、どんなふうに飲もうかと一年中、梅のことを考えているわね」と藤巻さん。毎年200〜300キロの梅を梅干しや梅酒に漬ける。30年ほど前「梅酒はおいしいですけど、この甘さなんとかなりませんか?」と相談を受けたのがきっかけで、さまざまな梅酒づくりを試すようになったという。
 どんなお酒でもできますか。「焼酎のアルコールが35度ぐらい。それ以上の度数ならば大丈夫」。ウオツカ、ウイスキー、ジン、ブランデーはOK。「あとは経費と相談してお好みです」(藤巻さん)。また梅と一緒に漬け込む“変わり梅酒”ならば、「評判がよかったのはプラムの組み合わせでしたね」という。毎年、挑戦しているのはミックス梅酒。今年は小梅、青梅、プラム、ネクタリンと市場に出回る順に瓶に漬け込み、近くアンズを加える計画だ。
 藤巻さんお勧めの梅酒づくりの材料は、焼酎1・8リットルに、梅1・5キロ、氷砂糖400〜600グラム。一般的な梅酒づくりに比べ梅は5割増し、氷砂糖は少なめ。その理由は「梅の実をたくさん使うのはこくを出すためです」という。
 また砂糖を控えめにしたため「梅酒は甘くてだめ」と言っていた人たちが「これはおいしい」と喜んで飲んでくれるようになった。さっぱり辛口がウケる時代に合った梅酒づくりだ。もちろん甘めが好きな人もいる。その場合は、「飲む時にシロップを加えてください」と勧める。梅酒にはそういう応用力もあるのだ。
 ●30種そろった居酒屋
 和歌山、愛媛、鹿児島など各地から梅酒を取り寄せて30種をそろえるのは昨年10月にオープンした居酒屋「三年ぶた蔵」(東京・渋谷)。「焼酎の次は梅酒のブームが来るだろうとみたのです」と同店広報担当の重田委久子さん。読みは当たり、20代の女性グループなどで連日にぎわう。「最近はさっぱり味などいろいろな味があり、食前だけでなく食事と一緒に楽しめます」と、まずは日本酒を使った「千代鶴うめさけ」(683円)を持ってきてくれた。なるほどさわやかだ。その重田さん、「実は私アルコールはだめなんですけど、梅酒だけは母が造っていたので飲めます。私みたいにお酒が弱い人も楽しんでいらっしゃいます」と打ち明ける。お勧めはロックだが、アルコールに弱い人には水割りも作る。
 一番人気は「雑賀梅清酒」(672円)。まろやかな甘さは慣れ親しんだ梅酒の味だ。このほかブランデーを使った「上等梅酒」(557円)も好評。その豊かな香りとほのかな酸味で気分もうっとり。「梅酒は豚の角煮など、しっかりした味付けの料理と合いますね」。来月には梅酒70種をそろえる池袋店をオープンさせる。
 デパ地下にも梅酒の瓶が色とりどり並ぶ。「空前の梅酒ブームです」と東急百貨店東横店和洋酒担当、西山泰弘さん。売り場には4月に比べて2倍の約20種類をそろえている。6月の売り上げは昨年同期の2倍という。「若い女性たちが自宅で楽しむために、と買っていきます。洋酒や日本酒よりも手ごろな値段のものが多いのも魅力でしょう」
 人気は和歌山の完熟南高梅を使った「完熟梅酒樽」(2625円)、黒糖を使った「黒糖梅酒」(1243円)など。三越本店(東京・日本橋)では今年初めて中元用の梅酒セット(3150円と3990円)をそろえた。
 ◇しょうが割りは暑気払いに最適
 さて、せっかくいろいろな梅酒が出回るのだから、飲み方も楽しみたい。「まずは食事の前に少し楽しんでください。これは健康的な飲み方でもあるのです」と勧めるのは大手メーカー「チョーヤ梅酒」(大阪府羽曳野市)広報の森田英幸さん。梅酒に含まれるクエン酸はだ液の分泌を促し、胃や腸の働きを活発にするため、食前に飲むと食べ物の消化吸収を助けるという。食前酒として楽しむのは理にかなっているのだ。また、「黒糖入りなどしっかりした甘みの梅酒はデザート代わりになります」(森田さん)
 梅酒づくりのベテラン藤巻さんにも聞いた。「簡単でおいしいのはこれね」というイチオシはさっぱり味の「ウーロン茶割り」。次に「ジンジャーエール割り」。すりおろしたしょうががピリッと利き、暑気払いに最適だ。そして「豆乳カクテル」。よく冷やした豆乳とあわせるときれいな2層になり、まったりした味わいが楽しめる。
 暑さはこれからが本番。「梅酒の中のクエン酸は疲れのもとになる乳酸を分解し、夏バテ防止になるといわれ、またアルコールなのでリラックス効果もあるといわれます」と森田さん。
 今夜はとりあえず氷を入れてキュッと−−。これで暑さと疲れを癒やすとしよう。
(毎日新聞)

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にいがた経済:バイオマスプラスチックの特性生かし、食器やトレーに /新潟 (6/28)

◇上越のベンチャー企業が生産開始
 間伐材などの生体資源(バイオマス)を利用したプラスチックを製造する上越市バイオマス混練プラスチック樹脂製造施設が市内に完成し、今月から食器やトレーの生産を開始した。同施設は市が建設し、バイオマスプラスチック製造販売のベンチャー企業「アグリフューチャー・じょうえつ」(大野孝社長、本社・上越市)が運営する。
 バイオマスプラスチックは植物を原料にした合成樹脂。同社は間伐材や古々米を粉にし、これとスーパーのレジ袋やパンなどの包装用に使われるプラスチック素材のポリオレフィンまたは生分解性のポリ乳酸などとを混ぜ合わせた粒状の複合素材「アグリウッド」を開発した。
 ポリオレフィンを利用したアグリウッドは、リサイクルが可能なほか、環境ホルモンを排出しないため、給食や食品などの容器に向いている。また、木製品同様に漆を塗ることもできるという。
 一方、ポリ乳酸を利用したアグリウッドは、ゴミ袋や自動車部品、家電製品向けで、使用後の処理で水と二酸化炭素に分解して土に戻るなど、環境にやさしい性質を持っている。
 同社は現在、給食用トレーの製造を行っているが、今後はスーパー向けの食品容器、電子機器向けのプラスチック素材の開発も進める方針だ。【萩原滋樹】
(毎日新聞)

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遺伝子操作コーンの安全性諮問=暫定輸入も併せて検討−農水省 (6/28)

農水省は28日、トウモロコシの未承認の遺伝子組み換え(GM)品種「Bt10」の安全性を内閣府食品安全委員会に諮問した。Bt10は日本に輸入された米国産トウモロコシで混入が相次いで見つかっている。食品安全委は諮問を受け、30日に初会合を開く。
 また農水省は、この諮問に関する結論が得られるまでの暫定的な輸入認可に向けて、Bt10の混入率が1%以下のトウモロコシの安全性を併せて諮問した。Bt10は商業用栽培品種でないが、米国では流通が事実上容認されている。
(時事通信)

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ノロウイルス:感染し21人が下痢、吐き気−−東濃地域の学校 /岐阜 (6/28)

県保健医療課に27日入った連絡によると、東濃地域の学校で20〜26日にかけて21人(生徒15人、教職員6人)が下痢や吐き気の症状を訴えた。
 東濃地域保健所で患者の検便を実施した結果、2検体からノロウイルスが検出されたため、県はノロウイルスによる感染性胃腸炎と断定した。いずれも軽症で全員快方に向かっているという。【式守克史】
(毎日新聞)

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<フグ肝>養殖でもダメ! 食品安全委が佐賀県の主張否定 (6/27)

「養殖法の工夫で無毒化できる」と佐賀県が主張するトラフグの肝について、食品安全委員会のかび毒・自然毒等専門調査会(座長、佐竹元吉・お茶の水女子大教授)は27日、「(食品として)安全性が確保できるというのは困難」との結論をまとめた。佐賀県は同県嬉野町の飲食店でこの「無毒フグ」を提供して町の名物料理にする「ふぐ肝特区」計画を、昨年6月に国に申請していたが、当面は実現しない見通しとなった。
 トラフグの肝は通常、テトロドトキシンなどの猛毒を含む。このため食品衛生法は原則として販売や調理を禁じている。
 佐賀県は、毒はフグが体内で作るものでなく、毒を持つ海水中の微生物などが、餌を通じてフグの体内に蓄積して生じると主張した。この理論に基づき、無毒化のために2種類の養殖法を考案。各方法で養殖したフグ計5000匹について「1匹も毒はなかった」とのデータを調査会に提出していた。このうち、特区で使う予定で、ろ過した海水を使って陸上の水槽で育てる「陸上養殖法」で無毒化されたフグは1000匹だった。
 しかし、調査会は▽フグが毒を持つ仕組みは(佐賀県が言うほど)十分に分かったとはいえない▽この養殖法で恒常的に無毒化できるのかどうか判断が難しい▽安全性確認のための実験データも不十分――などを理由に、安全とはいえないと結論づけた。同委員会は今後、この結論を厚生労働省に答申する。
 ふぐ肝特区を担当している佐賀県政策監グループは「厳しい審議結果になった。今後、さらに無毒化のデータを蓄積して再挑戦したい」と話している。
(毎日新聞)

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高血圧:30歳代の単身赴任や独身男性、家族と同居の3.6倍−−外食中心で塩分過多 (6/27)

◇30歳代の単身赴任や独身男性、家族と同居している男性に比べ−−外食中心による塩分過多
 30歳代の単身赴任や独身男性は家族と同居している男性に比べ、高血圧(最高血圧140ミリHg以上、最低血圧90ミリHg以上)の割合が3・6倍に上っていることが、中電病院(広島市)の調査で分かった。外食中心による塩分のとり過ぎが原因とみられ、野菜や果物を多く食べるように心がけることが大切という。
 同病院の平賀裕之・内科副部長らが、中国地方にある企業の男性社員1570人(単身217人、家族同居1353人)を対象に調査した。高血圧の割合をみると、30歳代で単身14・9%、家族同居4・1%、40歳代で21・4%と13・8%、50歳代で27・6%と23・2%。若年層ほど差が大きかった。
 一方、カロリーのとり過ぎが原因の肥満や糖尿病は、単身と家族同居で差はほとんどなかった。また、同時に実施したアンケートでは、単身者は野菜や果物の摂取が家族同居より少なく、コンビニエンスストアの弁当やスーパーの総菜など、味付けの濃い食事を多くとる傾向がみられた。平賀副部長は「塩分の高い食事が高血圧の原因になっている」と分析した。
 単身者はどのような点に注意したらよいのか。
 日本高血圧学会の高血圧治療ガイドラインでは、1日の塩分摂取量は6グラム未満。平賀副部長は「日本人は平均して11〜12グラムを摂取しており、いきなり6グラムにするのは無理。予防という観点なら10グラム以下が一つの目安となる。まずは意識的に野菜や果物を多く取り、運動を心がけること」と助言する。野菜や果物には血圧を下げるカリウムが多く含まれており、運動も血圧を下げる効果があるからだ。「自分の健康を守る」という意識付けには自炊も有効。「公民館などでの調理実習に、社員が積極的に参加するような働きかけができないか」と提案する。
 大阪府立健康科学センターの北村明彦健康開発部長は「企業は健康診断の機会などを活用し、社員にバランスよい食事の心がけを説く工夫をしてほしい」と話す。【宇城昇】
……………………………………………………………………………………………………
 <高血圧予防 単身者の注意点>
・味付けの濃いできあいの食事を控える
・塩分の1日摂取量の目安は10グラム以下
・意識的に野菜や果物を多く食べる
・バランスの良い食事を心がける
・運動は血圧を下げる。積極的に体を動かす・健康を守る意識付けに自炊も有効
・公民館などの調理実習に参加

(毎日新聞)

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食の安全・安心確保へ計画検討 草津市 AP策定委が初会合 (6/27)

 滋賀県草津市は27日、食の安全、安心の確保を進める実施方法や行動計画を検討する「市食の安全アクションプログラム策定委員会」を発足させ、初会合を市役所で開いた。
 同市は、食品表示偽装や牛海綿状脳症(BSE)などが社会問題化したのを機に、食に対する安全確保に着手した。今年3月、学識経験者らでつくる第三者機関「草津市食の安全市民委員会」からの提言を受け、策定委員会の設置を決めた。
 同策定委員会は、学識経験者や飲食業関係者の代表、3人の公募市民ら10人で構成する。9月初めまでに会合を3回開き、市民委員会が提言した▽消費者や事業者の自主的な取り組みを促す推奨、認定制度▽食育の推進▽食品ウオッチャー制度−などの施策を実行に移すための5年間の計画を検討する。
 この日の会合では、建山和由立命館大教授を委員長に選んだ後、提言内容や実行に移すための課題をチェックするなどした。
(京都新聞)

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「鶏肉や鶏卵は安全」 食品安全委員長が談話 (6/27)

 内閣府食品安全委員会の寺田雅昭委員長は27日、茨城県水海道市の鳥インフルエンザ感染を受け「鶏肉や鶏卵を食べることで感染した例は世界的に報告はない。現在のところ鶏卵や鶏肉は安全と考えている」との談話を発表し、国民に冷静な対応を求めた。
(共同通信)

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北海道・様似町の特養O157:施設長「責任を痛感」−−道、衛生管理徹底を指導 (6/27)

日高管内様似町の特別養護老人ホームの入所者ら24人が下痢などの症状を発症し、うち女性2人が26日、死亡した。病原性大腸菌O157が原因とみられるが、感染経路は分かっていない。同施設の施設長は「責任を痛感している」と沈痛な表情で語り、道は同施設に対して衛生管理を徹底するよう指導した。
 同施設によると、入所者9人に下痢やおう吐、血便が続き、23日、地元の病院や浦河保健所に連絡した。施設長は「食中毒か感染症ではないかと思った」という。入所者の食事は職員6人が用意しているが、毎年4〜9月は、食中毒予防のため生野菜や生魚は加熱調理をしていたという。
 同施設は90年4月に設立。現在、66〜102歳の53人が入所している。死亡した2人は2〜5年前に入所。2人は歩行が困難だったが、比較的元気だったという。施設長は「大変ショックを受けている。原因は分からないが、施設内でこのようなことが発生したことに責任を感じている。2人や遺族に申し訳ない気持ちでいっぱいだ」と声を落とした。
 これから食中毒などが増える時期に入る。道によると、今年道内でO157に感染した人は13人(26日現在)。道保健福祉部は「(食事を取り扱う施設は)職員や従業員のうがいや手洗いを励行し、調理施設などの消毒に気を配ってほしい」と注意を呼び掛けている。【武内亮、笈田直樹】
(毎日新聞)

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甘味:健康志向でも食べたい! スイーツ素材に海苔、おから (6/27)

 伝統的な健康食材で作られるスイーツ(甘味)が増えている。その中には、思いがけない組み合わせや味わいもある。健康志向でスイーツ好きな女性の願望を満たす、さまざまな甘味を探った。【斉藤希史子】
 「海苔(のり)のラ・メールマンジェ」……料理の得意な“カリスマ主婦”、大崎真子さんが考案したデザートだ。ババロアに似たフランス菓子「ブラマンジェ」に、海苔を加えた。「潮の香りとクリームが絶妙に溶け合い、ウニに似た豊潤な味わいです」
 海苔の栄養価は高く、1日に必要なビタミンAやB、鉄分が全型(21×19センチ)2枚で摂取できる。チーズとも相性がよいので、しけた海苔の活用法として、キッシュ(パイ料理)を焼く前にちぎって振りかけるのもお薦めだ。
 ◇ヨーグルトに酢
 森永乳業(東京都港区)は「りんご酢のヨーグルト」を、28日に発売する。開発担当の横内直子さんによると、酢は海苔同様、「もっと摂取したいが、料理法が限られている」食材。「ヨーグルトとの組み合わせで、新たな食べ方を提案したい」と話す。
 大豆も意外にスイーツとの相性がよい。老舗豆腐店「越川食品」(東京都品川区)の隠れた名物は「ドーナツ」だ。店主の中沢昭二さん(59)が、おからを揚げて作る。
 豆腐店は毎日おからを大量投棄する。利用法を模索していた中沢さんは4年前、小麦粉の代わりにおからを使う菓子を紹介する新聞記事を読み、試しにドーナツを作ったところ口コミで大評判に。1日200個が売り切れる。
 昨年は「豆乳の杏仁(あんにん)豆腐」を商品化。小麦粉や牛乳のアレルギーがある子どもたちも安心して食べられる。ドーナツは5個315円(火〜金曜のみ)、杏仁豆腐は1個100円。取り寄せも可。問い合わせは同店(電話03・3783・0293、日祝定休)。
 こうした健康的なスイーツのブームについて、イタリア料理店「アッラ・クチーナ・デル・ソーレ」(東京・千駄ケ谷)のシェフで野菜スイーツの第一人者、伊崎裕之さんは、「健康志向の半面、人は甘みへの欲求を断ち切れない」と見る。「お薦めしたいのは、フルーツトマトのシロップ漬け。さわやかな甘さで、手軽に作れます」と話す。
……………………………………………………………………………………………………
 ◇海苔のラ・メールマンジェ
 《作り方》(4〜5人分)
<1>板ゼラチン6グラムを水で戻す。
<2>海苔2枚はミキサーに40〜50秒かける。
<3>鍋に牛乳250CCと生クリーム100CCを入れ、グラニュー糖30グラムを加えて溶かし、60度まで温める。
<4>火を止めて(1)を加え、よく混ぜる。
<5>ボウルに移し冷水に当て、さらに混ぜ、少しとろみがついたら(2)を加える。
<6>混ぜても海苔が沈まなくなったら型に入れ、冷やし固める。
<7>生クリームなどで飾る。

(毎日新聞)

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’05記者リポート:体にやさしい食事「マクロビオティック」 /富山 (6/27)

◇栄養バランス、味にも満足
 ◇食生活見直す機会に−−生活習慣病予防、ダイエットに効果
 「マクロビオティック」をご存じだろうか。うなずいた方は、かなりの健康通。簡単に言えば健康食の一種で、精白しない雑穀、玄米を主食に、旬の野菜を無添加のみそやしょうゆで調理。動物性のものは控えるといった“体にやさしい”食事のこと。地方ではまだ知名度は低いかもしれないが、大都市ではホテルのメニューに登場したり、専門店も次々とオープン。それでも富山県内の書店の本棚では、専門コーナーが登場するなどひそかなブームともなっているようだ。その一端を紹介すると……。【青山郁子】
 ■昔ながらの食事
 「大きな」を意味するマクロと、「生命術」を意味するビオティックを合わせた言葉で、京都出身の桜沢如一(ゆきかず)氏(1893〜1966)が提唱。まず欧米で広まり、最近日本に逆輸入された。肉や魚、乳製品を控え、穀物、野菜、漬物を食べ、飲み物は番茶。たんぱく質やカルシウムは、玄米や豆類、ゴマなどの植物性食材で摂取する。つまり日本人の昔ながらの食事スタイルに近い。
 現在の日本人に不足している食物繊維が豊富で、動物性脂肪が原因といわれる生活習慣病を予防し、ダイエットにも効果抜群ということで、欧米では既にポピュラーとなっているという。さらに、野菜には無駄なものなどないという「一物全体」、大地と人とはつながっているという「身土不二」の2大原則や、食物を陰と陽に分けてバランスよく取るという少々複雑な分類などもある。
 私の場合、昨年から挑戦しているダイエットの一環で最近知った。「アメリカのセレブの間では常識」という一言にひかれ、本を買い込んではみたものの、ものぐさな私でなくとも一般人にはほとんど無理っぽい。でも体にいい物は食べてみたい。ということで、北陸で唯一マクロ料理が食べられるという「健康食工房たかの」(金沢市三口新町、076・263・7730)を訪れた。
 ■きれいになる?
 食べたのは「きれいになるセット」のデザート付き2000円。メニューは(1)サラダ(根っこ付き葉物野菜と糸寒天)(2)とうふのみそ漬け(3)ひじき煮(4)ダイコンのぬか漬け(5)ズッキーニの花に雑穀だんご(キヌア、押し麦、モチキビなど8種類)を詰めた揚げ物、ヒエのとうふなどのメーン料理(6)豆乳のグラタン(7)ごまどうふ(8)薄揚げのみそ汁(9)玄米ごはん(イセヒカリ)とごま塩(珠洲の塩使用)(10)アセロラジュース(11)有機グレープと吉野??のムース(12)チコリコーヒー−−以上12品。
 料理を作るのは高野保之さん(41)。もともと和食の料理人だったが、子どもが軽いアトピーにかかったのを機に、東京のマクロセミナーを受講し00年に開店した。野菜は自分の畑で栽培し、他の食材はマクロ専門業者から入手している。
 ■体が洗われる
 高野さんによると、完ぺきに実践している人はほとんどおらず、「下手にこだわると続かない」。オープン当初は魚なども使っていたが、金沢の人は保守的で原則を重んじる傾向があるので、今では完全に野菜中心。お客さんは栄養士、教師、アトピーの子どもを持つ家族連れが多い。「砂糖、乳製品、化学調味料、動物性食品などのアレルゲンがないので、安心」と好評で、常連客も。
 メニューはほかに玄米ドリア、野菜グラタン、玄米チャーハンなど。味付けも上品だ。午後3時に食事して午後9時になってもおなかがすかず、腹持ちも抜群だ。まさに体の中が洗われるような食事であった。
 同店は日曜定休。ホームページ(http://mizu4yo9.hp.infoseek.co.jp/)ではレシピも紹介している。
 ■お墨付き
 同行してもらった塩原紘栄(つなえ)・富山短大教授(65)=小児栄養学=によると、雑穀や大豆、ゴマなどはたんぱく質、脂質も多く、ミネラルやビタミン豊富で栄養上のバランスもいい。特に玄米は、よくかんで味わって食べられるので「精神的、肉体的にもリラックスできる」のだそう。一方で、グラタンや油を使った料理もあり「味にも満足できるよう考えてある」と、お墨付きをもらった。
 やはり健康は食事が基本。健康診断結果が不本意だった人や、おなかの周りが気になるという人には、お勧めだ。しかし自分で実践する余裕もなく、近くに専門店もない人がマクロビオティックを実行するのはかなり困難。それでも栄養のバランスを考えたり、体にいいものを選ぶというぐらいならできるはず。ここまでいかないまでも今一度、食生活を振り返ってみるのも大切なことかもしれない。
(毎日新聞)

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わかやま医療最前線:小児アレルギー 症状と食事の因果関係よく見極めて /和歌山 (6/26)

