TOPICS
世間で起きている食品・衛生・その他様々なニュース
〜2002年11月トピックス〜
<サルモネラ菌>食中毒で神奈川の男性死亡 妻にも症状(11/30)
神奈川県生活衛生課は30日、茅ケ崎市在住の男性(69)がサルモネラ菌による食中毒で死亡したと発表した。男性の妻(68)も食中毒の症状を訴えたが、快方に向かっているという。
同課によると、夫妻は11月21日深夜、腹痛や下痢の症状を訴え入院。男性は22日午後、サルモネラ菌が血管に入ったことによる敗血症で死亡した。原因となった食品は分かっていない。
サルモネラ菌は動物の体内に生息し、食肉や卵を通して人間の体に入ることが多い。発症までの潜伏期間は5〜72時間。(毎日新聞)
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41人が食中毒症状 ブライトンホテル(11/30)
京都市は29日、京都ブライトンホテル(上京区)で食事をした41人が下痢や発熱などの食中毒症状を発症したため、同ホテルの厨房の1部を同日から3日間使用しない営業停止命令を出した、と発表した。
市保健福祉局によると、今月16日の結婚披露宴などで食事をした2団体、145人のうち20−80歳の男女41人が体調を崩した。上京保健所が調べた結果、食中毒菌は検出されなかったが、同日の宴会以外に共通の食事がなく、市が食中毒と判断した。患者はいずれも軽症で入院はしていないという。
同ホテルによると、処分の対象は、10カ所ある厨房のうち宴会で補助的な役割を担う洋食部門。28日から同厨房の使用を自粛しており、「衛生面の指導を徹底して処分期間後に再開したい」(企画部)としている。(京都新聞)
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仙台・幼稚園の集団下痢 原因はSRSV感染性胃腸炎 /宮城(11/29)
仙台市太白区向山4のますみ幼稚園(加藤忠男園長、園児81人)の園児の集団下痢について、仙台市生活衛生課は28日、原因を「SRSV(小型球形ウイルス)による感染性胃腸炎の集団発生」と発表した。
同課によると、下痢やおう吐などを発症した園児の便を調べた結果、SRSVを検出。一方、発症者の共通食だった19日昼の給食からは、食中毒菌は検出されなかったことなどから「集団食中毒ではない」としている。
SRSVは感染性胃腸炎の病原体の一つで便のほか、だ液などを通じても感染する。同課は何らかの形でSRSVが園内に持ち込まれ、園児らに広まったとみている。一方、19〜20日に発症した集団下痢は当初の55人以外、新たな発症は確認されず、同課は「収束に向かっている」と話している。(毎日新聞)
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<ビスフェノールA>先天異常に関連か 母親の血中濃度2倍(11/28)
内分泌かく乱物質(環境ホルモン)作用が疑われるビスフェノールAについて、先天異常の尿道下裂の男児を持つ母親の血中濃度が、一般の妊婦より約2倍高いことが、横浜市立大と神奈川県立こども医療センターなどの研究で分かった。ビスフェノールAは生活用品に幅広く使用されている。尿道下裂との関連は動物実験でも確認されておらず、「本格的な全国調査を急ぐべきだ」と専門家は指摘する。28日に広島市で開かれた環境ホルモンに関する国際シンポジウムで発表された。
研究班は8カ月〜16歳の尿道下裂児の母親30人と、一般の妊婦790人の血液を採取。尿道下裂児の母親のビスフェノールAの血中濃度は平均で1ミリリットルあたり0.82ナノグラム(ナノは10億分の1)で、一般の妊婦の0.4ナノグラムの約2倍だった。
ビスフェノールAは、食器や缶詰の内側のエポキシ樹脂などの原料として利用されている。女性ホルモン作用があり、ごく微量でも生殖や脳神経系へ影響するとの研究報告がある一方、それを否定する研究もある。環境省は環境ホルモン作用が疑われる65物質の一つとして、リスク評価を進めている。
尿道下裂は尿道の開口部が正常な位置にない先天異常。全国の新生児の10%をモニタリングしている日本産婦人科医会によると、75年は1万人に1.4人だったが、01年は4.8人と増えている。
研究班は今後、調査対象を増やし、妊娠していない女性の血中濃度も調べる。
●体内への経路調査を
環境ホルモンに詳しい岡崎国立共同研究機構の井口泰泉教授(内分泌学)の話 ビスフェノールAと尿道下裂との関連は動物実験でも確認されていない。全国的に妊婦の血液を保存し、尿道下裂児の血中濃度を調べるなど、本格的な調査に取り組むべきだ。ビスフェノールAがどのような経路で体内に入るのかについても、母親の食生活や環境調査を実施すべきだ。
●ことば=ビスフェノールA
フェノールとアセトンから合成される化合物。ポリカーボネート樹脂(CD、車の部品、食器など)やエポキシ樹脂(車や洗濯機の塗料、金属缶の内側のコーティングなど)の原料として使われ、00年には約42万トンが生産・輸入されている。食品衛生法で、ポリカーボネートからの溶出基準が決められている。学校給食の食器からの溶出は、最高でも基準の100分の1と微量だったが、材質の異なる食器に切り替える動きが広がっている。(毎日新聞)
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O157家庭内2次感染か 菌検出者12人に /香川(11/28)
高松市保健所は27日、同市内の小学校に通う女児から病原性大腸菌O157を検出したと発表した。女児は19日から腹痛の症状が出始め、21日に同市内の病院で受診。検便の結果、O157が検出された。症状は回復しているという。
女児はO157感染が広がり、現在休園している同市内の幼稚園に通う園児の姉。家庭内で2次感染した可能性が高い。また、同保健所はこの幼稚園に通う園児とその家族などを対象に実施した検便の結果、現在発症していないものの、園児とその家族など5人から菌を検出しており、菌検出は計12人になることを明らかにした。(毎日新聞)
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<食品偽装>林兼産業が魚の産地を偽装 豚肉偽装発覚後も(11/27)
食肉加工品大手の林兼産業(山口県下関市、碓井博社長)が、鮮魚加工品の一部について魚の産地表示を偽り、品質保持期限の表示もしていなかったことが、分かった。鮮魚の偽装表示は、食肉加工品原料に海外産豚肉を使いながら「国内産豚肉」とした偽装が発覚した今年6月以降も続けられていた。
林兼によると、新たに偽装表示が分かったのは、ブリやタイなどを三枚に下ろしたり、骨を取り除いた加工品で、「ぶりフィーレ」「カンパチフィーレ」など5品目。このうち「ぶりフィーレ」は、養殖業者から購入したブリを熊本県の子会社が加工。産地を「熊本・天草」と表示していたが、大分や長崎産も「熊本・天草」と表示していた。天草産以外は輸出用だったが、小ぶりで輸出に適さないものがあったため天草産に混入させていた。混入は約3年前からあったという。
更に「ぶりフィーレ」は品質保持期限の表示がなかった。これらの商品は、林兼から福岡県内の市場などに納入されている。
偽装は社内の企業倫理室の調査で判明。林兼は独立行政法人「農林水産消費技術センター」(北九州市門司区)に相談し、正確な産地表示をするよう指導を受けている。
林兼産業は「市場などに卸している商品で、消費者に直接売っているものではないが、きちんと表示すべきだったと思う。事実関係を詳しく確認して農水省や保健所とも相談し、対応を決めたい」と話している。(毎日新聞)
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<回収>添加物検出でトム・ヤム・スープ(11/27)
スーパー「フレッセイ」(本社・前橋市)がタイから直輸入した缶入りスープ「ボナンザ トム・ヤム・スープ」(400グラム入り)から、食品衛生法で使用が認められていない添加物が検出され、群馬県は27日、同社に回収命令を出した。同社は昨年9月に約4万缶を輸入。群馬、埼玉、栃木各県のほか、東京、関西、東海、北陸地方にも流通しているという。
