横浜市が給食業者処分 (10/16)
◆O26大量感染
横浜市青葉区内の二幼稚園を中心として起きた病原性大腸菌O26の患者・感染者大量発生問題で横浜市は十六日、食中毒を原因とする感染症と断定し、仕出屋「六平(ろっぺい)」(同市都筑区川和町)の幼稚園給食事業部(十二人)を同日付で営業禁止処分とした。最初の感染者が先月十七日に確認されてから、ほぼ一カ月後の措置となった。同市衛生局は「各園の同意が必要で調査には時間がかかった。随時、情報を提供できない面もあったが精いっぱい適切にやった」と釈明した。
同市は今月十五日までに調査をほぼ終了。確認された患者・感染者数は十六日現在で、四百四十五人に上った。原因とされる食事は九月八日に配送された給食で、喫食者は市内の十幼稚園と二保育園の園児と職員約三千五百人に上るという。うち下痢や腹痛などを訴えた食中毒患者は百三十八人で、男児五十五人、女児八十人、女性職員三人だった。全員が軽症ですでに回復しているという。保菌者は二百四十八人で、園児の家族への感染は五十九人となった。
食中毒と断定した理由については
【1】菌が検出された六園はそれぞれ生活圏が異なり、感染者間の接触はなかった
【2】四園のO26の遺伝子型が一致した
【3】いずれの園も発症時期が集中している−などを挙げた。
原因特定に約一カ月を要したことについて同市は「検便の対象者が四千人以上に上るなど園の協力を得るのに時間がかかった」などと説明。処分を受けた業者は成人向け配食業務も行っているが、幼稚園給食事業部とは別施設で食材も別になっているという。業者は「これを契機に施設の管理を徹底したい」などと話しているという。
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