◇ぜんそく、専門医の丁寧な診断必要−−国立病院機構南和歌山医療センター小児科医長・土生川千珠さん
 乳幼児が発症するさまざまなアレルギーは、母親はじめ家族にとって、大きな不安とストレスになる。安心して治療を受けるためのアドバイスも交え、食物アレルギーとぜんそくの治療について、田辺市たきない町の国立病院機構南和歌山医療センター小児科医長の土生川千珠さん(39)に語ってもらった。
 ■食物アレルギーは検査で診断
 幼い子どもは腸の消化能力が未熟です。そのため、たんぱく質が十分消化されないまま、体内に吸収されてしまいがちです。すると、アレルギー反応が起きることがあります。症状は湿しん、じんましん、下痢、ショックなどさまざまです。
 子どもがアレルギーを起こすと、お母さんは原因をすぐに自分で決めてしまいがちで、例えば、「卵アレルギーだと思って、卵をやめました」というケースもよくあります。しかし、症状と食事の因果関係をよく見極める必要があります。小児科でアレルギー検査による診断を受けましょう。
 ■除去食療法は必要最小限に
 食物アレルギーは主に、食事から原因食物を取り除いた食事療法(除去食療法)で治療します。乳製品を除去する場合は、離乳食期の後半に母乳を飲む量が減るため、カルシウム不足に注意して下さい。また多品目を除去する場合は、全体の栄養のバランスが崩れる心配があります。したがって、除去食療法は必要最小限にとどめることが重要です。
 医療機関によっては、栄養士が一人一人の子どもの身長、体重、栄養摂取率を計算してメニューを作るほか、代替食品を紹介したり、旅行や外食時の食事の取り方などを指導しています。最近は、地域社会との連携も進んでいます。例えば、小児科医が給食スタッフや保育士の人たちと話し合い、給食メニューを決めたりスキンケアをしている地域もあります。
 ■原因食物の摂取再開は医療機関で
 食物アレルギーは成長に伴って軽快します。なるべく早く治療を終了できるよう、まず1歳時にアレルギー検査をします。軽症と分かれば、早いうちに除去食療法を終わらせます。原因食物の摂取を再開する際には、自宅では危険と不安が伴う場合もあるので医師の指示に従うようにして下さい。
 ■ぜんそくは気管支の炎症が原因
 子どもに増えている病気に、ぜんそくがあります。空気の通り道である気管支が、慢性的に炎症を起こして狭くなり、息苦しくなる状態(発作)を繰り返す病気です。めったに発作を起こさない子どもでも、検査をすると気管支が狭くなっていることがあります。
 発作が起きると、呼吸の度に「ゼイゼイ」「ヒューヒュー」と笛を吹くような音がします。他のアレルギーとは無縁だった子どもでも、風邪をきっかけに、夜間にせきが長く続いたりいびきをかくようになるなど、ぜんそくを発症する場合があります。ぜんそくはちくのう(副鼻腔(くう)炎)を合併している場合もあり、専門医による丁寧な診断が必要です。
 ■より安全な在宅吸入治療
 適切な薬で長期に治療すれば、スポーツなども問題なくできるようになり、成人までに過半数は症状が発作が起きなくなります。
 薬による治療は内服、吸入の二つの方法があります。大きな役割を果たすのが在宅吸入治療で、主治医の指示を守れば内服より安全な方法と言えます。吸入器と補助器具を使えば年少児でも安全に治療できます。
 ぜんそくは発作がない時でも気道には炎症が残っていますから、発作が起きなくなっても、すぐに治療を中止して良いわけではありません。治療の終了前には、気道の状態を検査することが必要です。
 ■生活に合った治療法を
 女性は家庭や仕事場などのさまざまな環境で、不安とストレスを抱えながら子育てをします。子どもを授かり母となった日の喜びや、子育ての楽しみは掛け替えのないものです。それらが子どものアレルギーなどの病気で損なわれないよう、自分の生活に合った治療法を専門医や地域社会と一緒に探していくことが大切です。
(毎日新聞)

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台湾、米国産牛肉の輸入を再禁止 (6/25)

【台北=石井利尚】米農務省が2頭目となるBSE(牛海綿状脳症)感染牛を確認したのを受け、台湾当局は25日、いったん解禁した米国産牛肉の輸入を同日から当面、禁止する緊急措置を発表した。
 台湾当局は2003年12月に輸入を禁止したが、2005年4月16日、生後30か月以下で、脳や脊髄(せきずい)などの危険部位が除去された牛肉の輸入を再開していた。
 台湾・行政院(内閣に相当)は、4月以降に輸入した米国産牛肉は「専門的な検査を経ており、安全面での心配はいらない」と、冷静に対応するよう住民に呼びかけた。台湾は、世界第6位の米国産牛肉の消費市場。台湾の消費者団体などは、日本に先立ち輸入再開を決めた当局を批判していた。
 吉野家の現地法人・台湾吉野家は6月1日から、牛丼販売を約1年3か月ぶりに再開しており、「販売は続ける予定」としつつも、「今後の情勢を見て判断していく」と述べている。
(読売新聞)

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食品成分検査ミスで誤表示 厚労省所管の団体 (6/25)

厚生労働省所管の財団法人「岐阜県公衆衛生検査センター」(岐阜市)は25日、愛知県と岐阜県の食品業者計120社から委託された牛乳などの栄養成分検査でミスがあり、誤ったナトリウム値を報告していたと発表した。
 食品業者はこの報告に基づき、国の基準値を超えるナトリウム値を表示した製品を出荷。全国の市場に流通したという。
 同センターは「製品に実際に含まれるナトリウムは国が定める基準内に収まっており、人体に影響はない」としている。
 厚労省指定の石英ガラス製のビーカーを使用せず、普通のガラス製のビーカーで検査をしたことが原因。食品の成分とガラスが化学反応を起こし、ガラスのナトリウムが溶け出したため数値が高くなったとみられる。
(共同通信)

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食中毒:仕出し弁当で36人が症状−−東山の飲食店 /京都 (6/25)

東山保健所は24日、東山区橋本町の飲食店「A」の仕出し弁当を食べた36人が食中毒になったとして同日から3日間の営業停止にした。
 同保健所の調べでは、19日に同区内で行われた法事に出席し同店の仕出し弁当を食べた46人のうち36人が、20日未明から21日朝にかけて腹痛や発熱などの症状を訴え、2人が入院。患者3人の便からサルモネラ菌を検出しており、同店の弁当による食中毒と断定した。【石川勝義】
(毎日新聞)

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イネの収量決める遺伝子=「増産コシヒカリ」試作成功−名古屋大、理化研など (6/23)

イネの種子の量を左右する遺伝子を特定し、交配により収量をアップさせたコシヒカリを作ることに、名古屋大と理化学研究所、ホンダの共同研究グループが成功した。直接的に収量増加につながる遺伝子の発見は初めて。24日(日本時間)、米科学誌サイエンス電子版に発表した。
 遺伝子組み換えを行っていないため、直ちに実用も可能。遺伝的に近い小麦やトウモロコシなど他の穀類にも応用できる可能性があり、世界的な食糧不足への対策として期待される。
 研究グループは、コシヒカリと、背が低く粒数が約2倍のインディカ米「ハバタキ」との差異を調べるため、両種を掛け合わせた品種を作り遺伝子を解析。収量を左右する遺伝子「OsCKX2」を突き止めた。 
(時事通信)

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料理教室:琵琶湖の在来魚保護へ、ビール手に外来魚試食−−彦根 /滋賀 (6/23)

「琵琶湖を食す!ビールと料理のコラボレーション」と銘打った料理教室(実行委主催)がこのほど、彦根市の彦根商工会議所大ホールであり、公募した主婦や商店主、サラリーマンら約100人が琵琶湖でとれたブラックバスやブルーギルの料理を試食した。
 外来魚を食して、ニゴロブナやホンモロコなど琵琶湖の在来魚保護への関心を高めようという催し。実行委が県や県漁連、彦根商工会議所、キリンビールなどの協力を受けて企画した。
 会場では、調理師がブラックバスとブルーギルを紹介した後、三枚におろしたブルーギルをから揚げに、ブラックバスはカレームニエルにして試食した。
 草津市沖の琵琶湖でとれた外来魚計約400匹分が用意されたが、すべて食べ、参加者は「淡泊でおいしい」「ビールによくあう」などと話し合っていた。【松井圀夫】
(毎日新聞)

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<容器包装リサイクル>法改正で事業者の負担拡大へ 環境省 (6/23)

容器包装リサイクル制度の法改正で、環境省は23日、容器包装メーカーや小売店などの事業者の負担拡大や、レジ袋の有料化方針を正式決定した。中央環境審議会が同省の中間報告案を了承したもので、同省では今後、経済産業省と調整しつつ国民からの意見も募集し、今秋までに具体的な制度づくりや法改正作業を行う。
(毎日新聞)

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【香港】食品表示、第1弾は07年7月義務化 (6/23)

香港政府食物環境衛生署は20日、2004年7月9日に制定された「加工食品成分表示法」の食品関連業者向け説明会を実施した。07年7月までに表示が義務付けられているのは、「アレルギー物質」「食品添加物」「賞味期限」の3つ。輸入業者などの間からは「輸入先によっては、アレルギー物質に関する情報が得にくく表示が難しい」との不安の声が上がっている。日系企業も食品添加物やアレルギー物質の指定が日本と異なるため、今後の動向に注目が集まっている。【香港編集部・田村紀子】
 会場には食品製造業者や小売業者など約280人が集まった。説明会では、食物環境衛生署の係官が加工食品に課せられる3つの表示義務「アレルギー物質」「食品添加物」「賞味期限」について説明した。アレルギー物質や食品添加物について、今後輸入業者や小売店は、製造工場に対する調査や確認を求められているという。
 ■アレルギー物質は具体名を
 アレルギー物質表示の徹底は、特定のアレルギー体質を持つ者の健康危害の発生を防止するのが目的。
 今回表示が義務化されたアレルギー物質は8品目。「アレルゲン(アレルギーの原因)を含む可能性がある」などといった抽象的な表示は認められず、必ずその物質名を表示しなければならない。また、アレルギー物質の別記も認められず、必ず食品成分表示表一覧の中に入れる。ただし一覧に記載した上で、別記としてアレルギー物質の含有食品であることを表記する場合は認められている。
 添加物に関しては、効能と物質名、もしくは食品添加物の国際番号となっているINS番号か欧州連合(EU)で用いられているE番号を記載する。例えば、Preservative(防腐剤)のBenzonic acid(安息香酸)の場合、可能な表記は◆Preservative(Benzonic acid)◆Preservative(E210)◆Preservative(210)――の3通り。なお、添加物の名称を記載した場合でも、「Preservative」などの効能を省略した「Benzonic acid」のみの記載は認められていない。
 賞味期限は年月日の並び順は自由とされたが、アラビア数字が年月日のどれにあたるものか分かりやすくするため、アラビア数字の横に英文と中国語により「年」「月」「日」を表記するなどとなっている。
 ■「準備が間に合わない」出席者
 説明会出席者からは、具体的な実例を上げた取り組み方への質問が集中したが、中には「中国本土やタイ、マレーシアから輸入する食品は情報が乏しく、食品表示が難しい」「個別に検討が必要な例も多く、07年7月9日の施行では準備が間に合わない」などの意見も出た。これに対し、食物環境衛生署の係官は「輸入先といい関係が出来ていれば、情報収集は難しくないはず」「個別例はその都度検討していくが、まずは大枠で決定しないと話が進まない」などと突っぱねた。
 ■対応迫られる日系企業
 明治乳業香港の福島重郎社長はNNAの取材に対し、「説明会に出席したスタッフから、政府案もまだ煮詰まっていない部分があると聞いている。(政府案がクリアになるのを)もう少し待ってみてから対応を考えていく」と話した。法案改正により必要な経費等はまだ具体的に算出していないという。
 市場別にパッケージを製造することにより、コストが増すことは確実。その他に、製造するパッケージは、1つ当たりのロットがある程度の大きさで決まっているため、一定量の販売を見込めない商品は、取り扱いが不利になる。同社長は「(法施行後に)取扱商品の見直しは必須」としている。
 ロットの小さな高級食品などで、これまで香港で購入可能だったものが、店先から消える可能性もありそうだ。
 また、日系企業にとっては、添加物についての規定が日本と香港で異なることも問題。食品卸会社、環太平洋集団の織田証ディレクターは「例えば、日本の駄菓子に使っていた着色料が香港では使用不可になっているというケースもある」という。
 アレルギー物質に関しても、日本では、卵・乳・小麦・そば・落花生の5品目の「表示義務品目」、鶏肉や豚肉、まつたけなどの「表示推奨品目」の20品目を指定。ただし、香港では指定食品が異なるため、香港市場向けの取り組みが必要だ。
 説明会で出席者からの指摘があった中国本土や東南アジアからの輸入品のケースについては、同ディレクターも「確かにそうした地域では添加物やアレルギー物質の十分な情報を得ることが難しいだろう」と懸念を示していた。

(NNA)

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「竹塩」づくり成功 南信州ブランドで販売へ (6/23)

【長野県】飯田市で竹炭生産をしている男性らが、竹筒に詰めて焼いた「竹塩」づくりに成功した。竹塩は、普通の塩よりもミネラル分が豊富なうえ遠赤外線の効果もあり、男性らはベンチャー企業を設立して、南信州ブランドの竹塩として、本格的な生産販売に乗り出す。
 竹の成分を添加した竹塩は、普通の塩よりマグネシウムやカリウムなどが多く、味もまろやか。硫黄のにおいがするのが特徴。韓国では古くから作られ、健康食品として料理に利用されるほか、素肌にすり込むマッサージなどにも使われているという。
 竹塩づくりに成功したのは、同市駄科の竹炭工房経営大沢兼光さん(59)と同市松尾明の食品卸会社経営秦野忠良さん(65)。
 大沢さんは3年前から自宅の窯で竹塩づくりに挑戦し、さまざまな種類の塩で試行錯誤していた。秦野さんが料理店などで好評な中国産の岩塩を扱っていたことから、昨年6月からこの岩塩を使い、共同で取り組むことになった。最初に大沢さんが県工業試験場に少量の竹塩を持ち込み、ミネラル分の豊富なことや遠赤外線効果を確かめた。
 今年3月には、大沢さんが竹炭を作る要領で、別の塩も含めて250キロを生産。うまくいったことから、5月初旬から直径12センチほどのモウソウ竹105本に岩塩500キロを詰め、40日以上焼き、今月21日に竹筒の形に固まった塩を取り出すのに成功した。
 大沢さんと秦野さんは、秦野さんの会社の一部門としてベンチャー企業「南信州まるは竹光開発技研」を設立。来月には地元の食品メーカーなどを招いて試食会を開くなどしてPRする方針だ。 (中西 康)
(中日新聞)

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O157:県内2保育施設で6人が感染−−いずれも回復 /宮崎 (6/23)

県は22日、今月に入って小林、高千穂両保健所管内の二つの保育施設で、園児ら計6人が病原性大腸菌O157に感染したと発表した。いずれも回復しているという。保菌者との接触感染の可能性が高いという。
 健康増進課によると、17日、血便や発熱などの症状で入院していた女児(1)がO157に感染していると、小林保健所に届け出があった。同じクラスの園児29人を検査したところ、15人が下痢などの症状を訴え、3人からベロ毒素が検出され、うち1人はO157だった。
 また18日には、10カ月の男児がO157に感染していると高千穂保健所に届け出があった。男児の通う保育施設の園児83人と職員4人を調べたところ、園児3人と職員1人からベロ毒素が検出され、園児1人以外はO157に感染していた。
 今年に入ってから、O157を含む腸管出血性大腸菌感染症の届け出は23人(6月21日現在)。昨年は48人だった。【関谷俊介】
(毎日新聞)

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縄文人は豊かな食生活、マグロも食す 米原・入江内湖遺跡から骨 (6/23)

入江内湖遺跡から出土したマグロの脊椎骨
   滋賀県教委は23日、米原市入江の「入江内湖遺跡」から、縄文時代のマグロの骨や球根、シカの角製釣り針などが出土したと発表した。同時代の内陸部の遺跡からマグロの骨が出土したのは西日本で初めて。淡水魚や木の実に加え、マグロも食卓にのったとみられ、多様で豊かな食生活を送っていた縄文人の姿が浮かび上がる。
 出土したのは▽縄文時代早期−後期(6500年−4000年前)のマグロの脊椎(せきつい)骨1点(長さ2・5センチ、直径4センチ)とコイやフナ、ナマズなど淡水魚の骨など多数▽同中期末−後期(約4000年前)の釣り針6本▽同前期(約5500年前)の炭化したユリ科の球根−など。
 マグロの骨は、貝塚から出土した例は多くみられるが、同遺跡のように貝塚のない内陸部から出たのは全国的にもまれという。脊椎骨の大きさから体長1・5−1メートルと推定される。琵琶湖周辺の縄文人が若狭や伊勢などの海岸地域と交流、多様な食物を手にしていたことをうかがわせる。
 釣り針はイノシシの牙製(長さ3センチ、幅1センチ)1本とシカの角製(長さ3・9センチ−2・4センチ、幅1センチ−0・6センチ)5本。1本を除きほぼ完形で、いずれも内側にアグと呼ばれる「かえり」があるのが特徴。関西では最古級。
 炭化したユリ科の球根はノビルなど3−6個。土器内で焦げて固まった状態。クリやドングリのような堅い殻を持たない球根類が残存する例は極めて少なく、縄文人の食生活の広がりを知る貴重な資料という。
 出土品は6月24日−7月10日、安土町下豊浦、県立安土城考古博物館で展示される(月曜休館)。26日午後1時半から同博物館で説明会がある。
 ■入江内湖とは
 入江内湖遺跡JR米原駅西側に広がる東西2キロ、南北2・5キロの縄文から平安時代までの複合遺跡。これまでに縄文前期の漆塗り木製容器、丸木舟や古墳期の鉄製ヤスなどが出土している。1940年代までは低湿地帯だったが、戦時中の食糧増産のため干拓された。
 ■泉拓良京都大文学研究科教授(縄文考古学)の話
 マグロの骨は、食料の迅速で広域的な流通や保存技術の普及を示し、釣り針は琵琶湖などで多様な漁法があったことを示している。縄文研究に重要だ。
(京都新聞)

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添加物:輸入食から、基準2倍以上の漂白剤−−県食品安全課検査で /群馬 (6/23)

県食品安全課は22日、「食品表示ウオッチャー」による食品安全試買検査で、中国産の輸入食品「伝承本造り 煮豆うぐいす豆」から食品衛生法で定めた基準値の2倍以上の漂白剤(食品添加物、二酸化硫黄)が検出されたと発表した。販売店は20日から県の指導で販売を自粛している。
 同課によると、吾妻郡内のスーパーで販売されていた500グラム入りで透明の樹脂製袋詰めの煮豆(248円)。中国・青島市の富士屋食品有限公司が製造し、千葉県浦安市の「大和食糧」が中国から輸入した。同スーパーでは6日に40袋入荷し、12袋を販売したという。千葉県は21日、輸入業者に回収命令を出した。
 試買検査は10日に同スーパーで実施。県が一般消費者に委嘱している食品表示ウオッチャーが同煮豆やワイン、漬物、うどんなど13品目を選び、県食品安全検査センターが食品添加物などを調べた。煮豆から二酸化硫黄が基準値0・1グラムを上回る0・22グラムを検出。今回のケースでは人への影響はないという。
 同検査は02年秋から実施。昨年は140品目を検査し違反は1例あった。今回で違反は2例目。今年度は185品目の検査を予定している。【山田泰蔵】
(毎日新聞)

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食中毒:弁当で、県内外の218人が症状 /滋賀 (6/23)

草津市の給食弁当製造会社「A」で調製された弁当を食べた人たちが食中毒症状を訴え、県は22日、同市青地町の同社工場で21日に作られた弁当を原因とする食中毒と断定、同工場を23日から5日間の営業停止処分にした。発症者は県内外で計218人にのぼり、22日午後4時現在、20人が入院している。
 県によると、弁当は21日に2種類8555食が、県内や京都府の営業所を経由して2931事業所に配達された。症状を訴えた人は、県内では守山、草津、大津など16市町の79人。県外は京都府の115人が最多で、他に大阪府、兵庫県、三重県、奈良県の4府県合わせて24人。入院者の症状はいずれも重くないという。症状などから、県は黄色ブドウ球菌が原因と推定している。【小松雄介】
(毎日新聞)

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故郷に残したい食材−−全県 /大分 (6/23)

東京の社団法人「農山漁村文化協会」が全国から募集した04年度「故郷に残したい食材」(115点)に県内から、みとり豆▽耶蘇芹(やそぜり)▽さといもの日田1号▽海藻のくろめがこのほど選ばれた。
 各地域で伝統的に栽培、採集され、地域の個性的な食材を発掘するのが狙い。みとり豆は、宇佐地方でお盆に赤飯に入れて炊く風習があるという。耶蘇芹は竹田市や湯布院町に自生する野草で、日田1号は日田地方のやや細長い形をしたさといも。県沿岸部では、くろめを刻んでご飯にかけて食べるという。問い合わせは、県安全流通室(097・536・1111、内線3656)。【藤原弘】
(毎日新聞)

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ちびっこ体験塾:日本の米文化を見直そう−−伊勢のNPO法人五十鈴塾が開催 /三重 (6/23)

◇かまどでご飯炊き、など
 日本の米文化、食生活を見直そう−−と、伊勢市宇治浦田、NPO法人五十鈴塾が、来年3月まで、小学生を対象にした「ちびっこ体験塾」を開催する。15〜25人のグループで、かまどでご飯炊きなどをする児童を募集している。
 同塾は、伊勢神宮・内宮への参拝者でにぎわうおはらい町通りに、木造2階建ての中央舎、右王舎、左王舎の3棟を建設、02年9月にオープンした。右王舎の土間には、今では滅多に見られなくなった人力で水をくみ上げる井戸や、鉄釜でご飯を炊くかまどなどを備えている。
 ちびっこ体験塾は昨年に続く企画。かまどのご飯炊き、炭をおこし七輪を使った魚の干物焼き、みそ汁・おにぎり作りと、かつての日本の暮らしを体験する。時間は、午前10時〜午後1時。参加費は材料費を含め無料で、予約が必要。
 同塾では「日本の伝統的な食事作りが、楽しく体験できる、ユニークな企画にぜひ参加を」と呼びかけている。問い合わせは同塾(0596・20・8251)まで。【沢木繁夫】
(毎日新聞)

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産地表示日本も導入を 福岡市でセミナー EU、世界の事例紹介 (6/23)

製造法が受け継がれた伝統ある産地名がつくブランド食品や農産物を公的に登録し、偽装品を出回らせないようにする制度を世界に広めようと、欧州連合(EU)駐日欧州委員会代表部は二十二日、「EU地理的表示(GI)セミナー 名品をどう守るか、生産者と消費者の視点から」を福岡市内で開いた。
 基調講演したポール・バンドーレン欧州委員会通商総局長は「制度導入で消費者に適正な選択肢を提供できる」と日本での早期普及を促した。
 事例紹介として、GI登録を受けるフランス・ロックフォール地方チーズ生産者組合のマリエ・ヴェルダゲ理事長が「GIのないチーズに比べ自分たちのは三割高く売れており、農家や加工業者の収入増につながっている」と効果を報告。そのほか、インドのコメ、メキシコの酒「テキーラ」のGIをどう守っているのか、両国関係者が紹介した。
 GIは、地域固有の原料や製造法を使った製品の原産地を特定できる表示のこと。九州では熊本県の「球磨焼酎」などがそれに当たる。EU諸国では一九九二年、模倣品を締め出すことを目的に各国政府がGIを登録する制度を創設したが、日本は導入していない。 
EUは世界貿易機関(WTO)交渉でも、加盟国も制度を設け、各国協力して模倣品を排除すべきだと主張している。
(西日本新聞)

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大豆は妊娠妨げる?=精子を衰弱させる働き−英専門家 (6/22)

【ロンドン22日時事】妊娠を計画している女性は、大豆製品を食べるのを控えるべきだ−。22日付の英紙ガーディアンなどは、英専門家がこのほど、デンマークで開かれた出生に関する学会でこのような研究結果を発表したと報じた。大豆に多く含まれるゲニスティンという物質に、妊娠を妨げる働きがあるという。
 発表したのはロンドン大キングズ・カレッジのリン・フレーザー教授。あらかじめ採取した人間の精子とゲニスティンの化合物を使って実験を行ったところ、精子は化合物に接触した途端急激な化学反応を開始した。このことから同教授は、ゲニスティンには卵子に到達しようとする精子の衰弱を早める作用があると結論付けた。 
(時事通信)

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体にやさしい郷愁メニュー 長寿の里の伝統食−−甲州・棡原 (6/22)

甲州の山里に伝わる伝統の「長寿食」が、健康ブームにも乗って人気を集めているという。山梨県東部の上野原市棡原(ゆずりはら)地区。健やかに年を重ねる達人たちが代々食べ継いできた、その味と実力を確かめに出かけた。【三角真理】
 ◇「90代で農作業」元気の源
 新宿からJR中央線に約1時間揺られ、上野原駅で下車。さらに車で約20分走った山あいに棡原地区がある。地元のJAクレインが経営する、緑に囲まれた食堂「ふるさと長寿館」で、伝統の長寿食が味わえる。
 自然が豊かで空気はいい。でも、なぜここで長寿食? 「棡原は長寿の里として知られる地区ですから」と説明してくれたのは、長寿館の山口好昭館長(64)。1968年、この地区の高齢者の暮らしを同県の医師らが調査し、夫婦そろって健康に暮らしている住民が多いことを評価した。これが報道されたのが「長寿の里」として知られるきっかけだった。当時、同地区の全人口(1305人)のうち70歳以上は8・15%で、全国平均の2・65%を大きく上回っていた。
 全国的に高齢化が進んだとはいえ、今も長寿の里であることに変わりない。上野原市は人口約2万9000人。今年5月1日現在、棡原地区の住民1453人のうち65歳以上は31・5%。全国レベルの推計値19・9%を10ポイント以上も上回る。「今もお年寄りは元気ですよ。80代、90代の方が農作業にいそしんでいます。昔から指摘されていましたが、住民の健康の源は、この土地に伝わる郷土食と関係ありそうなのです」と、山口さん。その郷土料理を売り物にしようと、92年にJAがオープンしたのが長寿館というわけだ。
 ●懐かしい味
 さて、そのメニュー。650円と手ごろな「おふくろ定食」から、品数が増えるに従って古希、喜寿、米寿と続き、2100円の「白寿」までのコースがある。少し豪華な「喜寿」(1575円)を作ってもらった。お膳(ぜん)いっぱいに並んだのは計11品。まず、もちもちした食感のきびごはんだ。白米8に対してきび2の割合。「この粘り気に、初めての人も『おいしい』と気に入ってくれます」と、調理場を預かる坂口実さん(65)が説明する。「一番人気は、このたまじですね」。このあたりでそう呼ぶ、小さなジャガイモのみそ煮のこと。3時間も煮込まれ、つややかなアメ色に輝くイモは、どこか懐かしさを感じる甘辛さだった。野菜のてんぷらはニンジン、マイタケ、春菊。地元産の春菊はしっかりした苦みがある。