県によると、添加物は「パラオキシ安息香酸メチル」で、米国などでは食品への使用が認められている保存料。400グラム当たり0.02グラムが検出されたが、県は「混入量はわずかで、直ちに健康に影響が出ることはない」と話している。(毎日新聞)
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新たに3人、O157感染 高松の幼稚園(11/27)
高松市保健所は二十六日、園児ら五人が病原性大腸菌O157に感染した同市内の幼稚園で、検便結果から新たに同園の女児ら三人からO157を検出したと発表した。これで感染者は計八人となった。検査していた水道水と井戸水から菌は出ず、保健所は他に共通食があるかなどを含め、感染経路の特定と二次感染の防止に全力を挙げている。
園児と職員を対象に実施した百四十四人の検便のうち、百二十八人の結果が判明。残り十六人と感染した園児の家族の検便結果を待たなければならないが、保健所は「これ以上大規模に拡大する恐れは少なくなった」とみている。
新たに判明した三人のうち、女児一人は二十四日に下痢を訴え、二十五日にO157を検出、市内の病院に入院した。軟便は認められるが、比較的元気という。
他の二人は症状の出ていない健康保菌者で、園児か職員かは未公表。入院はしていないが、ベロ毒素が検出されたため、治療を行っている。
入院中の五人の症状は、回復している園児もいるが、依然腹痛や下痢を訴えている人もいる。
保健所は、市内の小学校や保育所などに予防啓発のリーフレットを配布。園では二度目の保護者説明会を開き、念のための再度の検便などを呼び掛けた。(四国新聞)
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<ブルーベリー>豪州産から基準超える農薬 積み戻しを指示(11/26)
厚生労働省は26日、豪州産ブルーベリーの輸入時検査で、基準を超える農薬マラチオンが2度にわたって検出されたと発表した。マラチオンは内分泌かく乱物質(環境ホルモン)の疑いがある有機リン系殺虫剤。同省は検出量程度では食べても健康被害は生じないとしているが、積み荷の廃棄または積み戻しを指示した。(毎日新聞)
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O157対策本部を設置−高松市(11/26)
高松市は二十五日、市内の幼稚園の園児ら五人が病原性大腸菌O157に感染した事態を重視、市保健所内に感染症対策本部(本部長・横田健康福祉部長)を設置した。同日開いた定例会見で増田市長は「集団感染の恐れがあり、父母らの心配を除くため、原因究明に万全を期したい」と話し、感染経路の特定を急ぐとともに、二次感染の予防などに全力を挙げることを強調した。
対策本部の設置は、同市が一九九九年四月に中核市に移行して初めて。今後、仮に感染者が十人以上となれば、医療班や疫学調査班などの専門部会を持つ対策拡大本部(拡大本部長・増田市長)に機能を強化する方針。
保健所によると、園児や職員ら百四十人以上を対象に検便を行っているほか、調理室や砂場など園内すべての消毒を実施した。これまでに冷凍保存していた給食のサンプルなどからは菌は検出されておらず、園児に給食以外の共通食があるかなども含め、引き続き健康調査を行う。
感染した五人は入院中だが、依然腹痛や下痢を訴えている園児もいるという。家族や職員らの心のケアにも取り組んでいる。
同園は同日から自主休園した。
O157の潜伏期間は、三―八日と個人によって差があり、二週間の事例もある。食物や水、手などを通して口から入るが、熱に弱く七五度で一分間加熱すると死滅する。保健所は「食物は加熱して生ものはやめ、手洗いを徹底してもらいたい」と呼び掛けている。(四国新聞)
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高松市内の幼稚園に通う女児とその妹からO157検出 感染者5人に /香川(11/25)
高松市保健所は24日、同市内の幼稚園に通う女児とその妹の乳児から、病原性大腸菌O157を検出した、と発表した。2人は入院中で、幼児は発熱が続き、乳児は下痢は続いているものの、比較的元気な様子という。22日までに同じ幼稚園に通う園児3人からO157が検出されており、今回の集団感染での菌検出は5人となった。感染経路について同保健所が調査しているが、給食から菌は見つかっておらず、他に園児が共通して食べた食物はないという。(毎日新聞)
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健康食品「イチョウ葉」からアレルギー物質(11/25)
国民生活センターは25日、イチョウ葉を使った健康食品を分析した結果、20種類のうち12種類からアレルギー物質「ギンコール酸」を検出した、と発表した。
ギンコール酸は、皮膚炎や胃腸障害などのアレルギー反応を引き起こす恐れがあり、アレルギーとみられる健康被害を訴える相談も各地の消費者センターに寄せられている。
イチョウ葉エキスは、「テルペノイド」「フラボノイド」と呼ばれる成分が含まれ、ドイツやフランスなどでは、アルツハイマー病や末梢血管障害の医薬品として認められている。しかし、イチョウ葉にはギンコール酸が含まれているため、ドイツではエキス中の濃度を「5ppm以下」とし、この物質を除去するよう定めている。
国民生活センターが今年7月から10月にかけ、国内のドラッグストアやテレビ通販などで売られていた20種類を分析したところ、粉末やカプセルなどの製品8種類から、最高でドイツの基準の3200倍に当たるギンコール酸を検出。「イチョウ茶」などとして売られている4製品も、長時間煮詰めると、この物質が溶出することがわかった。
イチョウ葉食品をめぐっては、1992年度以降、全国の消費生活センターに計104件の相談が寄せられており、このうち「湿しんが出た」「吐き気がした」などの健康被害が22件あった。中には、「アレルギー性ショックで呼吸困難になった」(30代女性)などの深刻な事例もあり、国民生活センターでは、「異常を感じたら、すぐに使用をやめた方がよい」と注意を促している。
これに対し、高濃度のギンコール酸が検出された製品の輸入・販売元は、「葉に含まれる数百の微量物質が、有害反応を相殺または減少させると考えている。販売開始から8年たつが、苦情は1件も来ていない」と反論している。(読売新聞)
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社会福祉法人「ケアハウス盛岡」で12人が食中毒−−盛岡 /岩手(11/25)
県は24日、盛岡市東山2の社会福祉法人「ケアハウス盛岡」で、入居者11人と職員1人の計12人が吐き気や下痢などを訴え、食中毒にかかったと発表した。入院患者はなく、全員が快方に向かっている。
盛岡保健所が調べたところ、患者に共通した食品はこの施設が出した給食のみで、検査の結果、患者の便から小型球形ウイルス(SRSV)が検出された。県は、同施設の給食部門を食品衛生法に基づき24日から3日間、業務停止処分とした。(毎日新聞)
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宮城産を偽装の疑い浮上 困惑広島カキ業界(11/25)
10月末以降に出荷された宮城産カキが広島産と偽って販売された疑いが浮上し、宮城、広島のカキ業界に波紋が広がっている。広島産が成育の悪化で品薄となり、出荷数量を満たすため、宮城産に頼ったという図式だ。宮城県漁協組合連合会は、宮城県に実態調査を再三要請。広島でも3年前に韓国産の偽装疑惑が表面化して以来、監視を強化してきただけに疑惑の再燃に困惑している。(カキ偽装問題取材班)
◎3年前は韓国産
「あんたのところで、宮城産を広島産として出してるんじゃないのか」
「宮城の業者が加工したのを、うちの得意先に出しているだけだ。広島産は十分足りている。偽装する必要はない」
今月8日に開かれた広島県かき出荷組合の理事会。組合幹部は厳しく追及したが、偽装が疑われた仲買業者は疑惑を全面否定した。
