給食後にじんましん 福岡市内2中学校 生徒10人アレルギー?(11/19)
福岡市南区内の中学校に通う生徒十人が給食を食べた後、じんましんなどの症状を訴えていたことが十八日、分かった。このうち三人が呼吸不全などで病院で治療を受けたが、同日までに全員が回復した。同市は「食中毒ではない」と断定したものの、原因は不明のまま。「可能性としては食物アレルギーが考えられる」と説明している。
同市教委によると、症状を訴えたのは二中学校に通う男女計十人。十三日昼、同区内の学校給食センターで調理されたエビフライなどの給食を食べて約三十分―一時間後にじんましんやかゆみを訴えたという。このうち、呼吸不全や顔の腫れなどを訴えた男子三人が病院で治療を受け、うち二人は「食物アレルギーの疑いがある」とされ、残り一人は「給食が原因とは考えられない」と診断された。
同市と市教委は(1)同じメニューを食べた生徒らが約三千二百人いるのに対し、発症者が十人と少ない(2)残ったエビフライなどを検査した結果、じんましんなどを引き起こす食中毒の原因物質は検出されなかった―として「食中毒ではない」と判断した。
その上で、エビや卵などアレルギー症状を比較的起こしやすい食材が給食に含まれていたことなどから、食物アレルギーの可能性を指摘している。ただ、発症者十人のうち、食物アレルギーを自覚していたのは病院で治療を受けた生徒以外の二人だけだったという。
同市教委は「なぜ一度に十人が発症したかは分からない。食物アレルギーであれば、その原因は個人の体質や体調によるところが大きい。必要に応じて医師に相談をしてほしい」としている。(西日本新聞)
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