 そしてイモの一種、ヤツガシラの茎を干したイモガラとニンジン、油揚げの煮物。「昔はどこの家でもヤツガシラの茎を干して保存食にしていました」と山口さん。地元産ワラビのおひたしは、季節によってダイコンの煮物やきんぴらゴボウなどになる。このほかにネギみそ。温かいそば、あゆの塩焼き、キュウリの漬物、さしみこんにゃく、酒まんじゅう。いろいろな野菜を味わえた。数えてみると8種類。季節によって多少変化するといい、それも楽しめそう。
 ●幸せの記憶
 正午を回り、約40席のこぢんまりした店内は中高年のお客さんでにぎわい始めた。おふくろ定食を楽しんでいた神奈川県藤野町の吉村里枝さん(54)は「家では息子たちに合わせて肉料理が多くなるので、ヘルシーな食事がうれしくて時々来るんです」。一緒に来ていた山梨県大月市の石井節子さん(64)も「子供のころはこういう食事でした」と懐かしそう。「このネギみそ。子供のころ、これでごはんを腹いっぱい食べられると幸せでね。今では都会と同じような食事を作る家が多くなって地域の色合いが薄れてきたね」。そう話したのは、夫婦で来ていた地元の花本三千雄さん(74)。体にやさしいだけでなく、郷愁も誘う食事なのだ。
 最近は、評判を聞きつけた団体客も訪れ、食堂の利用客は年間約2万5000人。92年のオープン当初の2倍以上に増えているという。「健康食ブームが続くだけに、口コミで広がったようです」と山口さん。
 ●色とりどりの食材を
 さてこの長寿食、栄養的にはどうなのか。料理研究家の村田裕子さんは「きびやこんにゃく、イモガラなど食物繊維がたっぷり含まれ、高齢者の食事にいいですね。食物繊維は腸の働きを活性化させて老廃物を体外に出し、必要な栄養分を取りやすくします」と評価。さらに「ジャガイモは加熱しても壊れにくいビタミンCが多い。体から塩分を排出し、高血圧予防に有効なカリウムも豊富。こんにゃくは腹持ちはよいのに低カロリーで、肥満防止になります」と、説明した。
 ジャガイモは100グラム中のビタミンCが35ミリグラムで、サトイモ(6ミリグラム)やサツマイモ(29ミリグラム)を上回る。こんにゃくは100グラムで5キロカロリーほどだ。村田さんに中高年世代の食事のアドバイスを聞いた。「エネルギーと塩分を取り過ぎないように注意すること。また、食物繊維に加え、白身魚や大豆たんぱく質など良質のたんぱく質をしっかり取ってください。骨粗しょう症予防に乳製品、小魚も取ってほしいですね。栄養素で考えるのは大変なので、赤、黄、緑、といろいろな色の食品が並ぶようにするのもアイデア。不足した栄養素があれば、翌日補足する構えでいいでしょう」
 さまざまな食品が並んだ、伝統の長寿食のお膳を思い浮かべながら、日々の食事を考えることにしよう。
……………………………………………………………………………………………………
 ◇長寿館に聞いた「たまじ」の作り方
 <材料>小玉のじゃがいも1キロ、油大さじ3、みそと砂糖は適量
 <作り方>ジャガイモは洗って皮のまま使う。鍋に油を入れ、ジャガイモをいためる。水をひたひた程度に加え、みそと砂糖を入れて2〜3時間煮込む。こげつかないように気を付ける。

毎日新聞

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「まろやかで甘い」が主流 今年の古酒は良好 市販泡盛酒質調査 (6/22)

沖縄国税事務所は20日、市販泡盛の酒質調査の結果を発表した。「一般酒」「古酒」「マイルド古酒」「樽(たる)貯蔵酒」「花酒」の分類で2005年1月に県内酒販店から買い上げた148点の泡盛などを、官能評価(きき酒)と理化学分析で調査したところ、今年の市販泡盛は古酒が総合的に良好で非常に高く評価された。
 官能評価は琉球大農学部の石原昌信講師(応用微生物学)ら20人の品質評価員が泡盛の香り、味、総合品質について4段階で評価。その結果、一般酒は従来の泡盛の強烈な個性を持った製品は、ほとんど姿を消し、まろやかで甘みのある製品が増えた。味の濃淡については「淡麗できれいなものから濃醇で飲み応えのあるものまでバラエティーに富んでいる」と評された。
 古酒の評価は「まろやか」「甘い」と評価されたものが多く、熟成によるまろやかさと古酒香、泡盛の特徴である甘みを併せ持ち、さらに香味に特徴のある個性的なものが多かった。
 化学分析では、酸度は一般酒より古酒が高めとなることや、数値が大きいものほど「濃醇」になる傾向があり、小さいものほどより軽快な酒となる傾向があった。
(琉球新報)

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「学校給食牛乳の紙パックは… /山形 (6/22)

「学校給食牛乳の紙パックは、ほとんどリサイクルされていないらしい」と聞いて驚いた。長いところでは何十年にもわたって焼却していた。教育現場という子供たちが毎日集う場所で、もったいないことに大量の資源が捨てられ続けてきたのだ。
背景には「飲み終わった紙パックは、業者が処分してくれる」と割り切り、「ごみ」の行く先を真剣に考えてこなかったことがある。「飲み終わったら捨ててしまう」が習慣になると、「紙パックはリサイクルできる」ということを見落としてしまうのかもしれない。
最近は、「学校版環境ISO」を打ち出すところが出るなど、学校現場でも環境への関心が高まっている。もう一度身近な生活を見直すことで、さらにその活動を充実したものにしてほしい。【辻本貴洋】
(毎日新聞)

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<兵庫>高原キャベツの出荷始まる 神鍋高原 (6/22)

兵庫県豊岡市で、夏の特産品・高原キャベツの出荷が始まりました。
豊岡市日高町の神鍋高原では、およそ70の農家が高原キャベツを生産していて、関西で唯一の高原キャベツとして「甘くておいしい」と人気があります。今年は雨が少なかったため、例年より2週間ほど収穫作業が遅れていて、出荷量も例年の10分の1程度しかありませんが、1つ1つの出来は上々だということです。全国的にキャベツの値段が大幅に下がっていますが、この高原キャベツは出荷量が少ない上に人気があることから、値段はあまり下がらずに店頭に並ぶことになりそうです。神鍋高原のキャベツは、来月下旬頃までに、およそ1万ケースが地元や京阪神方面などに出荷されるということです。
(朝日放送)

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殺菌効果の新メッキを開発−−「コロナウイルス」死滅 (6/22)

神戸製鋼所が独自開発した、ニッケル合金を使ったメッキ技術「ケニファイン」に、新型肺炎(SARS)のウイルスに性質が近い「コロナウイルス」の殺菌効果があることが、岩手大農学部の平野紀夫助教授らの研究で分かった。今月末に米国での学会で発表する。神鋼はケニファインを鍋やざるなどの調理用品に応用、食品を扱う工場ラインや飲食店への普及を狙う。
 コロナウイルスは人を含む動物の体内で増殖し、呼吸器や消化器、中枢神経系疾患の原因となることが知られている。神鋼のメッキ技術はニッケルを主原料とする合金を使用。メッキ状態で表面から染み出すイオンが、細菌の生体に作用して死滅させる。
 平野助教授らは、37度の状態でコロナウイルスを培養した液にメッキとして使うニッケル合金の粉末を混ぜた。3時間後にはコロナウイルスの個体数が1000分の1ほどにまで減った。また、同じ温度でケニファインとステンレス、プラスチックの皿を並べて12時間後のウイルス個体数を比べたところ、ケニファインでは1000分の1近くにまで減ったのに対し、他の2枚の皿では8分の1程度が生存、殺菌効果のスピードの違いが示された。【清水直樹】
(毎日新聞)

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パリのすしブームに苦言=4割の店が衛生面で問題−仏紙 (6/21)

【パリ20日時事】パリで大ブームとなっているすし店について、仏紙フィガロはこのほど、約4割の店舗に衛生上の問題があり、9割近くが日本人以外の経営による「まがいもの」だと批判する記事を掲載した。
 この記事は、辛らつなレストラン批評で日本でも知られる同紙のフランソワ・シモン記者が執筆した。それによると、パリ市内で営業するすし店の数はこの4年間で倍増し、約600店を数える。しかし、その多くは魚の切り方が粗雑など問題が多いという。  シモン記者は、日本ですしの板前になるには長期の修業が必要なのに、フランスでは簡単に開業できることから、こうした「すし店もどき」がはびこっているとみている。 
(時事通信)

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弁当食べた79人が嘔吐や腹痛 食中毒の疑い (6/21)

京都府山城北保健所(宇治市)と滋賀県は21日、滋賀県草津市青地の給食弁当製造販売会社「A」の弁当を食べた宇治市や守山市の計79人が、嘔吐(おうと)や腹痛などの症状を訴え、少なくとも8人が入院した、と発表した。滋賀県は食中毒の疑いが強いとみて、同社を立ち入り検査した。
 この日午後4時ごろ、宇治市内の食品加工機械製造会社で従業員11人が症状を訴えたのをはじめ、城陽市役所(同市寺田)の職員2人や京田辺市、井手町の事業所など府南部五市町の計16カ所の35人が救急搬送され、午後10時までに府内で計57人が病院で治療を受けた。
 滋賀県では守山市役所の職員7人をはじめ、草津市や守山市、日野町の計22人が症状を訴えている。
 同県によると、同社は草津市の工場で20、21の両日につくった弁当は約1万7000食に上り、配送先は滋賀県や京都府のほか大阪府、奈良県に及ぶ。府山城北保健所などは被害が広がる可能性もあるとみている。
(京都新聞)

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食中毒:大垣の焼き肉店で26人が症状 /岐阜 (6/21)

県生活衛生課に20日入った連絡によると、大垣市の焼き肉店「A」で食事した同市内の県立高校の17〜18歳の生徒21人(男20人、女1人)と、別のグループの27〜47歳の5人(男3人、女2人)の計26人が、それぞれ発熱や下痢などの症状を訴えた。このうち2人から食中毒菌「カンピロバクター」が検出されたため、県は同店を原因とする食中毒と断定。同店を20日から5日間の営業停止処分にした。男子生徒(17歳)が入院しているが、いずれも軽症で快方に向かっているという。26人はいずれも豚ロースや牛カルビを食べていた。【式守克史】
(毎日新聞)

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食中毒:静岡の飲食店で38人が症状 ノロウイルス検出、営業禁止命令 /静岡 (6/21)

静岡市保健所は20日、同市葵区常磐町1の飲食店「A」で10〜14日のあいだに会席料理を食べた38人が食中毒の症状を訴えたと発表した。患者の便からはノロウイルスが検出された。患者は全員快方に向かっている。同店は16日から営業を自粛している。同市保健所は同店に20日から当分の間営業禁止とする命令を出した。
 保健所によると、魚介類の刺し身を含む会席料理を食べたのは職場の同僚など4グループ65人。うち同市内の男性(42)ら38人は下痢や発熱などを訴え、16日になって診断した医師から食中毒が市に報告された。【吉崎孝一】
(毎日新聞)

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食中毒:高畠町の焼き肉店、客2人に症状 県、3日間の営業停止処分に /山形 (6/21)

県食品安全対策課に20日入った連絡によると、高畠町高畠の焼肉店「A」で食事をした男性2人が食中毒になった。置賜保健所は同日、同店に対し、22日までの3日間の営業停止を命じた。
 同課によると、南陽市と高畠町の20代の男性2人は9日、同店で焼き肉、牛レバー刺し、ユッケなどを食べ、12〜13日に下痢や発熱などを発症。男性2人は医療機関で受診して1人が入院。食中毒原因菌のカンピロバクター属菌が検出された。【辻本貴洋】
(毎日新聞)

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県保健衛生事業団:残留農薬検査で新機器を導入 /栃木 (6/21)

県保健衛生事業団は20日、農産物の残留農薬の効率的な分析が可能になる新機器を導入したと発表した。これまで農薬を個別に分析していた処理の手間がなくなり、多成分を一斉に分析できるようになった。国が来年から新たに導入する農薬規制に対応したい考えだ。
 同事業団はこれまで1つの農薬についての検査を食品加工業者や流通業者から年間約60件請け負ってきた。新たな分析機器では、複数の農薬について一度に分析ができ、8月からの導入時には約170の農薬について約30分で分析ができるという。料金は4万円前後を予定している。
 導入の背景には、食品衛生法改正で導入される「ポジティブリスト制」がある。来年5月から導入される予定で、厚生労働省は最終的に700以上の農薬項目を検討しているが、膨大な検査項目の実効性が課題だ。
 県でも現在、特産品のイチゴなど年間25種(04年度)を検査しているが、農薬数は60項目に過ぎない。同制度の導入に伴い、検査の前に実施するスクリーニング(ふるい分け)制度を開発中という。
 同事業団は「新制度の導入で市場が様変わりするだろうが、新機器の導入で食の安全確保のための生産者の要求に応えていきたい」と話している。【関東晋慈】
(毎日新聞)

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臼杵のO157集団感染:きょうにも検査終了 原因究明が本格化 /大分 (6/21)

◇関係者481人対象、感染者は59人  臼杵市内の社会福祉施設で起きた腸管出血性大腸菌(O157)の集団感染で、県は20日、関係者計481人を対象にした検査が21日にも終了する見通しを明らかにした。これまでに計59人の感染と421人の陰性を確認、未判明者は1人となった。20日には県の要請を受けた国立感染症研究所感染症情報センター(東京)の主任研究官ら4人が来県、県と合同で感染経路などの解明へ向けた調査を始めた。【藤原弘、井上元宏】
 県健康対策課によると、感染した59人は小学低学年〜73歳。施設の入所・利用者53人▽施設職員5人▽利用者の家族1人。59人目が判明した16日以降は感染者は出ていない。入所者が通う養護学校関係者への感染はなかった。いまも入院している小、中学男子計3人のうち小学低学年男児1人が重症で、2人は回復に向かっている。
 県によると、同センターによる調査は、患者の当時の行動や施設などへの聞き取りなどを来月1日ごろまで行い、2カ月後に調査結果をまとめたいという。県食品安全・衛生課によると、食材の検査や給食室の壁のふき取り検査でも感染経路は分かっていない。
 集団感染を出した社会福祉法人の理事長は「調理室は毎日殺菌していたが、週1回消毒していたトイレや風呂場のドアノブなど細かい所が不十分だったかもしれない。感染予防を含めたマニュアル作りを始めていた矢先だった」と話している。
 同センターによると、O157の感染者が50人を超えたのは、福岡市の保育所での112人(02年6〜7月)や宇都宮市の病院・老人保健施設の111人(同8月)などのケースがある。
(毎日新聞)

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輸入豚肉疑惑 東京税関「伊藤ハム」など4社、6人告発 会社ぐるみ違法関与 (6/21)

輸入豚肉をめぐる関税法違反疑惑で、東京税関は二十日、同法違反(脱税、譲り受け)の罪で食肉輸入会社「成幸」(兵庫県西宮市)の仲田正夫社長(64)や大手食肉加工会社「伊藤ハム」(同)の水谷正徳幹部(55)ら六人と両社など四社を東京地検特捜部に告発した。特捜部は近く、六人を在宅起訴するとともに、伊藤ハムなども起訴するとみられる。
 ほかに告発されたのは中堅商社出身の食肉ブローカーで成幸の鳥原昭三元顧問(73)や伊藤ハムの三科功次幹部(45)、食肉卸会社「ニッポウ」(千葉県市原市)の畠中耕次役員(62)、食肉卸会社「肉好」(新潟県中条町)の花野友象役員(63)と両社。
 税関の調べによると、仲田社長と鳥原元顧問は平成十四年四月から十五年十月までの間、アイルランドなど四カ国から百六十一回にわたって豚肉計約四千百三十トンを輸入した際、一キロ当たりの輸入価格が差額関税制度の基準価格よりも百−三百円安かったのに、基準価格とほぼ同額とする虚偽の仕入れ書を税関に提出。十億四千六百万円の関税に対し九億四千百万円を免れたとされる。
 通関手続きは食肉輸入会社「アマックス」(東京都港区)など二つの休眠会社が行っていたが、仲田社長らが両社に社長を派遣するなど実質的に経営支配し、脱税の構図を指南していた。
 水谷幹部らは仲田社長らが輸入した豚肉が脱税されていることを知りながら、購入した疑いが持たれている。水谷幹部らは鳥原元顧問とアイルランドなど輸入先に豚肉の管理状態を視察に行くなどしていた。
 東京税関はこうした事実などから、仲田社長や水谷幹部が会社の業務として違法行為に関与していたと判断。関税法の両罰規定に基づき、法人も告発した。
 税関の告発を受け、農水省の石原葵事務次官は同日の記者会見で、「伊藤ハムなどの担当役員を呼んで、事情を聴きたい」と述べた。
 伊藤ハム広報・IR室の話「告発を受けたという事実に関しては、ことの重さを厳粛に受け止めております」
(産経新聞)

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中国茶・薬膳…横浜市、中華街などと効能研究へ (6/20)

中国茶や健康食として注目されている薬膳(やくぜん)の効能を科学的に検証する研究が、横浜市と横浜中華街、大学教授の産学官の連携で今年度スタートする。

 中国の食に関する知識や食材が豊富な中華街という“資源”を生かし、市民の健康増進に取り組む。

 薬膳は、病気になる前に食事で機能回復を図るという予防的な中国医学に基づくもので、生薬の原材料などが食材に使われる。

 研究には、生活習慣病や活性酸素の研究が専門の京都府立医大の吉川敏一教授をはじめ、京都大、神戸大などの教授5人が参加。中華街からは、料理店や貿易会社の経営者有志で作る「薬膳研究会」が、中国に伝わる食材や調理法などを提供する。

 当面の研究対象は、脂肪分解作用などがあるとされる「くわいと大豆、冬瓜(とうがん)のスープ」など4種類の薬膳スープと、コレステロールを下げる効果などがあるとされている3種類の中国茶。食材や茶をマウスに与え、血液検査などで効能を調べる。

 分析結果は、薬膳料理を出す中華料理店が紹介したり、市内の食品会社や製薬会社が、厚生労働省の特定保健用食品の許可を得る際に活用してもらったりする。
(読売新聞)

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検査の全員からPCB、高齢者ほど濃度高く…千葉大 (6/20)

20―60歳代の男女145人を対象に血液中のPCB(ポリ塩化ビフェニール)濃度を調べたところ、全員からPCBが検出され、年齢が高いほどPCB濃度が高いことが、千葉大学の調査でわかった。

 調査は今年2月、各年代ごとに協力者を募集し、145人分の血液を分析した。その結果、全員の血液から最高で1グラム当たり5・27ナノ・グラム(ナノは10億分の1)、平均で0・65ナノ・グラムのPCBが検出された。一方で、食生活や生活環境などと血中PCBとの相関関係はわからなかった。

 測定結果について同大の森千里教授は「健康への影響を心配する濃度ではない」としながらも、「PCBの血中濃度からみると、ダイオキシンなどほかの残留性化合物もある程度血液中に蓄積されていると予測される」と指摘する。

 PCBはコンデンサーの絶縁油などに使われる化学物質で、環境中で分解しにくく、主に魚などの食物を介して人に蓄積する。1968年にはPCBが混入した米ぬか油によるカネミ油症事件が起こったが、当時は血中PCB濃度を測定する技術がなく、発症5年後の濃度測定では患者平均で7ナノ・グラムだったという。

 森教授は「今回の調査のように比較的安価にできるPCBの簡易測定を広く実施すれば、人間の体にどれだけの化学物質が蓄積しているかある程度予測できる。将来世代への影響を防ぐためにも早期の検査態勢の整備が必要」としている。
(読売新聞)

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四角スイカの出荷始まる 香川県善通寺市 (6/20)

ユニークな外観でディスプレー用として人気がある「四角スイカ」の出荷が20日、香川県善通寺市のJA香川県仲多度営農センターで始まった。
 午前8時半には、約70個の四角いスイカが台に並び、農家の人たちが次々とリボンをつけて箱に詰めた。作業は7月15日ごろまで続く。
 四角スイカは25年ほど前に、スイカの産地低迷を打開しようと、研究・開発が始まった。スイカが小さいうちに四角い枠の中に入れて作る。現在8軒の農家で栽培されている。
 今年は約800個を東京や大阪方面に出荷予定。一部は中国にも輸出される。値段は1個約1万円。甘みが少ないため食用には向かないという。
(共同通信)

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【中国】揺らぐ外国ブランド神話、食品不信続く (6/20)

スイスの食品大手・ネスレの粉ミルクに含まれるヨード量が国家基準を超えていたとして、地元メディアは連日その経緯を報道、「ネスレ」ブランドのイメージダウンは避けられない情況となっている。内販市場の拡大により参入が相次ぐ外資食品企業だが、品質管理を一歩誤ればメディアや消費者から総攻撃を受けることを示唆している。背景には、中国人の権利意識向上や外資企業の消費者向け対応策の欠如などがあり、問題は複雑な要素を含んでいるようだ。【北京・新田理恵】

 今回問題とされた粉ミルクは、ネスレが黒竜江省に設立した合弁会社・双城雀巣有限公司が生産した「金牌成長3+」という乳幼児向け商品。中国の品質基準では、粉ミルク100グラム当たりのヨード含有量は30〜150マイクログラムと定められているのに対し、同商品からは191〜198マイクログラムが検出された。

 ヨードの過剰摂取は、欠乏した場合と同様、甲状腺の異常を引き起こすとされている。

 これに対し、ネスレ側は当初「国際基準はクリアしている」と主張。さらにヨード含有量の超過は原料となる牛乳の成分の変動によるものだと弁明したほか、「1日当たりの摂取量を800マイクログラムに抑えれば健康に害は無い」とあくまで同商品の安全性を強調した。実際に問題の商品による健康被害は報告されていないものの、安全性を主張することで謝罪表明が後手にまわり、一層消費者のひんしゅくを買う結果となった。

 16日付中国経済時報によると、中国の粉ミルク市場は50億元。毎年2けた成長を続けており、米国に次ぐ世界第2の規模にまで成長している。その粉ミルクの品質が原因で、中国では昨年、乳児が発病、死に至るケースが続出。人々に大きな衝撃を与えたことも、今回のネスレの問題への関心を高めたと言える。

 一連のネスレの対応について、一部地元メディアは「ごう慢だ」と批難。消費者の外国ブランドに対する信頼を盾にした「背信行為」と切り捨てるなど、中国人の中に根強い外国ブランド「崇拝」を疑問視する論調が強まっている。また、民族ブランドの価値見直しを訴える意見も出ており、外国ブランド食品への信頼が揺らいでいる。

 今回ネスレは国際基準を安全性の根拠の一つとしたが、日中通商関係者は「やはり現地の基準に則るべき」と指摘。一方、世界貿易機関(WTO)加盟によって中国の国際法規への加入が進んでいることから、採用する基準にどれだけ拘束力があるかなどを考慮する必要があるとしている。

 ■「最も受け入れ難い」二重基準への疑惑

 今年3月には、米食品メーカー・ハインツの唐辛子味噌から発がん性着色料「スーダンレッド1」が検出されたとして、大きな話題となった。その後、ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)の2つのメニューにこの着色料が使用されていることが明らかとなり、この商品の一時販売中止を余儀なくされている。

 さらに同月、米国で英蘭系食品・日用品大手ユニリーバのリプトン・インスタント紅茶に含まれるフッ素化合物が基準を大きく超えているとの研究リポートが発表されたと、中国でも大きく報道された。結局、中国で販売されている製品には問題がないと結論付けられたが、中国人の間で外国ブランドの品質に対する不安が広がったのは事実のようだ。