谷口富雄組合長は「韓国産の偽装騒動が落ち着いてきたのに、またかという感じだ」と表情を曇らせる。
韓国産カキの広島産への偽装疑惑は1999年12月に浮上。広島県が実態調査を進めたが、偽装の事実はつかめなかった。
監視強化が伏線
宮城産カキは9割以上が宮城県漁連の入札を通して流通している。一方、広島産は相対取引が中心で流通経路が複雑なため、広島県は「広島産の正確な出荷量は把握できない」(食品衛生室)という。こうした事情が真相究明を阻んだ。
偽装の確証は得られなかったが、広島県は流通経路の透明性確保に乗り出した。2000年9月に生カキの取り扱いに関する指導要領を改正し、業者に入・出荷量と取引先などを記録させた。輸入カキを扱う業者には、保健所への届け出を義務付けた。
今年10月には指導指針を策定し、輸入カキの入・出荷量と残量を月1回から毎日報告するよう業者に求めた。広島県漁連も仲買業者らと「韓国産かき問題検討委員会」を発足させた。
ところが、皮肉なことに韓国産への監視強化が、新たな偽装疑惑の伏線になっている。「韓国産は混ぜにくくなったので、広島産が足りなくなれば、国内産で賄うしかない。宮城と広島の業者は以前から互いにカキを融通し合っていた」と広島の仲買業者は、融通ルートの存在を明かす。
◎どこに売るのか
10月末から11月初めにかけ、広島の仲買業者が買い付けたとされる宮城産カキは計十数トン。一回で最高5トン以上にも達し、一日当たりの落札量の1割を超えたこともある。フライなど2次加工品として販売される以外、海産物は産地表示が義務付けられるため、産地を偽れば、日本農林規格(JAS)法に違反する。
消費期限との兼ね合いで量販店は通常、産地の仲買業者から仕入れるため、「広島の業者を通じて宮城産を販売することはあり得ない」(大手量販店)という。広島の量販店の水産物バイヤーも「広島では宮城産は売れない。宮城で広島産の人気がないのと同じ。大量に仕入れた宮城産を一体、どこで売るのだろうか」と首をかしげる。
別の量販店は「広島産が足りないからといって、宮城産を仕入れたことは一度もない。広島産が宮城産だったのなら重大な問題だ」として、仲買業者に産地の再確認を行っている。
偽装疑惑の再燃に対して、広島の生産者の目は冷ややかだ。「偽装なんて、私ら生産者には関係ないことじゃけ。いつも通り、いいカキを育てていくだけだ」。地御前漁協(廿日市市)の黒田勝敏組合長は突き放すが、「とばっちりはもうこりごり」というのが本音のようだ。(河北新報)
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偽装告発の西宮冷蔵、今度は盗難被害=サケ400ケース倉庫から−兵庫(11/23)
雪印食品の牛肉偽装を告発した兵庫県西宮市の西宮冷蔵の水谷洋一社長が「倉庫からサケ400ケース(計500万円相当)が盗まれた」として、西宮署に被害届を提出したことが23日、分かった。同署は窃盗容疑で調べている。(時事通信)
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福地の老人保健施設で17人食中毒(11/22)
県薬務衛生課に二十二日までに入った連絡によると、福地村の老人保健施設「孔明荘」に入所している男女十七人がウエルシュ菌による食中毒を発症した。十七人とも症状は軽く快復したが、三戸地方健康福祉こどもセンターは、同施設で調理した食事が原因と断定し、給食施設に対し二十六日まで五日間の調理業務の停止処分を行った。
同課によると、孔明荘に入所しているお年寄り九十七人のうち、六十九歳から九十一歳までの男性五人、女性十二人の計十七人が十六日夜から十七日にかけて下痢や腹部の違和感を訴えた。
青森保健所で食品を検査した結果、十六日の朝食で出されたアサリのいため煮からウエルシュ菌を検出。患者の検便でも同菌を検出したことから、この食品が原因による食中毒と断定した。
自然界に広く分布しているウエルシュ菌の食中毒は、スープや煮物類などを大量に調理した後に長時間、室温で放置した場合に発生することが多い。同施設では、原因食品を提供する前日の十五日に調理していた。(東奥日報)
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仙台市の幼稚園で、下痢など集団発生(11/22)
仙台市に22日までに入った連絡によると、同市太白区のますみ幼稚園(加藤忠男園長、園児約80人)で園児55人が吐き気や下痢などの症状を訴えていたことが分かった。市は食中毒と感染症の両面から調査している。同市によると、園児は19日に給食として調理パンと菓子パンの2種類のパンを食べた。職員もパンを食べたが、発症していないという。発症した園児55人のうち41人が病院に通ったが、いずれも快方に向かっている。(時事通信)
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女児からもO157検出 高松の幼稚園(11/22)
高松市保健所は二十一日、市内の幼稚園女児から病原性大腸菌O157を検出したと発表した。二十日に男児の感染が判明した同じ幼稚園で、同園は当面給食を自粛、保護者の不安を解消するため説明会を開く。
保健所によると、女児は十七日に腹痛や下痢を訴え、市内の病院に入院。二十一日になってO157を検出した。現在も症状は続いている。家族や園児らの検便を実施するとともに、感染経路を調査する。(四国新聞)
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肉骨粉を無害化し再活用 実験プラント、来月から稼働−−帯広畜産大 /北海道(11/22)
◇資源として再活用
帯広畜産大(鈴木直義学長)は肉骨粉を無害化し、農作物の肥料などに再資源化する実験プラントを学内に設置し、12月初めから稼働させ、民間企業などと実用化に向けた共同研究に着手する。
肉骨粉は国内でBSE(牛海綿脳症、いわゆる狂牛病)が発生して以来、家畜の飼料などへの利用が禁止されている。現在も死亡牛などから道内で年間約3万トンの肉骨粉が生産されているが、焼却処理され、野積みされている。
同大地域共同研究センターなどによると、BSEの牛が肉骨粉に含まれていても、病原体の異常プリオンを無害化すれば、窒素・リン酸・カルシウムなどを含む肉骨粉は肥料などに再資源化ができる。再資源化は同大のBSE対策プロジェクト研究の一環で、民間企業や北海道経済産業局、北海道大なども参加し、産学官で研究グループを構成している。
実験棟は既に完成。近く(1)高温高圧処理・発酵処理(2)アルカリ加水分解処理(3)炭化処理と、処理技術の異なる三つの実験プラントを設置、無害化・再資源化の研究に取り組む。(毎日新聞)
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<食中毒>児童128人が軽症 駅伝参加で押しずし食べる 福井(11/21)
福井県は21日、同県松岡町で17日にあった「ちびっ子駅伝」(松岡町、町教委主催)に参加した児童128人が食中毒になったと発表した。いずれも軽症。町が昼食に出した押しずしなどが原因とみて調べている。
駅伝には同町など3町村の6小学校から選手と応援の児童ら計210人が参加。参加者はいずれも、町が昼食に用意したマスの押しずしと、豚肉と野菜の汁物を食べていた。当日は同県や周辺県から648人が参加したフルマラソン大会もあり、出場者に同じ食事が出された。(毎日新聞)
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<エリンギ>輸入業者に残留農薬の検査命令(11/21)
厚生労働省は21日、中国産エリンギ茸(たけ)の輸入時検査で、基準の9倍に当たる農薬クロルピリホス0.09ppmが検出されたと発表した。4月にも基準の3倍のクロルピリホスが検出されており、同省は中国産エリンギ茸の輸入業者に対し、自費でクロルピリホスの残留検査をさせる「検査命令」を出した。
同省によると、2回目の基準違反は20日、福岡検疫所(福岡市)に輸入された中国産エリンギ茸1200キロの一部から見つかった。輸入業者に積み荷の廃棄または積み戻しを指示した。検出量程度では食べても健康被害は生じないという。(毎日新聞)
