【リリース・電気機器】大日本印刷など、ICタグ利用の豚一頭ごとの生産履歴システムを開発
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【リリース・電気機器】大日本印刷・住商マシネックス九州、ICタグを利用した豚一頭ごとの個体管理が可能な生産履歴システムを開発
〜食の安心・安全が確認できるトレーサビリティ情報への活用が可能に〜
大日本印刷株式会社(本社:東京都新宿区、社長:北島義俊、資本金:1,144億円)と住商マシネックス九州株式会社(本社:福岡県福岡市、社長:明城謙治、資本金:1億円)は、ICタグを利用して、養豚場からと畜場までICタグを装着したまま、豚1頭ごとの飼料や投薬などの生産履歴情報を管理するシステムを共同開発し、本年4月より販売を開始します。今システムは、昨年6月から鹿児島県の農事組合法人南州農場(佐多本場:鹿児島県肝属郡佐多町、代表理事:本田信一)と協同組合南州高山ミートセンター(鹿児島県肝属郡高山町、代表理事:本田信一)で実証実験を行っており、今回最適なICタグやICタグ読み取り機の選定、生産履歴管理システムの構築が出来たことから、本格的に販売を開始するものです。
【背景】
国産牛肉に関しては、昨年12月1日より生産・流通段階の履歴情報を追跡管理できる牛トレーサビリティ制度が始まりました。豚肉に関しても、昨年7月25日より生産情報公表豚肉の日本農林規格が施行されるなど、同様のトレーサビリティシステムが求められていますが、牛に比べ頭数が多く、汚れや耐久性の問題からバーコードでの管理が困難であり、豚一頭ごとの個体管理は難しいとされてきました。
大日本印刷は、2002年に生鮮食料品の生産・加工・流通などの各現場で容易にデータ入力を行える食品トレーサビリティシステムを開発し、現在約250の生産者団体や食品メーカー、小売業、生協、外食団体などで採用されています。今回、このトレーサビリティシステムをベースに、耐久性に優れたICタグを利用することで、豚一頭ごとの生産履歴が管理出来るシステムを開発しました。
【システム概要】
・個々の豚の出生時に、個体識別番号が入ったICタグを耳に装着します。
・使用する飼料や医薬品の情報を事前にデータベースに登録し、餌や薬を与える際にその名称と量を入力します。豚に装着したICタグを読み取り、パソコンにデータを取り込むことで、一頭ごとの生産履歴管理を行います。
・飼料や医薬品のデータベース、一頭ごとの飼育履歴、と畜情報などは、大日本印刷のデータセンターで管理します。食肉加工工場、加工食品工場、小売店、生活者などは、インターネット経由で、品種・生産者・飼料・使用した医薬品、と畜日などの情報を閲覧、確認することが出来ます。
【特徴】
・株式会社応用電子研究所(本社:東京都千代田区 社長:畑宏芳)の協力を得て、耐熱性耐水性・耐衝撃性に優れたICタグを利用することで、従来、困難だった、養豚場からと畜場に至る、豚一頭ごとの生産履歴管理が行えます。
・養豚場での煩雑な作業を考慮し、専門的な知識が無くても容易に運用が行えるシステムになっています。
・ICタグ及び読み取り用リーダは、動物ID用ISO規格であるISO11784、11785に準拠。
・ICタグは、環境により使用回数は変わりますが、繰り返し使用でき、低コストでの運用が可能です。
【当システムで使用するICタグの仕様】
ICタグ:135KHzタイプ、形状は中空円形(ドーナッツ)型、ISO11784・11785に準拠、直径約30mm、厚さ約2mm、通信距離 20〜30cm
ICタグリーダ:135KHzタイプのICタグリーダ、ISO11784・11785に準拠
【販売価格】
システム初期費用(ソフトウエア使用料、カスタマイズ費等):1000万円〜
システム運用費(データセンター利用料):100,000円/月〜
ICタグ価格:400円/1個 リーダライタ価格:240,000円/1台
【売上げ目標】
初年度2000万円、2007年に2億円の売上げを見込んでいます。
【販売体制と今後の展開】
両社は、今回開発したICタグ利用の豚個別生産履歴管理システム(トレーサビリティシステム)の販売を共同で行います。また、今回開発したシステムを牛や羊など、他の食肉用の生産履歴システムへの展開も図っていく予定です。(日刊工業新聞)
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