 このような事態について、商務部の多国籍企業研究部門の関係者は「中国市場での発展を考えるなら、多国籍企業はダブルスタンダードを捨て、中国の社会発展と環境保護にも責任を負うべき」と述べ、一部多国籍企業が中国向けには品質の劣る製品をまわすなど、先進国向けとは異なる基準を採用している可能性を示唆した。

 専門家らも、昨今外国ブランド食品の品質問題が取りだたされる背景には、(1)中国の食品管理部門と消費者の品質に対する意識の向上(2)多国籍企業の品質監督部門によるダブルスタンダードの採用――の2点があると指摘。ダブルスタンダードにみられるような中国市場に対する軽視は、「中国の消費者が最も受け入れ難い態度」としている。

 ■消費者クレーム19%増、意識の変化明確に

 北京市を例にとると、同市消費者協会が2004年に受理したクレームは2万1,732件に上り、前年に比べ19.1%増加した。食品に限らず、消費者の品質に対する意識の向上を表す数字と言える。商務部によると、こと食品については一類食品(主に主食を指す)への消費者の信頼度が50%を下回るというデータもある。食品は消費者にとって最も身近な商品だけに、これまで「外資=高品質」と捉えられてきた外国ブランド食品の品質問題は消費者に大きな衝撃を与え、過剰ともとれる反応を引き起こしたとみられる。

 日中通商関係者は「以前は外国ブランドの食品と言えば輸入物が中心だったが、小売分野の開放も追い風となり、巨大市場を狙って内販拡大を図る外資メーカーがどんどん進出してくるだろう」と予測。中国の関連部門も品質基準の整備を進め、法律を強化してくるのは確実で、社内基準が特に厳格だと言われる日系企業にとっても、より一層の品質管理が求められるのは間違いなさそうだ。
(NNA)

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くじらバーガーを発売へ 北海道函館市のチェーン店 (6/20)

北海道函館市のファストフードチェーン「ラッキーピエロ」(王一郎社長)は20日、新メニュー「くじらバーガー」の試食会を行った。23日から全10店舗で販売する。1個380円。
 調査捕鯨で捕ったミンククジラの肉を使用。高温で竜田揚げにし、軟らかく仕上げた。肉を納入する共同船舶(東京)によると、捕獲を禁止されていない小型クジラを使ったハンバーガーはあるが、ミンククジラの肉では初めてという。
 函館はかつての捕鯨基地。王社長は「最近はホエールウオッチングでクジラを見る機会が多いが、鯨食文化も大切にしたい」と話している。
(共同通信)

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3歳男児がO121感染 仙台市の病院に入院 (6/20)

仙台市保健医療課は20日、宮城県外の東北地方に住む男児(3つ)が病原性大腸菌O121に感染、同市青葉区の病院に入院していると発表した。血便や血尿が出る重症で、現在も下痢が続いているという。
 同課によると、男児は今月7日に下痢を発症。9日に近くの病院で受診して入院したが、翌10日に仙台市青葉区の病院に転院した。この病院の検査で19日にO121感染が分かり、仙台市青葉保健所に届けがあった。
 男児の家族に発症者はいないが、感染の有無を確認している。同市は男児の住む県に連絡し、感染原因の調査などを依頼した。
(共同通信)

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誤飲:生後6カ月超すと急増 4歳以降は大幅減−−国民生活センター調査 (6/20)

子どもの誤飲は、生後6カ月を超えると急増し、4歳以降は大幅に減少する−−。国民生活センター(東京都港区)の5年にわたる大規模調査で、誤飲事故の全体像が浮かび上がった。調査をもとに誤飲を防ぐ注意事項と対策をまとめた。

 同センターは、00年4月〜今年1月、全国20カ所の協力病院から寄せられた食品以外の異物による誤飲事故を分析。10歳未満の子供の誤飲事故は2714件で、風呂でのおぼれのような家庭内などで起きた事故全体の14%にのぼった。0歳が1044件と最も多く、このうち生後5カ月までは27件なのに対し、6カ月以降は1017件と急増する。1歳956件、2歳365件、3歳151件、4歳64件で、年齢を重ねるごとに減っていく。

 誤飲した異物は、たばこが最も多く、1061件と4割を占める。以下、医薬品329件(約12%)、玩具155件(6%)、洗浄剤等126件(5%)、硬貨124件(同)と続く。

 京都第二赤十字病院小児科の長村敏生・副部長は「生後5〜6カ月には、つかんだ物を口に持っていくようになるが、食品とそうでない物を区別できるのは早くても1歳半から2歳以降」と説明、生後半年ぐらいからは特に注意が必要だという。

 同センターは「口に入りそうなものは手の届かないところに片づけることが基本。ジュースの空き缶を灰皿代わりにしたり、洗浄剤をペットボトルに入れるなど、まぎらわしい使い方を避けてほしい」と呼びかけている。大人の手の親指と人さし指で作った輪を通るものは、子供ののどを通ると考えてよいという。

 急性中毒の処置方法などは日本中毒情報センター(中毒110番つくば0990・52・9899、大阪0990・50・2499)が電話対応している。【下桐実雅子】
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 <異物を飲んでしまった時の応急手当て>(いずれも手当て後、病院へ)

 ●たばこ●

 すぐ吐かせる。ニコチンが体内に吸収されやすくなるため水や牛乳は飲ませない

 ●医薬品●

 吐かせる。吐かせやすくするため水や牛乳を飲ませてもよい

 ●防虫剤など●

 牛乳は飲ませない。水を飲ませて吐かせる

 ●除光液、灯油●

 何も飲ませない。肺に障害を起こす危険性があるので吐かせない

 ●トイレ用洗剤、漂白剤●

 牛乳、卵白を飲ませる。食道などの粘膜を傷めるため吐かせない

 ●硬貨、ボタン電池●

 吐かせない

(毎日新聞)

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高齢者施設で食中毒 /和歌山 (6/20)

和歌山市内の高齢者福祉施設で、入所者43人と職員3人の計46人が下痢などの食中毒症状を訴え、検便の結果、サルモネラ菌を検出した、と和歌山市保健所が18日、発表した。保健所は施設での給食が原因と断定、調理を担当していた業者を19日から3日間の営業停止にした。15〜18日に発症し、全員症状は軽いという。17日に施設から連絡があった。
(毎日新聞)

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ニュースそうだったのか:農薬規制、来年から強化 130作物に10万項目の網 (6/20)

食の安全にかかわる農薬の規制が大きく変わろうとしている。国内外で使われる農薬すべてに規制の網を張る「ポジティブリスト制」が、間もなく食品衛生法に導入される。チェック対象は約10万項目にも及ぶ。膨大な項目をきちんと検査できるのか、厳し過ぎる基準で農産物が出荷できなくなる恐れはないか、など課題は多い。

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 ◇130作物に10万項目の網

 現在、国内で残留基準値のある農薬は246種類。それ以外の農薬が食品から検出されても食品衛生法の規制対象にならない。今回導入される「ポジティブリスト制」は、どんな作物、食品についても「人の健康への影響がない農薬の残留量」として、一律に0・01ppm以下の暫定基準を設定する。ただし、リスク評価の定まった農薬は、これと別に基準値が設けられる。

 厚生労働省が今月上旬にまとめた最終案では、800を超える農薬について基準値が設けられた=図。現行の246農薬のうち、59農薬はそのまま基準値となり、714には含まれていない。基準値はコメや大豆など約130種類の農産物や牛肉、魚などにそれぞれ適用されるため、規制項目は10万近くに上る。

 ポジティブリスト制について、厚労省基準審査課の近藤卓也・食品規格専門官は「消費者にとっての食の安全だけでなく、食品メーカーや農業生産者にとっても、管理の基準が明確になった点で大きな前進だ」と話す。

 ◇だれが、どう調べる?−−検査の実効性、課題

 課題となるのは、10万項目にも及ぶ基準値が守られているかどうかを、だれがどう調べるかだ。諸外国でもポジティブリスト制を導入しているが、日本は食料輸入量が多い分、規制する農薬の数も多い=表。地方自治体はこれまでも農産物の残留農薬をチェックしてきたが、検査数の最も多い東京都でさえ、年に50種類前後という。

 安全な食品の供給に取り組む日本生活協同組合連合会(東京都渋谷区)は「10万項目もあると、たとえ1回の検査に合格しても、その食品が安全だという保証にはならない」と、リスク管理に頭を悩ませる。

 ◇飛散の影響、農家は懸念

 生産者にも悩みはある。「ドリフト」と呼ばれる農薬の飛散だ。

 例えば、殺虫剤のフェンブコナゾールを、リンゴ園で使うとする。農薬取締法で使用できる対象作物はリンゴやナシ、茶などに限られ、トマトやスイカ、イチゴなどには使えない。

 リンゴの残留基準値はこれまでの実態に合わせ、比較的緩い1ppmとなっている。しかし、適用外のトマトやニンジン、ピーマンは一律基準の0・01ppmと厳しい。リンゴ園でまいた農薬が、隣の農地に風で飛んで付着するだけで、この基準値を超える恐れが出てくる。たとえ風による付着でも、基準値を超えれば、その作物は流通禁止、回収となる。

 農水省農薬対策室は「農薬をまくときは、ノズルを下に向けて散布するなど細心の注意が必要になる」と生産者に注意を促す。農家からは「健康被害の心配がない程度のドリフトが生じた場合、何らかの救済策が必要ではないか」という声が聞かれる。

 ◇ミネラルウオーターも

 ミネラルウオーター類にも、34農薬の暫定基準値が設定された。農薬はアラクロル(除草剤)、アトラジン(除草剤)、ジメトエート(殺虫剤)、クロルピリホス(殺虫剤)などで、WHO(世界保健機関)の飲料水ガイドラインがそのまま採用された。

 水道水については、水道法に基づき農薬や重金属など50項目の水質基準が定められているが、ミネラルウオーター類にはこれまで法的な基準がなかった。その意味では水道水の方が安心との声もあったが、今回の基準設定でミネラルウオーター類も水道水の仲間入りとなったわけだ。もともと地下深くから採水しているため、農薬が混じる可能性は低いという見方もある。

 飲料メーカーで組織した日本ミネラルウォーター協会(東京都新宿区)によると、これまでメーカーが自主的に水道法の基準項目を調べた結果では、農薬が検出されたことはないという。ただ、町おこしなどでボトル水を製造しているような小さなメーカーの場合は、「基準値の順守をチェックするための費用負担が大変になるかもしれない」と基準違反よりも、検査のためのコストや手間が増えることを心配している。

 ◇基準設定に使用増、懸念の声

 国内の農薬生産量は減る一方で、03年度は80年度の半分以下になった=グラフ。

 市民団体の「反農薬東京グループ」(西東京市)は、残留基準を上限として農薬が使われるようになれば、せっかく減少した農薬の使用量が再び増えるのではないかと懸念する。「何年後に何割減らすという数値目標も示すべきだ」と農薬削減に向けた取り組みを訴える。

 ◇当初は“暫定”、さらに検討

 約800の暫定基準は、すでにあった国内の基準や国際基準などを参考に決められた。判断基準のデータがない農薬については、一律0・01ppmとなっている。本来ならば、農薬の残留基準値は、動物実験による毒性評価やリスク評価を基に算定される。しかし、03年5月に改正食品衛生法が定めた来年5月の施行期限までに、800種類もの農薬について調べるのは現実問題として不可能のため、暫定とした。

 0・01ppmは検査で検出できる限界に近い。この程度の微量なら、健康への影響はないという考え方に基づいた暫定基準なのだ。厚労省は施行後に改めてリスク評価を行い、基準値を検討していく方針だ。<文・小島正美/デザイン・勢古和夫/レイアウト・鈴木直>
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 ◇もっと知りたい人は…

 厚生労働省のホームページ(http://www.mhlw.go.jp)のトップページにある「緊急情報」の中の「食品安全情報」をクリックし、画面下方の「分野別施策」中の「食品残留農薬」を開くと、ポジティブリスト制の最終案やその解説が出てきます。「反農薬東京グループ」などのホームページも参考になります。

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(毎日新聞)

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記者ノート:深刻な給食費滞納 (6/20)

ある公立小学校の校長からこんな話を聞いた。「給食費の滞納が増え、年間100万円以上になる。PTAの特別会計などで補てんするが何ともならない」

 何度も督促するが「次の機会に」「払えないものは無理」とにべもない。生活保護世帯ばかりでなく、持ち家や自家用車もある家庭でも払わない。教育委員会に相談しても聞き流される。放課後に教員が出かけて集金することもあるという。

 給食費は月額約4000円。ローンなど生活苦や失業問題もあるだろうが、何より「払わなくても食べさせてくれる」と甘える保護者もいるようだ。「他の学校でも増えていると聞くが実態は分からない」と校長はいう。学校の中だけで処理される問題だからだ。

 文部科学省に聞いても「設置者(市区町村)に任せている」。どのくらいの学校がこの問題に悩まされているのか、誰も全体像を知らない。国も「食育」をうたうなら調べてもいいはずだ。別の校長は「給食が弁当に変われば間違いなく欠食児童がでる」ともいう。終戦直後の話ではない。21世紀の最先進国の現実だ。

 「学力」以前の問題だと思いませんか?【澤圭一郎】
(毎日新聞)

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フォーラム:「食」考える−−県文化会館 /奈良 (6/20)

身近な問題「食」について考える市民フォーラム「人と環境にやさしい安全・安心な“食”の輪〜奈良におけるフードケアを考える〜」(奈良NPOセンター、フードケア・システム研究会主催)が19日、奈良市登大路町の県文化会館であった。

 生産、流通、消費のすべてにおいて環境にやさしい「フードケア・システム」を奈良で根付かせるためには、何が必要なのかを考えようと企画された。フォーラムでは、法政大非常勤講師の小松光一さんが「自給と産直で地域をつくる」と題して基調講演した。

 「奈良でフードケアを考える」のテーマで行われたパネルディスカッションには、農家や生協職員など4人のパネリストが参加。農薬や化学肥料を使わない野菜作りの現状や、輸入野菜が増加していることの要因などが発表され、会場からは「どうして自給率が低いのか」などの質問が出されていた。【曽根田和久】
(毎日新聞)

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コーヒーの目覚めを解明 睡眠障害治療にも (6/20)

コーヒーや紅茶に含まれるカフェインは、脳の細胞膜上にある特定のタンパク質と結び付いて目覚め作用を起こすことを、大阪バイオサイエンス研究所の裏出良博研究部長らが確認、米科学誌ネイチャー・ニューロサイエンス(電子版)に20日、発表した。
 睡眠障害の治療や、眠気を防ぐ方法の開発につながるのではないかという。
 裏出部長らはマウス実験で、人間のコーヒー1、2、3杯分に相当するカフェインを注射器で投与、睡眠時間を比べた。
 普通のマウスは投与量が増えるにつれ睡眠時間が短くなったが、遺伝子操作でアデノシンA2A受容体というタンパク質を欠損させたマウスは、投与量による変化はなかった。 同様の可能性を指摘されていたアデノシンA1受容体というタンパク質を欠損させたマウスは、普通のマウスと変わりなかった。
(共同通信)

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ぎふ漫遊:岐阜 心細い地域自給率 /岐阜 (6/19)

「食の安全」。岐阜大主催のシンポジウムに参加した。スーツ姿の男女の学生に混ざって、年輩の男性や主婦らの姿もあり、熱心にメモを取っていた。「食の安全」のテーマについて、BSE(牛海綿状脳症)など食材そのものに関する安全性の問題がまず、頭に浮かぶ。講師の一人、東京大大学院の生源寺真一教授は、食の安全保障、とりわけ、食糧自給率の問題を取り上げた。
 教授は、1960年に79%だった自給率(カロリーベース)が、03年には40%まで半減したことを表したグラフを示しながら、「1980年代半ばまでは日本農業は健闘してきた。しかし、後半以降は、農業の衰退が自給率の低下という形で現れている」と分析した。食糧自給率を生産額ベースでとると70%。
 自給率の低下といっても、街なかでは、危機感は薄い。スーパーでは、外国産の野菜や肉が並ぶが、食材の安全性の問題がなければ、今では騒がれることもない。自分自身も同じだ。むしろ、各店舗では一定時間が経過した弁当が一斉に処分され、まだまだ、日本は飽食の時代にあるように思う。
 シンポジウムで、生源寺教授は、高齢化や耕作放棄地の拡大で、担い手や耕地面積が減少している実態を説明した後、日本の食糧自給力に言及した。現在の耕地面積470万ヘクタールで生産される食糧のカロリー最大値は、一人1900〜2000キロカロリー。「もうギリギリの値になっている」と訴える。
 また、東アジアの経済成長による貧困の解消で、食生活の劇的変化がもたらされることにも触れた解説を聞くと、私たち日本人が、これまで通り食糧を確保できるか、不安もよぎる。
 教授は、岐阜県の自給率を紹介して講演を締めくくった。カロリーベースで27%、生産額べース47%。スーパーから国産米が消えた平成のコメ騒動(93年)を忘れてはならない。【岐阜支局長・山本悟】
(毎日新聞)

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食中毒:大分市内の飲食店に、営業停止と改善命令 /大分 (6/19)

大分市保健所は18日、食中毒が発生した同市奥田の飲食店「A 」に対し18、19の2日間の営業停止と調理器具の保管庫を設置するよう改善命令を出したと発表した。
 調べでは、8日夜、同店で食事をした男女7人のうち5人が、12、13日に下痢や腹痛などの症状を訴えた。検査の結果、7人全員から、細菌カンピロバクターが検出された。カンピロバクターは生肉につきやすく、牛生レバーか地鶏たたきが原因とみられる。5人の症状は軽く、現在は回復している。
(毎日新聞)

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生活習慣病:サラサラ血液で健康維持 和歌山健康センターで指標検査 /和歌山 (6/19)

最近よく聞く「血液サラサラ」という言葉。生活習慣病の指標になると言われるが、実際はよく理解できていなかった。自分の血液のサラサラ度が分かる珍しい検査が受けられると聞き、和歌山市湊の和歌山健康センターに行った。【水津聡子】
 ◇バランス良い食事、週3回適度な運動など…
 ◇ドロドロ傾向では脳こうそくなどの確率高い
 血液は赤血球、白血球、血小板などからなる。同センターではMC−FANと呼ばれる機器を使い、血液の流動性を調べる。毛細血管をモデルにした幅7マイクロメートル(マイクロは100万分の1)のチップの間に血液を流し、速さを測定。検査後、血液が流れる様子を画像で確認できる。
 100マイクロリットルの血液がチップの間を流れる基準値は男性で45〜60秒、女性は35〜50秒。血液の流れは主に「白血球粘着能」「赤血球変形能」「血小板凝集能」によって左右される。偏った食事や過度のストレス、運動不足、喫煙などの要因で、それぞれの機能が低下すると血液はドロドロになる。
 同センターの調査では、中性脂肪が多い▽善玉コレステロールが少ない▽体重が重い▽たばこを吸う▽運動しない▽内臓脂肪・皮下脂肪が多い−−などの人は、血液がドロドロの傾向がある。こういう人は、脳こうそくや心筋こうそくなどの危険性が高いという。
 では「血液サラサラ=健康」なのだろうか。ほっとライフ課の木下藤寿課長(41)は「血液サラサラはあくまでも健康状態を判断する基準の一つ。例えば、貧血の場合でも血液はサラサラになりますよ」と話す。サラサラ度は薬やストレス、脱水などの影響も受ける。そのため、同センターでは、他の検査を組み合わせて実施している。
 では、血液サラサラのためにはどういう生活を送れば良いのか。木下課長は「血液サラサラのためには、バランスの良い食生活と適度な運動、ストレスをため過ぎない生活が大切なんです」と話す。
 食生活では豆、ゴマ、ワカメ(海藻)、野菜、魚、シイタケ(きのこ)、イモの「マゴワヤサシイ」(孫は優しい)を積極的に食べると良い。「血液がサラサラになる」と、テレビや雑誌で取り上げられた食物だけを食べるよりも、バランス良く栄養を摂取することが大切。運動は毎日1万歩歩き、無理のないペースで週3回以上、継続的に体を動かすこと。また、たばこや過度の飲酒は控え、上手にストレスを解消することも重要だという。
 私も、血液サラサラ検査を受けてみた。血液を採取され結果が出るのをしばらく待つ。血液検査の結果とともに、血液が流れる様子を収めたビデオが完成。早速見てみると、サラサラと血液が流れていた。画像で示されると、かなり説得力がある。木下課長に「コレステロールなどの値もすべて問題ないです」と言われ、ほっとした。
 同センターでは、血液サラサラ度と血液検査が受けられる「血液サラサラコース」(4200円)▽血液サラサラ度と健康診断を一緒に行う「健康診断コース」(5700円)▽血液サラサラ度と動脈硬化度、内臓脂肪検査などを組み合わせた「動脈硬化度検診コース」(1万500円)−−が受けられる。
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 今回登場した医療機関は、和歌山健康センター(073・451・3398)▽県立医大紀北分院(0736・22・0066)。
(毎日新聞)

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異物混入:また給食に 御坊の調理センター、12件目−−市議会で報告 /和歌山 (6/18)

御坊市立給食センターで13日に調理した給食に、調理設備のナット1個が混入したことが17日、市議会総務文教委員会で報告された。市教委によると、センター内で起きたとみられる異物混入は03年4月の運用開始以来、12件目。
 田中昌巳教育長が報告し、陳謝した。市教委によると、ナット(直径約5センチ、厚さ約5ミリ)は野菜裁断機の刃の固定などに使用。当日は裁断機でタマネギを刻み、カレーを調理した。各校に配送した後の清掃中にナットが外れているのが見つかったという。
 ナットは市立名田小6年のクラスで配膳中、カレーの容器の中から見つかった。市内などの幼稚園と小中学校の計15施設でカレーを食べたが、児童らに異状はなかった。市議からは「食品を扱う意識が足りない」などの声が出た。【朝日弘行】
(毎日新聞)

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伊勢・厚生小:お年寄りと児童、昼食で楽しい一時 /三重 (6/17)

お年寄りと児童が昼食を楽しむ「いいこといっぱいランチタイム」が16日、伊勢市一志町の厚生小学校で開かれた。山川和年伊勢市助役と、同小学校区に住む70歳以上の独り暮らしのお年寄り24人が招かれ、同校の3年生児童34人とおしゃべりをしながら、昼のひとときを楽しく過ごした。
 昼食会は、お年寄りに対する思いやりを育て、独居老人の社会参加を促すことが目的。高齢者福祉を進める厚生地区民生児童委員協議会と、同小学校がタイアップして90年から続けている。今月1日、児童が一軒一軒訪ねて、手作りの招待状を配った。
 この日は同校1階ランチルームで昼食会が始まった。児童代表の安井美綺ちゃん(8)が「おじいちゃん、おばあちゃんのことが大好き。これからも仲良くして下さい」の歓迎の言葉を述べた。最初は、恥ずかしそうだった児童たちも、次第に会話が弾む。給食の後は、「さくらさくら」や「ふるさと」などの歌や、あやとり、折り紙などを一緒に楽しんだ。最後に、児童が牛乳パックで使った小物入れをプレゼントした。
 同市一之木の阪口そのさん(86)は「元気でかわいい、子供たちとの交流は楽しい。かわいい子供と一緒の食事は一段とおいしい」とうれしそうに話していた。17日もお年寄り23人が招かれる。【木村文彦】
(毎日新聞)

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O157:4人が食中毒 牛「レバ刺し」が原因−−大田区など系列3店で /東京 (6/17)

都と横浜市は16日、大田区と町田市、横浜市の計3カ所にある同系列の飲食店で、牛レバーの刺し身を食べた患者4人が腹痛や下痢などの症状を訴えたと発表した。病原性大腸菌O157による食中毒と断定している。患者はいずれも回復しているという。都内、横浜市内とも、O157による食中毒が発生したのは今年初めて。
 都福祉保健局などによると、患者はいずれも20歳代の男女。5月21〜22日、大田区西蒲田の「A」、町田市原町田の「B」、横浜市都筑区茅ケ崎中央の「C」でそれぞれ飲食した。
 保健所などで調べたところ、都内の患者2人と、横浜市の患者2人のうち1人のO157の遺伝子パターンが一致し、感染源が同一であることが確認された。食品衛生法に基づく厚労省の通知に反し、生食用でない牛レバーを生食用として提供していた。
 大田区と町田市の2店は17日から6日間の営業停止処分、横浜市の店は16日付で営業禁止の処分を受けた。【大槻英二】
(毎日新聞)