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幼稚園男児からO157検出−高松(11/20)
高松市保健所は二十日、市内の幼稚園男児から病原性大腸菌O157を検出したと発表した。
保健所によると、男児は十五日に腹痛を訴え、十六日に市内の病院に入院、二十日になってO157を検出した。現在も腹痛や下痢が続いている。家族らの検便を行うとともに、感染経路を調査する。
今年の県内のO157感染者は十四人目。(四国新聞)
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農家4戸が栽培の食用菊、適用除外の農薬検出 /山形(11/20)
県は19日、食用菊への使用が認められていない4種類の農薬が、農家4戸が栽培した食用菊から検出されたと発表した。使用された農薬は登録農薬で、他の野菜類などに使用が認められており、安全上の問題はないという。収穫された食用菊はほとんど市場に出荷された。
県農政企画課によると、4種類の農薬はキャベツや大根、トウモロコシなどの病害虫駆除に使用されているが、使用対象に食用菊は含まれていなかった。
検出された農薬成分5種類のうち3種類は食品衛生法で定められた残留基準値以下で、残り2種類は同法で定められた残留基準がないという。
県農政企画課は「12月から行う農家への農薬講習会で、適用外農薬の説明を行い、農薬の知識を普及させていきたい」と話している。(毎日新聞)
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異常プリオンの分解酵素発見=BSE予防に応用も−明治製菓など(11/20)
BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)やヒトのクロイツフェルト・ヤコブ病の原因である異常プリオンたんぱく質を分解する酵素を発見したと、農業技術研究機構の動物衛生研究所(茨城県つくば市)と明治製菓が20日、発表した。BSEなどの治療には使えないが、感染した可能性のある牛の処分に使った器具や、人間の医療器具などの洗浄に使えば、感染防止に役立つと期待される。明治製菓は、2004年4月以降の商品化を目指す。(時事通信)
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中国冷凍野菜輸入から撤退−加ト吉(11/19)
加ト吉の加藤義和社長は十八日、輸入した中国産ホウレンソウから基準値を超える残留農薬が検出された問題で、中国からの冷凍野菜の輸入・販売事業から撤退する方針を明らかにした。
同社は、中国山東省の製造委託工場から冷凍ホウレンソウなどを輸入していたが、今年六月に食品衛生法の基準値を超える農薬が検出され、販売を中断していた。
同社の輸入冷凍野菜の販売額は年間十億円余。加藤社長は「冷凍食品全体の1%にも満たず、事業に影響はほとんどない。今後は一部の特注品だけの販売にとどめたい」としている。(四国新聞)
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<マツタケ>中国産から、また農薬検出 輸入業者に検査命令(11/19)
中国産の輸入マツタケから残留基準の28倍の農薬ジクロルボスが今年8月に検出されたのに続き、今月15日にも関西国際空港に輸入された中国産の生鮮マツタケ51キロの一部から、基準の3倍のジクロルボスが検出されたことが分かった。厚生労働省は18日、中国産マツタケの輸入業者に対し、自費でジクロルボスの残留検査をさせる「検査命令」を出した。
同省によると、ジクロルボスは有機リン系殺虫剤で発ガン性が指摘されているが、検出された程度の量では食べても健康被害は生じないという。
外国産マツタケでは、北朝鮮産から金属棒が相次いで見つかっており、厚労省は先月10日、同国産マツタケの輸入時検査で金属探知機を使うよう、各検疫所に通知している。(毎日新聞)
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全国初、イセエビにタグ 志摩の国漁協が産地PR(11/17)
【三重県】志摩町の志摩の国漁協和具青壮年部(大田浩司部長、約50人)が16日、全国で初めて産地表示タグを付けたイセエビを出荷した。消費者に「和具のイセエビ」をアピールし、安心して食べてもらうのが目的。
和具はイセエビの水揚げが県内一で、全国でも有数。青壮年部は県の補助事業として県漁連が実施する海産物ブランド化実証事業に名乗りを上げ、昨年からインターネットのホームページでPR用に販売しているイセエビに、試験的にタグを付けることにした。
出荷するイセエビは、年数回しかない禁猟区の解禁で水揚げ。大きさによって2〜5尾ずつ箱詰めされた1箱1キロの100箱限定で、この日は20箱ほど出荷した。触覚の根元に「志摩の国和具港 三重ブランド」と書かれたタグを装着した。(中日新聞)
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県内産牛のすき焼きに長蛇の列 松阪で「食・大地・健康フェス」(11/17)
【三重県】「食・大地・健康フェスティバル」が16日、2日間の日程で、松阪市立野町の中部台運動公園で始まった。大勢の家族連れが訪れ、県内産牛を使ったすき焼きの試食などを楽しんだ。
県や農林水産団体、松阪市などの自治体で組織する同フェスティバル実行委員会の主催で、地産地消をテーマに、食を取り巻く情報を提供し、豊かで安心できる健康的な生活を提案しようと企画した。「松阪牛と農林水産まつり」(同実行委員会主催)も同時に開かれた。
会場では県内産牛を使ったすき焼きの無料試食会があり、長蛇の列ができた。2000食が振る舞われ、訪れた人たちは「柔らかくておしいね」と舌鼓を打っていた。
また、伊勢湾産のアサリ汁や地元の野菜などをふんだんに使った地産地消なべ、松阪牛のしぐれ茶漬けの試食会もあり、来場者の人気を集めていた。
このほか、伊勢茶など県内各地の特産品の展示販売、試食会や健康な食生活のための食生活診断コーナー、家庭菜園教室、旬の特産品をプレゼントする地産地消クイズなどがあり、訪れた人たちを楽しませた。17日も午前10時から午後3時まで開かれる。(中日新聞)
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「南アルプスの天然水」に、無届け井戸の水を使用 /山梨(11/16)
◇韮崎保健所、「重大問題」と行政指導
サントリー(本社・大阪市)が製造・販売するミネラルウオーターの人気商品「南アルプスの天然水」に、食品衛生法の施行規則に違反し、県への届け出のない井戸の水が使われていたことが15日、分かった。県韮崎保健所は「重大な問題」として、無届けの井戸を含めたすべての井戸の書類を提出するよう同社の白州蒸留所水工場(白州町)に口頭で行政指導。同工場は「製品自体の安全性に問題はないが、手続き上のミスで、申し訳ない」と謝罪し、同日に是正した書類を同保健所に提出した。
◇サントリー白州水工場「安全性問題ないがミス」
県や同工場によると、原料水には現在、同町にある同社所有地の井戸10本を使用し、同工場でろ過、殺菌、ボトル詰めをしている。
同社は99年に生産ライン増加のため、清涼飲料水の製造に関する同法の許可を改めて取り直し、当時あった全6本の井戸について水質検査結果などを添えて書類を同保健所に提出した。
ところが、00年2月から翌年にかけて新たに使用を始めた工場内の1本と、工場から東1・5キロほど離れた敷地にある3本の計4本の井戸については、届け出をしていなかった。
一方、厚生労働省のHACCP(ハサップ=食品製造における自主的衛生管理)の承認は今年4月に得るなど、衛生面に問題はないという。
食品衛生法の施行規則は、生産許可を受けた製造所の設備などに変更があれば都道府県などに届け出るよう義務付けている。同保健所は13日、同工場の品質管理担当者に電話で指導。同工場は「井戸を隠すつもりはなく、変更届を出す認識がなかった」と釈明し、15日に無届けの4本を加えた全10本の井戸の関係書類を同保健所に提出した。
