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ISOとは、国際標準化機構(International Organization for Standardization)のことで、国際標準化機構の略称が、「ISO」で通称アイソ、イソ、アイエスオーと呼ばれています。
ISOは、1947年に設立された世界共通の規格等の設定を行うスイス民法に基づく民間の組織です。その設立の目的は、「商品とサービスの国際的な交換を容易にし、知識、科学、技術、経済に関する活動において、国際的な交流を助長するため、国際的な規模の標準化とこれに関するさまざまな活動を発展、促進すること」でした。
この目的のもと、ISOではこれまでに約1万件近くもの規格を発行してきており、規格の中には、「製品の規格」と、「経営管理組織や管理制度に関する規格」があります。現在、「経営管理組織や管理制度に関する規格」はISO9000シリーズ、ISO14000シリーズのみとなっています。
1947年にスタートしたときは参加国は15だったISOも、現在は80カ国以上の正規会員、20カ国以上の通信会員が参加しています。規模の大きな機関ですが、各国の政府や国連などは活動には関わっておらず、まったくの民間機関です。
★ISO9000シリーズとは
製品やサービスの品質向上を目的として、個々の製品等をチェックするだけではなく、それを作り出す体制も含めた品質管理システムの構築を規定したものです。顧客を満足させる品質を備えた製品やサービスを継続的に供給できる体制になっているか、そのために生産やサービスの提供がマニュアルどおり行われているか、などの項目を定めています。
設計・開発から製造、据え付けおよび付帯サービスまでを対象とした9001、そこから設計・開発部分を除いた9002、さらに付帯サービス等を対象外にした9003があります。
★ISO14000シリーズとは
企業が自主的に環境調和のレベルを向上させていく仕組みとして、96年9月に14000シリーズとして成立・発効されました。この14000という数字に特別な意味はなく、環境管理に関係するものが規格の14000番台にまとめられていることによります。この規格は現在5つのものが定められており、これらをISO14000シリーズと呼んでいます。これらの中核となっているものが、環境マネジメントシステム(EMS)の国際規格として定められたISO14001です。この規格は、企業が生産・提供する製品、サービスなどによって生じ環境負荷を低減させる活動を、継続的に推進するための自主的な仕組みづくりを定めたものです。具体的には、企業トップが環境方針を定め、それに基づく計画を立案し、実施運営し、その結果をチェックして、不都合があれば見直して次の行動を起こす、というサイクルを構築することを規定しています。認証・登録後は1年ごとに定期審査、3年ごとに更新審査が行われ、重大な不適合が見つかれば、登録の一時停止、さらには取り消しとなることもあります。
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