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食中毒:名寄保健所管内、今年度初の警報 /北海道 (6/17)

名寄保健所は16日、食中毒が発生しやすい気象条件になってきたとして、今年初の食中毒警報を発令した。警報は、予想される最高気温が28度以上などの条件がそろうと発令される。今回の対象地域は、名寄市や和寒町など上川管内北部の10市町村。
 道内での今年の食中毒発生状況は16日現在、11件(患者数116人)となっている。【田中泰義】
(毎日新聞)

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ピンポイント:キューサイ分析研究所所長・横下正彦さん /福岡 (6/17)

◇信用への検査、分析−−横下正彦さん(46)
 分析研究所は残留農薬の有無や種類、量を調べる専門機関。食の安全への関心が高まるなか、0・01ppm(1億分の1)の微量濃度も見逃さない高感度で検査に取り組んでいる。
 化学メーカーから98年に転身。キューサイの主力商品である「青汁」の原料、ケールの残留農薬検査を本格的に始めた。契約農家には無農薬栽培を徹底するが、よそから飛散してくる可能性もあり、ごく微量でも検出されれば廃棄する。
 03年には同社から独立して法人化。食品衛生法に基づく厚生労働相登録機関として外部からの分析依頼にも応じる。303種類の農薬を一度に調べる国内トップレベルの技術で、輸入生鮮・加工野菜はもちろん、レトルト食品や健康食品なども対象にし、依頼主は食品メーカーや商社など多岐にわたる。
 検査では、ガス化や液化させた試料を最新の分析機器へ入れ、機器内のチューブを通過するスピードや、電子を衝突させてイオン化した際の反応で農薬を特定する。20人の分析スタッフが、最短4日で結果を出す。
 自然界で分解されるものなど農薬も進歩しており、いたずらに危険性ばかり指摘して消費者の不安をあおるかのような一部の風潮には疑問もある。とはいえ「基準を超えた残留はメーカーの信用問題にかかわる」だけに日々の検査は真剣勝負。「結果を出すことで国民の健康に貢献できればうれしい」と表情を引き締めた。【石田宗久】
(毎日新聞)

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野菜情報が携帯電話で 関西初、阪神百が導入 (6/17)

大阪・梅田の阪神百貨店は17日、地下にある食品売り場で、消費者が携帯電話を使い、野菜の生産情報を調べることができるサービスを始めた。関西の百貨店では初の取り組みという。
 阪神百は、既に設置してあるパソコンで生産履歴を知ることが可能だが、身近な携帯電話の活用により、消費者の「食」への信頼性を高める狙い。
 商品には、通常のバーコードより大容量の情報を持つ「QRコード」が付けられている。バーコード読み取り機能付き携帯電話で、専用サイトへ接続すると、野菜の生産者や含まれる栄養成分、季節に応じたレシピを閲覧できる。
 当初は、直接取引している農家で生産されたトマトやホウレンソウなど7品目が対象。今後は農家や品目の数を増やすとともに、精肉や鮮魚にも順次広げる。
(共同通信)

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食育:お米の味、幼児にしっかり お母さんと味わう−−小浜市事業 /福井 (6/16)

味覚を育てるのに重要な時期とされる乳幼児に米のおいしさを教えようと、福井県小浜市の食文化館でこのほど、3歳までの子どもと母親が一緒におにぎりを作って食べる「ベビーキッチン」が開催された。

 小浜市が進める食育事業の一環。市内の母子37組が参加し、おにぎりを詰め込んだ弁当を作った。子どもたちは母親と一緒にラップに包んだご飯を握ったり、ぬか床から野菜を掘り出したりと楽しそうな様子。なかには手づかみでおいしそうにご飯を食べる子どももいた。

 1歳3カ月の長女あおばちゃんと参加した福井満さん(32)は「子どもに漬物を触らせてくれたりして良かった。家ではなかなか体験させられない」と満足した様子。市食のまちづくり課の中田典子主査は「子どもたちの五感に働きかければ将来必ず生きてくる」と話していた。【川口裕之】
(毎日新聞)

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がんに効くとアガリクス販売、健康食品会社社長を逮捕 (6/16)

がんに効くなどとうたって、無許可で健康食品を販売したとして、神奈川県警生活経済課と横須賀署は16日、健康食品販売会社社長を薬事法違反(無許可販売など)の疑いで逮捕した。

 調べによると、容疑者は医薬品販売の許可を受けずに、昨年8月から今年2月にかけて、千葉市中央区の主婦(73)ら9人に、がんへの効能を示して、アガリクス茸(たけ)を加工した「アガリクスK2」(1袋3グラム)781袋を135万7000円で販売した疑い。また、この健康食品を販売目的で7万8910袋を所持した疑い。

 同社は雑誌などに広告を出し、インターネット販売も行っていた。今年4月までの2年3か月間で、全国の約2300人に販売し、約4億円の収益を上げていた。

 容疑者は「違法だとは知っていたが、売り上げを増やしたかった」と容疑を認ているという。
(読売新聞)

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偽装表示:中国産を国内産コシヒカリと偽装 福井の業者、農水省が改善命令 /大阪 (6/16)

◇福井の精米業者
 農林水産省は15日、福井市の精米業者Aが、中国産米など複数品種を「国内産コシヒカリ100%」と偽って袋詰めしたとして、適正な品質表示などを定めたJAS法に基づく改善命令を出した。7月15日までに、対応策などを文書で提出するよう命じている。
 農水省によると、同社は精米の期日を偽って今年3月に改善指示を受けていた。その後、同省が匿名の告発を受けて5月9日に立ち入り検査。品質表示の偽装も発覚した。帳簿などから、偽装表示の精米はいずれも直営の▽守口店(守口市)2万5950キロ▽三島店(福井県敦賀市)1800キロ▽堀の宮店(福井市)1510キロ、それぞれ卸したことが判明した。【佐藤孝治】
(毎日新聞)

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動物衛生研究所:ヤギのCAEウイルス感染、3種類の検査法を確立 /茨城 (6/16)

動物衛生研究所(つくば市観音台3)は、ヒトのエイズウイルスと同じ属に分類されるCAEウイルスにヤギが感染して起きる病気の検査法を確立したと発表した。各地の家畜衛生保健所に利用を呼びかける。

 この病気はヤギに関節炎や脳脊髄(せきずい)炎などを起こすもので、CAEウイルスに感染・発症する。主に親ヤギから乳で子ヤギに伝染し、欧米では以前から知られていた。国内では02年8月に長野県で国内初の発生が確認された。このため、これまで約3500頭を調べたところ、約19%がこのウイルスに感染していることが分かった。発症はこのうちの5%ほどと推定している。ヒトには感染せず、感染ヤギを食用にしてもヒトに影響はない。

 同研究所が開発した検査法は、血清にウイルスへの抗体があるかどうかを調べる方法や、ウイルスの遺伝子を調べる方法など3種類で、検査には4日〜1週間かかる。血清を調べる方法は、ウマの病気検査法を応用したもので比較的簡単に行えるという。同研究所の村上賢二ウイルス病研究室長は「全国規模で検査が行われれば、早期にこの病気をなくすことができる」としている。【和泉清充】
(毎日新聞)

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中国産カンパチから寄生虫 厚労省が安全処理を指導 (6/15)

厚生労働省は15日、昨年秋以降に中国から輸入したカンパチとイサキの幼魚から寄生虫アニサキスが検出されたとして、食品衛生法に基づき都道府県を通じて、これらの魚を養殖する業者に冷凍処理などで寄生虫を死滅させて出荷するよう指導した。寄生した魚介類を生で食べると急性胃腸炎を起こすことがある。
 厚労省によると、国内で養殖カンパチとイサキからアニサキスが検出されたのは初めて。中国で養殖中に餌として与えられたイワシに寄生していたのが原因とみられる。いずれもまだ国内では出荷されていないという。
(共同通信)

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偽装表示:県内でも店頭調査 メバチマグロ偽装などで−−関東農政局など /山梨 (6/15)

メバチマグロを本マグロと偽って表示するなどの偽装問題を受け、関東農政局山梨農政事務所と県食品安全推進室は14日、県内でも小売店舗での特別調査を始めた。農林水産省が全国で行っている年4回の特別調査の一環で、県内では約30の小売店舗を調査する。
 調査は小売店舗で表示の状況を確認するとともに、一部を持ち帰りDNA分析技術でマグロの種類が間違っていないか確認をする。不適正表示の疑いがあれば、卸売業者などの中間流通業者にさかのぼって調査を行う。
 県内では同日、同所職員と県職員が甲府市内のスーパーマーケットに赴き、生鮮魚売り場でマグロの刺し身や切り身のパックを手に取り、輸入、養殖など義務付けられている表示がなされているかどうかなどを調査。事務所などで仕入れ伝票、帳簿と、表示との違いがないか確認した。【中村有花】
(毎日新聞)

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食中毒:ホテルで食事の65人が発症−−宇都宮 /栃木 (6/14)

宇都宮市上大曽町の「A」で食事をした65人が、8日夜から10日午前にかけて下痢や腹痛などの症状を訴えた。同市保健所は食中毒として、ホテル内の一部調理室を14日から3日間の営業停止処分にした。

 同市保健所によると、8日夜の宴会で出された料理が原因とみられ、食事をした193人のうち65人が発症した。65人はいずれも軽症。料理は同ホテルの2、3階にある2カ所の宴会用調理室で作られた。調査で肉料理と複数の発症者の便からウエルシュ菌が検出された。営業停止となったのは2カ所の調理室で、ホテル自体やほかの調理室、レストランなどは通常通り営業を続ける。

 ウエルシュ菌は土や動物の体内などに存在する一般的な菌。毒性は弱いが、熱に強く、加熱した料理でも長時間放置すると活動を始め、増殖するという。【吉井理記】
(毎日新聞)

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房州ビワ:もぎたてを給食に−−館山・富浦町・三芳村 /千葉 (6/14)

おいしいビワだね−−。館山市・富浦町・三芳村学校給食センターの献立に14日、夏の味覚「房州ビワ」が登場した。今年で3年目。同センターから給食を受けている1市2町村の31の幼稚園・小・中学校の子供たちが、もぎたてのビワを試食した。

 地元富浦町の南無谷枇杷(びわ)組合が「子供たちに地元の特産で新鮮なビワを味わってもらおう」と市価より安く提供。今回は5735個を用意した。

 館山市立北条小学校の3年1組の児童たち32人は正午過ぎ、給食当番の児童たちがビワを配って試食。皮をむいてほうばった。中野憲佑君は「家でも食べたことがあるが、給食のビワは、甘くておいしかった」と話していた。【桜井憲司】
(毎日新聞)

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西郷村:メニューを募集 地場産品で学校給食 /福島 (6/14)

西郷村は、地場産品を利用した学校給食メニューを募集している。同村立熊倉小学校と西郷第一中学校が文部科学省の「学校を中心とした食育事業」の指定を受けた一環として実施する。食育の観点から、地域に伝わる健康食を知り、新たな郷土料理を生み出したい考えだ。

 同村健康推進課によると、食育事業は05、06年の2カ年計画。学校給食などを通じて、地元特産物を児童らに伝え、栄養バランスの取り方やテーブルマナーを教える。

 新メニューは親子での応募を歓迎している。地元産のジャガイモやニジマス、トマトなどを有効利用し、アイデアを出し合ってもらう。審査基準は健康に良く、創造的な料理であること。専用の用紙に料理名や作り方を記載する。

 応募資格は村民か同村に勤務する人。締め切りは7月15日まで。結果は7月30日に同村保健福祉センターで発表する。問い合せは同センター(0248・25・1115)まで。【生野由佳】
(毎日新聞)

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食中毒:児童ら124人、球技大会の弁当で症状−−/秋田 (6/14)

秋田市保健所は13日、市内小学校で12日開かれた球技大会に参加した児童、保護者ら計124人が、吐き気や腹痛などの食中毒症状を訴え病院で治療を受けたと発表した。うち子供6人が入院したが、快方に向かっているという。同保健所は両校に提供された昼食の弁当が原因の食中毒と断定し、調理した同市手形西谷地の弁当業者「A」を10日間の営業停止処分にした。同市内の食中毒は今年に入って4件目で、入院患者が出たのは初めて。

 患者の内訳は、児童、未就学児など子供が43人、保護者、教職員など大人が81人で、旭南小109人、東小15人。

 弁当は、おかずに卵焼き、鶏の空揚げなどが入ったおにぎり弁当。12日午前2〜7時の間に調理されたとみられ、旭南小に145食、東小に184食が提供された。食後1時間半で症状を訴えた患者もいることから、同保健所は黄色ブドウ球菌などの細菌が原因とみて感染源の特定を急いでいる。【津村豊和】 
(毎日新聞)

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食中毒:男女5人が症状訴え−−岐阜のやきとり店 /岐阜 (6/14)

岐阜市保健所食品室に入った連絡では、同市橋本町のAで今月4日に食事した男女5人が下痢や腹痛、発熱などの食中毒症状を訴えた。同室は13日、同店の食事が原因と断定、同店を17日まで5日間の営業停止処分とした。5人はいずれも快方に向かっているという。

 同室によると、5人の検便の結果、2人からカンピロバクターが検出された。カンピロバクターは鳥など動物の腸内にいる病原菌。【佐野裕】 
(毎日新聞)

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食中毒:会食料理を食べ、21人が症状−−横浜 /神奈川 (6/14)

横浜市は13日、同市西区みなとみらい1のAホテルで5月29日に開かれた披露宴の会食料理を食べた94人のうち、3〜73歳の21人が下痢や吐き気など食中毒症状を訴えたと発表した。ノロウイルスが原因。全員が回復に向かっている。同市は、会食料理を調理した同ホテル内の2飲食店と2菓子製造部門を営業禁止処分とし、原因となった食品の特定を急いでいる。また、発生から1週間以上後になって感染の報告をしたことについて厳重注意した。【稲田佳代】 
(毎日新聞)

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レストランも原産地表示=外食向け指針案−農水省 (6/13)

農水省は13日、食材の原産地の表示方法を記した外食産業向けのガイドライン案を発表した。表示義務があるスーパーなどの生鮮食品だけでなく、レストランなどの調理済みメニューでも産地情報の開示を促し、消費者の食に対する信頼を確保したい考えだ。
 ガイドラインはすべての外食事業者が対象。ステーキの牛肉やサンマ定食のサンマなどメニューの中心食材について、原則として原産国を表示し、情報があれば「北海道産」「フロリダ州産」など都道府県名、地域名も示す。農水省はこの案を基に消費者の意見を募り、来月下旬にもガイドラインを策定する。 
(時事通信)

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ハブ肉料理で地域おこし 「栄養豊富」と鹿児島県 (6/13)

「カルシウムは豚肉の198倍」。鹿児島県は奄美・沖縄諸島に生息するハブの肉を栄養豊富な食材としてアピール、地域おこしにつなげようとしている。毒ヘビとして退治に苦慮するハブの料理が普及すれば、一石二鳥と期待している。
 奄美の住民が長寿であることに着目した鹿児島県は、地元の食材や島唄などが健康にどんな効果があるかを調べてきた。
 その結果、分かったのがハブ肉の高い栄養価。多量のカルシウムをはじめ、タンパク質や、皮膚・粘膜の働きを助ける亜鉛が多く含まれ、一方で脂質はほとんど含まれていなかった。
 奄美では毎年ハブにかまれ死傷する人が絶えず、県は地元と組んで50年ほど前から住民が持ち込んだ生きたハブを買い取ってきた。1匹3500―4000円で、昨年度は約2万4000匹を買い上げたが、約3割をハブ酒業者などに払い下げたほかは焼却処分していた。
(共同通信)

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ホヤで味覚を鍛えよう /宮城 (6/12)

ぶよぶよ、ぬめぬめとしたオレンジ色の奇妙な食べ物、ホヤ。「グロテスクな見た目、独特の味が苦手」という人も多いが、口に合う人には、これほど美味な食べ物はない。

 「浜辺に打ち上げられたホヤをおやつ代わりにしていた」。日本を代表するフランス料理のシェフ、三國清三さんは、北海道増毛町で育った幼少時代をこう振り返る。

 犯罪の増加や成人病の低年齢化……。「原因の一つに食生活の乱れがある」と考えた三國さんは、料理の世界で名声を得た今、子供たちに食の大切さを伝える「味覚教育」に取り組んでいる。

 「味覚を鍛えることは感性を育てることにつながる」。三國さんに何度かインタビューし、その哲学に共感した。

 三國少年の舌を鍛え、「料理人としての原点」となったのがホヤだった。「『甘み、酸味、塩味、苦み』の四つがすべて味わえる極めてまれな食材」。食べ物について語る三國さんの表情はあどけなく、聞いている方が生つばを飲み込みたくなる。

 宮城県はホヤの生産量が全国の7割を占めるという。三陸沿岸のホヤの収穫が最盛期を迎えた。「四つの味」とはどんな味か。そんなことを思いながら、旬の味をかみしめてみるのも楽しそうだ。【筑井直樹】
(毎日新聞)

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もったいない・ほっかいどう 「運動」道内でも /北海道 (6/12)

◇道内でも運動広がる

 ◇イベントも多彩に

 毎日、多くの食べ物や商品が「ごみ」として捨てられる。大量消費社会を象徴する悪循環を見直そうと、ノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイさん(ケニア副環境相)が提唱した「もったいない」運動が国内外で共感を呼んでいる。道内でも札幌の外食産業が生ごみを利用した熱エネルギー発生システムの開発に取り組んだり、函館でマータイさんの訴えに呼応する市民イベントが催されるなど、輪は広がりつつある。道内の先進的な取り組みを追った。

……………………………………………………………………………………………………
 ◇熱エネルギー実験も

 ◆びっくりドンキー

 ハンバーグレストラン「びっくりドンキー」を全国に約270店出店している「アレフ」(庄司昭夫社長、本社・札幌市)は96年、各店に「生ごみ粉砕乾燥処理機」の設置を始めた。設置から9年がたった今、生ごみについて、69%(04年度)のたい肥化を達成している「環境先進企業」だ。さらに、生ごみを発酵させて熱エネルギーを取り出す実験も始めている。

 実験は03年、恵庭市の「恵庭実験農場」にプラントを設置し開始した。小樽市の自社ビール工場から出るビールかすに生ごみを混ぜて発酵させ、メタンガスを発生させる。これにLPガスを混ぜて、燃焼を安定させる。

 07年中に札幌市内の1店舗にプラントを設置し、給湯に利用する計画。約1000万円かかる設置費用のコストダウンと、プラントの小型化が課題だが、店舗の光熱費を1割削減できるという。同社はさらに、調理場から出る汚水を発酵させ、エネルギーを得る研究にも取り組んでいる。

 01年5月施行の食品リサイクル法は、06年度までにすべての食品関連事業者に20%以上の生ごみ削減・再利用を求めた。同社は法施行を前に他社に先駆けてリサイクルに取り組んできた。1台350万円の生ごみ処理機を、既に83%の直営店に設置。小中学生が環境学習の一環として見学にも訪れるようになった。

 生ごみリサイクルから発展させ、竹ばしを炭化して竹酢液として再利用したり、サトウキビの搾りかすを紙ナプキンとして活用するなどの取り組みも進めている。

 松尾真広報室長は「社会の中に企業がある以上、持続可能な社会を目指すのは当然なこと。07年度中には直営店での生ごみリサイクル率を100%にしたい」と意気込む。「アルバイトが自宅でもごみの分別に積極的に取り組むようになった」ともいい、従業員教育への波及効果も指摘している。【芳賀竜也】

 ◇生ごみをたい肥化

 ◆ホテルや高層ビル、スポーツ施設も

 ごみのリサイクルを巡っては、これまで行政の取り組みが先行してきたが、老舗ホテルや高層ビル、スポーツ施設まで、民間企業の取り組みも広がりを見せている。

 札幌市中央区の「グランドホテル」は99年から食品廃棄物のリサイクルを始めた。レストランや宴会料理の残飯など年間300トンの生ごみを地下2階にある乾燥機で1次処理。提携する有機肥料巡回システム構築会社「K&K」(本部・札幌市)がたい肥化し、提携農家30戸が作ったコメや野菜をホテルが買う。ホテルが仕入れるコメは700俵に上り、レストラン3店で提供している。

 また、同区のJRタワーも03年の開業時から、飲食街など約30の店舗・施設から出る年間の生ごみ720トンを地下2階の機械で1次処理し、K&K社に売っている。

 ともに設備のメンテナンス費用がかさみ、コスト的メリットはほとんどないという。しかし、「企業や自治体の視察や問い合わせが増えている」と、反応の良さを指摘している。

 また札幌ドーム(豊平区)も01年の開場時から、レストラン2店から出る生ごみをたい肥化している。プロ野球、サッカーの試合時には大量にごみが発生するため、ごみをたい肥化するのはイベントがない時に限られる。再生されるのは年間700キロとわずかだが、約2カ月間かけて肥料化したものを敷地内の樹木に与えている。【清水隆明】

 ◇たい肥化から農産物販売まで、流れをシステム化−−滝川・レビオ

 滝川市の「レビオ」社(高瀬勝社長)は、生ごみから製造したたい肥を農家に供給し、そこで生産した農作物を消費者に提供する「レビオシステム」を提案する。安心・安全を求める消費者と、農家自身の食味向上意欲に応える試みだ。現在、ポストは札幌、旭川、函館に合計20台を置き、年間約60トンを処理。6戸の農家がコメを中心にメロン、タマネギなどを栽培する。

 同社は異業種交流グループ「イルムケップ21」を母体に99年、発足した。システムのベースになるのは、同社が開発した1次処理機「レビオポスト」。20〜25世帯が共同使用し、生ごみを木くずのバクテリアの力で発酵させ、半製品のたい肥を作る。これをプラントで2次処理してたい肥「レビオス」を製造する。

 同社は99年に芦別市内に5台のポストを置き、合計100世帯が参加した実験を行った。同時に滝川、芦別などの農家にたい肥を無料提供し効果を調べた。こうした実験を通じてたい肥化から回収、農場輸送、農産物販売までの流れをシステム化。ポスト設置は、札幌、旭川にも広がった。

 札幌市はモデル事業として、同社からレンタルを受けたポストを東区の市営住宅と西区の分譲マンションに設置した。同社の笠井正憲さん(52)は「新築マンションにいつでも生ごみを出せるポストを設置すれば、物件のイメージが向上する」と、行政モデル事業に採用される効果に期待する。

 同社の収益は1台98万円のポストの販売・レンタル料と維持・管理料など。現段階では採算ベースに乗せるのは難しいが、今後は農家へのたい肥提供を有料にしたい考え。今月9日には市民向けにたい肥販売を開始した。連絡先は電話0125・23・6660レビオ。【高橋正博】

……………………………………………………………………………………………………

 ◇「無駄減らす引き算文化を」−−キャンドルナイト計画のハウレットさん

 夏至と冬至の夜、2時間だけ消灯し、ろうそくの灯の下で地球環境を考える「キャンドルナイト」を03年から実践する函館市の市民団体「南北海道自然エネルギープロジェクト」。夏至のイベントに先駆けて14日には湯の川温泉の砂浜で、キャンドル約1000本を「MOTTAINAI」の文字に並べ、長さ27メートルの光の帯を出現させる計画だ。

 代表のピーター・ハウレットさん(50)はカナダ人で函館ラ・サール高の英語専任教師。「『もったいない』にぴったり当てはまる英語はありません。よく訳される『what a waste!』は経済的マイナスしか表さない。この素晴らしい日本語を『無駄をなくす』との意味だけでとらえるのは、まさにもったいない」と笑う。

 「『もったいない』の言葉の背景には、ものの値打ちが発揮されていないという意味も含まれ、その奥には私たちが生き、生かされている地球への畏敬の念があります」

 同団体は01年設立。市民による風力発電所の建設構想を練りつつ、資金を集める。一方で家庭での取り組みを重視し、前年同月の電力消費量と比較できる独自の「節電カレンダー」を市民に配布している。「地球温暖化を抑制するためにも、無駄な電力を使わないという家庭や職場での取り組みが大切」と強調する。

 七飯町の自宅では北電との電力契約を3年前に30アンペアから20アンペアに引き下げた。「掃除機と洗濯機を同時に使うとブレーカーが落ちる。使える電化製品の組み合わせを考えるくせがついた」という。欲しいものを買い求める「足し算」ではなく、無駄を減らしていく「引き算の文化を楽しく実践しませんか」と呼びかける。【安味伸一】
(毎日新聞)