同商品は91年に販売され、96年から同工場で生産。01年は1810万ケース(1ケース2リットルで6本)を販売し、ミネラルウオーター市場のシェア21%(同社推定)は国内1位。(毎日新聞)
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<自主回収>冷凍スパゲティの一部に異臭 日清フーズ(11/15)
日清製粉グループ本社は15日、加工食品子会社の日清フーズが販売している冷凍スパゲティの一部に異臭のするものがあるため、自主回収すると発表した。対象は「マ・マーソテースパゲティナポリタン」のうち、袋の裏面に「R18」の記号があり、賞味期限が03年10月7日から同年11月6日になっている計55万食分。(毎日新聞)
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<魚介類名称>「ギンムツ」を「メロ」に 水産庁が適正化図る(11/15)
水産庁は15日、輸入魚介類で実際は種類が違うのに日本の高級魚を連想させる名称で流通しているケースがあるため、まぎらわしい表示をJAS法に基づき、原則禁止し、表示の適正化を図る方針を明らかにした。来年3月末までに、結論を出す。基準案では、チリなど南米で獲れる「ギンムツ」を「メロ」に一本化する。(毎日新聞)
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大豆の摂取が長寿の秘けつ/沖縄の食文化でシンポ(11/15)
宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで13日開幕した日本栄養改善学会は2日目の14日、「沖縄の長寿と食文化」をテーマにしたシンポジウムが開かれた。この中で世界保健機関(WHO)循環器疾患予防国際共同研究センター長の家森幸男さんは、世界的な調査で、大豆の摂取が心筋梗塞(こうそく)やがんの予防に有効であることを示した上で、島豆腐など大豆摂取全国一である沖縄の食環境が、長寿に深くかかわっていると指摘した。
シンポは家森さんとハートライフ病院統合医学センター長の仲原靖夫さん、琉球大学保健学科教授の安仁屋洋子さん、同大学教育学部教授の平良一彦さんの四人が参加。
仲原さんは、沖縄の伝統食について「祖先の知恵をもう一度見直し、現代に応用していく必要がある」と強調。安仁屋さんは、紫外線の強い沖縄に生息し、強い抗酸化作用を有する薬草を「健康資源として再考する必要がある」と述べた。
平良さんは、沖縄の長寿者と若者のライフスタイルを比較。「長寿を守り抜くには、先輩長寿者の生き方に学び、ライフスタイルを確立しなければならない」と語った。(琉球新報)
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「銀ムツ」食卓から生き延びる、豪が取引規制を撤回(11/14)
当地で開かれている、絶滅の恐れがある野生動植物の国際取引を討議するワシントン条約締約国会議の委員会で13日、「銀ムツ」の取引規制を主張していたオーストラリアが、提案を取り下げた。提案撤回は14、15の両日開かれる総会で承認される見通しで、世界最大の消費国・日本への輸入も継続されることになった。
オーストラリアは、南極大陸沿岸で密漁が頻繁に行われているとして、取引を規制しなければ、銀ムツが絶滅する恐れがあると主張していた。この日の会議では、主催国のチリが、国際取引の規制よりも、南極海洋生物資源保存条約(CCAMLR)加盟国による違法操業の監視強化などを新たに提案、主要国も相次いでチリ案に支持を表明した。このため、オーストラリア代表団も最終的に「各国の意見を尊重する」と発言し、要求を撤回した。
銀ムツは年間5万トン近く捕獲され、日本は昨年、約1万5000トンを輸入した。(読売新聞)
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県産ショウガにタイ産1000トン 土佐香美農協(11/14)
土佐香美農協(香美郡野市町西野、北代雅夫組合長)が平成12年から13年にかけてタイ産の生ショウガ約1000トンを県産に混入して出荷していたことが13日までに分かった。同農協は「’98高知豪雨に伴うショウガ減産の穴埋めで輸入し、県産と混ぜて売った」と事実関係を認め、「外国産は外国産で売るはずだった。県産と混ぜたのは担当者の独断だ」と釈明している。県は事態を重視し、JAS(日本農林規格)法に違反するとみて対応を模索している。
県農林水産部などによると、同農協は静岡県の商社を通じて生ショウガを輸入していた。輸入したのはタイ産1215トン(ほかに中国産が234トン)。輸入時期は平成12年1月―14年3月で、12年4月から翌年9月にかけて約1000トンが県産の生ショウガ約4000トンに混ぜて売られていた。
ショウガは同農協特産センター(野市町大谷)の予冷庫に本県産、外国産などに分けて貯蔵しており、予冷庫から出した後、畑の土を落とすため洗う段階で県産に混入させていた。
その後、ショウガは同農協ブランドのパックや出荷箱などに詰められ、本県産として全国各地の市場や卸会社などに送られた。一部は県園芸連マークを付けて園芸連ルートで出荷されていた。
同農協の説明によると、ショウガを輸入するきっかけは平成10年の’98高知豪雨。豪雨に遭ったショウガが貯蔵中の翌11年に大量腐敗し、11年の作付面積も大幅に減少した。特産センターの運営費を賄うためには年間2000トン以上のショウガを扱う必要があるため、当時の同センター所長(14年6月に定年退職)が「海外から仕入れたい」と提案。同センターの運営委員会で承認した――としている。
出荷方法までは詰めていなかったが、同農協は「きちんとした原産地表示を付けて系統外で出荷するはずだった」と説明。「前所長が独断で(県産への混入を)やった」としている。
高知新聞社の取材に対し、この前所長は「タイ産ショウガは県産と同じ系統の大ショウガなので混入した。JAS法に違反することは知らなかった」と事実関係を認めている。動機については「センター運営のため、量を確保することで頭がいっぱいだった。私の判断ミスだ」と話している。
同農協としては前所長に退職金の返還(農協合併後の4年間分で約160万円)を求める方針。農協によると、本人も応じる姿勢だという。
北代組合長は「前所長は40年近くショウガに携わっており、すべてを任せていた。自分が知らなかったとはいえ、消費者、市場、生産者、農協組織に大変迷惑をかけ、申し訳ない」と謝罪している。
県農林水産部の山崎淳一部長は「安全、安心が求められる時代に、しかも輸入反対の姿勢を取ってきた農協がこんなことをしていたとは青天のへきれきだ。消費者、市場関係者には本当に申し訳ない。信頼回復のため県として二度と起こさせないように強く指導していく」と話している。
県外産も混入
また同農協では、13年9月まで鹿児島産と熊本産のショウガを本県産に混入していたことも分かった。量的に多いのは鹿児島産で、同農協は「かなり昔から(同県の農家に)ショウガの生産を委託していた」と説明している。
タイ産ショウガ 芋の大きさは県産と同じ。県産に比べるとやや色は白く、辛みが強い。東京都中央卸売市場年報によると、1キロ当たり単価は平成12年に県産492円、タイ産354円、中国産169円、13年は県産438円、タイ産281円、中国産168円。市場では価格的に安い中国産の方が人気がある。
背景に県産地盤沈下 関係者に衝撃
土佐香美農協がタイ産ショウガを県産と混入して出荷した背景には「扱い量を増やすことで頭がいっぱいだった」という担当者の焦りがある。さらにその背後にあるのはショウガの地盤沈下。作付面積の減少が関係者の焦りを誘い、県産ショウガの信用を地に落とすような事態を招いた構図だ。混入の事実は重く、国内一のショウガ産地・高知に与える影響は計り知れない。
関係者によると、同農協は輸入開始前に他農協や農業団体に「外国産ショウガを扱いたい」と意向表明したという。その際、同農協は「農協の責任で扱い、産地表示も行う。県園芸連には出荷しない」と説明していた。農業団体はショウガ輸入に反対する立場だが、各団体は土佐香美による輸入を承認。その経緯を知る関係者は、「産地表示をきちんとするという約束だったのに。まさか混入とは…」と大きな衝撃を受けている。