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人・かお・トーク:「教育農場の四季」を出版した沢登早苗さん /山梨 (6/12)

◇共生体験で、自分の存在意義を再認識−−沢登早苗さん(46)

 大学での園芸実習の取り組みを本にまとめようと思ったのはなぜですか

 ◆最近は「食農教育」という言葉が広く知られるようになってきました。しかし、それは「単なる体験でしかなく、教育ではない」との指摘もあります。私は94年から恵泉女学園大で有機園芸教育を実践してきましたが、授業を受けた学生たちの声を聞き、「有機農業には人を育てる大きな教育力がある」と感じました。このことを多くの人に知ってもらい、教育現場や家庭でも気軽に有機園芸を始めてもらえないだろうかと思い、本を書きました。

 大学の実習はどのような内容ですか

 ◆恵泉女学園大では生活園芸1の授業が1年生全員の必修科目です。2人1組で決められた区画を管理するので、自分のやったことがはっきり分かる。品目はジャガイモやキュウリ、ダイコン、ホウレンソウなどです。実習を始めた最初の2〜3年間は苗が弱く枯れてしまうなど厳しい状況でした。「農薬で病気を抑えては」との意見もありましたが、結局、散布はしませんでした。そうした中、ある学生はキュウリの苗4本から収穫できたのがたった一本。1人暮らしなのでそれを実家に送ったところ、母親は漬物にし、夏休みに家族そろって食べたというリポートを提出しました。有機栽培の教育効果が、単なる収穫量という結果だけではないことを示す事例になりました。

 授業を通じて学生たちは何を学んだのでしょうか

 ◆学生へのアンケートや聞き取りで分かってきた効果は「野菜の本物の味を体験できる」「生き物のお互いの違いを認める共生の実感」などです。雑草やミミズ、クモなど命あるものとの共生を実体験した学生は、自分の存在意義を再認識し、社会にも目を向けるようになります。また、家族で一緒に食事をする機会が増えたり、祖父母との共通の話題ができたりするなど、人間関係に変化が表れるという想定外の効果もありました。

 教育現場で有機農業に取り組む場合、大事な点は

 ◆教える側が腰を据えて取り組めるかどうか。有機の場合は、一般的に学校で実施されているような農業体験と違い、作物が収穫できない結果に終わることもあり得ます。それでも「自然の中ではそういうこともある」と、子どもたちと一緒に考えてみる。自然の中にはいろいろな生き物がいて、お互いに役割を果たしながら生きていると教えることができると思います。【聞き手・新井敦】
(毎日新聞)

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ぎふ漫遊:中津川 農地と消費者の距離 /岐阜 (6/12)

「あ、池が青い」「これは田んぼだよ」。アオミドロやアオコのようなものが四隅に浮かび、水面が緑色の有機無農薬田で、子供たちは歓喜の声を上げた。先月中旬、この欄で紹介したことのある椛(はな)の湖農業小学校が田植えをする、というので、中津川市坂下の田んぼに行ってみた。

 田植えの会場は、椛の湖近くの1枚25アールの田んぼのうち、2アールを借りた。参加者は父母を含め約50人。中には、虫取り網を持った親子もいた。聞いてみると、イモリを捕るのだという。主催者側によると、あぜのへりにはイモリもいるし、水田の中にはヒルもいるという。

 小学5年の長女と参加した名古屋市中村区の主婦(44)は、長男が幼少のころから参加しており、田植えは11年目。長女は普段は家でゲームやマンガを楽しむ一般的な小学生だといい、母親の主婦は「自然のことや農業に関心を持っているようで、新聞に関係した記事があるとよく読んでいる。だから、ファストフードは見向きもしない」と話す。

 ゲーム漬けで家にこもる子供が増えた、といわれる。しかし、周囲の大人たちが自然と触れ合える環境を整えてやれば、ゲーム好きの子供でも、自然に親しむようになるのかもしれない。

 「食の安全」をテーマに、10、11両日に岐阜市内で開催された岐阜シンポジウム(岐阜大主催)。基調講演した中村靖彦・東京農業大客員教授が興味深いことを主張していた。「食の生産現場と消費者が離れつつある」と言うのだ。

 中村氏は、国民が摂取する食材の生産現場と消費者の距離(運搬距離=フード・マイレージ)が、主要国の中では日本が突出していることを、データを示して分かりやすく説明。また、食材についても、消費者の関心や意識がどんどん離れていると指摘し、「ものを作る現場と都会の消費者の距離を短くすることが大事だ」と主張した。

 「池だ」と呼ばれた田植え前のたんぼ。田んぼに固定観念を持たない、都会の子供らしい素直な表現だ。大事なのは、子供を自然に引き寄せ、子供の感性を豊かにしてやることだ、と実感した。子供たちは、いずれ賢い消費者になっていくと思う。【岐阜支局長・山本悟】
(毎日新聞)

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出雲農林高:実習で作るヨーグルト、給食に初めて登場−−佐田町の小中3校 /島根 (6/11)

◇今月30日に400食

 県立出雲農林高校(出雲市下横町、佐野明校長、455人)で生徒が実習で作る「出雲農林印」のヨーグルトが、出雲市佐田町の小中学校3校の給食に初めて登場することになった。現時点では今月30日の1回限りだが、高校生が作った食品が学校給食に出されるのは極めて珍しいという。

 パッケージに校章が光る同校のヨーグルトは、牛乳本来の風味をそのまま提供しようと、脂肪分を均質化しないノンホモで製造するこだわり商品。同校で飼育するホルスタイン牛、ジャージー牛など16頭から搾った乳が原料で、乳牛は毎日早朝から生徒が当番制で世話をしている。牛にもストレスが少ないのか、乳の品質検査では、常に出雲地域でもトップクラスという。

 実習には1年生全員と2年生の動物科学科畜産加工専攻生がかかわり、ベーコン、ハムなどの製造から販売までを担当している。ヨーグルト作りもその一環で、不定期ながら校内販売などで売られてきた。

 同校の取り組みに、佐田学校給食センター(同市佐田町)の職員が注目。「地元のお兄さん、お姉さんがこだわって作ったヨーグルトを、子どもたちにも食べさせたい」と、給食への採用を試みたという。

 今回用意する給食用のヨーグルトは3校の生徒分約400食で、酸味も控えめ。同校動物科学科3年の三原由加さん(17)=同市湖陵町=は「自分たちの作った商品が子どもたちにも食べてもらえるのは、とってもうれしい」と話している。【細川貴代】
(毎日新聞)

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ニュースBOX:流通経済大サッカー部員32人が食中毒 /茨城 (6/11)

県は10日、竜ケ崎市の流通経済大(野尻俊明学長)サッカー部の男子部員32人が、8日午後10時ごろから下痢やおう吐、腹痛、発熱の症状を訴えたと発表した。このうち17人が入院治療中だが症状は軽く、快方に向かっている。県生活衛生課によると、同大サッカー部は全寮制で、男子部員176人が3棟の寮で生活している。食堂は1カ所で、ほぼ全部員が朝、夕食を食べているという。竜ケ崎保健所は、7〜8日に同食堂で提供した食事が原因の集団食中毒と断定し、調査している。
(毎日新聞)

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食中毒:弁当で高校生36人が症状 藤枝の飲食店を営業禁止処分 /静岡 (6/11)

中部保健所は10日、藤枝市内の飲食店が調理した弁当を8日に食べた高校生42人のうち36人が下痢や腹痛の症状を訴え、食中毒と診断されたと発表した。症状を訴えたうち6人が入院しているが、全員快方に向かっているという。同保健所は弁当を調理した同市青木の「A」を10日から当分の間営業禁止処分とした。【増田博樹】
(毎日新聞)

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県産岩ガキのノロウイルス問題:2週連続陰性、初出荷へ 県漁協「安全宣言」 /鳥取 (6/10)

◇12日以降、食卓に
 県特産の岩ガキから食中毒を引き起こすノロウイルスが検出された問題で、県衛生環境研究所は9日、県内の全海域で2週連続して陰性だったと発表した。これを受け、県漁協(伊藤美都夫組合長)は自主規制を解除する安全宣言を出した。初出荷は当初の5月1日から1カ月以上、昨年(5月24日)よりも2週間以上遅くなり、食卓に上るのは12日以降の見込み。【松本杏】
 県によると、4月28日の初検査で▽網代▽青谷▽赤碕▽米子――の4海域のうち米子でウイルスを初検出。県漁協は5月1日から出荷を自主規制してきた。
 その後も週1回の検査を実施。今月2、9の両日実施した検査で、県漁協が出荷の条件としていた「全海域で2週連続の陰性」をクリアした。県は今後も、引き続き月1回の検査を継続する。
 伊藤組合長は「旬の時期を逃さずに済んだ。遠方の知人にも鳥取の夏の味覚を届けてほしい」とうれしそうに話した。
 岩ガキの出荷のピークは6月〜8月中旬。県漁協によると、初セリの卸値は1箱(30キロ)3万円。例年は水揚げが年間150トン、売り上げは8000万〜1億円に上るという。
(毎日新聞)

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中毒:非加熱の肉で6人が症状−−大宮の飲食店 /埼玉 (6/10)

さいたま市は9日、大宮区桜木町の飲食店「A」で、先月27日に飲食した6人が、下痢や発熱などの食中毒症状を訴えたと発表した。患者の便から食中毒菌「カンピロバクター」が検出されたため、同市保健所は同店の食事が原因の集団食中毒と断定。食品衛生法に基づき、8日から10日まで同店を営業停止処分にした。

 市によると、発症したのは20〜30代の男性6人で、いずれも軽症。非加熱の鶏肉料理が原因とみられる。先月30日には同市浦和区の系列店でも集団食中毒が発生しており、市は食材の入手経路などを調査する。

 市食品環境安全室は「暑くなるこの時期は、食中毒予防のため食肉の加熱と器具の洗浄を心がけてほしい」と呼びかけている。【高本耕太】
(毎日新聞)

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「食後の運動」に注意!=アレルギー反応で死亡例も−子供中心、1万人に1人 (6/09)

特定の食物を摂取した後に運動してアレルギー反応が起きる症状が子供を中心に報告されている。小中高生では1万人に1人の割合で起こり、中には死に至った例もある。しかし、医師や養護教諭らの間でも知られておらず、専門医はこの症状の正確な認識と対策を呼び掛けている。
 「食物依存性運動誘発アナフィラキシー」と呼ばれ、発症の仕組みは完全には分かっていないが、運動によって小腸などの消化管が刺激され、アレルギー原因物質の吸収量が増加し、症状が起きるとされる。 
(時事通信)

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食の現場から:MOTTAINAI/4 外食産業 (6/09)

◇“みずみずしい”生ごみ

 埼玉県東松山市にあるファミリーレストラン最大手「すかいらーく」の食材加工工場。カット野菜の製造ラインでは、白い作業服姿の従業員6人が、キャベツを切っていた。青い外葉と白い芯(しん)が調理台の前のごみ箱にどんどんたまっていく。サラダにできそうなみずみずしさ。だが、すべて捨てられる野菜クズだ。

 ここはハンバーグなど1日約9万食分を加工、主に関東地方の650店に届ける供給基地。例えばキャベツは1日およそ2トンを使う。しかし同じ1日で、キャベツやダイコン、ニンジンの皮など2トンのごみが生まれる。

   ◇   ◇

 工場ではごみ減量化の試みも続けている。今年から千切りにしたキャベツが床に落ちないよう、調理台が従業員の体にフィットするようカーブをつけた。また、従業員の提案を受け、葉と芯をきれいに切り分ける独自の方法も取り入れた。責任者の酒井直之さんは「食用部分が1%増えた」と話す。20キロのキャベツが節約できる計算だ。

 それでも、たい肥化するプラント前には連日、「できたて」の生ごみ70キロ入りの箱が20個以上並ぶ。「抑える努力はしても、これだけの量にはなるんです」。酒井さんはごみの山に目を落とした。

   ◇   ◇

 霞ケ浦の近くにあるファミリーレストラン「ガスト」土浦店(茨城県土浦市)では、午後1時過ぎ、客席から戻ったフロア係が、鉄板皿に食べ残されたフライドポテトをごみ箱に捨てていた。割りばしやビニール袋は別のごみ箱に入れる。ランチタイムが終わるころには、ごみ箱はずっしり重い。

 翌朝、土浦店のごみ置き場には、ビニール袋におよそ10キロのごみがたまっていた。ごみ収集業者の常井貞一さんが収集車の後ろで袋を開けると、パセリや米飯の食べ残しなどが交じり、ドレッシングのにおいが広がった。「この店は生ごみが少ないほうだ。別の場所から期限切れの肉のブロックが出る時は重いよ」。常井さんがファミレス30店から毎日回収する量は400キロにもなる。

 昼過ぎ、収集車が農事組合法人「百姓倶楽部」(同県下妻市)のたい肥センターに到着。収集車から処理プラントに生ごみが入れられた。施設内で3〜4カ月かけて肥料になり、キュウリなどの栽培に生かされる。

   ◇   ◇

 食品リサイクル法では、ごみを年間100トン以上出す事業者に、来年度までに20%の削減を求めている。ファミリーレストランなど約4万8000店が加盟する日本フードサービス協会の中井尚事務局長は「店側は調理くず、食べ残しを減らす気持ちを、消費者には食べ物を大切にする心を、少し深めてもらえば、捨てられるものは大きく減る」と訴えた。【宍戸護、小原綾子】

◆◇◆◇◆◇◆

 ◇ファミレスなど312万トン

 農林水産省の03年度調査によると、食品製造工場などから出る生ごみは487万トン、ファミレスなど外食店からは312万トンだ。生ごみの量が多く分別しやすい加工工場などは65%を肥料などにリサイクルしている。しかし、他のごみが交じりやすい外食店は11%にとどまっている。
(毎日新聞)

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NECシステムテクノロジー、世界初「味見ロボ」開発 (6/09)

NECシステムテクノロジー(本社・大阪市、高橋利彦社長)は6月9日、三重大学 生物資源学部 橋本教授の研究室と共同研究を進めていた、味覚を備えたパートナーロボット「健康・食品アドバイザーロボット」を開発したと発表した。

 今回、世界で初めて開発に成功したのは、センサーで食品の味を調べ、その場ですぐに食品の成分や食品名を答え、さらにその情報に基づいて健康や食品についてアドバイスすることができるロボット。NECシステムテクノロジーのロボット技術およびパターン認識技術と、橋本研究室の赤外線分光分析技術との組み合わせによって実現した。

 これまで、早くから物理センサーの技術開発が進んできた「視覚」「聴覚」「触覚」に比べ、「味覚」や「臭覚」についての研究開発は遅れており、それらを持つロボットは存在しなかった。しかし、今後、味覚を備えたロボットが必要になると判断。独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「21世紀ロボットチャレンジプログラム 次世代ロボット実用化プロジェクト(プロトタイプ開発支援事業)」の活動の一つに提案して採択され、五感を供えたパートナーロボットの実現に向けて研究・開発に取り組んでいた。

 なお、同ロボットは、6月9日から19日まで、「愛・地球博」内の「プロトタイプロボット展」に出展される。
(BCN)

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ラプランタ、植物工場の生産拡大−業務用ハーブなどプラント外販も (6/09)

ラプランタ(東京都港区)は、照明設備や空調が完備した室内で野菜などの農産物を生産する農業ビジネスに本格参入する。

04年末から試験稼働した長野県岡谷市の同社栽培施設で農産物の安定生産にめどがついたことから、近く生産量を拡大する。

外食産業向けの業務用ハーブを中心に、年末までに月産1500万円規模へ増やす。

また、栽培プラントと同型のプラントを外販するビジネスも行う。

ラプランタが本格展開する事業は「植物工場」と呼ばれ、工業製品と同様に工場のような大型施設で計画的に農産物を栽培する手法。

プラントは水耕栽培で、施設に密閉空間を作ってラックを多段で配置し、主に葉物野菜や食用ハーブを育てる。

照明設備にはコストの安い蛍光灯を利用し、室内を24時間空調制御する。

タネを撒(ま)いてから約1カ月半で収穫できる。

(日刊工業新聞)

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暮らしとエコノ:学校給食で94.6%−−04年度・農産物地産地消調査 /山梨 (6/09)

◇産地直売所の販売額は51%

 関東農政局甲府統計・情報センターが行った04年度の「農産物地産地消等実態調査」によると、学校給食を調理する施設の94・6%で県内の地場農産物を使用する一方、産地直売所では1カ所当たりの平均年間販売額(5613万円)の51・9%に過ぎないことが分かった。また、農産加工場1カ所当たりの平均年間原料仕入れ金額(3092万円)の80・8%だった。

 小中学校の給食で「地場農産物を恒常的に使用している」が81・7%、「試験的に使用した」のが12・9%だった。「児童・生徒への安全・安心な給食の提供」「食育に活用」「地場農産物嗜好(しこう)の喚起」などの効果があったという。また、「量がそろわない」「種類が少ない」「規格等が不ぞろいで調理員の負担が大きくなる」などを課題とする回答が多かった。

 県内の産地直売所のうち回答のあった49カ所(全54カ所)では半数以上が、販売に当たって「朝採り販売」「地域特産物の販売」「生産者の氏名、栽培方法等の明記」「(品種、数量の)安定的な販売」の取り組みを行い、「地域農業の活性化」「販路の確保」「流通コストの削減」などの効果をあげた。現時点での課題は「品目数、数量の確保」が最も多く挙がった。

 県内の農産加工場全9カ所で行っている取り組みは「安定的な仕入れ」「地場農産物のみを使用した加工品の製造」「地域特産品の製造」が多かった。その結果、「地域農業の活性化」の効果が得られたという。現時点の課題については「新たな販路の開拓」が最多だった。【藤野基文】
(毎日新聞)

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食と農推進会議:地産地消推進、食生活改善へ−−県庁で初会合 /福岡 (6/09)

食育の重要性や農林水産業への理解を深める方策を検討する「ふくおかの食と農推進会議」(議長、山田修嗣・県農政部長)の初会合がこのほど、県庁であった。年度末に地産地消推進や学校教育の充実、食生活改善などについての基本方針をつくる。

 会議は県農協中央会や県学校給食会、県栄養士会などで構成。この日は県側が、栄養バランスの崩れた食生活で生活習慣病が増加したり、産地偽装表示や輸入野菜の農薬残留問題で食の安全性に対する信頼が低下してる現状を報告した。

 メンバーからは、今後の議題として「食事に対する家庭のあり方も議論すべきだ」「外食の人々が増えている現状も把握すべきだ」といった意見が出された。

 来月からは「情報発信」「食育」「地産地消」の3部会も開き、具体的な検討を始める。
(毎日新聞)

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食中毒:グループで食事、12人が症状−−さいたま・浦和区の飲食店 /埼玉 (6/09)

さいたま市は8日、浦和区高砂の飲食店「A」で、先月30日に食事をした会社員グループ16人のうち、12人が下痢や腹痛などの食中毒症状を発症したと発表した。市保健所は、同店の食事が原因の集団食中毒と断定し、同店に食品衛生法に基づき、7日から3日間の営業停止を命じている。同店は6日から営業を自粛している。

 市によると、発症した男女12人(18〜20歳)はいずれも軽症。多くが「ささみのカルパッチョ」を食べていることが分かっているという。【高本耕太】
(毎日新聞)

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給食:「食教育」で献立に京野菜−−京都市内の公立小 /京都 (6/09)

◇「苦いけどおいしい、おかわり」−−献立に「万願寺とうがらし」

 京都市内の公立小学校で8日、旬の京野菜を使った給食が始まった。「食教育」を目的とした京都市教委の取り組みの一環で、地元産の食材を使用することで、地域の伝統や食文化を伝え、児童は主要先進国の中では最低の日本の食物自給率事情なども学ぶ。【八田浩輔】

 伏見区の深草小学校(河井一雄校長)では、精華町産の京野菜「万願寺とうがらし」を使った炒め物が献立に並んだ。子どもたちは、食べる前に発祥の地と呼ばれる舞鶴市の万願寺地区や精華町を地図で確認。万願寺とうがらしを見たことがなかったという2年生の嶋田淳也君(7)は「苦いけどおいしい」とおかわり。他の児童からも「唐辛子なのに辛くない」「家でも作ってほしい」など好意的な反応が目立った。

 食に対する安全志向の高まりや、地域経済の活性化目的から、地元で生産されたものを地元で消費する「地産地消」運動は全国的な高まりを見せている。市内の公立小の給食では、府内産の玉ねぎやキャベツなどは使用されてきたが、壬生菜や水菜といった京野菜は、価格や供給量の確保が難しいことなどから使用されてこなかった。市教委は昨年度から導入を検討。大量購入で価格を抑え、行政区単位で食材を調達するなど効率化を図ることで導入を実現した。

 生産者からも歓迎の声。この日、献立に使われた万願寺とうがらしを生産した庄田重治さん(68)=精華町=は「地域の方に食べてもらうのはありがたい。農薬の規制、生産履歴をきちっと管理しているのが京野菜の特徴。子どもたちが触れることで(将来的に)認知度も上がる」と話す。

 今後、賀茂なす(7月)、聖護院だいこん(11月)などの京野菜を使用した献立を予定。市教委体育健康教育室は「給食で食べたものは記憶に残る。京の味を舌でおぼえてほしい」としている。
(毎日新聞)

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秘伝料理:元高校教諭・金丸さん、お年寄りら口づてに「塩いり」伝承−−宇佐 /大分 (6/09)

◇使うのは旬の魚と塩だけ

 旬の食材を使い宇佐地方に伝わる料理の伝承に取り組んでいる宇佐市長洲新町、元高校家庭科教諭、金丸佐佑(さゆ)子さん(63)が、塩だけを使った魚料理「塩いり」に光を当て、学校栄養士の研修会などで語り継いでいる。季節の魚を塩漬けにした後、ゆでて塩抜きを繰り返し、「引き算の料理」と呼ぶ金丸さん。漁師町の家庭で食されてきたという、その料理とは−−。

 塩いりとも塩煮とも言われる、この料理は、体長5センチ前後の小さなキスを使って作った。頭と内臓を除いた後、容器に入れて3日間塩漬け。水洗いした後、真水でゆでて塩抜きし、骨が柔らかくなるまで煮る。キスは大きくなると骨が太くなり、食べられるのは5月上旬と旬の期間は短い。

 4年前、同市長洲地区で生まれ育った女性が作った塩いりを食べたのがきっかけ。金丸さんが地区のお年寄りらに聞いていくと「ポツリポツリと話が出てきた」という。「市場に出ないような小魚の食べ方の一つ。人の口の端には余り上らない料理だった」と言う。

 金丸さんは「塩だけを使った料理だが、手間を考えると今の時代にはごちそう。季節のものを食べる感動を伝えていきたい」と話している。【藤原弘】
(毎日新聞)

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YOU館:空から探せ、うまい米 稲の色で“優良田”キャッチ−−佐賀/熊本/福岡 (6/09)

うまい米を空から見分ける時代がやってきた。食味がいい米は、低たんぱく質で稲の葉色も薄いという特徴に着目。刈り取り前に人工衛星や飛行機で田んぼを撮影し、「おいしそうな緑色」を選び出す。佐賀県が今年から「人工衛星米」を本格的に販売開始する。熊本、福岡両県も飛行機を使って、新しい選別手法に挑んでいる。合言葉は「たんぱく質6%台の米を探せ」。米作りは「空中戦」の時代だ。【井本義親】

 ◇人工衛星使い商品化−−佐賀

 「この辺りの色がいい感じなわけです」。佐賀県小城(おぎ)市のJA佐城(さじょう)小城農産事業所で、堤峯敏所長は広げた地図の黄色に近い緑色を指さし、笑みをこぼした。

 同市三日月地区の03年の水田データマップ。衛星写真をデータ処理し、稲の葉色が「濃い緑」「緑」「薄緑」「黄色に近い緑」の4段階で色分けされている。葉色が薄ければ、たんぱく質の割合も低いが、ただ少なければおいしいわけでもない。理想とされる含有率は「6%台」。マップでは黄色に近い緑色で表される。

 これまでおいしい米作りを支えてきたのは、品種改良だったが、4〜5年前から食味とたんぱく質の関係が注目され出した。同地区は01年から葉色の衛星データを収集している。緑の濃淡とたんぱく含有率の関係を数値化したソフトを開発し、今秋から含有率6・3%以下の低たんぱく米だけをまとめて売り出す。

 袋には「宇宙から米の味を見る」のキャッチフレーズも。「雄大で響きがいいでしょう」と堤所長。県産米を、全国有名ブランド米に対抗して売り出す狙いもある。

 ◇飛行機でより細かく−−熊本/福岡

 「佐賀に遅れるな」と、熊本県は昨年から3カ年計画で取り組みを始めた。ただし、こちらは飛行機による空撮だ。

 昨年末、初めてデータを手にしたJA熊本経済連の担当者は驚いた。

 「目視では確認が難しいが、同じ水田でも、光のあたり具合や肥料が適量かどうかで稲の成長にムラがあるのがよく分かった」

 衛星写真は一度に広い範囲を写せるが、葉色の分析表示が4段階なのに対し、飛行機は最新鋭の特殊カメラを搭載し、最大で60〜70段階にまで分けて表示できる。画像は門外不出の「企業秘密」扱いだ。

 JA熊本経済連は「分析を重ねて最終的には10色以下に整理し、6・0〜6・5%の層を選び出したい」という。

 今年から始める福岡県も飛行機を選んだ。「米も量より質の時代。再来年にも『飛行機米』を市場に出し、県産米の新たな切り札にしたい」(県農業振興課)と意気込む。

 空撮は北海道や宮城県など米どころでも実施しているが、九州は全国でも取り組みが早い。農水省は「未来型農業につながっていけば」と成果を見守っている。
(毎日新聞)

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鶏:2000羽超す大量死 畑の殺菌剤が原因か−−八戸の養鶏場 /青森 (6/09)

◇病原菌など発見されず
 八戸市内の養鶏場で今月2日、鶏2289羽が死んでいたことが明らかになった。県の検査では、鳥インフルエンザなどの伝染病は見つからず、原因も特定されていない。
 県などによると、同養鶏場では、4棟の鶏舎で3万羽以上の鶏を飼育していたが、今月2日、その1棟のうちの2289羽が死んでいるのを養鶏場の関係者が発見し、県八戸家畜保健衛生所に連絡した。県が調査をした結果、病原菌などは発見されなかった。業者は自主規制し、同日分の卵をすべて破棄し、一時出荷を規制した。
 明らかな原因は特定されていないが、養鶏場に隣接する畑で1日、土壌殺菌剤「クロルピクリン」を注入していたことが分かっている。鶏が死んでいた鶏舎は最もその畑寄りで、さらに鶏舎内でも畑寄りの鶏が死んでいたことから、県は「何か影響があったのでは」と話している。【田村彰子】
(毎日新聞)

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500倍の有害物質検出 愛知金属工業の本社工場跡地 (6/09)

愛知県は9日、大府市月見町の愛知金属工業の本社工場跡地で、地下水から環境基準の500倍の有害物質トリクロロエチレンが検出されたと発表した。付近の住民から健康被害の報告はないという。
 愛知金属工業の本社移転に伴い、同社が調査した結果、跡地の地下水からトリクロロエチレンのほか、環境基準の430倍のシス−1、2−ジクロロエチレンが検出され、土壌からも5・5倍のジクロロエチレンが検出された。
 工場跡地は約6500平方メートル。1968年から今年5月まで、金属製品の加工を行っていた。県は金属の洗浄などに使われていた有害物質が、管理の不徹底から土壌に漏れたとみており、近隣住民に井戸水を飲まないよう指導する。
(共同通信)

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メチル水銀の摂取基準、現行の4割減に…調査会試案 (6/09)

魚介類などに含まれるメチル水銀について、内閣府の食品安全委員会汚染物質専門調査会(座長=佐藤洋・東北大教授)は8日、妊婦などが食べ続けても健康に悪影響がない「耐容摂取量」を、1週間に体重1キロ・グラム当たり2マイクロ・グラム(マイクロは100万分の1)とする試案をまとめた。

 厚生労働省の現行基準は同3・3マイクロ・グラムで、これを約40%も下回る。同省は、同委員会が近くまとめる最終結論を待って、注意すべき魚種などを再検討する。

 同省の調査では、過去10年の日本人の水銀摂取量は平均1・2マイクロ・グラム。メチル水銀は胎児への影響が大きいとされ、試案は妊婦か妊娠している可能性のある人だけを対象としている。

 同省は一昨年に現行基準を定め、キンメダイなど7種類の魚や鯨類の食べ過ぎを注意する通知を出した。その後、国際専門家会議が耐容摂取量を大幅に引き下げたため、同省が食品安全委に評価を依頼していた。

 メチル水銀は、体内に多量に蓄積すると、神経症状を起こし、水俣病の原因になった。
(読売新聞)

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食の現場から:MOTTAINAI/3 ホテル (6/08)

◇披露宴料理、24%廃棄

 スモークサーモンやビーフシチュー、ピザなどが大皿に盛られ、テーブルに並んだ。6月初め、愛知県内の大型ホテルの宴会場。500人を超える招待客が詰め掛けた。盛大な宴会の後、厨房(ちゅうぼう)には、付け合わせの野菜など残り物をまとめた袋がいくつか並べられた。

 「ごみとなる量は、いつもはこんなものじゃない。宴会の主催者には、招待客から不満が出ないように、料理は2、3割程度残る量をお勧めしているから」。厨房の担当者は、そう証言する。

 このホテルでは売り上げの半分以上を宴会や結婚披露宴が占める。高齢者が多い叙勲や褒章などの受章記念パーティーでは、料理の半分以上が捨てられることも多い。ホテル側は「お客様は日常にはないぜいたくをホテルに求めている。無駄と分かっていても、その求めに応じるのが我々の仕事」と強調する。

   ◇   ◇

 華やかさや豊かさが売り物のホテル業界。そのホテルで催される宴会などでは、日々大量のごみが生まれている。農林水産省の調査(00年)によると、飲食店など外食産業で、食べ残しなどで廃棄される率は5・1%。しかし、宴会では15・7%に急上昇。結婚披露宴に限ると23・9%にもなる。およそ4分の1は捨てられる計算だ。

 特に愛知県では、結婚披露宴で招待客1人に、2人分の分量を頼む顧客もいる。食べきれないほど料理を出すのがもてなしという考えからだ。

   ◇   ◇

 発想を転換するホテルも現れ始めている。「ホテルブレストンコート」(長野県軽井沢町)は03年5月から、結婚披露宴の参列者がその場でメニューを選ぶ国内でも例のない試みを開始した。この方法で1年に排出する食品廃棄物の5%にあたる2・6トンもの減量に成功した。

 発案した梶川俊一総料理長は「質がよく、食べたいものであれば、適度な量でも客の満足度は上がるはず」と解説する。同ホテルはさらに食品の残りを100%たい肥化、そのたい肥で栽培した野菜は、ホテル内のレストランで供給される。

 パレスホテル(東京都)でも、1日約700キロの食べ残しなどをたい肥に変え、茨城県の農家に販売。01年3月からホテル内のレストランで、農家が作った米を使用している。イメージを大切にするホテルには、食品廃棄物から生まれた農作物を料理として提供することに根強い抵抗感がある。その中での取り組みだ。

 パレスホテルの笹本猛広報室長は「残った食品を処理するだけでは、社会的責任を果たせない。減量化し、さらにリサイクルの輪を切らないことが求められる」と話す。

 無駄が求められ、それを美徳ともしてきたホテル業界にも、ごみの山を前に変革の波は押し寄せている。【佐藤岳幸】

 ◇食べ残しに地域差

 食べきれないほど出されるのが半ば常識となっている結婚披露宴の料理。食べ残しの率には地域差がある。農水省の調査(00年)によると全国平均で23.9%だが、低いのは中国・四国地方や九州・沖縄地方で17%台。逆に豪華な結婚式で知られる東海地方は32%を超える。
(毎日新聞)

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郷土料理:“幸せごはん”をどうぞ 県農林事務所が試食会−−福井 /福井 (6/08)

福井市や吉田郡3町村、美山町に伝わる郷土料理の良さをPRしようと、県福井農林総合事務所は7日、福井市松本3の県職員会館で、「『心をいやす しあわせごはん』への提案会」を開いた。

 同事務所長が「高志の食サポーター」として委嘱した農家の主婦らが、同市内のレストランやホテルのシェフらに郷土料理のよさをPRし、地産地消につなげてもらおうと企画。サポーター約30人が、地元のこだわりの食材を使ったメニューを、7店舗のシェフらに紹介した。

 テーブルには、水に浸した大豆を皮ごと煮た呉汁▽イカの鉄砲あえ▽から大根▽ぜんまいの白あえ▽ふのからしあえ−−などが並び、サポーターたちが一つ一つを紹介。シェフたちは、各料理の調理法や材料、伝わってきた歴史などを興味深そうに聴きながら、試食していた。【樋口岳大】
(毎日新聞)

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釣ったフグ食べ、男性が中毒 /新潟 (6/08)

7日までに入った連絡によると、上越市の男性(51)が6日、釣ったフグを刺し身にして食べたところ、手のしびれや呼吸困難などの症状を訴え、市内の病院に入院した。フグ中毒とみられる。男性はフグを取り扱うための資格を持っていなかった。現在は快方に向かっている。(県生活衛生課調べ)
(毎日新聞)

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水質調査:県内の全15海水浴場、最高「適AA」 /鳥取 (6/08)

海水浴シーズンを目前に控え、県内の全15海水浴場が環境省の定める判定基準で最高基準の「適AA」に認定された。県の水質調査によるもので、腸管出血性大腸菌(O157)は全地点から検出されなかった。県内の海開きは例年、7月10日ごろから始まる。
 透明度や油膜の有無など5項目について、5月16〜19日に調査。油膜はなく透明度は水深1メートル以上が見える「全透」で、ふん便性大腸菌群も検出されなかった。【松本杏】
(毎日新聞)

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ミカンに肝障害予防効果? 果樹研が静岡で住民調査 (6/08)

ミカンを多く食べると肝機能障害や動脈硬化の予防に役立つ可能性があることが、果樹研究所(茨城県つくば市)などの調査で8日までに分かった。  同研究所と国立長寿医療センター(愛知県大府市)が、温州ミカンの産地として有名な静岡県三ケ日町の男女1073人を対象に調査した。
 その結果、ミカンに含まれるカロテノイドの一種、ベータ・クリプトキサンチンの血中レベルが高い人ほど、アルコール性肝障害の指標となるガンマGTP値や、動脈硬化の度合いを示す数値が低かった。同じカロテノイドの一種で、緑黄色野菜に多く含まれるベータ・カロテンについても同様の結果だった。
 ミカンは、オレンジの約10倍のベータ・クリプトキサンチンを含み、過去の調査ではミカンを多く食べると血中濃度が高くなることが分かっている。
(共同通信)

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妊婦のダイエット、子の肥満誘発?=抑制ホルモンが関与−京大大学院 (6/08)

子宮内で十分栄養を取れなかった胎児は、生後間もない時期に体内で肥満抑制ホルモン「レプチン」が急速に分泌され、かえって成長後、肥満になりやすいことを、京都大大学院医学研究科の藤井信吾教授らの研究グループがマウスを使った実験で突き止めた。8日付米科学誌「セル・メタボリズム」電子版に発表された。
 疫学的研究では近年、子宮内で発育が遅れた子は肥満や糖尿病などの生活習慣病になりやすいとの考え方が出ているが、肥満抑制ホルモンのかかわりを解明したのは初めて。
(時事通信)

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食中毒の児童からノロウイルス検出 京丹後・久美浜小 (6/07)

京都府京丹後市久美浜町の久美浜小児童と教職員あわせて95人が嘔吐(おうと)や腹痛を訴えた問題で、児童らからノロウイルスが検出されたことが7日、分かった。京都府丹後保健所はノロウイルスによる食中毒と断定した。
 同保健所によると、発症は3日に集中しており、1日の給食が原因の可能性が高いという。同小では6日から8日まで給食をやめている。
(京都新聞)

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O157:平群東小の児童2人が感染 /奈良 (6/07)

県は6日、平群町立平群東小(児童数372人)の2年生2人が腸管出血性大腸菌O157に感染したと発表した。2人とも既に回復しているという。
 健康増進課によると、1人目は先月25日に下痢や発熱などを訴え、27日から今月5日まで入院した。同じ学級の他の児童と担任教員を対象に調査した結果、今月4日、うち児童1人から同菌が検出されたという。【野村和史】
(毎日新聞)

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ホンマグロの表示は本物? 農水省、あすから全国調査 (6/07)

あなたが買ったのは本当にホンマグロ―。種類により価格差が大きいマグロの表示が適正かどうかをチェックするため、農水省は8日から、全国の小売店を対象に日本農林規格(JAS)法に基づく緊急調査を始める。
 疑わしいケースでは、卸売業者など中間業者にさかのぼって調べ、DNA鑑定も実施。悪質な違反が見つかった場合は、業者名を公表するなど厳しい姿勢で臨む。
 国内で食卓に上るのはクロマグロ(ホンマグロ)、ミナミマグロ(インドマグロ)、メバチマグロなどの種類がある。農水省の統計によると、特にクロマグロは1キロ当たりの平均価格が流通量の多いメバチと比べ1000円以上も高いという。
 JAS法の規定では、同じ海域でも日本の漁船が捕れば「国内産」、台湾船なら「台湾産」。いったん冷凍したものは「解凍」と表示し、国内外で盛んになってきた若いマグロを成魚に育て出荷した場合は「養殖」とするなどの決まりがある。
(共同通信)

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緑茶医療:成人病治療に、お茶研究の機関設立へ−−掛川市立総合病院 /静岡 (6/07)

掛川市は6日、市立総合病院に緑茶医療研究センターを近く設立すると発表した。お茶を成人病治療に役立てる研究を行うための専門機関で消化器内科の医師4人、看護師、薬剤師、栄養士らがチームを組む。7月からは外来診療部門に脂肪肝外来科を新設し患者に緑茶粉末を薬と併用してもらい治験例を集めたいとしている。

 同病院では鮫島庸一医務局長らがC型慢性肝炎の患者に緑茶粉末を併用することで治療効果を上げており学会でも注目されている。今回の医療センター構想は肥満や脂肪肝、高血圧が原因で起きるとされる心筋梗塞(こうそく)などの血管障害予防について臨床医療面から実証するのが主な狙いという。

 鮫島医師は「緑茶の医療効果はますます関心を集めている」と話している。【舟津進】
(毎日新聞)

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食中毒:スイセン、ニラと間違える−−青森保健所管内 /青森 (6/07)

県保健衛生課は6日、青森保健所の管内(青森市、東津軽郡)の夫婦2人がスイセンを食べて食中毒を起こしたと発表した。スイセンには毒があって食べられないが、夫婦はニラと間違えて食べてしまったらしい。

 保健衛生課によると、夫婦2人は4日昼、自宅の畑に自生していたスイセンの葉をニラと間違えて採取した。焼きうどんに入れて調理したところ、下痢や吐き気などの症状が出た。2人の症状は軽く、回復に向かっている。

 スイセンとニラの葉は見た目が少し似ているという。スイセンでの食中毒は、同課は「県内では聞いたことがない」としている。【小山由宇】
(毎日新聞)

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「えごま」菓子:旧鬼無里村の特産、ヒット “グランプリ”で注文続々 /長野 (6/07)

◇栽培増加、地域活性化に期待

 1月に長野市に編入された旧鬼無里村内で、昔から栽培、生産されている「えごま」を使ったお菓子が、「自然食品ブーム」に乗って売り上げを伸ばしている。商品の人気に伴い、地域でえごまを栽培する農家も増え始め、地域の活性化にもつながる勢いだという。

 クッキーやまんじゅうを製造、販売しているのは地元で町おこし事業などを行っている有限会社「ふるさと鬼無里」(宮島政美代表)。クッキーは約10年前に地元の主婦グループがつくったものを、同社で販売を担当したのがきっかけで、まんじゅうは昨年から商品化した。

 いずれも、同社商品を扱う「そば処鬼無里」や長野市内のデパート、通信販売などで人気を集めている。特にクッキーは、3月に長野商工会議所が主催した「合併記念長野推奨土産品選定事業」で、約120点の商品の中からグランプリを受賞。その後は全国から注文が寄せられているという。

 県内では昔からそばの薬味などに愛用されてきたえごまは、東南アジア原産のシソ科の一年草の実。αリノレン酸を多量に含み、アレルギー体質の改善や心筋梗塞(こうそく)・脳梗塞の発症抑制、血圧上昇を抑える働きがあるといわれている。地元の50〜70代の女性約20人が3人1組になり、工場内で一つ一つ手作りで完成させたお菓子は甘さ控えめでさっぱりとした風味。また、えごま特有のプチプチとした食感も特徴だ。

 増産により、多くのえごまが必要となった同社では地域の有線放送で農家にえごま生産を呼びかけた。生産量が低落傾向にあったえごまだが、需要が確実になったことで生産量も増え始め、同社の今年のえごま取扱量(予定)は、昨年の約2倍にあたる約100キロに増えたという。

 宮島代表(46)は、「特産を使った商品で地元に雇用の場を提供し、地域活性化につなげたいと思っていたら、えごま菓子がヒットした」と、喜びを語る【池乗有衣】
(毎日新聞)

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善通寺市:てんぷら油を捨てないで!回収…リサイクル燃料に /香川 (6/07)

◇精製プラントが完成、ごみ収集車に使用へ

 善通寺市は、家庭から出るてんぷら油などの廃食用油から精製したバイオディーゼル燃料を公用車(ディーゼル車)に使用するため、回収に全力を上げている。知的障害者授産施設「高瀬荘」(高瀬町)に廃食用油の燃料精製プラントが完成、今月から運転開始したのに伴い、同市は燃料として購入する。来月から、リサイクル燃料でごみ収集車が走る予定。

 同市は、4月から8カ所の公民館に専用の金属製タンク(180リットル)と、市内150カ所の集積場にポリ容器(20リットル)を設置。集まった廃食用油は、廃プラスチック収集日の毎月第1、第2、第3水曜日に同荘の職員と施設利用者が回収している。

 廃食用油にメタノールなどを加えて精製するバイオディーゼル燃料は、軽油に比べ排ガス黒煙濃度は3分の1から6分の1、酸性雨の原因となる排ガス中の硫黄酸化物は100分の1に減少できるという。

 同荘の福祉工場内に建設された精製プラントの処理能力は、約10時間の稼働で廃食油850リットルが処理でき、800リットルのバイオ燃料を精製できる。

 同市は、精製されるバイオ燃料を軽油より安く購入。7月1日からごみ収集車3台に「この車はてんぷら油で走っています」のステッカーをつけて収集を始めるほか、最終的に市が所有する他のごみ収集車、市民バスなど全ディーゼル車(30台)に順次使用する。

 資源循環型のリサイクル事業を積極的に推進する宮下裕市長は「高瀬荘、市、市民の3者が一体となって取り組むことに意義がある。これによって環境に優しいまちをアピールしていきたい」と話している。【山中博文】
(毎日新聞)

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食中毒:9人からヒスタミン検出−−竹田の事業所食堂 /大分 (6/07)

県食品安全・衛生課は6日、竹田市の民間事業所の食堂でサンマの南蛮漬けを食べた21〜60歳の職員9人が食中毒のような症状を訴え、この食材から化学物質のヒスタミンを検出した、と発表した。全員既に回復しているという。同課によると、ヒスタミンによる集団食中毒は、県内では過去10年間無かった。

 ヒスタミンは、アミノ酸の一種が腐敗する過程でヒスタミン生成菌によってできる物質。100グラム中100ミリグラム以上摂取すると、30分から1時間後に顔面の紅潮などの症状が出るという。食材からは100グラム中330・8ミリグラムが検出された。この事業所では、5月29日に購入した塩サンマを冷蔵庫で保管、今月2日から調理、同3日の昼食に出したという。

 ヒスタミンは通常の加熱では無くならないため、同課は古くなった生魚は食べないように注意を呼び掛けている。【藤原弘】
(毎日新聞)

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食:インドネシアの大豆発酵食品「テンペ」 味わいホクホク、豊富な抗酸化物質 (6/06)

大豆を発酵させたインドネシアの食品「テンペ」が、日本の食卓にも並び始めた。大豆の粒がぎっしりと詰まって重く、四角いケーキのような形をしている。納豆メーカーが製造を始め、スーパーでも見かけるようになった。給食にも登場している。肉や魚の代替として使えば、目先を変えた料理を楽しめそうだ。【藤原尚美】

 テンペは、インドネシアで古くから食べられている伝統食品。カビの一種「テンペ菌」で大豆を発酵させる。納豆のようなにおいや粘りがなく、淡泊な豆の味がする。生では食べず、ケーキ状の塊をスライスして、肉や魚の代わりに料理に取り入れたり、から揚げにしたりする。ホクホクした食感で、鶏肉のササミのような味わいだ。

「から揚げがおいしいですよ、お弁当にもいいです」と、明治大の加藤さん

 「日本テンペ研究会」の事務局長で、明治大農学部の加藤英八郎専任講師によると、テンペには納豆とは異なる抗酸化物質や血栓を溶かす酵素が含まれる。「酢豚の豚肉をテンペに代えてみるなど、コレステロール値や健康に気を使っている人にお勧めです」

 「くめ・クオリティ・プロダクツ」(本社・茨城県常陸太田市)によると、国内では昨年、推計1000トンが生産されたという。

 普及に伴い、給食に取り入れる学校も。千葉県習志野市学校給食センターは今年4月、フライドポテトのような形で、から揚げにして出した。

 初めての試みだったが、配食先の幼稚園、小中学校計21カ所からは「全部、平らげた」「おかわりがなくて残念」との声が寄せられ、好評だったという。実際、残った給食を示す残菜率は約1%で、同月の煮豆の約16%を大きく引き離した。

 栄養士の周郷(すごう)美由紀さん(44)は「豆類が苦手な子供が多いけれど、テンペはメニュー次第で摂取しやすそう」と工夫に意欲的だ。

 ◇家庭でできるインドネシア料理

 ◆サンバル・ゴレン・テンペ、「ジュンバタンメラ赤坂店」風

 テンペは本場ではどう食べられているのか。インドネシア料理レストラン「ジュンバタンメラ 赤坂店」(東京都港区)で、代表的な家庭料理「サンバル・ゴレン・テンペ」のレシピを教わった。甘辛いエスニック味で、ご飯が合う一品。カレーのように食べるとおいしい。

インドネシアの料理「サンバル・ゴレン・テンペ」

 <材料・2人分>
 タマネギ半分、ピーマン1個、トマト半分、ココナツミルク1カップ、水半カップ、テンペとチリソースは好みの量、おろしショウガとニンニク各大さじ1杯半、塩小さじ1、砂糖大さじ1。唐辛子は好みで、あればレモングラスとコブミカンの葉

 <作り方>

<1>サラダオイルを鍋に引き、おろしショウガとニンニクを炒める。薄く切ったタマネギ、ピーマン、刻んだ唐辛子を加える。

<2>チリソース、レモングラス、コブミカンの葉を入れ、ココナツミルク、水を入れる。

<3>煮立ったら食べやすい大きさに切ったテンペを入れ、塩と砂糖を加え3、4分煮込む。

<4>さいの目に切ったトマトを加えて軽く混ぜ、出来上がり。

 *事前にテンペを揚げておくと香ばしくなる。
(毎日新聞)

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ピーマン:栄養士の“卵”産地で収穫 鹿児島女子短大生が体験−−東串良町 /鹿児島 (6/06)

鹿児島女子短大(鹿児島市)で食物栄養学を専攻する学生約100人がこのほど、全国有数のピーマン産地・東串良町でピーマンの収穫を体験した。栄養士を目指す学生が農家と交流し、食の安全への意識を高めようと同大が企画した。
 学生たちはバス2台で、同町川西のJA東串良ピーマン選果場に到着。近くのハウスに移動し、袋を手にした学生は8棟(約20アール)に分散して入り、緑色のピーマンに歓声を上げながらもぎとった。田中貴子さん(18)と藤川純子さん(同)は「産地を訪ねることは安心・安全な野菜を考えるうえでとても勉強になる。子供の好物になるピーマン料理のレシピを考えたい」と楽しそうに収穫していた。【新開良一】
(毎日新聞)

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<牛肉小売値>100グラム704円と最高値更新 (6/06)

農水省が6日発表した食品小売価格調査(5月30日〜今月3日)によると、国産牛肉は100グラム当たり前週比1.1%(8円)高の704円と、3週間前につけた調査開始以来の最高値(703円)を更新した。米国牛肉の輸入停止直前(一昨年12月15〜19日)の654円に比べると7.6%(50円)の値上がり。
(毎日新聞)

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がん予防へ8項目 国立がんセンター指針 (6/06)