皮肉にも今回の背景にあるのは外国産ショウガの増加。県内のショウガは安価な中国産に押されて栽培面積が激減しており、平成元年の1150ヘクタールが12年には496ヘクタールにまで減っている。同農協管内も同様で、特産センターの運営を維持するためにも扱い量の確保が担当者に重くのしかかっていた。
輸入ショウガに押されに押され、切羽詰まった結論がショウガ輸入。そして担当者の“暴走”が引き起こした県産への混入。県産ショウガの信用下落――。今後、関係者は悪循環のけじめをつけなければならない。
混入ショウガの一部は県園芸連の商品として流通した。同連は大きなショックを受けており、大山端会長は「園芸連の扱いは県産に限っており、園芸連マークで流通したのは極めて遺憾。農協を信頼していただけに大きなショックを受けている。消費者、取引市場の皆さんに迷惑をかけたことは本当に申し訳ない。信頼回復に全力で取り組む」と話している。(高知新聞)
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宮城カキに偽装韓国産240トン 石巻の運送会社配送(11/14)
韓国産の輸入生ガキが宮城産と偽って販売された問題で、宮城県の調査で販売先が解明されなかった韓国産約240トンの多くは、石巻市の運送会社によって、石巻地方の複数の仲買業者に運び込まれたことが13日、関係者の話で分かった。未解明分は山口県下関市の運送会社から仙台空港近くの大手運送会社を経由し、宮城県内に陸送されたことが既に判明しており、その後の流通実態の解明が焦点になっている。調査を継続している宮城県も事実関係を把握しており、裏付け調査を急いでいる。
複数の関係者によると、仙台空港近くの大手運送会社に荷降ろしされた韓国産カキは、石巻地方の複数の仲買業者の依頼で、石巻市のある運送会社が荷受けした。その後、宮城県牡鹿町の鮎川港と鮫浦漁港周辺で、「宮城産カキ」と表示されたカキ専用容器に入れ替えられ、仲買業者の加工工場に配送された。
この配送ルートは、2000年度シーズン(2000年10月―01年3月)から利用されたという。カキをいったん中継した大手運送会社が石巻の運送会社あてに出した荷物の送り状は、既に県に提出されている。鮎川港周辺では、近くの漁業者らに容器の入れ替え作業がたびたび目撃されているという。
石巻の運送会社は県に対し、大手運送会社からカキを荷受けしたことは認めているが、「守秘義務があるため、依頼主は言えない」などと話しているという。
韓国産カキを扱う業者は、県に届け出が義務付けられている。県は昨年度の取引を調査対象にしているが、この配送ルートで韓国産を加工、販売したとされる複数の仲買業者は、いずれも届け出をしていない。
下関市の運送会社によると、仙台空港近くの大手運送会社に陸送した韓国産カキは一日当たり1―5トン。昨年10月から12月には、ほぼ毎日運んだという。
今年8月に発表された県の調査結果で、昨年度に宮城県内に流通した韓国産カキは約880トン。このうち産地を偽装した量は約367トンと判明したが、約240トンの販売先が不明のため、県は調査を継続している。(河北新報)
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旅館で食中毒、営業停止処分−−唐津 /佐賀(11/12)
県生活衛生課は11日、小型球形ウイルス(SRSV)による食中毒が発生したとして唐津市東唐津の旅館「洋々閣」(大河内明彦社長)を同日から2日間の営業停止処分にした。
同課によると、東京都内の高校2年生男女253人が5日、修学旅行で同市を訪れ、3施設に分かれて宿泊。6日、長崎市を旅行中に27人が発熱やおう吐などを訴え、うち16人が入院したが、既に退院している。
生徒9人と旅館の調理従事者1人の検体からSRSVが検出された。発症者はいずれもこの旅館に宿泊し、他に共通食がないことから、同課は旅館の夕食が原因の食中毒と判断した。旅館は8日から自主休業していた。(毎日新聞)
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<食中毒>障害者スポーツ大会出場の選手78人が下痢(11/12)
高知県薬務衛生課に12日入った連絡によると、9〜11日に開催された第2回全国障害者スポーツ大会に出場した神奈川、埼玉、岡山、香川県選手団のうち78人が下痢などの食中毒にかかった。いずれも軽症。高知県芸西村の土佐ロイヤルホテルに宿泊した選手団で、同課は同ホテルを12日から3日間、営業停止処分にした。(毎日新聞)
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北朝鮮産のハタハタに小石混入−−秋田のスーパー /秋田(11/11)
秋田市内のスーパーで購入した北朝鮮産のハタハタに小石が混入していたと、同市内の女性が同市保健所に届け出た。同保健所では他にも小石が混入したハタハタがないか確認するよう、業者や消費者に注意を呼びかけている。
同保健所によると、9日午後1時ごろ、女性がスーパーで購入したハタハタ4匹を焼いて食べようとしたところ、2匹の腹に直径約2〜3センチの小石が1個ずつ入っていた。ハタハタは12匹入りパック包装で残りを調べると、別の1匹から同様の小石2個が出てきた。ハタハタが飲みこむには不自然な大きさで、口から意図的に入れられた可能性がある。
流通経路を調べたところ、11月5日に秋田港に入港し7日に荷下ろされた北朝鮮産100ケース(1ケース5キロ)の一部と分かった。
北朝鮮産のハタハタをめぐり、96〜98年に鉛片が混入する問題が頻発。厚生省(当時)は輸入業者が荷揚げする際、金属探知機での検査を義務付けたが、今回の小石には反応しなかった。同保健所は、このスーパーにパック詰めする際に手で触って確認するよう指導した。(毎日新聞)
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ルールより取引優先 宮城産カキ、広島産に偽装?(11/9)
宮城産カキが広島産と偽って販売された疑惑が、8日までに浮上した。韓国産の宮城産への偽装問題が発覚し、宮城のカキ業界は信頼回復に躍起になっているが、産地が偽装される恐れがあるとして禁止されている「原料飛ばし」がなお横行していたことになる。「欠品したら取引先との信頼関係を損なう」。ルールより取引を優先する業界の一部のゆがんだ経営感覚が、またも浮き彫りになった。
「ようけ死んどる。半分以上だめなところもある。夏の猛暑で水温が高かったのと赤潮でカキが酸欠状態になった影響だろう」。広島県坂町の尾崎敏孝・坂町漁協組合長は今シーズンの広島産カキの成育悪化を嘆く。
成育悪化により品薄となり、仕入れ価格も跳ね上がっている。広島県漁協組合連合会によると、仲買業者の仕入れ価格(10キロ)は1万−1万2000円前後と例年より2000−3000円高い。4割も上がっている地区もあるという。
宮城産も価格が上昇している。10月6日の初出荷から10月末までの平均仕入れ価格(10キロ)は1万5751円で、昨年より3000円余り高い。
ある仲買業者は「安い韓国産を宮城産と偽って販売していた仲買業者が、今シーズンは韓国産を使えないため、宮城産に業者が殺到しているからだ」と説明する。
広島産は例年より高値とはいえ、宮城産の方が依然として高く、宮城産を広島産として売れば赤字になる計算だ。それでも広島の業者は宮城産に触手を伸ばした。
「欠品分を罰金として科す量販店もあり、どうしても欠品は避けたい」と広島のある仲買業者。別の業者は「赤字を出しても、高い宮城産を広島産として売っている業者があってもおかしくない」と指摘する。
広島でも2年前に韓国産カキが広島産と偽装販売された疑いが浮上した。広島県が実態調査したが、偽装の確証は得られなかった。
宮城では「昨シーズンまでは量販店から予定外の発注がきても、断る勇気がなかったが、今シーズンは『無理なものは無理』と言える」(石巻の仲買業者)と、偽装問題を教訓に、身の丈に合った取引を心掛けようとしている業者が多い。「広島では偽装した業者が特定されず、業者が血を流していないから、偽装ルートが生き残っている」と広島の現状を批判する声もある。(河北新報)