塩分は10グラム未満 野菜1日400グラム 毎日60分の歩行  日本人のがん予防に役立つ八項目の指針を、国立がんセンターがん予防・検診研究センターの津金昌一郎予防研究部長らがまとめた。同様のものとしては「がんを防ぐための十二カ条」(同センター監修)が有名だが、今回は数値を盛り込むなど、より具体的に生活習慣改善を指導しているのが特徴だ。
 指針はまず、禁煙を「がんになる確率を三分の二に減らせる。最も確実ながん予防法」として推奨。吸わない人には、他人の煙を吸い込む受動喫煙の危険性を警告した。飲酒は「適度」で、具体的には「日本酒換算で一日一合(ビールで大瓶一本)以内」とした。
 食事では、野菜・果物を一日に少なくとも四百グラム取るようにする。胃がんのリスクとなる可能性が高い塩分の摂取は一日十グラム未満にして、熱い飲食物も最小限にするよう求めた。
 また、毎日合計六十分程度の歩行など適度な運動と、週に一回程度は汗をかく激しい運動が必要で、成人期での体重を維持する。肝臓がんの予防としては、B型やC型の肝炎ウイルスの感染に注意し、感染者は治療することが重要とした。
 これらの予防法を実践する上の注意点は、特定の栄養素をとりすぎると逆に体に悪影響を与える可能性があること。特に栄養補助剤(サプリメント)の服用は注意が必要としている。
 米ハーバード大の一九九六年の推計によると、米国人のがん死亡者の発症原因は、食事とたばこが、ともに30%で最多。運動不足(5%)、飲酒(3%)と合わせ、生活習慣が68%に上った。
 今回の指針は、さまざまな予防法の有効性を評価した世界保健機関(WHO)の二〇〇三年食事指針などを基に作成しており、「信頼性が高く、日本人がこれだけは守った方が良いと考えられる予防法をまとめた」(津金部長)という。
(産経新聞)

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神奈川県警3署で拘置の36人、食中毒症状訴える (6/05)

神奈川県警厚木、海老名、座間の3警察署で4日夜から5日にかけ、留置場に拘置されている容疑者や被告計36人が下痢や腹痛などの食中毒症状を訴えた。いずれも症状は軽く、快方に向かっているという。
 同県のまとめによると、厚木署で発症したのは拘置中の20人のうち16人。海老名署では同17人中10人。座間署は同13人中10人。いずれも同県厚木市内の同じ業者から4日の夕食をとっており、メニューはご飯、卵とじ、マカロニサラダ、漬物2品だった。県厚木保健福祉事務所で原因を調べている。
(読売新聞)

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食中毒:上京区の飲食店で先月、8人に症状 /京都 (6/04)

先月、上京区の飲食店「A」で食事をした2組計8人(20〜21歳)が食中毒症状を起こし、うち数人からカンピロバクターを検出したとして、京都市生活衛生課は3日、同店に3日間の営業停止を命じた。全員、回復しているという。
 同課によると8人は先月19〜20日にかけて、同店で飲食した。いずれも22日から発熱、腹痛などを発症。うち3人からカンピロバクターを検出した。【中村一成】
(毎日新聞)

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カビ毒検出、検査命じる ベネズエラ産のカカオ豆 (6/03)

厚生労働省は3日、ベネズエラ産カカオ豆から発がん性のあるカビ毒の一種アフラトキシンが検出されたとして、食品衛生法に基づき輸入業者に検査を義務付ける検査命令を出した。
 厚労省によると、横浜検疫所に5月に届け出のあったベネズエラ産カカオ豆からアフラトキシン33・3ppbを検出。輸入予定の約25トンはすべて廃棄か積み戻しにするよう業者に指示した。
 アフラトキシンは、食品衛生法の基準で食品から検出されてはいけないことになっている。
 ベネズエラ産カカオ豆は昨年1年間に商業ベースで約3800トン輸入され、カカオ豆全体の約7%を占めた。
(共同通信)

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小学校で82人食中毒? 京丹後・久美浜小 (6/03)

 京都府丹後保健所は4日、京丹後市久美浜町の久美浜小(山本憲子校長)の児童77人と教職員5人が2日から4日にかけて、おう吐や腹痛などの症状を訴えた、と発表した。症状は軽く、全員がほぼ回復している。同保健所は食中毒か、ノロウイルスなどによる感染症の疑いもあるとみて調べている。
 同保健所によると、2日午後4時半ごろ、児童たちがむかつきなどの症状を訴え始めた。給食が原因の可能性もあるため、給食施設の立ち入り調査や給食の休止などの措置をとった。
(京都新聞)

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小学校で82人食中毒? 京丹後・久美浜小 (6/03)

 京都府丹後保健所は4日、京丹後市久美浜町の久美浜小(山本憲子校長)の児童77人と教職員5人が2日から4日にかけて、おう吐や腹痛などの症状を訴えた、と発表した。症状は軽く、全員がほぼ回復している。同保健所は食中毒か、ノロウイルスなどによる感染症の疑いもあるとみて調べている。
 同保健所によると、2日午後4時半ごろ、児童たちがむかつきなどの症状を訴え始めた。給食が原因の可能性もあるため、給食施設の立ち入り調査や給食の休止などの措置をとった。
(京都新聞)

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O157:県中部の1歳男児が感染−−県疾病対策室 /静岡 (6/03)

県疾病対策室は2日、県中部の男児(1)が腸管出血性大腸菌(O157)に感染したと発表した。男児の症状は快方に向かっている。男児は5月29日、下痢や血便のため医療機関に受診した。男児から大腸菌が検出されており、感染源を調べている。【吉崎孝一】
(毎日新聞)

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食中毒:5人が症状、3日間の営業停止−−神戸・兵庫区の飲食店 /兵庫 (6/03)

神戸市保健福祉局は2日、同市兵庫区松本通8の飲食店「A」で飲食した5人が食中毒となり、うち2人から食中毒を引き起こすカンピロバクター・ジェジュニが検出されたと発表した。市保健所は同日から3日間、同店の営業停止を命じた。
 同局によると、5月22日に同店で、牛肉のたたき、酢もつ、もつ鍋などを食べた3家族6人のうち、5人が下痢や腹痛などの症状を訴えた。入院した患者はいない。全員回復に向かっている。【小園長治】
(毎日新聞)

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「海の健康診断」88海湾すべて要再検査 (6/03)

海を健康診断すると、東京湾や浜名湖、瀬戸内海など全国88か所の、陸地に囲まれた閉鎖系海湾はすべて要再検査――。海洋政策研究財団が2日、調査結果を発表した。
 初めて実施した健康診断は、水質測定結果や農林水産統計など既存のデータを活用。生物の生息状況、干潟・藻場の面積、水の透明度、赤潮の発生日数などを指標に7項目について、A(良好)、B(要注意)、C(悪化)の3段階で評価。海湾の健康度を総合的に見た。
 全般的な傾向として、それぞれの海湾で漁獲量が低下し、主要水産物の構成比にも変化があるなど、生物層への影響が目立った。データ不足で評価できなかった項目も多く、7項目全部のデータがそろい、すべてがB以上の評価を得た海湾は1か所もなかった。
 評価の可能な項目すべてがB以上で、健康度が比較的良好だったのは大船渡湾(岩手)、釜石湾(同)、越喜来(おきらい)湾(同)、鮫ノ浦湾(宮城)、松川浦(福島)、名瀬港(鹿児島)、久慈湾と篠川湾(同)、薩川湾(同)、諸鈍(しょどん)湾(同)の9海湾だった。一方、東京湾は7項目すべてCだった。
(読売新聞)

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特集:梅雨時のカビ対策 除湿と清潔でカビ予防−−日本防菌防黴学会大会から (6/02)

◇予想外に増殖する部屋干し乾燥
 梅雨の季節が今年もめぐってきた。毎年のことながら、頭を悩ませるのがカビ対策。大阪府豊中市の千里ライフサイエンスセンターで5月24日から2日間開かれた日本防菌防黴(ぼうばい)学会から、家庭でも参考になる内容を紹介する。
 ◇開発進む除菌洗剤、洗濯機
 学会は73年に設立され、食品や金属、建築物などさまざまな分野で、有害微生物による汚染や腐敗の防止に向けて活動している。今回の学会には約900人が参加し、専門的な研究成果の発表に加え、鳥インフルエンザなど感染症をテーマにしたパネルディスカッションなどが開かれた。
 「住環境での衛生対策」をテーマにしたシンポジウムでは、洗濯物や浴室、空気清浄機などの身近な研究結果について専門家から報告があった。
 ■洗濯
 大阪府茨木市にある民間研究所、バイオシステム研究所の檜山圭一郎さんが「洗濯環境の微生物実態と衛生対策」について発表した。
 檜山さんは、風呂の残り水を使うポンプが内蔵された全自動洗濯機の普及や、節水意識の高まりなどで、洗濯に風呂の残り湯を使う家庭が増加していると現状を説明。
 一方で、入浴から半日ほどした残り湯には大腸菌が1000倍近く増えているなど最近の研究報告を紹介しながら、洗濯物の種類や、風呂の残り湯、すすぎ水、乾燥中の洗濯物などの微生物の実態を調べ、対策を考える必要を強調した。特に、最近増えている部屋干し乾燥と、除菌作用をうたった洗剤、微生物の関係などについて調べた実験結果を報告した。
 においの原因である体の脂や、感染症の原因になる黄色ブドウ球菌や緑のう菌などを付けたタオルを市販洗剤を使って洗濯した結果、洗濯直後はいずれもかなり減少したが、湿度92%のなかで干していると、緑のう菌などは再び増殖し始め、それがにおいにつながっていた。
 一方、除菌洗剤を使った場合は、通常の洗剤より菌が大幅に減少。さらに湿度92%で干しても、緑のう菌などどの菌も減少し、においも抑制する効果があったと説明した。
 引き続き、大手家庭用品メーカーのP&Gファー・イースト・インク研究開発本部の熊谷善敏さんが「洗剤と除菌技術」について報告した。
 除菌はこれまで、塩素系か、酸素系どちらかの漂白剤を利用していたが、塩素系は色落ちしやすく扱いづらいし、酸素系は低温では効果が薄いなどの欠点があった。しかし、10年ほど前から漂白活性化剤と呼ばれる低温でも除菌効果を高める洗剤が開発されている。
 その効果などについて、大阪府内の小学生がいる219家庭を、通常洗剤で洗濯する家庭と、除菌洗剤で洗濯に分けて調査。除菌洗剤を使った場合、大腸菌などの抑制に効果が認められた。
 複数のメーカーの除菌洗剤を使って比較しても除菌効果を確認。さらに洗濯中に菌が洗濯物からほかの洗濯物へ、また洗濯機を通じて次の洗濯へまき散らかされている事実を踏まえ、菌が広がらないように防止するためにも、除菌洗剤を使った対策が重要になるとした。
 また、シャープの電化商品開発センター第3開発室、池水麦平さんは銀イオンによる除菌技術の洗濯機への応用について研究成果を発表した。
 古代エジプト時代から傷口の化のうを防ぐ治療に銀を使うなどされており、銀イオンの効果は体験的に知られていた。同社では02年から、銀イオンを発生させて除菌・防臭コートする洗濯機を発売、注目されてきた。
 研究では▽洗濯直後▽着用して18時間後▽半年間着用せずに保管した場合について、菌数や臭気などを調査。イオンコートをした場合、しなかった時に比べ抗菌防臭効果があった。また洗濯槽内のカビの繁殖も抑制できた。
 ◇日干し、熱めのお湯も効果
 ■住宅内のカビ
 環境生物学研究所の阿部恵子さんが建物のカビ対策について発表した。
 カビ汚染を抑えるためには、カビの胞子が飛び散る前に駆除することが重要とし、1日6時間除湿機を使うと、32株中28株のカビが発育せず、3時間でも14株が発育しなかったと報告。
 また室温などを上げると相対湿度が低くなり、除湿と同じ効果があることから、室温15度、湿度89%の空間を20度、25度、30度に上げ、カビの数の変化を調べたところ、20度の場合はあまり効果がなかったが、25度、30度の場合はそれぞれカビが全く発育しなかった。
 これは布団を日干しすることで布団の中の温度が上がり、結果カビの発生を抑えることができるなど、さまざまな局面で活用できるという。
 さらに1週間に1度程度でも、建物の表面に通電して発熱すればカビを抑えることができるという実験結果を披露。今後、壁の表面を温めるという技術は実際の建物への利用も期待できるとした。
 また、松下エコシステムズの稲垣純さんは空気清浄機について発表した。
 カビやダニなどのハウスダスト除去、ペット・調理臭などのにおい対策、ホルムアルデヒドなど化学物質対策などとして空気清浄機を求める人が増え、年間200万台が売れ、普及率25%と説明。
 自社の製品を使い5家庭で調査したところ、細菌やカビの除去性能、花粉などアレルギーの原因となる浮遊粒子が低下したという。さらにエアコンや、持ち運びができる除湿機とうまく組み合わせることで、効果が高まることを紹介した。
 また、大阪市立環境科学研究所の濱田信夫さんは浴室のカビ対策について発表した。
 濱田さんは研究から、汚染物質として浴室の上部はカビや赤色酵母が多く、下部は細菌が多い傾向にあると説明。さらに夏と冬でカビや酵母は数に差が見られないが、細菌は冬に増えるなどの特徴を挙げた。中でも濱田さんは黒カビの一種、エキソフィアラに着目。このカビは床周辺にも多く、特に石けんやシャンプーなどの付近に多い。また洗濯槽のカビなどにも見られるという。
 一般的なカビ対策としては、入浴後、シャワーで熱めのお湯をかけると繁殖をある程度抑えることができるといい、掃除は行う頻度より、まんべんなく行うことが重要とした。また窓開けや換気扇、浴室乾燥機をうまく使うことが予防に効果があると説明した。
 その上で、清潔な浴室にするためには、これまで以上に微生物汚染を総合的に研究していく必要性があるとした。
 ◇軟水にカビ抑制効果−−松山の企業、洗濯実験で確認
 また、大会では最新の研究成果を取り入れた商品の内容をパネル展示し、参加者らの関心を集めた。
 洗濯機のカビ汚れ対策として、水道水に含まれる成分に着目したのが、ボイラー製品などを販売する三浦工業(本社・愛媛県松山市)。
 研究に当たった同社の生活科学研究室長の高井政貴さんらによると、日本の水道水にはカルシウムやマグネシウムイオンなどの硬度分が1リットルに平均約60ミリグラム含まれているという。これらの硬度分によって、汚れや洗剤が水に溶けにくくなり、洗濯槽にたまってカビの温床になるのではないかとして、硬度分を低くした軟水と、水道水を使い比較した。
 実験では、特別な処理によりカルシウムなどをほとんど含まない水と、平均的な水道水(松山市)を入れた2種類の水槽を用意。それぞれに一般的な黒カビと青カビ、汚れ(人工皮脂)を入れ、さらに石けん、または合成洗剤を加えて5分間混ぜた後、さらに5分間のすすぎを2回行う。この作業を1日3回繰り返し、1週間に1回程度、カビを加えながら2カ月間、連続して実験した。
 水槽には洗濯機の素材であるステンレスをはじめ、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ガラスを固定して付けておき、付着したカビや細菌、汚れになる有機物量(COD)を調べた。
 この結果、石けんを使った場合、ポリプロピレンに関する水道水のカビ胞子数は5万8000個に対し、軟水は1000個以下だった。ステンレスでも13万個に対し、1000個になるなど、4種類の素材のいずれでも、軟水を使ったときの方が大幅にカビの数が減っていた。また、合成洗剤の場合も同様に軟水利用の方がカビの数が減少した。
 加えて、一般細菌数や有機物量も少ない傾向だった。
 ヨーロッパでは水道水を軟水にする器械が一般に普及しており、同社でも96年から陽イオン交換樹脂による軟水器を商品化している。高井さんは「今回、軟水化によりカビ汚染を助長する成分を除去することを確認できたが、こうした軟水の効果は、日本でもますます注目されると思う。今後、浴槽のカビやヌメリの抑制にも効果があるかなど、さらに追究していきたい」と話している。
(毎日新聞)

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3品種混植米:人気です 病害に強く、微妙な味わい−−涌谷町の白幡さん /宮城 (6/02)

◇ササニシキ・ひとめぼれ・たきたて
 涌谷町の有機農家、白幡晋さん(59)が「ササニシキ」「ひとめぼれ」「たきたて」を混ぜて栽培する「3品種混植米」が人気を集めている。病害に強く、粘りとあっさり感が溶け合う微妙な味わい。単一品種ごとに栽培する通常の手法からすると、異例の米作りだ。【小原博人】
 白幡さんは18年前から有機栽培を始めたが、病害や雑草対策が課題だった。5年前、野原の植生を見て「いろんな草が生えている所は病害が出にくい。稲も混ぜたらどうか」とひらめき、3品種の種子を一緒に発芽させ、一部の田に植えた。
 その結果、イモチにかかっても全面に広がらず、出穂や実りの時期にばらつきがないことが分かった。除草機で取り切れない雑草はそのまま残したが、冷害だった2年前でも平年並みの収量を確保。直販先の首都圏を中心に口コミで話題を集め、「安全で特徴のある米を食べられるのは幸せ」との感想が届く。
 今年は60アールでたきたて4割、ササとひとめ3割ずつ栽培。「やませ」の害を避けるため、例年通り5月25日前後の遅植えだった。白幡さんは「イネと環境、環境ホルモンによる生殖機能障害が取りざたされる子供の健康を考えた米作りを進めたい」と語る。
(毎日新聞)

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いちまる水産:「高級ちりめん」に、表示と違う着色料 /福島 (6/02)

県は1日、「いちまる水産」(相馬市磯部、今野里茂社長)が製造したちりめんじゃこ「高級ちりめん」の一部に表示とは違う着色料が使われていたと発表した。製造番号や賞味期限が明記されておらず、不正表示された商品の見分けがつかないため、同社は3月20日以降に製造され、東京都と愛知県の市場に出荷した全品計約82トンの自主回収を始めた。
 県食品安全グループによると、「高級ちりめん」には着色料「赤色102号」の使用が表記されているが、一部の商品には「赤色2号」が使われていた。取引先からの要望で昨年5月、赤色2号から赤色102号に切り替えたが、一部には在庫として残っていた赤色2号を使用したらしい。赤色2号は国内で使用が認められているものの、アレルギー反応など健康への悪影響を指摘する声もある。【岩佐淳士】
(毎日新聞)

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未承認の組み換え作物混入 農水省「人体に影響ない」 (6/01)

日本では未承認の遺伝子組み換えトウモロコシ「BT10」が、名古屋港に輸入された米国産飼料用トウモロコシに混入していたことが1日、農水省の調査で分かった。未承認の遺伝子組み換えトウモロコシが見つかったのは2例目。今回は通関前だったため、国内に流通しなかった。
 農水省によると、BT10は害虫に抵抗性がある品種。スイスのバイオテクノロジー会社が米国の畑で、日本でも承認済みの「BT11」という遺伝子組み換えトウモロコシを栽培した際、誤って約1万5000ヘクタール分栽培、流通させた。
 BT10は2001年から04年にかけて栽培されており、これまで既に日本国内で流通した可能性もあるが、農水省は「米国からの報告では、人体に影響はない」としている。
(共同通信)

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いきいき生活:配膳を考える おわん、正しく並んでますか (6/01)

◇ドリンク、初めから食卓に…外食産業のスタイル浸透
 夕食にご飯と汁物がそろい、おわんが正しく並んだのは2割。はしの頭を右に正しく置けている家庭は5割−−。家庭で配膳(はいぜん)の基本があまり実行されていないことが、味の素の調査で明らかになった。7割の食卓で、食事の初めから日本茶などの飲料が登場しており、汁物の必然性が薄れていることもうかがえる。【郷美津子】
 近畿圏・首都圏に住む20〜64歳の既婚女性235人(うち6割が34歳以下)に、自宅での夕食風景を平日・休日各1日ずつ(計470卓)写真に撮ってもらった。02年11〜12月に実施した。
 ご飯はほとんどの夕食に登場。しかし、ご飯茶わんを手前左、汁わんを右に正しく置けた食卓は、2割にとどまった。
 最も手前に頭を右に置くべきはしは、左右逆やばらばら(21%)▽はし立て・はし入れ(7%)▽食器にのせる(6%)▽縦置き(2%)−−などとなっていた。はしを食器にのせるのは居酒屋、カゴごと出すのはレストランなどで見られる置き方で、外食産業のスタイルが家庭にまで広がっているとみられる。
 飲料が最初から登場することについて、味の素は「白ご飯中心からおかずが主役の食事に移り変わり、いろいろな味のおかずを食べつなぐのに、口すすぎとしての飲料が必要になっている」と分析している。塩分を控えようと、みそ汁は朝食の1杯だけにしている家庭も珍しくない。日本茶をマグカップについでいる食卓は2割あった。
 また、卓上に調味料を置かない家庭が、若年層を中心に5割を超えた。同社は「素材のおいしさを楽しむ焼き魚や刺し身、冷ややっこなどのメニューは、各自が食卓で味をつけるが、最近は炒め物など調理時に味をつけるメニューが多くなったためだろう」とみる。
 同社の別の調査では、調味料を冷蔵庫で保存している家庭が多いことも分かっている。調味料は調理のときに台所でしか使わない、という家庭が増えつつあるようだ。
 食卓にテーブルクロス(24%)、花やツリー(8%)を飾っている家庭がある半面、食事する際にもパソコンや電気コードが置かれたまま、という家庭が27%もあった。
(毎日新聞)

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食中毒:修学旅行で児童ら8人、下痢や発熱 /群馬 (6/01)

中之条保健福祉事務所に31日までに入った連絡によると、管内の小学校の修学旅行で県内に戻った直後の児童8人中7人(11〜12歳)と、引率者の女性1人(58)の計8人がカンピロバクター・ジェジュニによる食中毒になった。いずれも快方に向かっているという。
 県食品監視課によると、同校は児童8人と引率者3人の計11人が18日から1泊2日で東京都に修学旅行に出かけていた。県内に戻った20日になって発熱や下痢などの症状が出る児童らがおり、23日に同管内の医療機関から「食中毒症状の患者を受診した」と同事務所に連絡があった。複数の患者から細菌のカンピロバクター・ジェジュニが検出された。
 同事務所では、旅行先の東京都内での飲食の可能性が高いとみて都に依頼して調査したが、他の利用者には患者がおらず、原因施設不明の食中毒と断定した。【山田泰蔵】
(毎日新聞)

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信州の風:諏訪・小学生が「県産食材」ザリガニ捕りに協力 /長野 (6/01)

愛知万博の長野県PRコーナーで、県産のザリガニを使った料理が紹介されるのを受け、諏訪市立豊田小学校の3年生2学級が31日、同市豊田の小川でザリガニ捕りに協力した。児童らは泥だらけになりながらザリガニを追いかけ、約50匹の“収穫”があった。
 万博で紹介されるのはザリガニを使ったミルフィーユで、各県PRコーナー「中部千年共生村」で24〜28日まで提供される。料理の発案者で蓼科中央高原(茅野市)の料理店「エスポワール」の藤木徳彦シェフは、「日本では漁師の網を切る『害虫』のザリガニも、仏料理では人気食材。万博を機会に広めていければ」と話している。
 ザリガニ捕りで児童らは、網や釣りざおを持って奮戦。30分もたつとコツをつかんだのか、あちこちで「捕れた」という声が上がった。2人で6匹を捕った横田愛実さんと林真帆さんは「すごく楽しい。もっと捕りたい」と、うれしそうに“獲物”をかざした。
 児童が捕獲したザリガニは冷凍保存され、万博の会場で調理される。エビに似た淡泊な味で、臭みはないという。【川崎桂吾】
(毎日新聞)

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ニンジン:地元産使用し学校給食−−習志野の小中学校 /千葉 (6/01)

特産のニンジンに親しんでもらおうと、習志野市は市内の全市立幼稚園と小中学校で、給食の食材に地元産ニンジンを使用する「学校給食キャロット計画」を実施している。初めての試みで、17日まで。
 ニンジンは、農作物では市唯一の特産品で、昨年の出荷量は約1900トン、売り上げは約2億5700万円に上る。しかし、流通先は東京や群馬など県外が多く、地元ではあまり知られていない。そこで、農協の「にんじん部会」などの協力を得て「地産地消」を実現させた。
 メニューはカレーやサラダ、そぼろ煮などで、毎日給食に使われている。【中川紗矢子】
(毎日新聞)

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