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<自主回収>日本製粉の冷凍食品に賞味期限の表示ミス(11/9)
日本製粉は9日、「冷凍韓国風おやき」など冷凍食品の一部で、賞味期限の表示作業中にミスがあったため、自主回収すると発表した。製造地の中国とタイから輸入する際、商品を詰めた箱に賞味期限を本来より1年短くして表示していた。商品自体の品質に問題はないという。同社広報部は「管理徹底に努めたい」と話している。(毎日新聞)
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修学旅行生17人、食中毒で入院 /長崎(11/9)
県生活衛生課は8日、修学旅行中の埼玉県内の県立高校2年の男女19人がおう吐や下痢など食中毒の症状を訴え、うち17人が島原市などの病院に入院したと発表した。17人のうち15人は既に退院し、残る2人も近く退院できるという。
同課によると、修学旅行は総勢367人。5日に空路で長崎入りし、長崎市内の旅館に宿泊。6日から4グループの別行動となり、島原、佐世保、平戸各市と福岡県柳川市の旅館に泊まった。6日夜、島原市に宿泊したグループのうち8人が症状を訴え、他の3グループも調べると、症状を訴える生徒が相次いだ。
同課はグループ行動の前の食事が原因とみて調べている。(毎日新聞)
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<輸入キノコ>国の基準上回る放射能検出 健康への影響なし(11/8)
東京都健康局は8日、食品輸入会社「アルカン」(中央区)が先月23日にフランスから輸入したキノコ「ピエ・ド・ムトン」から、セシウム134・同137の放射能濃度が1キロあたり370ベクレルを超えてはならないとする国の基準を上回る590ベクレルを検出したと発表した。都は食品衛生法違反にあたるとして、同時に輸入した45キロの回収を同社に指示した。
ピエ・ド・ムトンはフランス料理に使われる卵色のキノコ。都によると、商品は全量がホテルやレストランに販売され、既に使われている可能性が高いが、「健康への影響はない」という。(毎日新聞)
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北区の保育園で食中毒 原因は給食 22人症状訴え(11/8)
京都市保健福祉局は8日、京都市北区大将軍坂田町、社会福祉法人京都保育センター「たかつかさ保育園」で、園児や職員ら22人が腹痛や下痢、発熱などの症状を訴え、うち6人からカンピロバクターを検出した、と発表した。
北保健所は、発症者のいずれもが園で提供した給食を食べていることや症状が類似していることなどから、同園の給食が原因の食中毒と断定、9日から3日間、同園の調理施設の使用停止を命じた。(京都新聞)
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仕出し弁当で110人が食中毒 魚津市などで−−県食品生活衛生課 /富山(11/8)
県食品生活衛生課は7日、新川厚生センター魚津支所管内で、仕出し弁当を食べた約110人が腹痛や下痢などの食中毒症状を訴えていると発表した。
同課によると、症状を訴えているのは弁当製造販売会社の仕出し弁当を食べた魚津市や朝日町など県東部の4事業所の従業員。6日夕方から7日朝にかけて下痢や腹痛を訴えたが、いずれも症状は軽く、現在は快方に向かっているという。同支所は6日昼に販売された弁当が原因とみて調査するとともに、同店を7日から3日間、営業停止処分とした。(毎日新聞)
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<食品衛生法>厚労省が改正骨子案 国、自治体の責任も明記(11/8)
BSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)や食品の偽装表示問題などを受け、食品衛生法の抜本的な見直しを進めていた厚生労働省は8日、改正骨子案をまとめた。「食品の安全を確保することにより、国民の健康を保護する」という目的を明記し、国、地方自治体の責任を明確にした「責務規定」を初めて定めるなど、1947年の公布以来、最も大規模な改正となる見通し。同省は次期通常国会が開かれる来年2月上旬にも、法案を提出する考えだ。
終戦直後に制定された現行法は、国全体の公衆衛生の向上を図る目的で制定されたが、改正骨子案は国民一人一人の健康保護を基本的な考え方としている。
このほか改正骨子案の主なポイントは(1)残留基準が定められていない農薬を含む食品も流通を禁じる「ポジティブリスト制」とする(2)現在使用が認められている「既存添加物」も、安全性に問題があるものはリストから削除する(3)厚労省が食品事業者に与える「総合衛生管理製造過程」(ハサップ)の承認制度を更新制とする(4)大規模な食中毒が起きた場合は、厚労相が都道府県知事に調査を行うよう指示できる(5)表示義務違反の罰金(現在30万円)の引き上げ――など。
このほか、現在は公益法人だけが指定されている輸入食品の検査機関に民間法人を活用したり、健康食品の虚偽・誇大広告を禁止する方針も盛り込んだ。目的の改正に伴い、法律名も「食品安全法」などとすべきか、今後論議を重ねるという。
厚労省はこの骨子案を近く同省ホームページに掲載。広く意見を募集するとともに、消費者団体などの意見を聞く場も設け、法案作成の参考にしたいとしている。(毎日新聞)
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修学旅行生が食中毒? 長崎市で13人入院(11/8)
長崎市食品衛生課は七日、九州に修学旅行に来ていた東京都内の私立高校二年生の男女十三人が発熱や吐き気など食中毒とみられる症状を訴え、同市内の病院に入院したと発表した。いずれも症状は軽く、快方に向かっているという。
同課によると、一行は教職員を含む約二百七十人で、十三人のうち一人は六日朝、十二人は同日夕に発症した。一行は五日昼、福岡県柳川市の食堂で食事。同日夜は佐賀県唐津市内の三つの旅館、ホテルに分宿、十三人は同じ旅館に宿泊していた。(西日本新聞)
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金沢市で飲食の学生23人が食中毒 北陸3県5大学の合唱サークル交歓会 /石川(11/6)
金沢市保健所は5日、先月26日に金沢市片町1の飲食店「串やん」(山崎成晃店長)で飲食した石川、福井、富山各県の5大学の学生男女23人が、ニワトリの腸内などにいる食中毒菌、カンピロバクターが原因と思われる食中毒症状を起こしたと発表した。
23人は、大学合唱サークルの交歓会に出席し、同店で鶏の手羽先などを食べ、26日から31日にかけて下痢、発熱、腹痛などの症状を起こした。うち14人が病院で手当てを受けた。入院した患者はいなかった。
同保健所は、同店を5日から2日間の営業停止処分にするとともに、施設内の清掃、消毒や従業員の衛生教育の徹底などを指示した。同店は今月2日から自主休業していた。(毎日新聞)
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松山町・佐藤牛乳大腸菌検出問題 工場内の消毒後、「手詰め」で混入? /山形(11/6)
松山町中牧田の「佐藤牛乳」(佐藤次郎代表)が製造した牛乳から大腸菌が検出された問題で、4日に大腸菌が検出された牛乳は、県や庄内保健所の指導に従い、工場内を消毒した後に製造したものだったことが5日、分かった。県は工場全体の衛生管理が不徹底だったとの見方を強め、工場の立ち入り調査や再消毒の指導をした。
県によると、従業員が手で合成樹脂製の容器をラインに乗せ、チューブから牛乳を流し込む「手詰め」という作業中、大腸菌が混入したとみている。県は同社を4日から5日間の営業停止処分にした。同社は5日までに計5116本の牛乳を回収した。
県保健薬務課は「工場の生産ラインを解体したうえで、消毒などの根本的な改善が必要だ」と厳しく指摘した。(毎日新聞)
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1日製造の牛乳から再度大腸菌、県が検出−−松山町 /山形(11/5)
松山町中牧田の「佐藤牛乳」(佐藤次郎代表)が製造した牛乳に大腸菌が混入していた問題で、県保健薬務課は4日、1日に製造された「みおん牛乳」を検査した結果、再度大腸菌が検出されたと発表した。庄内保健所は同社に4日から5日間の営業停止命令を出し、牛乳計167本の自主回収を指導した。(毎日新聞)
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安全でヘルシー、弁当コンテストで腕競う/首里東高校(11/5)
首里東高校(金城幸信校長)で恒例の校内弁当コンテストが10月28日に開かれた。今年は「食品の安全性」をテーマに、80人の生徒が挑戦。有機野菜を使った昆布イリチーなど、ヘルシー弁当が並んだ。最優秀賞には2年生の新垣美穂さん、野原詩菜さんが選ばれた。
今回は狂牛病や食品の不当表示、輸入野菜の残留農薬問題など「食への信頼」が揺らいだことから安全性を重視した弁当を課題にした。
審査は栄養のバランス、食材に着色料や添加材が使われていないか、有機野菜や減農薬野菜を使っているかなどをポイントにした。コンテストの事前学習として、有機野菜の栽培農家による講演なども行った。
同校家庭科の新垣智教諭は「野菜自体は無農薬でも、過去に使われた農薬が土に残る例もある。土づくりから始める有機野菜と無農薬野菜の意味の違いなど、食べ物に関心を持ってほしかった」と強調。最優秀賞の新垣さんは「講演などを聞いて、買い物の時も産地や添加物の表示に注意するようになった」と話していた。(琉球新報)
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<プロポリス>中国産を豪産と偽り日本で販売 豪の健康食品会社(11/4)
シドニーの健康食品販売会社「イクソン・トレーディング」が中国で製造させていたプロポリスドリンクをオーストラリア産と称し、日本へ輸出・販売していたことが、オーストラリア政府や厚生労働省などの調べで分かった。同政府は成分も98%は中国など他国産だったとして、産地偽装を禁じた同国の法律に違反していなかったか、調査を始めた。公正取引委員会も景品表示法違反(原産国の不当表示)の疑いがあるとみている。
この商品は99年から会員制販売されている「イクソンクラブ・プロポリスドリンク」。現在は全国約2万人の会員が東京都内の輸入代行会社を通じ、1箱(10ミリリットル瓶×10本)1万6000円で個人輸入している。代行会社の社長はイクソン社の女性役員の夫が務め、2月以降だけで10万本以上を輸入したという。
商品パンフレットには「Product of Australia」と記され、タスマニア島でしか採れないプロポリスやハチミツを中心に原料を配合し、シドニーの自社工場で商品化していると記載。新会員を多く紹介した会員に報酬を出す「ネットワークビジネス」と呼ばれる商法で、販売量を拡大してきた。
しかし、厚労省の調べでは、製品は北京の製薬会社で製造後、オーストラリアへ運ばれ、シドニーの工場で行われていたのはラベル張りや箱詰め程度だったという。
毎日新聞が入手した資料によると、00年12月、この製薬会社からイクソン社あてに、プロポリスドリンク1100カートンが船で輸出されていた。同年7月、同じ製薬会社名で「検験合格」と印刷された紙が製品の箱から見つかったとの会員の証言もあり、偽装は2年以上前から行われていた疑いがある。
また、在日オーストラリア大使館の担当官は「成分のうちオーストラリア産は2%だけで、残りは中国産などだった。本国の関係機関が産地偽装について調査している」と話している。
イクソン社は8月の自主検査で、プロポリスドリンクから抗生物質を検出。製品を自主回収し、オーストラリア政府の輸出品リストから登録を外した。しかし、9月末に「再検査の結果、抗生物質は検出されなかった」との文書を会員に郵送。自主回収を撤回し、新たに香港経由で出荷すると通知している。
毎日新聞の取材に、イクソン社は松下嘉之ゼネラルマネジャー名の文書で「プロポリスドリンクの流通停止とシドニー工場の閉鎖を決定しており、これ以上、質問に答える点はない」と、会員通知と食い違う回答をしている。(毎日新聞)
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藤沢のユータカラヤ製の「薫煙ベーコン」 基準の2倍の発色剤検出 /神奈川(11/2)
◇販売禁止、回収を命令−−県衛生部
県衛生部は1日、食肉製品製造業「ユータカラヤ」(本社・藤沢市、高木秀雄社長)が10月25日と30日、31日に製造した「薫煙(くんえん)ベーコン」から、国内の使用基準の最大2倍に相当する発色剤「亜硝酸根」を検出したと発表した。県は同社に対し、当該品の販売禁止と回収を命じたほか、製造日の異なる同種製品の自主回収も指導した。県では「食べても、ただちに健康被害に結びつくものではない」としている。
調べでは、同社が10月下旬の3日間に製造した同製品には、亜硝酸根が1キログラム当たり0・078〜0・14グラム検出された。食品衛生法の使用基準では、1キログラム当たり0・07グラムまでしか認められていない。亜硝酸根は主に赤色を鮮やかに発色させるために用いられる。
同製品は全体で954キログラム製造され、すでに514キログラムが流通した。県内14店と東京都内5店の直営店で量り売りされた。
県は「購入者は販売店に返品してほしい」と呼びかけている。(毎日新聞)
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給食食材の産地、HPで公表=「安全」への関心強く−名古屋市教委(11/1)
冷凍インゲンは中国産、牛肉は米国産−。名古屋市教育委員会は1日から、小学校の給食食材の産地を市教委のホームページ(HP)で公表する取り組みを始めた。BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)問題、食品表示偽装事件、残留農薬問題などで食品への関心が高まっているためで「政令市では初めて」(学校保健課)という。(時事通信)
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国産牛肉の給食使用自粛 県内は全面解除(11/1)
BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)問題で、県内でも相次いでいた学校給食での国産牛肉の使用自粛が、十月の献立から全面解除されたことが三十一日、県教委のまとめで分かった。自粛の続いていた飾磨郡夢前町が「そろそろ理解を得られると判断した」として解除した。一方、偽装事件で企業モラルが問われた雪印食品と日本ハムの製品では、神戸市や尼崎市など一部の自治体で使用の見合わせが続いている。
BSE問題では昨年九月、千葉県内で感染した最初の牛が見つかった。その後、新たな感染も判明。厚労省のずさんな対応も重なり、不安を訴える声が相次ぎ、ピーク時には全国で一万校を超える学校が給食での国産牛肉使用を見合わせた。
県内でも、伊丹市が昨年九月二十五日、最初の自粛を決定。その後、動きは広がり、昨年十月には、全体の八割に上る五十七市町の八百六校が使用を見合わせた。
牛の全頭検査を開始した国は昨年十月十八日「安全宣言」。これに合わせ県教委は自粛解除を市町教委に要請し、自粛は徐々に減少。今夏以降は夢前町が「保護者の理解が得られていない」として続けていたが、十月献立から解除した。
全国では現在も二十一都府県の二千三百二十四校が国産牛肉の自粛を継続している。
一方、今年に入り、雪印食品や日本ハムグループなど食肉メーカーの牛肉偽装が相次いで発覚。両社製品については、県内で神戸、尼崎の二市や数町が「信頼が十分に回復していない」(神戸市)などとして自粛を続けている。(神戸新聞)
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